トヨタエンジン自動車ほぼゼロに

2015年10月15日（木）くもり

・政府・与党、2017年4月に消費税率10％に引き上げ、
　同時に食料品などに軽減税率導入する際、事業者の事務負担が少ない簡易版インボイス（税額票）導入検討。

・10月の月例経済報告、前月からの景気の変化示す現状判断、2014年10月以来、1年ぶりに引き上げ。
　9月の「一部に鈍い動きもみられる」から「一部に弱さもみられる」に下方修正。

・大和ハウス　<1925> ［終値3012.0円］大阪で初めて大規模な物流団地の開発に乗り出す。
　500億円投じて茨木市内の約47万平方メートルの土地に造成する。
　ネット通販の普及などで都市部で急速に高まる物流施設の需要取り込む。

　（日経1面）

・トヨタ　<7203> ［終値7188円］14日、2050年までにエンジンで走る自動車の販売ほぼゼロにする長期目標発表。
　ハイブリッド車（HV）や燃料電池車（FCV）の比率高めて新車の走行時の二酸化炭素排出量を10年比9割減らす。
　自動車の開発競争の中心がエンジンから電池や制御ソフトなど「電化技術」に移り、産業構造にも影響も。

・中国政府、英ロンドンで人民元建ての国債発行する準備に入った。
　中国本土・香港以外の海外市場での発行は初めて。習近平指導部が進める元の国際化の一環。

・三井不動産　<8801> ［終値3325.0円］グループが販売した横浜市都筑区の大型マンションが傾いている問題で、
　旭化成　<3407> ［終値917.7円］14日、
　子会社旭化成建材（東京・千代田）が請け負った杭の工事でデータの転用や加筆などの買い残があったと明らかに。
　マンションの補強や改修にかかる費用は旭化成建材が全額負担へ。
　国土交通省は14日までに、三井住友建設　<1821> ［終値109円］に対し、
　同社が施工したほかの物件で同様の不正がないか調査するよう指示。

・金融庁2020年めどに大手保険会社に国際的な資本規制適用する方針固めた。
　東京海上HD　<8766> ［終値4428円］など大手3損保グループと第一生命保険　<8750> ［終値1970.0円］の4社対象。
　他の大手生保が加わる可能性もある。
　保険商品や資産運用の見直しで契約者にも影響及ぶ可能性がある。

・日本生命保険、豪銀行大手ナショナル・オーストラリア銀行（NAB）傘下の生保事業買収することで大筋合意。
　買収額は2000億円台前半となる見通し。

・14日の東京株式市場で日経平均株価が前日比343円（1.89％）安1万7891円となり、7営業日ぶりに1万8000円割れ。
　下げを主導したのは新日鉄住金　<5401> ［終値2377.5円］やコマツ　<6301> ［終値1901.0円］など中国関連株。
　今後本格化する中国関連企業の4-9月期決算発表への懸念が台頭。

・欧米で二酸化炭素排出が多い石炭火力発電所を減らす動き加速。
　英政府は国内の全発電所閉鎖する検討へ入った。
　フランスは発電設備の輸出補償を取りやめる方針打ち出した。
　オバマ米政権も天然ガスや再生可能エネルギーへの移行進める。
　石炭火力の割合が増えている日本のエネルギー政策にも影響与えそうと。

・米9月の小売売上高前月改定値比0.1％増。プラスは7か月連続。市場予測平均（0.2％程度の増加）をやや下回った。
　自動車・部品販売が好調で全体押し上げた。

・米銀行2位バンク・オブ・アメリカ14日発表、2015年7-9月期決算、最終損益45億800万ドル（約5400億円）の黒字。
　事前予想を上回る。
　米銀4位ウェルズ・ファーゴ14日、7-9月期純利益は58億ドルで前年同期比1％増。

・タイで大規模太陽光発電所（メガソーラ）の産業集積が進む。
　同国最大手SPCG、京セラ　<6971> ［終値5661円］と組み、国内36か所で発電事業展開。
　SPCGは京セラ製パネルをほぼすべての発電所で合計110万枚使用。

・中国の電子商取引（EC）最大手、アリババ集団14日、
　政府系研究機関の中国科学院と共同で、次世代の暗号技術「量子暗号通信」の研究開発本格化すると発表。

・東洋ゴム　<5105> ［終値2395円］14日、鉄道車両や船舶などに使われる防振ゴムで不正があったと発表。
　材料試験省いたほか、虚偽のデータで出荷していた例も。18社に納入、合計8万7804個の製品で不正確認。
　東洋ゴムの性能偽装は3回目となり、免振ゴム問題で損なわれた信頼の回復はさらに遠のきそう。

・ジャパンディスプレイ（JDI）　<6740> ［終値365円］
　年内めどに中国・深圳に設計など手掛ける100人規模の開発拠点新設する。
　スマートフォン（スマホ）メーカーと共同開発進め顧客の要望をパネル設計に生かす。　

・電機大手が自動運転車の開発加速。
　日立　<6501> ［終値666.3円］歩行者の行動を先読みする技術開発、人工知能（AI）の関連技術で予測。
　三菱電機　<6503> ［終値1211.0円］人工衛星「準天頂衛星」などと連携したコンセプト車試験走行。　
　ソニー　<6758> ［終値3129.0円］車載カメラ専用のSMOS（相補性金属酸化膜半導体）センサー開発。
　星明りより暗い夜でも高画質で撮影ができ、自動運転の中核部品になりうる。12月にも量産へ。

・東芝　<6502> ［終値329.3円］
　米地熱発電大手オートマチック・テクノロジーズ（ネバタ州）と海外の地熱発電事業で提携。

・オリックス　<8591> ［終値1688.0円］
　宅配天然水の製造・販売大手のコスモライフ（兵庫県加古川市）200億円弱で買収。
　コスモライフは「コスモウォーター」のブランド名で首都圏中心に30万件以上の顧客に持つ。

・ダブルスコープ　<6619> ［終値2407円］
　リチウムイオン電池の主要材料となるセパレーター（絶縁材）を韓国で増産。
　韓国LG化学から生産設備取得するほか、自前でも生産ライン新設。投資額100億円。
　韓国工場の生産能力を2017年に現在の2倍以上に増やす。　

・信用買い残（9日申し込み）2日申し込み時点比1004億円減少、3兆1533億円。4か月ぶりの低水準。
　売り残は前週比582億円増、6043億円。

・日銀　<8301> ［終値44500円］14日、株価指数連動型上場投資信託（ETF）336億円買い入れ。
　買い入れは9/29以来、買い入れ額は前回の317億円より19億円増やす。
　2015年は年初から2兆5241億円買い入れており、年間予定額約3兆円に迫る。

　(日経新聞）

・世界の主要40都市対象とした「世界の都市総合ランキング」（2015年版）首位はロンドン。
　2位ニューヨーク、3位パリ、4位東京（8年連続4位）、上位10都市は昨年と同じ。

・中国国家統計局が14日、9月消費者車物価指数（CPI）
　前年同月比1.6％上昇となり、8月の上昇幅（2.0％）を0.4ポイント下回った。
　政府が掲げる通年平均の目標の3.0％を引き続き下回った。

・世界貿易機関（WHO）の紛争処理手続きの「最終審」に当たる上級委員会14日、
　中国が高性能ステンレス継ぎ目なし鋼管に課している反ダンピング（不当廉売）関税を協定違反とする
　日本と欧州連合（EU）の訴え支持する報告書公表。日欧の勝訴が確定。

　 (産経新聞)

・日立　<6501> ［終値666.3円］
　原子力発電所の廃炉作業で、放射線量の分布状況推測、安全に解体し効率的に撤去物搬出するシステム開発。
　作業の安全性向上、障害物との衝突リスク低減し、工期短縮できる。通常炉での利用目指す。

・フマキラー　<4998> ［終値433円］14日、
　農林水産省進める「農業女子プロジェクト」に参画して女性向け園芸製品を共同開発ると発表。
　30人で「素敵・未来・ガーデンプロジェクト」を組織して製品開発。

・コマツ　<6301> ［終値1901.0円］米国で、施工自動制御する建設機械の導入支援担う専門サービス員
　「テクニカルソリューションエキスパート（TSE）」の人員、現在の数十人から2015年度末に約2倍に増やす。
　13年以降販売始めた自動制御建機の販売が好調、TSE増員してサポート体制強化、拡販につなげる。

・日本精線　<5659> ［終値513円］水素ステーションで使用するバネ用ステンレス鋼線初受注。
　高圧水素環境下でも既存のステンレス鋼SUS304に比べ、高い強度とバネ特性発揮。

・日本ペイント　<4612> ［終値2404円］
　土木研究所（国立研究開発法人）とコンクリートのひび割れ発見しやすくする新塗装法開発。

　（日刊工業新聞）

・資生堂　<4911> ［終値2727.0円］自社農園スタート。「自然派」技術耕す。
　自社農園で化商品原料栽培。基礎研究強化、「世界で勝つ」　

・ブイ・テクノロジー　<7717> ［終値3830円］中国江蘇省昆山市に技術拠点開発する。
　年内に数十人規模で立ち上げ、顧客の液晶パネルメーカーなどへ技術サポートを担う。
　中国のパネルメーカー開拓する。

・もしもしホットライン　<4708> ［終値1117円］10/1「りらいあコミュニケーションズ」社名変更。
　ICT（情報通信技術）年10億円投資。

・ソフトバンク　<9984> ［終値6199円］14日、
　人工知能（AI）活用したウイルス対策ソフト開発する米ベンチャーサイバーリーズン（ボストン）に
　既存株主合わせて5900万ドル（約70億8000万円）出資。
　ソフトバンクの出資分は5000万ドル（約60億円）程度と。

・伊藤忠テクノ　<4739> ［終値2788円］農作物の残留農薬を自動判定するシステム開発。
　実証実験を2015年度中に始める。17年度の実用化目指す。
　人工知能（AI）が農作物に残った農薬の量推測、各国の規制に応じて輸出の可否判定する。　

・ジェイアイエヌ　<3046> ［終値4835円］独自センサー搭載したメガネ「JINS MEME（ミーム）」11/5発売。
　目の動きなどのデータから、眠気や疲れ、姿勢など把握。
　将来は発症前に病気の危険見つけ出し、予防講じる「先制医療」への活用目指す。

・米製薬大手ブリストル・マイヤーズスクイブ14日、
　小野薬　<4528> ［終値14210円］と開発したがん免疫薬オプジーボについて、
　末期患者の肺がん治療薬として米食品医薬品局（FDA）から承認受ける。
　幅広い種類の肺がんに使えるようになる。

　（日経産業新聞）

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株式分割

クリエイト・レストランツ・HD　<3387> ［終値2570円］2016年2/29 　1株→3株

新規公開株

銘柄 コード　　市場　　　発行株数　　公募価格　　主幹事証券　注目度

10/15　ＡｐｐＢａｎｋ <6177> マザーズ 1,485,80株　1200円 野村他 注目度 –

事業内容：スマートフォン向けアプリの紹介記事などを掲載するメディアサイト「AppBank.net」の運営、
自社アプリや動画コンテンツの提供、
スマートフォンおよびゲーム関連商材のEC（電子商取引）サイトの運営および店舗販売など

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（今日の一言）

海外ＮＹ株式市場は、続落。
小売り大手ウォルマート・ストアーズも通年売上高下方修正。
2017年に1兆円以上投資で、来期も減益との発表で、他の小売関連も軟調に。
ダウ工業株30種平均は5日ぶりの1万7000ドル割れ、S&P500種総合指数も5日ぶりに2000ポイント割れ。
ウォルマートだけでダウを44ドルほど押し下げと。

アップル（-1.41%）グーグル（-0.17%）ヤフー（-0.77%）フェイスブック（-0.05%）アリババ（-1.64%）
ネットフリックス（+0.46%）アマゾン・ドット・コム（-0.74%）バイオジェン（+0.29%）
ラッセル2000（-0.95%）HTG(ハイイールドファンド)（-0.07%）NBI（バイオテクノロジー株指数）（+0.89%）
（米国株の下落の予兆は小型株やハイイールドファンドからの資金流出から始まる傾向もあり価格追加）

3市場（NYSE、MKT、ナスダック取引所）出来高は約69億株、過去20日間平均約75億株を下回る。

欧州株式市場の主要3指数は続落。
中国の経済指標振るわず、関連企業の株価さえず。
企業決算が軟調なのも相場にとって売り圧力に。

東京株式市場で日経平均は大幅続落。2日間で547円（3.0％）安。
10/2以来の1万8000円割れ。
東証1部出来高は24億3433万株、売買代金は2兆4053億円。
騰落数は値上がり183銘柄、値下がり銘1678柄、変わらず39銘柄に。

米企業決算に対する警戒感と、米半導体のインテルの減収減益が相場に与える影響を警戒。
中国の経済統計軟調で、中国関連企業が売られる。

日銀　<8301> ［終値44500円］14日、株価指数連動型上場投資信託（ETF）336億円買い入れ。
買い入れは9/29以来、買い入れ額は前回の317億円より19億円増やす。
2015年は年初から2兆5241億円買い入れており、年間予定額約3兆円に迫る。
買い入れ金額を増やしたといういうことは、10/30にETF買い入れ額の増額を発表するのではないかといった声も。

トヨタ　<7203> ［終値7188円］14日、2050年までにエンジンで走る自動車の販売ほぼゼロにする長期目標発表。
ハイブリッド車（HV）や燃料電池車（FCV）の比率高めて新車の走行時の二酸化炭素排出量を10年比9割減らす。
自動車の開発競争の中心がエンジンから電池や制御ソフトなど「電化技術」に移り、産業構造にも影響も。

田中化研　<4080> ［終値1057円］リチウムイオン電池が主力。

ダブルスコープ　<6619> ［終値2407円］
リチウムイオン電池の主要材料となるセパレーター（絶縁材）を韓国で増産。
韓国LG化学から生産設備取得するほか、自前でも生産ライン新設。投資額100億円。
韓国工場の生産能力を2017年に現在の2倍以上に増やす。

三井不動産　<8801> ［終値3325.0円］グループが販売した横浜市都筑区の大型マンションが傾いている問題で、
旭化成　<3407> ［終値917.7円］14日、
子会社旭化成建材（東京・千代田）が請け負った杭の工事でデータの転用や加筆などの買い残があったと明らかに。
マンションの補強や改修にかかる費用は旭化成建材が全額負担へ。
国土交通省は14日までに、三井住友建設　<1821> ［終値109円］に対し、
同社が施工したほかの物件で同様の不正がないか調査するよう指示。

【コロ朝セミナー】にゲストでいらしていただけるSBI証券の藤本誠之さん、
ラジオNIKKEI｢この企業に注目！相場の福の神｣！毎週金曜14：30〜生放送コーナーが、11月から再開へ。
新スポンサーは、パシフィックネット　<3021> ［終値970円］。

プレスリリースが出ています。

http://www.prins.co.jp/ir/newsrelease/2015/_20151014-1.html
11月より、企業のマイナンバー制度対策をワンストップでサポートする「マイナンバー安心パック」の提供を開始。

今日から18日まで大変申し訳ございませんが、出張兼夏休みをいただきます。
大いに充電してこようかと思っております。

それでは出かけます。

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【コロ朝セミナー】特別編　相場の福の神参上

ゲスト出演：SBI証券藤本誠之氏

2015年11月7日（土）14：30〜16：50開催（開場　14：15）

中小型材料株中心に爆謄銘柄を探る。

東京・日本橋三越前　（限定25名）（満員必至お早めに）

ビデオダウンロードでもご覧いただけます。

詳細・お申込み⇒https://www.directform.info/form/f.do?id=3782
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株式投資セミナー ゴールデンコンビ復活！！

岡本昌巳VS大魔神　東京・秋の陣　2015（東京・日本橋）

2015年11月14日（土）14：20〜16：50　開催

講師：岡本昌巳氏＆大魔神氏　

ビデオダウンロードでもご覧いただけます。
詳細・お申込み⇒https://www.directform.info/form/f.do?id=3783
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ヘッジファンド運営
ミョウジョウ・アセット・マネジメント
最高経営責任者（CEO）菊池真氏講演

2015年11月21日（土）15：00〜16：50

日本の近未来を予見します。
為替についても解説。
ビデオダウンロードでご覧いただけます。
詳細・お申込み⇒https://www.directform.info/form/f.do?id=3784
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＜＜（株）アスリーム免責事項＞＞
● 本資料は、投資判断の参考となる情報の提供を唯一の目的としており、
特定の銘柄について投資勧誘を目的にしたものではありません。
本資料言及した銘柄や投資戦略は、投資に関するご経験や知識、
財産の状況および投資目的が異なるすべてのお客様に、一律に適合するとは限りません。
また株式・債券等の有価証券の投資には＜＜手数料等およびリスクについて＞＞
記載したとおり、株価・債券価格等の有価証券価格等の下落や
発行者の信用状況の悪化等により、投資元本を割り込むおそれがあります。
銘柄の選択、投資判断の最終決定は、お客様自身の判断で行なうようにお願いいたします。

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