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日本郵政も上限

2015年10月27日(火)曇り時々晴れ

・自動車大手業績拡大続く。北米好調、円安効果も。
 自動車の好調は部品や素材など幅広い取引先にとって恩恵へ。

 2015年4-9月期連結営業利益、富士重工 <7270> [終値4639円]前年同期比約5割増、
 マツダ <7261> [終値2363.0円]スズキ <7269> [終値3970円]も1〜2割増、そろって最高益更新。
 日産 <7201> [終値1244.5円]5割程度の増益で最高益に迫る。

・日本郵政 <6178> [IPO]売り出し価格仮条件の上限の1400円で決定。
 日本郵政グループ3社の合計の売り出し規模は1兆4362億円。
 1987年NTT <9432> [終値4575円]以来の大型民営化案件の上場に。

・常陽銀行 <8333> [終値644円]足利HD <7167> [終値508円]2016年秋にも経営統合する方向で最終調整に入った。
 株式交換方式で統合し、共同持ち株会社の下に2行がぶら下がる案が有力。11月中の基本合意目指す。
 統合後総資産は15兆円近く、業界3位の地銀グループに浮上。地銀の生き残りを賭けた再編が加速。

 (日経1面)

・国際通貨基金(IMF)11月中にも特別引き出し権(SDR)と呼ぶ準備通貨に中国の通貨・人民元の採用決める方針。
 元がドルやユーロ、円などとともに「国際通貨」として世界に認められることになり、中国にとっては大きな一歩に。

・総務省26日、料金の引き下げに関する2回目の有識者会議開いた。今回から携帯電話事業者加わり本格的な議論始まった。
 NTTドコモ <9437> [終値2337.5円]が長期利用者の優遇策強化表明、
 販売奨励金見直しについてはソフトバンク <9984> [終値6651円]から反論も。

・ブリヂストン <5108> [終値4420円]26日、米タイヤ販売店大手ペップ・ボーイズ(ペンシルバニア州)買収へ。
 TOB(株式公開買い付け)により8億3500万ドル(約1千億円)で全株取得。
 米国で約800点を持つ小売大手の買収で、同国の店舗数を3割増やし世界首位の座固める。

・11/4に東響証券取引所に株式を同時上場する日本郵政グループ3社の売り出し価格は、いずれも仮条件の上限で決まった。
 配当利回りの高さや純資産との比較で見た割安感が個人投資家の注目集め、
 事前の需要調査の段階で売り出し株数の5〜10倍の引き合いがあった。
 今後の焦点は上場後の株価に移る。

・ゆうちょ銀 <7182> [売り出し価格1450円]購入希望者は売り出し株数の5倍以上、
 かんぽ生命 <7181>[売り出し価格2200円]は10倍以上となり、
 両社株を買えなかった投資家の需要が日本郵政  <6178> [売り出し価格1400円]に流れ込み、
 ゆうちょ銀並みの需要になった模様。

・自民、公明両党の与党税制協議会27日、食料品などの税率低く抑える軽減税率に関する検討委員会再開。
 11月中旬までの合意目指す。

・世界の株式市場に投資マネーがジワリと戻り始めている。
 26日の日経平均株価は一時1万9000円回復、8/28以来、およそ2か月ぶりの高値を付けた。
 欧米・アジア株も値を戻している。

・愛媛県中村時広知事26日、四国電力 <9507> [終値2046円]伊方原子力発電所3号機(愛媛県)再稼働させることに合意。
 四国電は年明け以降に再稼働させたい考えで、
 新規制基準の下では九州電力 <9508> [終値1472円]川内原発(鹿児島県)に次ぐ2番手になる可能性が高く。

・円安・株高背景に、企業年金の財政状況が大幅に改善。
 あらかじめ約束した額を給付する確定給付型の企業年金で、
 積立金が膨らみ掛け金がいらなくなった年金が直近1年で26基金に上る。
 聞き取り調査実施、対象は約8200基金で、全体の6割。

・IT(情報技術)の巨人、米IBMの減収傾向に歯止めかからず。
 クラウドコンピューティングの普及で、
 IT機器とサービスやソフトウエアを一体で売る従来型のビジネスモデルが通用しにくくなっている。
 データ分析や人工知能分野に活路求める。

・欧州発の素材大手の大型M&A(合併・買収)が再び活発に。米中台頭、危機感後押し。

・11/1に迫ったトルコ国会(一院制、定数550)のやり直し総選挙、
 与党・公正発展党(AKP)の支持率伸び悩み、単独過半数うの確保は困難との観測広がっている。
 再び過半数割れに追い込まれれば、再選挙主導したエルドアン大統領のさらなる求心力低下は避けられず。

・インド自動車最大手スズキ <7269> [終値3970円]子会社マルチ・スズキ26日、新型小型車「バレーノ」をインドで発売。
 高級路線追いながら価格抑えた仕様で、7月に同国で立ち上げた上級店「ネクサ」で売る。
 新型車はインドで生産するスズキの世界戦略車で、日欧など世界100か国以上に輸出する計画。 

・トヨタ <7203> [終値7560円]26日、
 ダイハツ工 <7262> [終値1480円]と日野自 <7205> [終値1443円]含むグループ全体の
 1-9月期世界販売台数が前年同期比1.5%減の749万8000台と発表。
 9か月累計としては昨年に続き世界首位守った。通年の首位争いは混沌。

・シャープ <6753> [終値137円]26日、2015年4-9月期連結最終損益840億円の赤字(前年同期は47億円の黒字)発表。
 中国景気の減速でスマートフォン(スマホ)向け液晶パネルの販売が不振。
 16年3月期通期予想も公表している売上高と営業利益も下方修正。 

・米投資ファンドサード・ポイント、セブン&アイ <3382> [終値5375円]の株式取得。
 投資額や保有比率は明らかにしてないが、5%未満とみられる。

・サトーHD <6287> [終値2491円]デジタル印刷技術を持つ英データレース(チェシャー州)の株式30%取得。
 同社が持つレザーを当てると発色して高画質な印刷できる顔料をアジア・オセアニア地域で独占販売。

・日本フードサービス協会26日、9月の外食売上高(全店ベース)前年同月比1.6%増と3か月連続で増加。
 ファミリーレストラン4.0%増と好調維持、ファストフードも0.3%増、居酒屋は7.3%減と前年割れ続く。

・小野薬 <4528> [終値14840円]2015年4-9月期連結純履歴前年同月比3.6倍、119億円。従来予想は1.9倍の62億円。 
 昨年販売始めたがん免疫薬「オプジーボ」が国内外で好調。
 16年3月期通期業績予想は11/4決算発表時に改めて発表。

・政府公的機関のサイバー攻撃対策の一環として、
 東京五輪が開かれる2020年までに98ある独立行政法人(独法)のインターネット上の通信履歴を、
 24時間監視する体制つくる。
 サイバー攻撃が見つかればウイルス駆除などの緊急対応を取る体制敷き、府以外を最小限に食い止める。

 (日経新聞)

・米地質調査所(USGS)アフガニスタン北部で26日、マグネチュード(M)7.5の地震、
 首都カブールのほか、パキスタンやインドの首都ニューデリーなど広い範囲で揺れが観測された。
 アフガニスタンで少なくとも51人、パキスタンで130人死亡。

・長引く原発停止で大手電力の火力燃料費は増加。
 経済産業省試算、大手電t力の燃料費の増加額は、2015年度までの5年間累計で14.7兆円に達する見込み。
 大手電力は燃料費を電気代に反映させており、人口数で割ると国民1人当たり12万円強の負担となる。

・日本郵政グループ3社の株式売り出し価格出そろう。仮条件の上限で決まり、投資家の根強い需要反映。
 売り出し価格を基にした年間配当利回り、
 ゆうちょ銀 <7182> [売り出し価格1450円]3.45%、かんぽ生命 <7181>[売り出し価格2200円]2.55%、
 東証1部平均配当利回り(1%台後半)と比べ高い。成長性が課題。

・財務省26日、財政制度等審議会開き、
 全国の公立小中学校の教職員定数について2024年度までの9年間で約3万7千人削減する案示す。
 文部科学省は削減方針に対し「言語道断」と猛反発。
 
・川崎市の介護付き有料老人ホームで入居者3人が転落死した問題で、
 同じ系列会社が運営する千葉県内の老人施設でも、男性入居者2人が相次ぎ転落死。
 両施設はいずれも介護サービス大手メッセージ <2400> [終値2890円]が運営。

  (産経新聞)

・パナソニック <6752> [終値1419.5円]2016年に、サーボモーター・アンプを遠隔地から監視し、
 パラメーターの調整や不具合修正するIoT(モノのインターネット)サービスの提供開始。
 遠隔地の危機を監視のみならず、調整もできるサービスは珍しい。海外での利用も見込む。 

・DMG森精機 <6141> [終値1791円]2017年めどに独DMG MORIのイタリア工場(ベルガモ市)で
 DGM森精機ワシノ(奈良県大和郡山)の小型精密NC(数値制御)旋盤の生産始める。
 高精度武器に欧州で拡販。相互生産拡大し、相乗効果に結びつける。

・セイコーエプソン <6724> [終値2117円]
 電池寿命従来品比最大2倍に延ばせる32ビットマイコンのサンプル出荷始める。

 (日刊工業新聞)

・千代田化工 <6366> [終値949円]陸から海に進出。
 12月シンガポールの海洋開発会社子会社に1億8000万ドル(約220億円)出資、海底に眠る資源取り出すプラント関連工事。
 「陸の王者」が海でも存在感示せれば成長力に磨きがかかる。

・パナソニック <6752> [終値1419.5円]NTT <9432> [終値4575円]など14社・団体26日、
 コンソーシアム(共同事業体)結成、訪日外国人の利便性高めるための音声翻訳技術開発へ。

・NTT <9432> [終値4575円]通常の会話が聞き取れないほどの大きな騒音の下での使える
 ヘッドセット(マイク付きイヤホン)開発。年内発売、1年間で2万台の販売目指す。 

 (日経産業新聞)

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公募・売り出し価格

日本郵政 <6178> [IPO]1400円 

新規公開株

銘柄 コード  市場   発行株数  公募価格  主幹事証券 注目度

10/27パートナーエージェント 6181 マザーズ 662,400株 1260円 日興他 注目度 B

事業内容:結婚情報サービス

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(今日の一言)

海外NY株式市場は、まちまちで一服といったところでしょうか。
原油価格の下落で、エネルギー株が売られる。
アップルが決算控えて大きく売られるものの、ナスダック総合株価指数は小幅ながらも3営業日続伸。

アップル(-3.19%)グーグル(+1.54%)ヤフー(+0.69%)フェイスブック(+1.55%)アリババ(+0.97%)
ネットフリックス(+3.00%)アマゾン・ドット・コム(+1.60%)バイオジェン(-0.86%)
ラッセル2000(-0.56%)HTG(ハイイールドファンド)(-0.10%)NBI(バイオテクノロジー株指数)(+0.82%)
(米国株の下落の予兆は小型株やハイイールドファンドからの資金流出から始まる傾向もあり価格追加)

3市場(NYSE、MKT、ナスダック取引所)出来高は約61億株、過去20間平均約73億株を下回る。

欧州株式市場の主要3指数はまちまち。
サイバー攻撃の被害にあったトーク・トークは12.3%安と売り込まれた。
産業用金属価格や原油価格下落でコモディティ関連株が売られる。
ドイツ業況指数が予想ほど悪くなく、独DAX指数は横ばいながら、4営業日続伸で取引を終えた。

東京株式市場で日経平均は8/31以来、約2か月ぶりに1万9000円台回復も引けでは維持できず。
東証1部出来高は18億1051万株、売買代金は2兆1253億円。
騰落数は値上がり1252銘柄、値下がり519銘柄、変わらず132銘柄に。

日経平均25日移動平均乖離がプラス4.7%(プラスマイナスかい離が5%超で天井底値圏の目安)、
東証1部騰落レシオ(25日移動)は131.85%と過熱圏と言われる120%超となってきて、一時的な警戒感も・・・

『相場の福の神』SBI証券の藤本誠之さんの日刊ゲンダイのコラムには、
ハウスドゥ <347> [終値2130円]が載っておりました。
リースバック事業が大人気。

今日から米連邦公開市場委員会(FOMC)そして30日日銀金融政策決定会合があり、「いけいけどんどん」とはいけない雰囲気。
ただ毎年10月の最終週は、米国の投資ファンドの解約防ぐため米国株を上げたい意向も働きそうではあります。

パナソニック <6752> [終値1419.5円]NTT <9432> [終値4575円]など14社・団体26日、
コンソーシアム(共同事業体)結成、訪日外国人の利便性高めるための音声翻訳技術開発へ。
フュートレック <2468> [終値527円]の関連会社みらい翻訳(東京・港)参加。

どちらに転ぶかはわかりませんが、日経1面に、
『メタップス <6172> [終値2147円]6月発行始めた同社の電子商取引(EC)サイト専用の仮想通貨
「SPIKEコイン」利用する企業は1万社に迫る。持っているだけで年1%づつコイン増える特典武器に
「5年以内に数兆円規模の経済圏つくる」(佐藤航陽社長)。同社指南役に竹中平蔵元金融相。』
怪しさもありますが、わけのわからない爆発力も発揮するかもしれません・・・ 

NISAで一つ二つ買ってみたいようにも思えますが・・・

欧州市場で、サイバー攻撃の被害にあったトーク・トークは12.3%安と売り込まれた。
企業もサイバー攻撃されると思わぬ被害拡大もありうるとのことで、もっとサイバーセキュティー関連が注目されても・・・
FFRI <3692> [終値9030円]が動きませんねぇ・・・

株式アナリスト・櫻井英明さんのコラム日刊ゲンダイで倍返し株はこれだ Part2
「今だけチャンス! 大化け中小型株」トーエル <3361> [終値651円]が載っておりました。
ハワイアンウォーターで知名度アップ。

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ヘッジファンド運営
ミョウジョウ・アセット・マネジメント
最高経営責任者(CEO)菊池真氏講演

2015年11月21日(土)15:00〜16:50

日本の近未来を予見します。
為替についても解説。
ビデオダウンロードでご覧いただけます。
詳細・お申込み⇒https://www.directform.info/form/f.do?id=3784
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馬渕治好の世界から見た株式金融市場

【2016年の世界金融市場の見通し】

講師:馬渕治好 (ブーケ・ド・フルーレット代表)

2015年12月5日(土) 14:30〜16:50予定(開場14:00)(東京・日本橋)開催

ビデオダウンロードでもご覧いただけます。
詳細・お申込み⇒https://www.directform.info/form/f.do?id=3021
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東京株式セミナー・櫻井英明氏

『2015年株式劇場 終わり良ければ総て良し!!』 

2015年12月12日(土)15:00〜16:50

東京・日本橋三越前 近甚(キンジン)ビル2F 

限定25名。(お早目に)

櫻井英明さんの取材力と推理・想像の合わせ技、ご期待ください。

ビデオ・ダウンロードでもご覧いただけます。
詳細・お申込み⇒https://www.directform.info/form/f.do?id=3786
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