
MRJ無事初飛行
- 2015年11月12日
- 株式投資・経済ニュース全般
2015年11月12日(木)曇りのち晴れ
・ミャンマーでアウン・サン・スー・チー党首率いる最大野党、国民民主連盟(NLD)が政権奪取確実に。
テイン・セイン大統領11日「平和的に政権を委譲する」との声明発表、政権交代認めた。
・環太平洋連携協定(TPP)の発効にらみ、国内物流大手が野菜や魚など国産の農水産物をアジアに運ぶ事業拡大。
日本郵便、日本航空 <9201> [終値4725円]と組み、2013年から展開している冷蔵した荷物扱う郵便局2割増、100局超へ。
ヤマト運輸 <9064> [終値2372.5円]全日空 <9202> [終値378.7円]と組み「国際クール宅急便」展開。
日本郵船 <9101> [終値329円]グループは鮮度保つ特殊な船便始めた。
・自民、公明両党11日、一部商品の消費税率低く抑える軽減税率制度巡り、
簡易な経理方式である「みなし課税」認める対象を、売上高5000万円以下の事業者とする方向で検討へ。
たたき台来週にもまとめる方針。
・農林水産省、農産物の値下がりによる農家の収入減少補償する「収入保険」の詳細固めた。
実際に年収が下がった場合、過去5年間の平均年収の8〜9割の金額に達するよう保険金で補てんする。
保険料は国が半分程度負担する方向。新保険は農家が過去5年の平均収入の5%程度の保険料を支払い、
対象年度の収入が平均収入の9割下回れば、下回った金額の90%の保険金受け取れる。
(日経1面)
・中国国家統計局11日発表、10月の主要経済統計から、生産や投資が振るわず、景気の下振れ圧力が依然として強い実情に。
製品価格の下落が生産の減少や投資の鈍化招き、景気をさらに下押しする悪循環続く。
中国経済にデフレの足音が聞こえ始めた。
10月の工業生産前年同月比5.6%増と伸びが前月比0..1ポイント縮小。
10月の卸売物価、5.9%下落と44か月連続で前年下回る。
・政府11日、経済諮問会議で、国内総生産(GDP)を600兆円まで増やす目標の達成に向けた緊急対策について議論。
法人実効税率について、現在32.11%から「早期に20%台に下げる道筋つける」と安倍晋三首相改めて強調。
目標達成に向け企業の投資や賃上げを後押しする姿勢示した。
・ビール世界最大手アンハイザー・ブッシュ・インベブ(ベルギー)11日、
2位のSABミラーを710億ポンド(約13兆円)で買収することを正式決定。2016年後半に完了する見通し。
独占禁止法に抵触することを回避するため、SABが米国に持つ合弁会社の株式を120億ドル(約1兆5千億円)で売却。
・ポルトガル議会(定数230)10日、コエリョ第2次内閣の経済政策計画を反対多数で否決。
事実上の不信任案で、憲法の規定によりコエリョ内閣は総辞職。
「反緊縮」路線なら他国に影響も。
・ミャンマー国民民主連盟(NLD)で政権主導するアウン・サン・スー・チー党首、
「大統領に権限はなくすべて決めるのは自分」と述べ、波紋。憲法無視にスー・チー氏に批判浴びる可能性も。
・10月の新車販売台数、前年同月比11.8%増の222万1600台。2桁増は昨年12月以来、10か月ぶり。10月から始めた小型車減税が効く。
・横浜市の傾斜マンション建設した三井建設 <1821> [終値121円]11日、問題発覚後初の記者会見。
杭打ち工事について「申し合わせ通りにやってくっれると思ったが裏切られた」と永本芳生副社長。
旭化成 <3407> [終値751.9円]関係者は「(三井住友建の)設計ミスがあったのでは」との見方示す。
関係会社間で責任の所在巡る欧州が激化。
・パナソニック <6752> [終値1407.0円]津賀一宏社長、2018年度めどに海外売上高を14年度比5割増の6兆円に引き上げる方針。
18年度連結売上高を10兆円と14年度比3割増やす方針。
・中外薬 <4519> [終値4145円]エーザイ <4523> [終値7918円]など製薬会社が、がん免疫療法による新薬の開発に乗り出す。
中外は肺がん治療薬の製造販売を来年にも厚生労働省に申請、エーザイも米国で新薬の臨床試験(治験)始めた。
小野製薬 <4528> [終値17975円]米ブリストル・マイヤーズスクイブはがん免疫療法薬「オプジーボ」日本で発売。
・ウエストHD <1407> [終値711円]太陽光発電所の中古設備と運営権の売買仲介するオークション始める。
長期で安定的な運用望む投資家に収支の試算ソフト提供し、取引しやすくする。
・島津 <7701> [終値 1895円]11日、米ボーイングの次世代小型機「737MAX」などに3部門を納入すると発表。
同機は小型機で最高水準の燃費誇り、すでに世界で約2800機超える受注。
今後10年間で3部門で50億円の売り上げ見込む。
・NEC <6701> [終値387円]11日、
グループ全体で約500人いる人工知能(AI)関連の人員を、5年後の2020年までに2倍の約1000人まで増やすと発表。
・ワタミ <7522> [終値824円]「食」への回帰で業績の立て直しを急ぐ。
2015年4-9月期決算連結最終損益20億円の赤字と当初予想の5億円の赤字から大幅悪化、厳しい経営状況が浮き彫りに。
「脱アルコール」新型店の開発などに本格的に取り組む考え示す。
・日本マクドナルド <2702> [終値2825円]2015年1-9月期連結決算、最終損益が292億円の赤字。
前年同期(75億円の赤字)から赤字拡大。客離れ取り戻せず。
・日本株上昇に息切れの兆し。決算発表が終盤、日本郵政グループ3社の上場も無事通貨。
需給支えてきた外国人の買い戻しが収束すれば、当面は日本株を押し上げる大きな要因が見当たらなくなる。
膠着相場の始まりになるかもしれない。
・裁定取引に伴う現物株の買い残(期近・期先合計 11/6申し込み)2兆6916億円 前週比1525億円増、6週連続で増加。
・信用評価損率(11/6現在)10.69% 前週比0.88ポイント低下。3週ぶり悪化。
・貴金属のプラチナ相場が下落。
指標となるニューヨーク先物は11日時間外取引で1トロイオンス900ドル近辺で取引され、1か月ぶりの安値水準。
生産国である南アフリカ共和国通貨ランドが下落、供給増観測が膨らみ、売りに拍車かけた。
・11日の東京株式市場では、三菱航空機(愛知県豊山市)開発国産ジェット機「MRJ」の試験飛行成功受け、航空機関連株に買い。
親会社三菱重工 <7011> [終値625.8円]の株価一時4%高、ジャムコ <7408> [終値4100円]も一時、9%高(4250円)に。
ナブテスコ <6268> [終値2563円]東レ <3402> [終値1127.0円]も買われるなど、航空機関連銘柄への買い広がる。
・ジャスダック市場へマネーが回帰。
日経ジャスダック平均株価11日まで4日続伸、8/21以来2か月ぶりの高値に。
売買代金も前日比18%増の766億円と、2か月ぶりの多さ。
菊池製作所 <3444> [終値1337円]上昇率28.92% タツモ <6266> [終値1949円]25.82%
アイビー化粧品 <4918> [終値313円]22.26% 昭和真空 <6384> [終値720円]16.1% セック <3741> [終値3780円]13.85%
・穀物の国際価格一段と下落。シカゴ先物価格は時間外で大豆が約1か月半ぶりの安値、トウモロコシは一時約2か月ぶりの安値。
米農務省が11月の需給報告で収穫量上方修正、先行きの需給緩和懸念が強まった。
(日経新聞)
・国産旅客機MRJ初飛行。YS-11以来、53年ぶり。MRJの成否は、航空産業を我が国の新たな基幹産業とするための第一歩。
初号機は2017年4〜6月にANAHD <9202> [終値378.7円]に納入される予定。
・キャメロン英首相、欧州連合(EU)に対し、英国が求める改革案発表し、加盟各国に送付。
首相は2017年末までにEUから離脱するか、残留するか問う国民投票実施する意向。「離脱やむなし」と揺さぶりかける。
・中国上海市の総合商業グループ、上海豫園旅游商城は11日、北海道のスキーリゾート、星野リゾートトマム(占冠村)を買収。
トマムの株式100%を星野リゾート(長野県軽井沢町)などから183億円で取得。
(産経新聞)
・エンジニアリング専業2社11日決算発表。業績の先行指標となる受注額がまだら模様。
日揮 <1963> [終値2017円]受注高629億円で着地。通期計画に対する進捗率は8.4%と苦戦。
千代田加工 <6366> [終値942円]進捗率は57.8%と堅調に推移。液化天然ガス(LNG)案件の有無が明暗分ける。
受注残高、日揮1兆4096億円、千代化は1兆3267億円と依然として高水準。
・工作機械主要8社10月受注前年同月比7.9%減、442億7400万円となり2か月連続前年割れ。中国、北米の減少が目立つ。
内需増加は27か月連続、外需減少は3か月連続。
・普通鋼電炉14社、2014年4-9月期連結決算、原料の鉄スクラップの価格急落で13社が経常増益または経常黒字転換果たす。
通期見通し公表した12社のうち7社が期初予想から経常、当期利益上方修正。
・塗料大手4社、2014年4-9月期連結決算、全社増収経常増益。
日本ペイント <4612> [終値2753円]売上高前年同期比2.1倍。合弁会社8社連結子会社化、1355億円の増収効果。
各社造船市場回復で船舶用塗料の売上高が伸長。
・国内の太陽電池市場の減速鮮明に。
シャープ <6753> [終値129円]2015年4-9月期の太陽電池の販売量は前年同期比半減、
京セラ <6971> [終値5896円]太陽電池の売上高が減少、パナソニック <6752> [終値1407.0円]同28%の減収。
・ノジマ <7419> [終値1735円]
携帯販売会社のITX除く連結売上高総利益率を現行の約25%から2、3年以内に家電量販店トップレベルの29%に引き上げる方針。
自社社員によるコンサルティングセールス展開する同社に追い風と。
(日刊工業新聞)
・LINE(東京・渋谷)とスタートトゥデイ <3092> [終値3935円]11日、近距離無線端末「ビーコン」活用した事業で業務提携。
ネットと実店舗連携させる「オム二チャネル」推進。対話アプリに商品情報。
・富士フイルム <4901> [終値4981円]再生医療子会社米セルラー・ダイナミックス・インターナショナル(CDI)、
iPS細胞移植して体の機能回復させる「細胞医療」事業拡大。2017年にも米国で臨床試験(治験)始まる。
・日本ゼオン <4205> [終値979円]
徳山工場(山口県周南市)で建設進めていた高機能炭素素材「カーボンナノチューブ(CNT)」の量産工場が完成、稼働始めた。
量産で1キログラム当たり2億5000万円だった単層CNTの生産コストを1000分の1以下とする目標掲げる。
・島津 <7701> [終値1895円]クラウド活用し工場などから出る排水の水質を24時間遠隔監視するサービス始めた。
(日経産業新聞)
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第三者割当
京都ホテル <9723> [終値920円]70万2400株 854円 11/27 割当先 日本政策投資銀行 池田泉州銀行
大塚家具 <8186> [終値1670円]10万4400株 1709円 処分日11/30 処分先 日本マスタートラスト信託銀行
公募・売り出し価格
ロゼッタ <6182> [IPO]695円
ベルシステム24 <6183> [IPO]1555円
TOB(公開市場買い付け)
ウライ <2658> [終値161円]買い手モスト・ユー(代表取締役はウライ会長) 買い付け価格 270円 期間 11/12〜12/25
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(今日の一言)
海外NY株式市場は、下落。
ベテランズデーのため債券市場は休場、株式市場も方向感を欠く中、引けにかけて下落した。
アップル(-0.57%)グーグル(+0.97%)ヤフー(-1.79%)フェイスブック(+1.02%)アリババ(-1.94%)
ネットフリックス(+0.14%)アマゾン・ドット・コム(+2.06%)バイオジェン(-1.12%)
ラッセル2000(%-0.81)HTG(ハイイールドファンド)(-0.24%)NBI(バイオテクノロジー株指数)(-1.42%)
(米国株の下落の予兆は小型株やハイイールドファンドからの資金流出から始まる傾向もあり価格追加)
3市場(NYSE、MKT、ナスダック取引所)出来高は約62億株、過去20日間平均約71億株を下回る。
欧州株式市場の主要3指数は上昇。
東京株式市場で日経平均は6日続伸。
6日続伸は9/30〜10/7以来。
東証1部出来高は21億3534万株、売買代金は2兆4447億円。
騰落数は値上がり1243銘柄、値下がり557銘柄、変わらず112銘柄に。
今日はもみ合いの展開でしょうか・・・
今日は「これ!!」といった記事が見つかりませんでした。
短期的な押し目があってもおかしくないようなところです。
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