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10月訪日客44%増の182万人

2015年11月19日(木)雨のち晴れ

・中国景気減速の影響で、資源や素材の値下がり加速。
 銅は先週末比5%下げ6年半ぶりの安値。鋼材も年初比35%下落。
 ニッケル、亜鉛も過去6〜7年間で最安値水準に沈む。
 原油の下げも大きく、中東産ドバイ原油は7年ぶりの安値に。
 商品の代表的な国際商品指数は13年ぶり低水準。
 中国発の素材デフレは世界の物価に下押し圧力となっている。

・フランス治安当局18日未明(日本時間同日午後)パリ郊外サンドニで、
 13日発生したパリ同時テロの首謀者の潜伏先とみられる拠点制圧作戦実行。
 容疑者2人死亡、容疑者7人拘束。

・フランス政府18日、非常事態の期間を3か月延長へ。19日下院、20日に上院で審議。

・パナソニック <6752> [終値1404.5円]2017年度めどに鮮明な画像が特徴の有機ELテレビを国内で発売。
 65型で100万円を切らない価格になる見通し。

・インドのアルン・ジャイトリー財務相、日経新聞社のインタビューで
 2016年度(16年4月〜17年3月)成長率が6年ぶりに「8%以上に達する」と表明。

・厚生労働省、2016年度から割安な後発医薬品(ジェネリック)の公定価格をさらに下げる検討へ。
 新たに売り出す後発薬の価格は新薬の6割が原則、これを5割に引き下げる方向。

 (日経1面)

・パリ同時テロの影響が日本の航空・旅行業界に広がっている。
 旅行中止の動きが相次ぎ、
 全日空 <9202> [終値363.5円]日本航空 <9201> [終値4531円]のパリ路線の搭乗率が低下。
 全日空のパリ路線この時期の搭乗率は平均80%前後。テロ発生後キャンセル相次ぎ50%前後になった。
 国際線の採算ラインとされる70%大きく下回る。
 日航のパリ路線もテロ後、平均搭乗率は通常85%前後から65%前後に落ち込む。

・環太平洋経済連携統計(TPP)への参加表明する国が相次ぐ。
 TPP参加12か国がマニラで首脳会議開いた18日、フィリピンアキノ大統領が参加の意向表明。
 韓国やインドネシアも表明済みで、参加国の拡大に弾み。
 中国やロシアはTPP批判で足並みそろえ、通商外交の綱引きは激しく。

・テルモ <4543> [終値3965円]JCRファーマ <4552> [終値2901円]18日、
 それぞれ開発した再生医療製品が保険適用の承認受けた。
 いずれも公定価格は1400万円前後。保険適用されるため患者負担は最大でも数十万円で済む。

・政府はパリ同時テロを受け、テロの未然防止に向けた対策の強化に乗り出した。
 国際テロに関する情報収集の専門チームの発足を当初想定していた来年4月ごろから2月にも前倒し。
 入国審査官増やし、地方空港に重点的に配置。
 日本人の出入国審査は顔認証使った自動化ゲート活用する一方、入国審査官を外国人の審査にあてる。

・国土交通省、道路建設などの公共工事で、
 受注企業に小型無人機(ドローン)や自動制御のショベルカーなど、最先端技術の利用義務付ける検討へ。
 工事の効率上げて費用抑制、将来位の労働力不足にも対応する狙い。
 2016年度にまず2割、20年度にはすべての案件義務化の対象へ。

・横浜銀行 <8332> [終値766.9円]京都銀行 <8369> [終値1198円]七十七銀行 <8341> [終値664円]
 北海道銀行 <8377> [終値271円]の各行は2016年秋から、海外で発行されたクレジットカードやキャッシュカードで
 日本円を引き出せるATMの設置始める。外国人観光客の利便性高める。

・日本政府観光局(JNTO)18日発表した10月の訪日客数、
 前年同月比44%増の182万人と、単月で最高の7月(191万人)に次ぐ水準。
 国・地域別では中国が前年同月比倍となる44万5千人で首位。韓国や台湾など他のアジア各国の伸びも目立った。
 1〜10月の全体の訪日客数は1631万人と年間で最高だった昨年(1341万人)をすでに上回っている。

・日銀 <8301> [終値44050円]18日、2日間の日程で金融政策決定会合で、景気や物価の情勢の点検へ。
 景気の基調判断は「緩やかな回復」で据え置く方向。19日午後黒田東彦総裁が記者会見。

・過激派組織「イスラム国」(IS)への攻撃が強まっている。
 すでにISを攻撃している米仏ロに加え、英国もシリア領内への空爆に踏み切る方針。 

・10月の米住宅着工件数、約106万戸(年率換算)と、前月改定値比11.0%減少。市場予測(117万戸程度)も下回る。
 前年同月比では1.8%減少。先行指標である許可件数は115万戸で、同4.1%増。

・中国国家統計局18日、主要70都市の10月の新築住宅価格動向、価格が前月比で上昇したのは27都市と、9月比12都市減。
 在庫が過剰となっている地方都市で下落が目立った。一方、上海や北京など大都市は上昇が続いた。

・積水ハウス <1928> [終値2067.0円]2018年度までに約3000億円投じ米国の住宅事業拡大。
 大都市の郊外43か所で住宅開発進めるほか、4都市の都市部で賃貸マンション建設。
 18年度には米国事業の営業利益が14年度比約4倍の200億円となり、海外事業の利益全体の5割以上稼ぐと見込む。

・加賀電子 <8154> [終値1848円]UKCHD <3156> [終値2696円]18日、持ち株会社方式による経営統合で合意。
 2016年10/1に統合完了する予定。新社名加賀UKCホールディングス。

・富士通 <6702> [終値595.0円]シンガポール政府が初めて設ける国立のスーパーコンピューター設備の構築受注。
 受注額は4520万シンガポールドル(約39億円)。通信や医薬、膨らむ需要。 

・TSIHD <3608> [終値898円]アジアでネット通販事業始める。
 まずシンガポールとマレーシア、香港の3か国・地域で展開する。

・4日に同時上場した日本郵政グループ3社の株式に個人の長期資金向かっている。
 少額投資非課税制度(NISA)通じた買い付け額は、大手証券5社で約820億円、買い付け件数は約28万件。
 NISA使った投資家の多くは売りを出しておらず、株価の下支え効果見込めそう。

・信用評価損益率(11/13申し込み時点)マイナス9.86%、前週比0.83ポイント改善。2週ぶりの改善。

・裁定取引に伴う現物株の買い残(期近・期先合計 11/13申し込み)3兆313億円 前週比3397億円増、7週連続で増加。

・ロスアンジェルス自動車ショー17日開幕。
 米国では環境車に加え、IT(情報技術)との融合に力入れる自動車メーカー増加。
 ベンチャー企業、自動運転で使うセンサーやスマートフォン使った事故防止などの技術披露。

 (日経新聞)

・パリ同時多発テロで、フランスがイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」に対する攻撃で、
 ロシアとの協力に乗り出す。オランド大統領は24日オバマ米大統領、26日プーチン露大統領と会談する。

・シャープ <6753> [終値120円]国内外の全社員に自社製品の購入要請する「シャープ製品愛用運動」始める。
 購入目安、役員クラスは20万円、管理職は10万円、一般社員は5万円に設定。購入額の2%を還元。

・ホンダ <7267> [終値4004円]子会社は開発進める小型ビジネスジェット機「ホンダジェット」
 早ければ、年内にも顧客に引き渡される。

  (産経新聞)

・アジア太平洋経済協力会議(ASEAN)の閣僚会議に先立ち、
 日米など12か国による環太平洋経済連携協定(TPP)の首脳会合が18日開かれた。
 10月の大筋合意以来初の首脳会合、各国で国内手続きを早期にまとめることでも合意も、具体的な時期は示されず。

・愛知製鋼 <5482> [終値532円]ハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV)の駆動モーター用磁石に参入。 

・SMK <6798> [終値626円]
 手袋をつけたままでも操作できる車載仕様の静電パッド「車載用マルチタッチ静電パッド」開発。
 センターコンソールやカーナビゲーションなどへの採用見込む。

 (日刊工業新聞)

・日本造船工業会など18日、日本・中国・韓国含む9か国の造船関係の団体が加盟する国際組織「ASEF」26日立ち上げる。
 世界の造船受注で日本は中韓に次ぐ「万年3位」の座。外交戦で挽回できるチャンスが巡ってきたかもしれない。

・トヨタ <7203> [終値7599円]12/9発売する主力ハイブリッド車(HV)の4代目「プリウス」。
 ガソリン1リットル当たりの燃費40KM超に伸ばしつつ、走行性も向上。

・厚生労働省10日、サイバーダイン <7779> [終値1654円]開発した装着ロボット「HAL医療用」の国内販売了承。
 月内にも正式承認、来年中に市場投入される見通し。

・東レ <3402> [終値1124.5円]18日、不整脈の一つである心房細動の治療法で
 カテーテル(医療用細管)使う「アブレーション」の新機器が、厚生労働省から製造販売の承認取得。

・DeNA <2432> [終値1866円]18日、東大医科学研究所とインターネット活用したゲノム研究に取り組むと発表。
 2016年1月から個人向け遺伝子検査サービス「マイコード」の利用者にアンケート実施、
 回答結果と遺伝情報の関連解析。成果を論文などで公開。 

 (日経産業新聞)

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株式分割

T&K TOKA <4636> [終値2313円]12/31  1株→2株

公募・売り出し価格

ネオジャパン <3921> [IPO]2900円 

TOB(公開市場買い付け)

フジ住宅 <8860> [終値772円]買い手自社 買い付け価格 617円 期間 11/19〜12/17

新規公開株

銘柄 コード  市場   発行株数  公募価格  主幹事証券 注目度

11/19 ロゼッタ <6182> マザーズ 400,000株 695円 日興他 注目度 B

事業内容:自動翻訳サービス事業、翻訳、通訳事業、企業向け語学研修事業

11/19 あんしん保証 <7183> マザーズ 240,000株 1,460円 SBI他 注目度 B

事業内容:家賃債務の保証事業

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(今日の一言)

海外NY株式市場は、急反発。
寄り付きから堅調な始まりも、午後発表(日本時間午前4時)された
米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が12月利上げの可能性を裏付ける内容で、引けにかけてじり高に。
やるかやらないかなどとといった不透明感を嫌い、やることが決まるとなると、相場の基調に併せるようなところも。

アップルがゴールドマン・サックスの有望株厳選リストに載り上昇。
バイオ・ヘルスケア関連も大きく上昇。

アップル(+3.17%)グーグル(+2.03%)ヤフー(+0.37%)フェイスブック(+2.51%)アリババ(-0.56%)
ネットフリックス(+3.01%)アマゾン・ドット・コム(+3.15%)バイオジェン(+4.47%)
ラッセル2000(+1.61%)HTG(ハイイールドファンド)(+0.19%)NBI(バイオテクノロジー株指数)(+2.93%)
(米国株の下落の予兆は小型株やハイイールドファンドからの資金流出から始まる傾向もあり価格追加)

3市場(NYSE、MKT、ナスダック取引所)出来高は約72億株、過去20日間平均約73億株をやや下回る。

欧州株式市場の主要3指数はまちまち。
パリ同時多発テロの影響もあり、旅行関連は売り物優勢に。

東京株式市場で日経平均は小幅ながら続伸。
一時は19800円台と、取引時間中としては8/20以来の高値を付ける場面も。
場中に米国からパリに向かうエールフランス機2便が、安全上の問題で目的地変更と伝えられ、上げ幅縮小した。

東証1部出来高は19億3734万株、売買代金は2兆2523億円。
騰落数は値上がり797銘柄、値下がり980銘柄、変わらず137銘柄に。

マザーズ指数は800ポイント回復(終値803.77 +14.51 +1.84%)。
新興市場の材料株がにぎわいだしたところも・・・
動き始めれば、900ポイント台へは一気に上がる可能性も・・・

政府はパリ同時テロを受け、テロの未然防止に向けた対策の強化に乗り出した。
国際テロに関する情報収集の専門チームの発足を当初想定していた来年4月ごろから2月にも前倒し。
入国審査官増やし、地方空港に重点的に配置。
日本人の出入国審査は顔認証使った自動化ゲート活用する一方、入国審査官を外国人の審査にあてる。

サクサホールディングス <6675> [終値252円]法務省による成田空港での顔認証技術の実証実験に参加。
テラプローブ <6627> [終値1185円]「顔認証モジュール」を販売する。
NEC <6701> [終値410円]世界No.1の精度を誇るNECの顔認証技術を使用した顔認証製品「NeoFace」持つ。

国土交通省、道路建設などの公共工事で、
受注企業に小型無人機(ドローン)や自動制御のショベルカーなど、最先端技術の利用義務付ける検討へ。
工事の効率上げて費用抑制、将来位の労働力不足にも対応する狙い。
2016年度にまず2割、20年度にはすべての案件義務化の対象へ。

ひいき目となりますが、まさにオプティム <3694> [終値4675円]の戦略の真ん中とも・・・

本日久しぶりに新規公開株が上場します。

ロゼッタ <6182> 事業内容:自動翻訳サービス事業、翻訳、通訳事業、企業向け語学研修事業
あんしん保証 <7183> 事業内容:家賃債務の保証事業

TPP大筋合意後の初の首脳会合が開かれ、TPP関連も見直しがあるかもしれません。
片倉コーポ <4031> [終値274円]林兼 <2286> [終値123円]プリマハム <2281> [終値347円]なども注目?! 

週末のセミナーでは、岡本昌巳さんは、小野薬 <4528> [終値18415円]塩野義 <4507> [終値5516円]中長期で、
大魔神さんは、短期でアイレップ <2132> [終値314円]リソー教育 <4714> [終値327円]を懇親会で・・・

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ヘッジファンド運営
ミョウジョウ・アセット・マネジメント
最高経営責任者(CEO)菊池真氏講演

2015年11月21日(土)15:00〜16:50

日本の近未来を予見します。
為替についても解説。
ビデオダウンロードでご覧いただけます。
詳細・お申込み⇒ https://www.directform.info/form/f.do?id=3784
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馬渕治好の世界から見た株式金融市場

【2016年の世界金融市場の見通し】

講師:馬渕治好 (ブーケ・ド・フルーレット代表)

2015年12月5日(土) 14:30〜16:50予定(開場14:00)(東京・日本橋)開催

ビデオダウンロードでもご覧いただけます。
詳細・お申込み⇒ https://www.directform.info/form/f.do?id=3021
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