
【銘柄研究】サイボウズ(4776)
- 2015年12月05日
- 株式投資・経済ニュース全般
週末の海外NY株式市場は、急反発。
11月の雇用統計が底堅く米経済は好調との見方を取ったところ。
前日の大幅安からの反動も大きかった。
3市場(NYSE、MKT、ナスダック取引所)出来高は約77億株、過去20日間平均約69億株を上回る。
週間ベースでは、ダウは0.3%高、2週ぶり反発、
ナスダック総合指数は0.3%高、3週続伸、S&P500種指数は0.1%高 3週続伸で取引を終えた。
欧州株式市場の主要3指数はそろって下落。
石油輸出機構(OPEC)が減産で合意できず、原油価格が下落。
石油や鉱業関連株が売られ、全体水準押し下げた。
東京株式市場で日経平均は大幅反落。
欧州中央銀行(ECB)理事会の結果が失望呼び、世界の株式市場が揺さぶられている。
東証1部出来高は20億4719万株、売買代金は2兆4314億円。
騰落数は値上がり160銘柄、値下がり1696銘柄、変わらず65銘柄に。
週間ベースでは、日経平均株価は1.9%安、7週ぶりの反落、東証株価指数(TOPIX)は1.3%安、2週続落。
東証マザーズ指数は2.7%高、3週続伸、(累計12.4%高)、
日経ジャスダック平均は0.5%高4週続伸(同4.8%高)、東証2部指数は0.3%高、4週続伸(同2.6%高)で終了。
大きなイベントがあった週で、大きな変動になりました。
イベントは、欧州中央銀行(ECB)理事会、米雇用統計、そして石油輸出機構(OPEC)総会でした。
ECBで大きな失望、米雇用統計は、市場予測を上回り、OPECは想定通りの減産なし。
一般論で5月〜9月初めの大きな下落は、長引くことが多いものの、
10月〜翌年2月にかけての急落は、立ち直りが早いといった印象があります。
今回週末の日経平均の435円安(-2.18%)は、どうなるでしょうか・・・
今週は、サイボウズ <4776> [終値333円]に注目します。
流行語大賞の「トリプルスリー」で引けていますね。
グループウエアのソフト開発が主力。
グループウェア(Groupware または Collaborative software)とは、
企業など組織内のコンピュータネットワークを活用した情報共有のためのシステムソフトウェア。
ネットワークに接続されたコンピュータ(のユーザー)同士で情報の交換や共有、
またスケジュール管理等の業務に利用される様々な機能を通じて、業務の効率化を目指したものである。
様々な機能が一つのシステムに統合されており、それらが有機的に結合しながらユーザにサービスを提供する。
サイボウズはグループウェア国内シェア首位。
ユーザーごとの機能ON/OFFの切り替え管理が可能などバージョンアップも随時行っております。
お薬手帳や医療カルテの共有化など、マイナンバー制度導入を機に様々な独立していた使い勝手の悪いデータが、
まとめて共有化されることになってくるとも思われます。
2011年導入の製品「kintone(キントーン)」は3000社超が導入。
クラウドで共通化、現場で使う人たちが作れるプラットフォームは将来性を感じます。
「クラウド売上の1割を配当する」とのことも徐々に大きくなってくるとも思われます。
先日2週連続で、日経新聞に全紙広告を出しています。
2015年12月期は営業赤字予想となっております。
ただし配当は増配、売上高も伸びる見通し。
広告費の積極投入で勝負に出てるとも考えられ、
2週連続の日経広告となったのは、意外に余っているようなところも・・・
12月期明けてみれば、赤字予想解消なんてことも考えられなくもないようなところも・・・(妄想)。
世界中でチームワークを向上させることとコミット。
「変える覚悟」「変わる覚悟」
https://cybozuconf.com/report/
中長期で大きな成長となるような気がする企業の一つと思えました。
【お知らせ】
東京株式セミナー・櫻井英明氏
『2015年株式劇場 終わり良ければ総て良し!!』
2015年12月12日(土)15:00〜16:50
東京・日本橋三越前 近甚(キンジン)ビル2F
限定25名。(お早目に)
櫻井英明さんの取材力と推理・想像の合わせ技、ご期待ください。
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