
2016年予算過去最大
- 2015年12月22日
- 株式投資・経済ニュース全般
2015年12月22日(火)はれ 冬至 日差したっぷり
・米マクドナルド、約5割握る日本マクドナルド <2702> [終値2943円]株売却に向けて、
大手商社や国内外投資ファンドに打診。
最大33%分売却、売却先は筆頭株主として経営の主導権握る。売却額は1000億円規模の見通し。
・東芝 <6502> [終値24.8円]2016年3月末までに国内外でグループ全体の5%に当たる1万600人削減へ。
家電などライフスタイル事業で6800人、コーポレート部門で1000人前後新たな対象、国内中心に大半が希望退職に。
国内5800人、海外は4800人。半導体もソニー <6758> [終値2943.0円]転籍含め、2800人減らす。
室町正志社長記者会見で「ほとんどの方に早期退職お願いする」と。
16年3月期連結最終損益は構造改革費用などで5500億円の赤字(前期は378億円の赤字)と過去最大に膨らむ。
・2016年度予算案、政府開発支援(ODA)は15年度当初予算比で1.8%増の約5520億円となる見通し。
16年5月の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)にらみ、安倍政権がODAテコに積極外交進めるため。
ODA予算が増額となるのは1999年度以来、17年ぶり。
(日経1面)
・LIXILグループ <5938> [終値2705円]21日、藤森義明社長兼最高経営責任者(CEO 64)2016年6月退任、
工具通販大手MonotaRO <3064> [終値3445円]瀬戸欣哉会長(55)が社長に就く人事発表。
・東芝 <6502> [終値254.8円]21日発表した事業見直し策と巨額赤字は、
長年会計不祥事が覆い隠してきた構造改革の遅れがいかに深刻なものだったかを物語る。
売上高6兆円、20万人の企業グループは、いわば「解体的」出直し迫られる。
・2016年度予算案、医療機関が受け取る診療報酬を平均1.03%引き下げ。
薬価などで1.52%分下げる一方、医師らの技術料などの診察料(本体)で0.49%分引き上げる。
・日米両政府、2020年で終える予定の国際宇宙ステーション(ISS)の運用について、24年まで延長で合意。
日本企業の米宇宙産業への参入拡大年頭に協力継続する。
・財務省2016年度予算案で長期金利の想定、4年ぶりに引き下げる方針。
15年度比0.2%下げて1.6%に。
日銀 <8301> [終値40000円]大規模な金融緩和で長期金利が低い水準維持を反映。
・SBIHD <8473> [終値1303円]
金融とIT(情報技術)融合した「フィンテック」に関わるベンチャー企業に投資する新ファンド立ち上げる。
SBIに加え、横浜銀行 <8332> [終値715.7円]やソフトバンク <9984> [終値6124円]など計20社出資。
当初規模は150億円と同種のファンドでは国内最大。
・野村HD <8604> [終値685.7円]21日、米資産運用大手アメリカン・センチュリー・インベストメンツへ出資。
顧客目線に立った長期運用や商品設計のノウハウ吸収する。
・政府は21日まとめた12月の月例経済報告、
景気は「このところ一部に弱さもみられるが、緩やかな回復基調が続いている」との判断を2か月連続で据え置き。
雇用は「改善している」に引き上げ、住宅建設や公共投資は引き下げ。
・世界のモバイル業界が転機。
急成長する市場けん引してきた北欧系大手ゲーム会社が成長の限界に直面に直面しつつあり、
据え置き型ゲームが主力の企業と統合する動き広がる。
一方、中国におけるスマートフォン(スマホ)の急速な普及で中国企業が存在感高め、ゲーム業界の勢力図変化。
・21日のロンドン市場で、原油相場の国際指標の一つである北海ブレンド原油先物(期近物)が、
一時1バレル36ドルに下落、2004年7月以来、約11年ぶりとなる安値付ける。
米国原油輸出解禁で、国際的な原油需要が一段と緩むとの懸念が強まっている。
・スペイン総選挙20日投開票、首相指名など優越的地位にある下院(定数350)で、
与党国民党が大きく議席減らし、過半数を割り込む。
ラホイ首相進めてきた財政再建路線の後退は避けられない上、連立協議に失敗すれば再選挙視野に。
・中国習近平指導部は21日、2016年の経済運営の方針決める「中央経済工作会議」終えた。
安定成長の確保重視し、インフラ整備などの財政出動や企業向け減税拡大する方針示す。
財政赤字の拡大容認、景気の下支え策を一段と強化する姿勢鮮明にした。
向こう5年間は年平均6.5%以上の経済成長死守する構え。 (◎)
・中国広東省深圳市工業団地で20日、大規模な土砂崩れが起きた問題で、
原因は工業団地の造成などで出た残土を100メートル近くまで、違法に高く山積み放置し、
その残土が崩れて起きた可能性が強まった。
国土資源省も21日、人災だとの見方示した。行方不明者は85人。被害面積東京ドーム8個分以上の範囲。
・韓国サムスングループ21日、8500億ウォン(約870億円)投じ、バイオ医薬品受託生産する新工場建設へ。
生産能力は現状から倍増、世界首位に。「バイオ後続品」の開発も加速。新たな事業の柱に。
・ミネベア <6479> [終値1097円]ミツミ電機 <6767> [終値628円]21日、2017年4月に経営統合へ。
センサーから集積回路(IC)、通信部品、モーターまで手掛ける世界でも珍しい「総合部品メーカー」が誕生。
17年4月にミツミ株にミネベア株割り当てる株式交換実施、ミネベアがミツミを完全子会社化する方針。
交換比率は16年3月下旬めどに決める。
・パナソニック <6752> [終値114.5円]21日、米産業用冷蔵庫メーカーのハスマンを完全子会社化。
買収額は15億4500万ドル(約1845億円)で2016年4/1買収完了目指す。
・合同製鉄 <5410> [終値234円]2016年にも九州同業のトーカイ(福岡県久山市)を完全子会社化。
買収額数十億円。新日鉄住金 <5401> [終値2386.5円]グループ中心に九州地区の販売機能まとめ、販売力高める。
・東芝 <6502> [終値254.8円]東芝メディカルシステムズ(栃木県大田原市)売却方針。
同社は今後、原子力事業やNAND型フラッシュメモリーに経営資源集中させる方針。
・富士フイルム <4901> [終値4848円]21日、ペット保険国内最大手アニコムHD <8715> [終値2947円]と組み、
ペット向け再生医療に関する技術やサービスの開発・提供に乗り出す。
共同出資会社来春設立。動物向け先端医療確立する。 (〇)
・JT <2914> [終値4480円]株保有「物言う英投資会社」ザ・チルドレンズ・インベストメント・ファンド(TCI)
9月までに持ち株ほぼすべて売却。
株主総会で否決され続けたうえ、株価が大幅に上がって利益確保できたことなどが「撤退」理由に。
・ビッグカメラ <3048> [終値995円]中国格安航空会社(LCC)春秋航空のグループと資本・業務提携。
10億円出資、訪日客来店拡大につなげる。 (〇)
・11月のコンビニエンスストア売上高(既存店ベース)前年同月比0.9%増。8か月連続前年上回る。 (〇)
・日銀 <8301> [終値40000円]株価指数連動型上場投資信託(ETF)369億円買い入れ。
今年の買い入れ額は14日時点3兆694億円。
(日経新聞)
・政府21日、2016年予算案の一般会計総額、96兆7200億円程度とする方針。
15年度当初予算(96兆3420億円)比では約4千億円増、過去最大更新。
税収は57.6兆円と25年ぶりの高水準。新規国債発行額は34.4兆円と4年連続減、8年ぶりの低水準になる。 (〇)
・キリンHD <2503> [終値1771.0円]2015年12月期連結業績予想大幅下方修正。
最終損益560億円の赤字(従来予想580億円の黒字)に転落。
ブラジル事業子会社が業績不振に陥り、巨額の減損処理迫られたのが主因。
最終赤字転落は1949年株式上場以来初。 (×)
・政府、来年5月の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)や2020年東京五輪・パラリンピックに向け、テロ対策加速。
直接の殺傷行為伴う犯罪に目が向きがちも、同等の脅威となるサイバー攻撃によるテロ。
サイバー攻撃はインターネット悪用し人的、物理的な被害引き起こすまで技術進化、深刻なテロ被害を生みかねず。
サイバーセキュリティー関係者は「今、狙われているのは政府職員の家族」と警告も。
(産経新聞)
・ルネサスエレク <6723> [終値782円]21日、
「半導体企業のM&A(合併・買収)検討しており、2016年度にもディール(売買)成立させたい」との意向。
5000億〜6000億円規模の投資想定。
車の先進運転支援システム(ADAS)、モノのインターネット(IoT)の両分野での競争力高める狙い。 (〇)
・住友大阪セメント <5232> [終値457円]
リチウムイオン二次電池用正極材料のリン酸鉄リチウム(LFP)増産する検討へ入った。
ベトナム工場の生産能力を2倍に増やして年2000トンに引き上げる方向で検討。
・日立 <6501> [終値685.6円]
スマートフォン(スマホ)用いたキャッシュカードレスの金融取引実現するサービスの提供開始。
金融機関のキャッシュカード情報をスマホに格納、カード携帯せずに現金自動預払機(ATM)など取引できる。
ITと金融サービス融合した「フィンテック」関連サービス第一弾といt付け、新たなビジネスモデル提案。 (〇)
・リプロセル <4978> [終値385円]再生医療事業に参入。
2017年3月期中めどに体制肝細胞による再生医療製品開発するための治験届提出する方針。
(日刊工業新聞)
・シグマクシス <6088> [終値450円]
人工知能(AI)利用して情報技術(IT)システムの運用管理業務を効率化する米社製ソフトの導入支援事業始める。
データセンターの運用企業や大規模なシステム運用する企業に売り込む。
・米ファイア・アイ日本法人(東京・千代田)21日、情報セキュリティー分野で2016年に予測されるトレンド発表。
M&A(合併・買収)前の資産査定、サイバー保険、米アップル製品への攻撃増加など、
サイバー攻撃対策で先行する欧米企業の動きが日本に波及する1年になりそう。
・ペプチドリーム <4587> [終値3595円]スイス製薬大手ロシュの子会社米ジェネンテックと共同研究契約結ぶ。
・サンバイオ <4592> [終値1118円]21日、米国で大日本住友製薬 <4506> [終値1455円]と手がけている
慢性脳梗塞治療向け細胞医薬品候補、第2b相臨床試験(治験)始める。
・大同特殊鋼 <5471> [終値467円]自動車エンジン用過給器(ターボチャージャー)向け部品増産。
2017年3月期中10億円投資、生産能力2倍へ。
(日経産業新聞)
※記事の後ろの記号は、◎(好材料大)〇(好材料)▲(悪材料)×(悪材料大)など。
ただし、好材料も目先買い物が強すぎるとか、織り込み済みの場合は寄り付き後売られたり、売り気配になる場合も。
同様に悪材料も同じような状況になる場合もございますので注意が必要です。
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新規公開株
銘柄 コード 市場 発行株数 公募価格 主幹事証券 注目度
2015/12/22 プロパティエージェント 3464 JQS 575,000株 1,400円 野村他 注目度 B
事業内容:資産運用型不動産の開発、販売および賃貸管理などの不動産管理事業
2015/12/22 ソネット・メディア・ネットワークス <6185> マザーズ 690,000株 2,300円 大和他 注目度 A
事業内容:DSP(デマンド・サイド・プラットホーム)「Logicad(ロジカド)」を中心とする
マーケティングテクノロジー事業
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(今日の一言)
海外NY株式市場は、3営業日ぶり反発。
ダウ工業株30種平均は上昇して始まり、一時マイナス圏に沈む場面も、引けにかけて戻す。
クリスマス休暇に入る参加者も多く、薄商いの中、アップルやマイクロソフトの反発で相場堅く。
アップル(+1.23%)グーグル(+1.14%)ヤフー(+0.05%)フェイスブック(+0.70%)アリババ(+0.27%)
ネットフリックス(-1.18%)アマゾン・ドット・コム(+0.06%)バイオジェン(+1.43%)
ラッセル2000(+0.60%)HTG(ハイイールドファンド)(-0.31%)NBI(バイオテクノロジー株指数)(+0.76%)
(米国株の下落の予兆は小型株やハイイールドファンドからの資金流出から始まる傾向もあり価格追加)
3市場(NYSE、MKT、ナスダック取引所)出来高は約68億株、過去20日間平均約75.5億株を上回る。
欧州株式市場の主要3指数は続落。
総選挙の結果でスペインが売られ、ユーロ値上がりも相場の重しに。
東京株式市場で日経平均は続落も一時335円安から下げ渋った。
東証1部出来高は23億5580万株、売買代金は2兆5382億円。
騰落数は値上がり438銘柄、値下がり1400銘柄、変わらず92銘柄に。
戻ったとはいえ、マイナスで終了した銘柄も多く、投資家心理は温かくはなってないところ・・・
政府、来年5月の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)や2020年東京五輪・パラリンピックに向け、テロ対策加速。
直接の殺傷行為伴う犯罪に目が向きがちも、同等の脅威となるサイバー攻撃によるテロ。
サイバー攻撃はインターネット悪用し人的、物理的な被害引き起こすまで技術進化、深刻なテロ被害を生みかねず。
サイバーセキュリティー関係者は「今、狙われているのは政府職員の家族」と警告も。
欲目もありますが、FFRI <3692> [終値9650円]に結びつけたくなります。
本日(22日)はラジオ日経の櫻井英明さんの番組「かぶとびら」の企業紹介コーナー「経営トップの素顔」に
FFRI代表・鵜飼社長が生出演です。
『相場の福の神』SBI証券の藤本誠之さんの日刊ゲンダイのコラムには、
アズワン <7476> [終値4555円]が載っておりました。
アズワンEコマース開始。理化学機器シェアトップ。
富士フイルム <4901> [終値4848円]21日、ペット保険国内最大手アニコムHD <8715> [終値2947円]と組み、
ペット向け再生医療に関する技術やサービスの開発・提供に乗り出す。
共同出資会社来春設立。動物向け先端医療確立する。
アイサンテクノロジー <4667> [終値5810円]そーせいグループ <4565> [終値9290円]ともに急騰後の一服、
下げ止まってるようにも見え、そろそろ反撃があるような感覚も・・・
値動きに注目して動けば、乗りたいように思っています。
株式アナリスト・櫻井英明さんのコラム日刊ゲンダイで倍返し株はこれだ Part2
「今だけチャンス! 大化け中小型株」リオン <6823> [終値1857円]が載っておりました。
国内独走のリオネット補聴器。
中長期的にじり高となってきそうな印象(信用の担保にいいかもしれません)。
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【コロ朝セミナー】2016年予定
1/16 (土) 櫻井英明氏 独演会(東京・日本橋三越前)
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1/23(土) 【コロ朝セミナー】新年特別編 相場の福の神(東京・日本橋三越前)
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1/30(土) 大魔神氏新年上京 A氏も参上(東京・日本橋三越前)
https://www.directform.info/form/f.do?id=3848
2/20(土) 岡本昌巳氏 独演会(東京・日本橋三越前)
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20年以上の日本株運用経験を持つ代表取締役 菊池真のマーケット・コメント、
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● 本資料は、投資判断の参考となる情報の提供を唯一の目的としており、
特定の銘柄について投資勧誘を目的にしたものではありません。
本資料言及した銘柄や投資戦略は、投資に関するご経験や知識、
財産の状況および投資目的が異なるすべてのお客様に、一律に適合するとは限りません。
また株式・債券等の有価証券の投資には<<手数料等およびリスクについて>>
記載したとおり、株価・債券価格等の有価証券価格等の下落や
発行者の信用状況の悪化等により、投資元本を割り込むおそれがあります。
銘柄の選択、投資判断の最終決定は、お客様自身の判断で行なうようにお願いいたします。
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