シャープ外資入り？

2016年2月5日（金）はれ　暖かく

・台湾鴻海（ホンハイ）精密工業、シャープ　<6753> ［終値160円］買収する方向に。総額7000億円規模の支援策。
　鴻海5日からシャープや主要取引銀行との詰めの協議に入る。

・イラン、アリ・タイエブニア経済財務相4日、
　原油生産について米欧などの制裁解除受け、今後日量50万バレルずつ2回に分けて、計100万バレル増産する方針示す。

・日本経済新聞社4日署名された環太平洋経済連携協定（TPP）の影響について、全国農業法人にアンケート調査実施。
　7割の農産品の輸出増と予想。コメや牛肉中心に期待大きく。5割が輸入増加で国内価格は下がるとみている。

　（日経1面）

・中国で旧正月「春節」祝う7連休、7日から始まる。
　春節前後の1か月の移動人数は延べ29億人に及ぶ見通し。
　春節商戦は例年に比べ減速感が強まりそう。
　旅行先ランキングでは日本はタイに次ぐ2位と、前年6位から順位上げる。
　海外旅行、元安で節約も。中国国内の春節商戦も減速は避けられない見通し。

・シャープ　<6753> ［終値160円］台湾鴻海精密工業からの買収提案軸に出資交渉進める方向で調整に入った。
　官民ファンドの産業革新機構の再建策の受け入れてシャープ経営陣が方針固めていた中、
　潮目変えたのは1/30に自らシャープ本社訪れ、出資額積み増した新提案説明した鴻海郭台銘董事長。
　みずほ銀　<8411> ［終値190.4円］「機構ありきでの交渉」に疑問視。

・環太平洋経済連携協定（TPP）に参加する日米など12か国が4日、ニュージーランドのオークランドで協定に署名。
　日本や米国での承認手続きは政治的な理由でもたつきそう。協定の発効は2017年以降になるとの見方が強まっている。

・4日の欧米市場で円相場が一時、1ドル116円台に上昇、
　日銀　<8301> ［終値38800円］マイナス金利政策決めた1/29よりも円高・ドル安になった。
　米利上げ観測が後退し、マイナス金利決定後の円安が打ち消された。
　ニューヨーク連銀ダドリー総裁「（金融情勢は）かなり逼迫している」と発言。
　米連邦準備理事会（FRB）の利上げペースが遅れるとの見方広がった。

・4月からの電力小売り全面自由化されるのを前に、購入先の変更決めた消費者が関東と関西で約5万4000件に上る。

・欧州連合（EU）の欧州委員会は4日、2017年までの経済見通し公表。
　ユーロ圏は緩やかな景気回復が続くものの、
　中国経済の減速など海外要因による下振れリスクが「増大している」と先行きへの警戒強調。
　消費者物価上昇率見通しは原油安踏まえ、1.0％から0.5％へ大きく引き下げた。

・韓国二大化粧品メーカー、アモーレパシフィックグループとLG生活健康が快進撃。
　中国などアジアでの販売も拡大。アジアでの存在感一層高めている。

・東芝　<6502> ［終値198.5円］2016年3月期連結業績見通しを下方修正、最終赤字が7100億円に。
　従来予想は5500億円の赤字。財務への打撃和らげるため、子会社売却など急ぐ。

・トリドール　<3397> ［終値2449円］マレーシアの新興外食企業ウタラ・ファイブ・フード・アンド・ビバレッジ買収。
　ウタラ社はイスラム教の戒律に沿ったハラル認証済みの麺料理を1杯50円で提供。
　海外にある丸亀製麺の6分の1程度の低価格帯でチェーン展開、東南アジアや中東で100店規模の基幹事業に育てる。

・オプトHD　<2389> ［終値589円］中国ネット検索最大手百度（バイドゥ）と業務提携、
　日本企業の訪日中国人向け販売サービス始める。3年後に500社への販売目指す。
　百度のサイトで分野ごとに検索数1位の商品やサービスに認定マーク有料で提供、訪日中国人の集客に役立ててもらう。

・GMO-PG　<3679> ［終値6100円］金融機関向けなどにスマートフォン（スマホ）使った決済サービス提供。
　第1弾として北國銀行　<8363> ［終値305円］の取引先の店舗や個人が使える専用アプリ開発する。
　買い物情報の配信やポイント管理にも対応。2020年までに100社への導入目指す。

・王子HD　<3861> ［終値461円］
　2016年3月期の連結決算で、収益性が落ちた中国江蘇省の製紙工場の資産価値見直し、551億円の減損損失計上する。
　同工場での洋紙の増産計画撤回、コストの削減進め、収益改善急ぐ。

・パナソニック　<6752> ［終値967.2円］4日、電通　<4324> ［終値6110円］と組み、
　スポーツの映像とデータを組み合わせた次世代型のコンテンツ開発へ。
　高精細カメラで撮影した映像と、選手の動きやボールの距離、生体情報といった解析データを合わせて提供、
　多角的に楽しめるようにする。2020年東京五輪までに実用化へ。

・東証投資主体別売買動向(週間)1月第4週、外国人4週連続売り越し（2073億円）
　個人4週ぶり売り越し（685億円）信託銀行、10週連続買い越し（2707億円）

・ジャスダック投資主体別売買動向(週間)、1月第4週
　外国人2週ぶり売り越し（42.43億円）、個人3週ぶり買い越し（19.54億円）

・東証投資主体別売買動向(月間)1月、
　外国人5か月ぶり売り越し（1兆555億円）、個人4か月ぶり売り越し（7973億円）

・桧家HD　<1413> ［終値1274円］低価格の介護施設展開へ。
　グループ会社で施設建設や運営担い、埼玉や千葉、東京など中心に今後5年間で20棟の開発目指す。
　周辺に医療対応型など別タイプの施設も順次建設。体の状態に応じた施設選べ、地域で住み続けられるようにする。

　(日経新聞）

・厚生労働省4日、年金積立金管理運用独立行政法人（GPIF）による株式の直接売買解禁断念。

・シャープ　<6753> ［終値160円］台湾鴻海精密工業の再建案軸に進める方向について、
　主力取引銀行、みずほ銀　<8411> ［終値190.4円］三菱東京UFJ銀　<8306> ［終値557.8円］
　金融支援含まれず「受け入れやすい」と容認する構え。

・東京外国為替市場では4日、前日の米国市場で円が対ドルで急騰した流れ受け、円相場は一時1ドル117円台に。
　東京株式市場も円高嫌気し日経平均株価は一時1万7000円割り込む。

　 (産経新聞)

・日銀　<8301> ［終値38800円］マイナス金利政策導入決めたことで、地方銀行に激震走る。
　直接的な影響は小さいものの、長期化すれば利ザヤの縮小など収益の減少は避けられない。
　人口減少、資金需要の乏しさ、運用難の「三重苦」に、
　マイナス金利の衝撃は、地銀にこれまで以上に難しいかじ取り迫る。　

・新東工　<6339> ［終値879円］
　多層化した電子回路基板などでフィルムを高速で貼り合わせる「真空ロールプレスCYPRV」開発、発売。
　従来比生産性5倍に高め、消費電力も3分の1に削減。

・SCREEN HD　<7735> ［終値867円］4日、iPS細胞関連の評価・試験、装置などの事業手がける
　アルファメッドサイエンティフィック（大阪府茨木市）買収へ。取得額は非公表。

・東京医科歯科大難治疾患研究所、西村栄美教授ら研究グループ、
　加齢による薄毛脱毛の原因が毛を作る幹細胞の老化によることを突き止めた。
　5-10年後めどに脱毛治療薬として実用化目指す。

　（日刊工業新聞）

・ソニー　<6758> ［終値260.5円］
　米ニューヨークでレンズ交換式デジタル一眼カメラ「α」向けに新たな交換レンズ「Gマスター」ブランド立ち上げ。
　新ブランドの最上級レンズ位置付け、独自色鮮明に。

・グリー　<3632> ［終値516円］スマホゲームでLINE（東京・渋谷）と協業。
　ゲーム配信、6000万人ユーザーに的。

・MRT　<6034> ［終値1392円］オプティム　<3694> ［終値4040円］4日、
　スマートフォン（スマホ）やタブレット使った遠隔健康診断サービス4月に開始。　
　新サービス「ポケットドクター」は個人向け。料金5分1500円。2019年までに1万件の導入目指す。

・ホソカワミクロン　<6277> ［終値549円］ヒトの内臓に直接貼って薬効成分浸透させる樹脂製シート開発。
　経口に比べて医薬品の使用量や副作用減らせる。医薬品メーカーと提携し、10年以内の実用化目指す。

　（日経産業新聞）

※記事の後ろの記号は、◎（好材料大）〇（好材料）▲（悪材料）×（悪材料大）など。
ただし、好材料も目先買い物が強すぎるとか、織り込み済みの場合は寄り付き後売られたり、売り気配になる場合も。
同様に悪材料も同じような状況になる場合もございますので注意が必要です。

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株式分割

ハウスドゥ　<3457> ［終値2525円］3/31 　1株→2株

公募・売り出し価格

ラサールロジポート投資法人　<3466> ［IPO］10万円　

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（今日の一言）

海外ＮＹ株式市場は、小幅ながら上昇。
為替のドル安で商品価格の上昇、素材関連株が買われる。
4日発表される米雇用統計を前にして手控えも。
ドル安が、市場の安心感になっているとも・・・

アップル（+0.26%）グーグル（-2.61%）ヤフー（+5.31%）フェイスブック（-1.95%）アリババ（+2.24%）
ネットフリックス（-1.14%）アマゾン・ドット・コム（+0.98%）バイオジェン（+1.05%）
ラッセル2000（+0.44%）HTG(ハイイールドファンド)（-0.32%）NBI（バイオテクノロジー株指数）（+0.28%）
（米国株の下落の予兆は小型株やハイイールドファンドからの資金流出から始まる傾向もあり価格追加）

3市場（NYSE、MKT、ナスダック取引所）出来高は約95億株、過去20日間平均約94億株を上回る。

欧州株式市場の主要3指数はまちまち。
ドルの下落で原油や金属に割安感出て商品市場上昇、鉱業や石油関連買われる。

東京株式市場で日経平均は3日続落。
昨日の日経平均株価は一時一瞬プラス圏に浮上。
ちょっと期待感も出たのですが、為替相場で円高となり、失速。
反転の兆しが、ほんの少し見える場面もあるのですが、なかなか浮上できないところに・・・
日銀がマイナス金利導入決定前の1/29の前引けの値（1万6953.09円）下回る場面も。

東証1部出来高は31億2841万株、売買代金は2兆8587億円。
騰落数は値上がり322銘柄、値下がり1541銘柄、変わらず72銘柄に。

本日も一段の為替相場が円高となっているところが重荷になりそうです。

企業決算で下方修正が目立ち、日経平均採用銘柄の1株利益が1159.52円 (2/3 1169.47円）とじりじり下がっています。
この1株利益の下落が収まり、上がってこないと上昇トレンド入りは厳しいところとも・・・
ただこのまま、どんどん下落するといったことも可能性としては少ないのではないかと・・・
下がるにしても戻ってから下落の繰り返しになるとも思われるのですが・・・

過ぎればどうってことのないようなことが多い雇用統計の発表が今夜で、また動きにくいところですね。
無理しない選択も、資金管理の面では大いに有りです。

シャープ　<6753> ［終値160円］再建スポンサー選びで、
外資企業に軍配が上がると、対日直接投資が盛り上がる可能性も。

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