
【銘柄研究】日本M&Aセンター(2127)
- 2016年02月06日
- 株式投資・経済ニュース全般
1月の米雇用統計を受けた米国株式市場は下落して始まり、ほぼ1日を通して右肩下がりの展開になった。
ナスダック総合指数は146ポイント(3.25%)の大幅下落で取引終了。
不安の残す展開になったようにも思えます。
週間ベースでは、ダウは1.6%安、ナスダック総合指数は5.4%安、S&P500種指数は3.1%安、
それぞれ3週ぶりの反落で取引を終えた。
週末の東京株式市場で日経平均は4営業日続落(累計1045.64円 5.9%安)。
一時日経平均株価は400円超の下落に。
為替市場で円が対ドルで1ドル116円台に円高進行、売り優勢で始まり、じり安となったが、引け際少しだけ下げ幅縮小。
米雇用統計発表を気にして、下値での買い物も入らないようなところもあった。
東証1部出来高は33億8965万株、売買代金は2兆8946億円。
騰落数は値上がり359銘柄、値下がり1515銘柄、変わらず62銘柄に。
週間ベースでは、日経平均株価は4.0%安、東証株価指数(TOPIX)4.4%安、ともに2週ぶりの反落。
東証マザーズ指数は4.9%安、2週続落、日経ジャスダック平均は2.1%安、東証2部指数は2.6%安、
それぞれで2週ぶりの反落で終了。
トヨタ <7203> [終値6625円]2015年4-12月期連結決算、純利益前年同期比9%増、1兆8860億円。
通期で前期比4%増、2兆2700億円見通しで、従来予想200億円増。
週明けは、このトヨタの値動きに注目が集まりそうです。
米国市場ではハイテク株の多いナスダック総合指数の下落が目立ち、個人投資家の動揺も見られたようなところも。
2016年の株式市場は世界的にも波乱の幕開けで、日本の個人投資家もかたり傷んでる方が多くなっています。
ボラティリティ-の大きい相場です。
いつもと同じようにやっていると、とても多く儲かる場合がありますが、大きくマイナスになってしまう場合もあります。
玉数を少なめで、値幅を取るような方法もあると思います。
もちろんロスカットも大切となります。
今年は、リーマンショックのような年になり得るかもしれませんので(ならないことを期待ですが)、
下げたときに利益になるポジションも必要となります。
信用取引口座も「空売り・つなぎ売り」のために開設するとか、
現物投資できる「下がると上がる」インバース型上場投信(ETF)や上場証券(ETN)の活用が必要かとも思っています。
ちなみに「下がると上がる」ETFなどは、日経ダブルインバース <1357> [終値3300円]
TOPIXベア <1569> [終値4685円]NNNYダウベアETN <2041> [終値8470円]国際VIXETF <1552> [終値746円]など
投資できる商品は、多くあります。
さてそうは言っても、個別銘柄ですね。
本日は、日本M&Aセンター <2127> [終値5310円]に注目してみます。
企業の「存続と発展」のための友好的M&Aを支援する国内最大級の独立系M&Aコンサルティング会社です。
中堅・中小企業のM&A仲介会社。最近は事業承継需要が高くなってきています。
中小企業の社長も高齢となってきており、後継者が見つからない場合も多くなっています。
2016年3月期第3四半期(15年4-12月)決算、売上高前年同期比22.8%増、112.78億円。
営業利益16.8%増、57.90億円、経常利益18.6%増、59.27億円、純利益24.5%増、39.41億円に。
成約率は327件(前年同期は251件)と過去最多の成約件数に。
16年3月期、期初計画据え置きも、通期計画に対する第3四半期営業利益進捗率は86.2%と、上方修正期待もあります。
上場来高値(6430円 2/5)更新しており、3月末株式分割の可能性もあるのではないでしょうか。
日足のチャートではほぼ200日移動平均線が下値のサポート。
週末(2/6)時点の200日移動平均線は5067.3円。
週足でも39週移動平均線(2/5 5154.2円)がサポートラインのきれいな上昇トレンドを描いています。
今後もこのトレンドが続くかはわかりませんが、業績動向からも確率的には続く可能性が高いと思われます。
ロスカットは、200日線から3%割れ(2/5時点では)4915円や直近安値(4850円 1/21)で入ってみたいと思われます。
【お知らせ】
【コロ朝セミナー】特別編 2月相場の福の神参上(特典付き)
ゲスト出演:SBI証券藤本誠之氏
2016年2月13日(土)開催 14:30〜16:50(開場14:15)
大波乱の2016年、今年は中小型材料株が良い理由。
中小型材料株中心に爆謄銘柄を探る。
今年は『売り』がキーワード
ビデオ・ダウンロードでもご覧いただけます。
詳細・お申込み⇒ https://www.directform.info/form/f.do?id=3870
記事の続きはコロ朝プレミアムで!