
日経平均連騰なるか・・・
- 2016年02月16日
- 株式投資・経済ニュース全般
2016年2月16日(火)はれ
・新日鉄住金 <5401> [終値1926.0円]仏バローレック共同で設備集約に乗り出す。
両社がブラジルに3基持つ高炉のうち2基を年内にも休止する。
新日鉄住金の生産能力の5%程度に相当する年200万トン規模の削減になる。
油田開発用の鋼管の需要減に対応。原油安、高機能鋼材も直撃。
・15日の東京株式市場、日経平均株価が急反発、前週末比1069円(7.2%)高で取引終了。
今年最大の上げで、1日の上昇幅は歴代13位。
ドイツ銀行が財務の健全性訴えるため債券の買い戻し発表、世界株安の一因だった金融機関の信用不安が後退。
連休明けの中国・上海市場が小幅安にとどまり、外国人投資家など買い戻し急ぐ。
・15日の欧州株式市場、主要国の株価が軒並み堅調に推移。
投資家心理改善、ドイツDAXが一時3%高。
欧州中央銀行(ECB)が金融緩和の一環で、イタリアの金融機関の不良債権を担保にした資金供給検討との報道、
銀行の経営不安も後退した。
・上場企業2015年4-12月期決算、連結経常利益前年同期比6%の増益確保。この期として4年連続増益に。
ただ資源安や中国の減速など世界的な逆風下で、企業収益にも息切れ感が強まっている。
16年3月期通期の増益率は2%まで圧縮されそう。
(日経1面)
・内閣府15日発表、2015年10-12月期国内総生産(GDP)速報値、実質前期比年率1.4%減。マイナス成長は2四半期ぶり。
16年1-3月期はプラスに転じるとみる向きが多いが消費の現場ではマインドの冷え込み指摘する声が出ている。
年明けからの円高・株安が景気の下押しするリスクもある。
・2015年10-12月期のGDP統計で、設備投資底堅く。前期比1.4%増で2期連続増加。
個人消費と並ぶ内需の柱である設備投資が1-3月期以降もプラス維持するには企業収益の改善が必要。
現時点での設備投資計画は強気。
花王 <4452> [終値5778円]16年12月期に過去最高となる1000億円の設備投資計画。
中国向け輸出好調な紙おむつの増産投資進める。
日産 <7201> [終値990.3円]
今春から九州で北米向け多目的スポーツ車(SUV)「ローグ(日本名エクストレイル)」生産。
ホンダ <7267> [終値2955.5円]埼玉で年内に北米向け「アコード」のハイブリッド車(HV)の生産始める。
・15日の日経平均株価は1069円上昇、先週1週間の下落幅は(1866円)の半分強取り戻した。
先週末の欧米株高など強材料が重なったのが反発のきっかけも、上げ主導したのは海外勢の買い戻し。
米中の景気不安が払しょくされたわけではなく、当面は不安定な値動きが続くとの見方が市場には多い。
国内大手証券トレーダー「先週までの下げが急だった分、1万5000円台に需給の節目がない。
この『真空地帯』を短期筋がの買い戻しで駆け上がった」と指摘。
この日の日経平均の上げ幅は2000年以降では3番目。過去急上昇記録した後に相場がすぐに底入れした事例少なく。
・春節(旧正月)に伴う大型連休明け初日となる15日上海株式市場では、
代表的な株価指数上海総合指数が前営業日(5日)比0.6%安で取引終了。
中国人民銀行が「元安に歯止めをかける方針明確にした」との観測広がり、
上海外国市場では元相場が一時、1ドル6.4880元と年初来高値つけた。
・日銀 <8301> [終値35800円]による初のマイナス金利政策が16日、正式に始まる。
黒田東彦総裁が期待する「投資や消費を刺激する」効果どこまで達成できるのか。
カギは預金や融資を通じて個人や企業を結ぶ金融機関の動き。住宅ローン金利は下がり始めた。
・三井住友銀行 <8316> [終値3156.0円]16日から3メガバンクに先駆けて
10年固定型住宅ローン(最優遇金利)0.15%下げ、年0.9%に。同行として過去最低の金利水準。
5年物0.85%、変動金利0.625%で据え置く。
ソニー銀(東京・千代田)15日、住宅ローン金利3月から適用する変動金利0.02%下げ、最低0.519%に。
10年固定も0.1%下げ0.915%にする。
・日本取引所グループ <8697> [終値1696円]
金融とIT(情報技術)融合した「フィンテック」活用、証券決済など低コストで行うインフラづくりに取り組む。
日本IBMと連携した実証実験を3月にも始め、三菱UFJFG <8306> [終値484.8円]も参画検討。
今回実験するのは取引記録を管理する「ブロックチェーン」と呼ぶ技術。
・メガバンクと地方銀行が連携強化に乗り出す。経営環境の悪化で再び「共存共栄」目指す流れ強まる。
三菱東京UFJ銀行 <8306> [終値484.8円]かつての親密地銀35行と業務提携視野に近く研究会発足させる。
三井住友銀行 <8316> [終値3156.0円]は事業融資債権売却、運用難の地銀支援。
・シリア内戦巡り米ロ両国などが11日に目標として合意した「1週間以内の停戦」に暗雲。
ロシア、シリア領で空爆継続。アサド政権は北部最大都市アレッポの奪還へ攻勢強め、反体制派との対話困難な情勢。
・住友鉱山 <5713> [終値1123.0円]15日、
10億ドル(約1140億円)投じ米モレンシー銅鉱山(アリゾナ州)権益13%追加取得。
非鉄各社など投資控える中、銅鉱石の調達体制強化。将来の需要増見込む。
・エーザイ <4523> [終値7133円]15日、シスメックス <6869> [終値5810円]
認知症の早期発見に向けた診断薬開発で提携。3年後めどに血液で簡易に検査できる診断薬の開発目指す。
・くら寿司運営するくらコーポ <2695> [終値4915円]国産の魚介類使った「100円メニュー」充実させる。
全国各地の漁港から直接仕入れた魚を丸ごと加工できる工場新設。
仕入れ工夫、節約志向取り込みへ。
・パナソニック <6752> [終値887.4円]15日、
成田国際空港でウエアラブルカメラと位置測位技術活用した新たな警備システムで実証実験始める。
2020年東京五輪に向けて警備システムの構築目指す。
・ソフトバンクグループ <9984> [終値4400円]今後1年間に5000億円上限に自社株買い実施。
株数で1億6700万株と発行済み株式数(金庫株除く)の14.2%相当。低迷する株価の下支え狙う。
(日経新聞)
・中国税関総署15日、1月の貿易統計、輸出と輸入合わせた総額は2917億ドル(約33兆2500億円)、
前年同月比14.3%減と2ケタの落ち込み記録。輸出入総額のマイナスは11カ月連続。
中国製品の国際競争力低下や、世界からモノを買う力が衰えたことも浮き彫りになった。
・2017年4月に予定されている消費税率10%への引き上げめぐり、
政府は再び延期するとの観測が市場関係者の間で広がる。
15年10-12月期実質GDP速報値で、内需の柱である個人消費の弱さ再確認、
足元の金融市場の混乱で企業業績が落ち込むリスク高まってきたため。
・厚生労働省15日、全国約5千か所の医療機関から1〜7日に報告されたインフルエンザ患者数が
1医療機関当たり34.66人(前週比12.09人増)に増加。警報の目安となる30人を今シーズン初めて超え、流行本格化。
(産経新聞)
・ルネサスエレク <6723> [終値664円]人工知能(AI)技術活用した産業機器向け半導体を2016年下期に投入。
同半導体は生産設備に搭載すればライン上で、製品異常などをリアルタイムに判断できるほか、
設備の予兆保全にも役立つ。 末端設備をスマート化するための挑戦へ。クラウド技術に対抗。
・セブンイレブン・ジャパン <3382> [終値4648円]
いれたてコーヒー分野でホットの「カフェラテ」市場への参入に向けて、一部店舗で実感開始。女性集約の武器に。
・東大医学部付属病院の松本有助教と山そば達也教授、片岡一則教授らの研究グループ、
薬物送達システム(DDS)利用したがん治療において伝達効率高める可能性がある新しい送達経路発見。
(日刊工業新聞)
・テラスカイ <3915> [終値12100円]
クラウドサービス活用して統合基幹業務システム(ERP)の運用支援する専門子会社設立へ。
顧客企業が業務ソフトなど低価格で更新できるようにする。
・電力小売り自由化控え、比較サイトの参入が相次ぐ。
比較サイト最大手カカクコム <2371> [終値2036円]も電気料金比較の専用サイト立ち上げ。
(日経産業新聞)
※記事の後ろの記号は、◎(好材料大)〇(好材料)▲(悪材料)×(悪材料大)など。
ただし、好材料も目先買い物が強すぎるとか、織り込み済みの場合は寄り付き後売られたり、売り気配になる場合も。
同様に悪材料も同じような状況になる場合もございますので注意が必要です。
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株式分割
寿スピリッツ <2222> [終値5380円]3/31 1株→3株
自己株処分
豊商事 <8747> [終値452円]20万株 473円 処分日3/9 処分先 資産管理サービス信託銀行
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(今日の一言)
海外NY株式市場は、「大統領の日」で株式市場為替市場とも休場。
ダウ平均のCFDでは16146ドル、プラス172ドル(12日のダウ工業株30種平均の終値は15973.84ドル)。
欧州株式市場の主要3指数は大幅続伸。
銀行株と原油価格上昇でエネルギー関連株が全体押上げ。
M&A(合併・買収)期待で仏通信株が買われた。
ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁が欧州議会証言で、
インフレ期待が低迷するようなら、3月に行動する用意があると改めて表明したことも相場好感。
ギリシャ主要株価指数は7.40%高、イタリア株価指数は3.19%の上昇となった。
東京株式市場で日経平均は大幅反発。
今年最大の上げ幅となった。
東証1部出来高は32億8018万株、売買代金は3兆1536億円。
騰落数は値上がり1874銘柄、値下がり55銘柄、変わらず8銘柄に。
2015年10-12月期のGDP統計で、設備投資底堅く。前期比1.4%増で2期連続増加。
個人消費と並ぶ内需の柱である設備投資が1-3月期以降もプラス維持するには企業収益の改善が必要。
現時点での設備投資計画は強気。
先週は3日間で2000円超の下落で、今週は1日で1000円超の戻しと値幅の大きな一方通行的な相場環境となっています。
日経平均株価が1万6500円あたりが、第一目標となるようなところでしょうか・・・
12/30(19033円)から1/21(16017円)まで約3000円(15.8%)下落、
2/1(17865)に約1800円(11.5%)戻し、2/12(14865円)に約3000円(16.8%)下落。
約1800円戻すと16665円、11%戻すと16500円処となりますが・・・
花王 <4452> [終値5778円]16年12月期に過去最高となる1000億円の設備投資計画。
中国向け輸出好調な紙おむつの増産投資進める。
紙おむつの増産投資なら瑞光 <6279> [終値4000円]連想も・・・
『相場の福の神』SBI証券の藤本誠之さんの日刊ゲンダイのコラムには、
SJI <2315> [終値76円]が載っておりました。
個人投資家の痛手を癒やすか
5時のNHKニュースで「がん細胞の周囲の血管に隙間が生じる瞬間があり、
血管内に滞留していたカプセルが外に一気に噴出する現象を発見。
がん細胞に近い血管ほど、高い頻度で噴出現象が起きる。」
「この隙間を利用して効率的に治療薬をがん細胞に運ぶことができる」と東大松本有助教グループが発見と。
東大医学部付属病院の松本有助教と山そば達也教授、片岡一則教授らの研究グループ、
薬物送達システム(DDS)利用したがん治療において伝達効率高める可能性がある新しい送達経路発見。
片岡研究室とDDSではナノキャリア <4571> [終値807円]連想。
オープンドア <3926> [終値3930円]2日間で31.6%下落、そこまで悪い決算ではなく、将来性は大きく思えますが?!
日本取引所グループ <8697> [終値1696円]
金融とIT(情報技術)融合した「フィンテック」活用、証券決済など低コストで行うインフラづくりに取り組む。
日本IBMと連携した実証実験を3月にも始め、三菱UFJFG <8306> [終値484.8円]も参画検討。
今回実験するのは取引記録を管理する「ブロックチェーン」と呼ぶ技術。
引き続きブロックチェーン関連は注目出来るところかと・・・
インフォテリア <3853> [終値1364円]1380円以内ですと増し担保解除。(拒否しそうな感覚も・・・)
さくらインターネット <3778> [終値1531円]も1871円以下で増し担保解除になります。
小型一発では藤本誠之さん注目のSJI <2315> [終値76円]も・・・
株式アナリスト・櫻井英明さんのコラム日刊ゲンダイで倍返し株はこれだ Part2
「今だけチャンス! 大化け中小型株」ファンデリー <3137> [終値618円]が載っておりました。
健康食品の宅配サービス好調。
ブイキューブ <3681> [終値964円]ホームページで決算説明会資料で、
TOBしたシステム・テクノロジー・アイ <2345> [終値837円]の説明が多く載っています。
3月末1300円以上を狙って(上場廃止避ける)何らかの材料が出てきそうな・・・
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