
アップルFBIと対立
- 2016年02月19日
- 株式投資・経済ニュース全般
2016年2月19日(金)はれ 雨水(雪が雨に変わる)
・日本で風力発電の導入が加速。
国内首位のユーラスエナジーHD(東京・港)と同2位Jパワー <9513> [終値3385円]
それぞれ2020年までに600億円規模の投資に踏み切る。
国内の風量発電能力は現在の約3倍、原子力発電設備10基分に増える見通し。
風力が再生可能エネルギー活用の新たな柱になる。
ユーラスは豊田通商 <8015> [終値2386円]と東電 <9501> [終値572円]の共同出資会社。
・金融にIT(情報技術)活用したフィンテック企業を海外から誘致しようと、
三菱東京UFJ <8306> [終値503.0円]ヤマトHD <9064> [終値2292.5円]など十数社が年度内にもファンド設立。
異業種の連携強めて新サービスの開発急ぐ。
米ファンド運営会社ソーゾー・ベンチャーズがファンド組成、金融や物流など各分野の日本企業が出資。
・日米航空当局18日、東京で日米航空交渉の3日目の協議開催、羽田空港の米国向け発着枠の設定で合意。
昼間に10便(1往復=1度)、深夜早朝に2便の1日当たり計12便とする。
現在羽田の米国路線は午後11時〜午前6時の深夜早朝時間帯に8便のみ。差し引き4便増。
・JR西日本 <9021> [終値6476円]民間企業として初の期間40年の普通社債発行。
利回り年1.6%程度の見込みで、約100億円を機関投資家向けに発行。安いコストで長期の資金確保。
味の素 <2802> [終値2801.5円]も期間20年の社債発行計画。利回り1%程度。
(日経1面)
・米アップル「iPhone」の基本ソフト(OS)巡り、米連邦捜査局(FBI)と対立。
FBIがテロ対策のため個人情報抜き出しやすい仕組みを組み込むよう求めたのに対し、アップルは拒否。
「プライバシー保護」は最大の売り。アップルの姿勢、米国内でも賛否分かれる。
・日米航空当局の合意踏まえ、今後は航空会社への発着枠の配分が焦点。
今回設定した12枠のうち、国内航空会社に割り振られるのは6便。
全日空 <9201> [終値310.0円]4便、日本航空 <9201> [終値3939円]2便案有力。
・米欧の制裁解除受け原油の増産目指すイランが、原油価格の安定に向けて生産調整に動く産油国と協調探り始めた。
サウジアラビアやロシアが合意した生産量の据え置き支持するとイラン石油相17日表明。
自らも加わるかは明言せず。生産調整に向けた話し合いはひとまず一歩踏み出す。
・原油市場で価格の底入れが模索し始めた。
米国指標WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)18日、一時31ドル後半まで上昇。
この1週間で約2割上昇。産油国が増産凍結しても供給の過剰は続く構図は変わらないが、
市場ではシェア争いにひとまず歯止めがかかるとの見方広がった。
産油国が足並みそろえ始めたことを転機とみる声も。ドル高一服も原油価格下支え。
ただ値上がりに勢いはなく、上限は限られるとの見方が多い。
・日銀 <8301> [終値41000円]マイナス金利導入で、個人の投資マネーが安全性の高い資産から
リスク資産にじわりシフト。国債や社債で運用する国内債投信は2月に2年4か月ぶりの流出超となる見込み。
一部のマネーは不動産投資信託(REIT)や株式に向かい始めた。
・中国などの新興国経済の減速が日本の輸出に影。
財務省18日、1月の貿易統計(通関ベース)速報、輸出額が前年同月比12.9%減、アジア向けは17.8%減。
素材は日本の輸出総額の約25%占め、世界的な価格下落が輸出低迷の大きな要因になっている。
・経済協力開発機構(OPEC)18日公表、世界経済の中間見通しで、世界経済の2016年と17年の実質成長率予測下方修正。
世界2016年3.0%増(前回予測比▲0.3)17年3.3%増(▲0.3)米国2.0%増(▲0.5)2.2%増(▲0.2)
ユーロ圏1.4%増(▲0.4)1.7%増(▲0.2)日本0.8%増(▲0.2)0.6%増(0.1)中国6.5%増%増(0)6.2%増(0)
・アニコム損害保険 <8715> [終値2476円]不動産事業に参入。東京都内で新築の賃貸マンション数億円で取得。
今後数年で物件数全国10棟程度まで増やす計画。
ペットと生活しやすい物件の開発で保険契約の上積み目指しながら、
現場の不動産の運用資産に組みこむことで、より安定した利回り求める。
・米通信大手4社、2015年10-12月期決算出そろう。上位3社は増収で黒字確保。
ソフトバンク <9984> [終値5297円]傘下の4位スプリントは唯一減収で赤字。赤字幅は前年同期比で3分の1に縮小。
・インドネシア中央銀行、政策金利0.25%引き下げ、7.0%へ。利下げは2か月連続。
・バイオ医薬品で後発薬にあたる「バイオ後続品」の製造受託武器に、韓国企業が攻勢。
各社が生産能力の増強競い、主な企業の年産能力は世界の3割超に。海外からの製造委託要請が相次ぐ。
・セガHD <6460> [終値1187円]コナミHD <9766> [終値2756円]ゲームセンターで使う電子マネーで提携。
2016年夏めどにシステム開発し、両社のゲーム機設置しているゲームセンターが導入できるように。
・シャープ <6753> [終値166円]20日に取締役集め台湾鴻海精密工業からの出資受け入れなどの経営再建策協議。
鴻海精密と優先的に交渉、15〜17日に幹部を台湾に派遣し出資条件など詰めた。
シャープは24日にも取締役会開き、出資の受け入れ先決める考え。
鴻海郭台銘薫事長18日午後来日、ソフトバンク <9984> [終値5297円]孫正義社長訪問。
・日野自 <7205> [終値1181円]いすゞ自 <7202> [終値1140.0円]定員30人以上の大型観光バスの増産始めた。
両社折半出資する生産会社ジェイ・バス(石川県小松市)、
稼働時間や従業員増やし、1日当たり生産台数最大3割引き上げ。
・NTTドコモ <9437> [終値2608.5円]収益回復は早まりそう。
2017年3月期連結営業利益8200億円(今期予想7100億円)超え、現行の中期経営計画目標を1年前倒しで達成する見通し。
スマートフォン向けコンテンツ事業が好調、通信料収入も伸びる。
・株式市場で海外投資家が一段と影響力強めている。
2月第2週(8-12日)委託取引の売買代金に占めるシェアは75.3%と最高水準になった。
ヘッジファンドなど短期マネー中心とした売買が膨らみ、相場の振れをさらに増幅させる構図鮮明に。
・東証投資主体別売買動向(週間)2月第2週、外国人6週連続売り越し(5734億円)、年初からの累計売越額2兆円超。
個人2週連続買い越し(1886億円)信託銀行、12週連続買い越し(401億円)
・ジャスダック投資主体別売買動向(週間)、2月2第週
外国人3週連続売り越し(11.30億円)、個人3週ぶり売り越し(26.41億円)
・韓国通貨ウォンが対ドルで大幅下落。
18日は一時1ドル1230ウォン近辺まで下がり、2010年7月以来約5年半ぶりの安値圏で推移。
韓国経済と関係の深い中国景気の先行き懸念や韓国銀行(中央銀行)の利下げ観測が重荷に。
(日経新聞)
・自民党18日、2020年の大規模国勢調査後に行うとしていた衆院での定数削減を、
15年簡易国勢調査結果受けて実施する方針決めた。
安倍晋三首相が同日、早期の定数削減指示、方針転換。
・シャープ <6753> [終値166円]支援策巡り、
台湾鴻海精密工業案支持する社外取締役2人が「特別利害関係者」として決議から外れる可能性が急浮上。
2人が投票できなくなれば、官民ファンドの産業革新機構案が優勢になる可能性も。
・民主党と維新の党、合流構想の破断が濃厚に。解党、吸収合弁、民主党分裂案浮上も、決め手欠く。
着地点無く、時間切れか。
・トルコ首都アンカラ中心部で17日午後6時半(日本時間18日午前1時半)爆発、28人死亡、61人負傷。
トルコ軍は「テロ攻撃」と断定。同国が非常事態下にあることを改めて印象付け。
(産経新聞)
・トヨタ <7203> [終値6180円]18日、2016年度上期(4-9月期)自動車用鋼材支給財価格、
15年度下期(10月-16年3月期)に比べトン当たり3000円前後引き下げる。2期連続の引き下げ。
・セブンイレブン・ジャパン(SEJ) <3382> [終値4687円]国内・海外展開と
連結子会社米国セブンイレブンがライセンス供与している国と地域の合計店舗数が2月末6万店に達成する見通し。
3年間で1万点上乗せ。世界の小売業の店舗数でも断然トップ。
・パナソニック <6752> [終値878.0円]
人工知能(AI)の重要技術であるディープラーニング(深層学習)使った歩行者認識技術開発。
計算量数分の1から10分の1程度に削減、小型、省エネに必須な自動運転への搭載に近づく。
2018年度に車載機器として実用化目指す。
・東レ <3402> [終値918.7円]豊田通商 <8015> [終値2386円]18日、
炭素繊維リサイクル技術の解発に共同で取り組む。
両社開発する「革新省エネルギー熱分解法による高効率リサイクル炭素繊維製造技術」を将来の事業化見据え、実証。
(日刊工業新聞)
・日本IBM18日、人工知能(AI)活用した米IBMの新型コンピューター「ワトソン」の日本語対応完了。
日本語対応でIBMがパートナーに選んだのはソフトバンク <9984> [終値5297円]。
ソフトバンクには日本全国に携帯電話の販売店が2600近くある。
「スマホとワトソンつなげば(個人向けに)買い物支援や健康支援などの便利なサービスができる」
日本発でワトソンの新たな用途が広がる可能性がある。
・日本ユニシス <8056> [終値1355円]
相続金の支払い方を管理したり、金融庁なでへの報告書類作成したりできる信託銀行向けのクラウドサービス始める。
「遺言代用信託」制度に対応。新たに参入目指す中小の信託銀行に向けて売り込む。
・スマートバリュー <9417> [終値1103円]日本エンタープライズ <4829> [終値185円]と組み、
地方自治体のネットサービス充実させる事業加速する。「官」向けアプリ開発へ。
・富士フイルム <4901> [終値4320円]18日、
米国で新規抗がん剤候補「FF-10502」の少数の患者対象にした第一相臨床試験(治験)開始。
・ヒューマンウェブ <3224> [終値2415円]東大から緑藻など微細藻類の大量培養の実証実験受託。
・ヘリオス <4593> [終値1198円]18日、日本で開発権持つ急性期の脳梗塞に対する細胞医療製品候補、
米国での第2臨床試験(治験)終了、良好な結果得られたと発表。
日本での地検の準備進める方針。遅くとも3年後までの実用化目指す。
(日経産業新聞)
※記事の後ろの記号は、◎(好材料大)〇(好材料)▲(悪材料)×(悪材料大)など。
ただし、好材料も目先買い物が強すぎるとか、織り込み済みの場合は寄り付き後売られたり、売り気配になる場合も。
同様に悪材料も同じような状況になる場合もございますので注意が必要です。
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自己株処分
構造計画 <4748> [終値1285円]50万株 1310円 処分日3/10 処分先 資産管理サービス信託銀行
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(今日の一言)
海外NY株式市場は、反落。
原油価格が高値水準から押し戻され、エネルギー関連が売られる。
3日続伸で利益確定の売りも出たようだと。
ウオルマートが11-1月期が減益で3%の下落も響く。
アップル(-1.90%)グーグル(-1.56%)ヤフー(+0.17%)フェイスブック(-1.64%)アリババ(+0.21%)
ネットフリックス(-4.51%)アマゾン・ドット・コム(-1.70%)バイオジェン(-2.48%)
ラッセル2000(-0.64%)HTG(ハイイールドファンド)(+0.09%)NBI(バイオテクノロジー株指数)(-2.63%)
(米国株の下落の予兆は小型株やハイイールドファンドからの資金流出から始まる傾向もあり価格追加)
3市場(NYSE、MKT、ナスダック取引所)出来高は約81億株、過去20日間平均約95億株を下回る。
欧州株式市場の主要3指数はまちまち。
英国の欧州連合(EU)離脱の可能性が不安視されFT100種株価指数は5営業日ぶりに反落。
ドイツ、フランス、ギリシャ主要株価指数は上昇、イタリア、スイスは下落した。
東京株式市場で日経平均は大幅反発。
東証1部出来高 26億2820万株 売買代金 2兆7012億円。
東証1部騰落数は値上がり1725銘柄、値下がり171銘柄、変わらず42銘柄に。
東証マザーズは4日続伸。
個人投資家の一部は割り切って、テーマ株などに物色の対象を向けています。
ただすぐに回転して利益確定しているような感じも・・・
為替市場の円高傾向が東京市場には逆風となってきています。
本日は日経平均株価が1万6000円割れて引けで戻せるかどうか・・・
セブンイレブン・ジャパン(SEJ) <3382> [終値4687円]国内・海外展開と
連結子会社米国セブンイレブンがライセンス供与している国と地域の合計店舗数が2月末6万店に達成する見通し。
3年間で1万点上乗せ。世界の小売業の店舗数でも断然トップ。
セブン銀 <8410> [終値484円]手数料ビジネスで恩恵も。
ヘリオス <4593> [終値1198円]18日、日本で開発権持つ急性期の脳梗塞に対する細胞医療製品候補、
米国での第2臨床試験(治験)終了、良好な結果得られたと発表。
日本での地検の準備進める方針。遅くとも3年後までの実用化目指す。
バイオ関連の臨床試験入りや終了、承認申請などの発表が多くなってきています。
3年前に「夢」を持ち上げられたバイオ関連相場が、ようやく実を結び始めてきたようなところも・・・
ゴールドウイン <8111> [終値4690円]そろそろスパイバー(山形県)の新規上場の話が出てきても良さそうな・・・
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