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金融庁、成長への資金供給せよ!!

2016年3月7日(月)雨

・上場企業の社債発行や銀行借り入れの金利低下に拍車。
 金利負担の軽減で、企業の資金調達が活発になり、設備投資やM&A(合併・買収)後押ししそう。
 ヤマトHD <9064> [終値2376.0円]今月発行3年物社債の利率は年0.05%程度と事業会社で過去最低に。

・米大統領選の候補者選びは5日、予備選・党員集会を5州で開く。
 共和党は4州のうちドナルド・トランプ氏(69)とテッド・クルーズ氏(45)がともに2勝。
 民主党は3州でバニー・サンダース上院議員(74)が2勝、ヒラリー・クリントン前国務長官(68)が1勝。
 代議員獲得数はクリントン氏が上回った。

 (日経1面)

・金融庁「不振企業への追い貸しは不良債権膨らませるだけ」との主張から一転、
 成長への資金供給せよと促し始めた。
 今は赤字でも将来は明るい。
 そんな企業を発掘し、成長後押しできれば、銀行、産業界、そして日本経済の「三方よし」となりうる。

・税と社会保障の共通番号(マイナンバー)制度について、
 1月下旬時点で制度対応完了させた企業が約5割にとどまる。

・個人などによる外国為替証拠金(FX)取引の売買が膨らむ。
 東京金融取引所運営する「くりっく365」の円・ドル取引の2月の売買高は1日平均7億4800万ドル(約850億円)、

 2014年12月以来1年か月ぶりの大きさとなった。
 個人投資家は円高・ドル安が進む中、円売り・ドル買い膨らませた。

・総務省はインターネットで買い物する世帯が、2015年は全体の27.6%に達したとの調査結果。
 14年比2.5ポイント多く、10年前の05年の2.5倍に。航空券や書籍などの購入が一般的になったため。

・パナソニック <6752> [終値1015.5円]インドで、ATM世界最大手米NCRにリチウムイオン電池大量供給。
 インドではATMの設置台数が2020年に14年の2倍強に増える見通し。
 なかでも停電時も利用できる電池搭載型の伸びが見込まれる。20年に10万台の搭載目指す。

・国内でベンチャー(VB)ファンド設立の動き広がっている。
 2015年の設立数は14年より11件多い52件で、リーマン・ショック以降で最多に。
 低金利追い風にVBに投資振り向ける金融機関や、VBと提携して新規事業の立ち上げ狙う事業会社の設立目立つ。

・日本精工 <6471> [終値1135円]
 2018年度、自動車のトランスミッション(変速機)に使う薄型ベアリングの国内生産15年度比で4割弱増やす。

・凸版印刷 <7911> [終値999円]
 2020年度に訪日外国人向けビジネスの売り上げを15年度の15倍の300億円に引き上げる。
 仮想現実(VR)技術で全国の史跡再現したり、
 自社で運営する電子チラシサービス生かし日本の店舗情報発信したりする。

・ベンチャー企業の住宅リノベーション(大規模改修)関連サービス利用する消費者が増えてきた。
 個性的な提案で単身や少人数世帯の「こだわり」取り込んでいる。
 新築マンション離れが進む中、中古の取引は活況で売り出し戸数は過去最高の水準。

 (7日 日経新聞)

・中国第12期全国人民代表大会第4会議が5日、北京で開幕。
 李克強首相は2016年実質経済成長率の目標を15年の7%前後から6.5〜7%に引き下げると発表。
 同日16〜20年の第13次5カ年計画発表、年平均6.5%以上とする成功目標示した。
 構造改革進める一方で、交通網整備に年2兆元(約24兆円)投じるなど、インフラ投資で景気下支えする。
 鉄鋼や石炭業といった利益を出せない「ゾンビ企業」を淘汰し、構造改革を徹底すると強調。

・パソナグループ <2168> [終値726円]パナソニック <6752> [終値1015.5円]
 中小企業向けの知財戦略支援ビジネス始める。
 4月に共同出資会社立ち上げ、世界各地で競合する特許の有無や先行する技術の状況など調べ助言する。
 新会社はワンストップで先端技術から日常的なサービスまで幅広い分野に対応できるのが特徴。
 3年間で300社の利用見込む。

・中国習近平指導部5日開幕した全人代で2020年まで年平均6.5%以上の「中高速成長」保つ目標正式表明。
 世界が中国リスク強く意識するなか、設備過剰の解消など
 「供給サイドの改革」通じて経済の効率高める道筋描く。
 経済の停滞回避に向けた難局は長期化避けられず、雇用の悪化なども懸念される。

・米シティグループ、英バークレイズ、米ゴールドマン・サックスなど
 世界の主要金融機関40行が仮想通貨に使う技術で債券発行する初の実証実験行った。
 ブロックチェーンと呼ばれる技術で債券の発行者などの情報を瞬時に安全に参加者が共有できた。
 日本からは三菱UFJFG <8306> [終値559.9円]とみずほFG <8411> [終値184.7円]が参加。

・中国2016年国防予算、前年実績比7.6%増、9543億元(約16兆7000億円)で、1兆元の大台うかがう水準に。

・クルーズ船世界2位、米ロイヤル・カリビアン・クルーズ、世界最大の客船を2018年に日本発着航路に投入。
 熊本県の港中心に寄港地決め、中国などと結ぶ。

・東京製綱 <5981> [終値163円]エジプトで炭素繊維複合材料使った送電実験行う。
 現地の電力会社や電線メーカーと共同で1年間送電する。送電容量2倍に増やせる。

 (6日 日経新聞)

・中国経済変調の影響が企業倒産の形で顕在化。
 2015年度の中国の景気減速などを原因とする倒産の負債総額は国内全体の1割超える見通し。
 中国からの受注の急増や現地取引先の経営悪化で行き詰る企業が増えている。
 タイやオーストラリアでも鉄鋼大手など経営破たんが出てきた。 (▲)

・政府・自民党4日、監査法人の経営規範示す「ガバナンス・コード(統治指針)」年内にもつくる方針。
 企業とのなれ合い防止策盛り込む。
 監査の透明性確保することで会計不祥事の再発防ぎ、日本企業への信頼取り戻す狙いがある。

・沖縄県米軍普天間基地(宜野湾)の名護市辺野古移設巡る訴訟で国と県の和解が4日、成立。
 政府は工事を中止、県側と協議に入る。再び折り合わなければ、新たな訴訟に発展する見通し。
 政府は辺野古への移設は堅持するが、最短で2022年度目指していた移設完了の時期が遅れる可能性も。

・パソナグループ <2168> [終値726円]など人材派遣大手、
 来年度の派遣料金引き上げを顧客企業に要請し始めた。
 各社一斉に動くのは3年連続。上げ幅は事務職で昨年と同じ2〜5%程度。
 人手不足で派遣社員の賃金上昇しているため。
 正社員と非正社員の待遇格差の是正に向けた機運高まっているのも追い風。 (〇)

・2月の米雇用統計(速報値)非農郷部門雇用者数が前月比24万2000人増加(市場予想19万人増加)。
 ただ賃金の伸びは鈍く、米連邦準備理事会(FRB)は海外経済の下振れリスクも警戒しながら、
 慎重に追加利上げの時期見極める考え。
 失業率は4.9%で前月比横ばい、市場予測(4.9%)とも同じ。

・4日の日経平均株価が続伸、2/8以来、約1カ月ぶりに1万7000円回復。今年初の4日続伸。

・東芝 <6502> [終値209.3円]4日、経営再建の一環として進めている医療機器子会社売却の第2次入札実施。
 キヤノン <7751> [終値3368.0円]富士フイルム <4901> [終値4440円]
 コニカミノルタ <4902> [終値1015円]3陣営が応札。金額は7000億円規模。

・政府は4日、仮想通貨取引の透明性向上させる法規制案閣議決定。
 ビットコインなどの仮想通貨は「貨幣の機能」持つとして、公的な決済手段の一つであると位置づけた。(〇)

・米共和党内で不動産王ドナルド・トランプ氏(69)の大統領候補の指名獲得阻止しようとする動き鮮明。
 党重鎮らが「反トランプ」の立場明言。
 トランプ氏が代議員の過半数確保するのを阻み、7月の党全国大会まで決着持ち越そうと動き出した。

・化学メーカー、植物由来原料使った高機能な「バイオプラスチック」の生産増やす。
 石油由来製品比価格5割高も、二酸化炭素排出量の削減につながる点強調。

 三菱ケミカル <4188> [終値628.2円]傘下三菱化学、自動車などに使われる製品の生産能力4倍に引き上げる。
 大日本精化 <4116> [終値488円]加工しやすい素材を2016年度に本格生産。
 三井化学 <4183> [終値381円]ひまし油製造大手伊藤製油とインド企業と組み、
 インドでひまし油原料にしたウレタン樹脂原料(ポリオール)の生産工場新設。
 工場の総投資額は10億円で年間生産能力は8000トン。 

・パナソニック <6752> [終値1015.5円]
 300メートル先にある小型無人機(ドローン)検知できるシステム開発。 
 高性能な32個の集音マイクで、ドローンの飛来音検知。期間限定のイベントなどにも対応。 (〇)
・吉野家HD <9861> [終値1397円]2016年2月期連結業績予想下方修正。
 純利益前期比47%減の5億円と6%増益計画から一転減益に。

・ドワンゴ 9468<> [終値1725円]中国の国会に相当する「全国人民代表大会(全人代)」を
 動画サイト「ニコニコ生放送」で中継。
 5日午前10時から開幕式や、施政方針演説に当たる李克強首相の政府活動報告をインターネット中継する。

・日本マクドナルド <2702> [終値2645円]4日発表、2月の既存店売上高前年同月比29.4%増。
 増収は3カ月連続。客数も13.7%伸び、2カ月連続プラス。 (〇)

・株価の予想変動率が世界で低下。4日、日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は2/2以来の低水準。
 米主要指数を対象とするVIX指数も約2カ月ぶりの低さ。
 米景気への過度な悲観が後退、下値不安が和らぐ。
 日米欧の中央銀行の重要イベント控え、上値追う動きが乏しいことも変動率抑える要因とも。 (〇)

 (5日 日経新聞)

・大学入試センター試験の後継となる2020年度開始予定「大学入試希望者学力評価テスト」で
 採点業務に人工知能(AI)活用含めた技術開発推進する方針。

・国土交通省6日、全国の空き家のうち、耐震基準満たす賃貸住宅や戸建て住宅活用し、
 子育て世帯や高齢者らが割安な賃料で入居できるための制度設計に乗り出す方針固めた。
 整備進まない公営住宅に代わる低所得者向け居住インフラの確保と、空き家の有効利用の一挙両得狙う。

・中国国内の映画興行収入急伸、中国メディアによると2017年にも米国抜き、世界最大の映画市場になる可能性と。
 表現の自由に関する議論も高まりそう。

  (7日 産経新聞)

・李克強首相、2016年の重点目標として「貧困人口の解消」強調。
 経済減速が格差固定化、社会の不安定化につながることを警戒。

  (6日 産経新聞)

・中国、2016年度予算案国防費前年度実績7〜8%増えると発表。

・政府4日、国内の温室効果ガス削減に取り組む「地球温暖化対策計画」の元案示す。
 2030年度に13年度比26%削減するため、
 家庭やオフィスで証明を全て発光ダイオード(LED)に切り替えるなどの対策進める。
 2050年度までに80%削減する方針も盛り込む。 

  (5日 産経新聞)

・逆行に強い投信。揺るがぬ哲学カギ 会社別ランキング。
 先行き不透明な環境下で強さ発揮できる運用力の高い会社はどこか。
 国内株式、外国株式、外国債券の3部門で各社の運用力をスコア化して分析。
 「殖やす」「守る」「信頼される」3つを重視。

 国内株式:1位レオス・キャピタル 2位SBIアセットマネジメント 3位シンプレクス・アセット・マネジメント
 外国株式:1位NNインベストメント・パートナーズ 2位キャピタルアセット 3位スパークス・アセット
 外国債券:1位マニュライフ・インベストメンツ 2位べアリング投信投資顧問 3位フィデリテイ投信

・逆行に強い投信。3つの力で実力検証。

 殖やす力ランキング 投資信託の実力測る物差しの一つ「トータルリターン」使って評価。
 光る企業調査力、相場変動にも対応。
 
 国内株式:1位SBIアセットマネジメント SBI中小型株成長株ファンドジェイリバイブ
 2位レオス・キャピタルワークス ひふみ投信 3位 スパークス・アセット・マネジメント 

 外国株式:1位キャピタル アセットマネジメント フィリピン株ファンド
 2位朝日ライフアセット 朝日Nvestグローバルバリュー株オープン 3位 フィデリティ投信 

 外国債券:1位インベスコ・アセット・マネジメント インベスコ マンスリー・インカム・ファンド
 2位フィデリティ投信 フィデリティ・グローバル・ハイ・イールド・ファンド 3位野村アセットマネジメント

・逆行に強い投信。3つの力で実力検証。
 
 守る力ランキング 割安株を育成。独立系が上位。

 国内株式:1位シンプレクス・アセット・マネジメント シンプレクス・ジャパン・バリューアップ・ファンド
 2位鎌倉投信 結い2101 3位イーストスプリング・インベストメンツ

 外国株式:1位クローバー・アセットマネジメント かいたくファンド
 2位スパークス・アセットマネジメント 日興・スパークス・アジア中東株式ファンド 3位ユニオン投信

 外国債券:1位プルデンシャル・インベストメンツ・マネジメント・ジャパン PRUアメリカ中期社債ファンド
 2位ベアリング投信投資顧問 BAMワールド・ボンド&カレンシー・ファンド 3位ブラックロック・ジャパン

・逆行に強い投信。3つの力で実力検証。

 信頼度ランキング 投資家が長期保有。情報提供・説明会に力。

 国内株式:1位NNインベストメント・パートナーズ NN日本株式オープン
 2位朝日ライフアセットマネジメント 朝日ライフ久オンツ日本株オープン 3位シンプレクス・アセット

 外国株式:1位NNインベストメント・パートナーズ NN海外株式オープン
 2位ユニオン投信 ユニオンファンド 3位朝日ライフアセットマネジメント 

 外国債券:1位損保ジャパン日本興亜アセットマネジメント 損保ジャパン高金利外国債券オープン
 2位アバディーン投信投資顧問 アバディーン・ファンド・セレクション 3位アライアンス・バーンスタイン

・世界のマネーが落ちつき取り戻し始めた。
 米景気に対する悲観論後退、原油価格や外国株の回復と歩調合せる形で
 日経平均株価も4日まで4営業日連続で上昇、前日比54円高の1万7014円で引けた。
 ダウ工業株30種平均も戻り歩調で、年初の高値に迫る。
 原油価格も1バレル35ドル台に乗せて2カ月ぶりの高値を付けるなど、
 リスクオフ一色だった2月中旬までの金融資本市場とは風向きが変わった。

・欧州中央銀行(ECB)3/10に開く理事会で追加の金融緩和策検討。
 銀行が余剰資金をECBに預けた際に課す手数料(マイナス金利)拡大柱に、
 複数の緩和策を組み合わせる可能性が高い。
 焦点の一つは、国債などの買い取り額を増やし量的緩和を拡大するかどうか。

・年明け以降続く原油や株式相場の低迷で不安視されてきた米景気の状態だが、
 4日発表2月の米雇用統計は市場の予想上回る好調な内容に。
 ダウ工業株30種平均は約2カ月ぶりに1万7000ドル台を回復。
 来週の3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げ決める可能性は低いものの、
 年内の再利上げは可能との見方再び強まる。

・上場企業による自社株買いの動きが一段と増えている。
 2月に設定された取得枠は単月として10年9カ月ぶりの高水準。
 今年に入り株式相場が調整したため「自社株買いなら今」と判断する企業が増加、力強さ欠く相場の支援材料に。

・会社がわかる 特集チヨダ <8185> [終値3010円]2016年2月期、9期ぶりに増収確保しそう。
 「男性向け」「実用一辺倒」というイメージも、女性客意識した明るくカジュアルな雰囲気の店いづくりや、
 高価格帯のプライベートブランド(PB)投入などの新戦略が実を結びつつある。
 18年2月期までの3年間で営業利益を47%伸ばす計画掲げ、反転図る。
 中期経営計画で、18年2月期まで配当性向50%、総還元性向100%の方針示す。

・世界の株式相場が安定しつつある中、日本株の戻りの鈍さが目立ち始めている。
 1カ月ぶりに1万7000円回復した日経平均株価も、昨年末(1万9033円)に比べればなお11%低い水準。
 米利上げ観測の後退が為替相場の円高・ドル安につながり、企業業績の伸びが鈍ることが警戒されている。
 昨年末比足元との株価がどの程度回復したか比較すると新興国で上昇が顕著に。
 ロシア、ブラジル、インドネシア、南アフリカといった資源国の株価指数は上昇に転じてきた。
 米ダウ平均も2%安の水準まで戻った。一方、日経平均は11%安は、中国の上海総合指数の19%安に続く低さ。
 背景には海外投資家の日本株への期待が下がっていること。
 日本株の先高観の薄さは、株価指数オプション市場にもうかがえる。
 上昇期待が高まると買われやすいコール(買う権利)の建玉は105万枚と、
 プット(売る権利)の119万枚を下回っている。

・原油相場に底入れ感。米国指標WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)は4日、
 前日比1.35ドル高の1バレル35.92ドルで取引終えた。2カ月ぶりの高値水準。
 その日の時間外取引で36ドル台まで上昇。主要産油国の生産調整が本格化するとの見方が強まったほか、
 米景気への警戒も後退。原油先物を買い戻す動きも出ている。
 本格的な上昇トレンドになるのか。市場には、まだ下値警戒感もくすぶっている。

・OUT Look:今週の株式相場、日経平均株価は強含みの展開か。
 原油価格が持ち直しているほか、堅調な米経済指標で投資家の心理改善。
 上値のメドは1万7000円台半ばが意識されそう。ただ利益確定売りも出やすい。
 来週に日銀の金融政策決定会合や米連邦公開市場委員会(FOMC)控える中、週後半は上値追いずらく。
 今週は10日に開く欧州中央銀行(ECB)理事会が注目。
 市場の波乱要因になっている中国の動きにも注目。
 市場では今後の財政出動による景気下支え期待する投資家が多い。
 足元では円高に伴う国内企業の業績悪化への懸念も根強い。

・Wall Street:今週の米株式相場は翌週に開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)にらみながら、
 一進一退の展開か。FOMCメンバー幹部からの発言に注目が集まる。
 米国株式相場は3週連続で上昇。
 今週7日に米連邦準備理事会(FRB)フィッシャー副議長とブレイナードFRB理事の講演が予定。

・世界市場往来:先週の世界の株式相場は主要25の株価指数が上昇。

上位1位ブラジル週間騰落率18.01% 2位ロシア8.03% 3位シンガポール7.08% 4位インド6.44% 6位日本5.10%
下位25位ベトナム1.33% 24位スイス1.34% 23位ポーランド1.57% 22位英国1.70% 18位米国2.20%

・黒田日銀「マシンガン緩和」はあるか。
 市場を驚かせ円安・株高演出してきた「バズーカ」でなく、撃てる策を連打する「マシンガン緩和」はあるのか。
 黒田総裁は「量・質・金利の3つの次元での緩和」打ち出すと豪語。
 年80兆円のペースで国債購入する「量」の緩和は、17年半ばに元買い迎えるとの試算も。
 上場投資信託(ETF)など購入する「質」の面でも、購入増額は日銀の財務面への懸念高める恐れも。
 「マシンガン緩和」の残された手段はマイナス金利の深掘りだが、その幅をどこまで拡大できるのか。

・黒田日銀「マシンガン緩和」はあるか。
 シナリオ点検、追加利下げの条件。

 シナリオ1:急激な円高・株安で拡大。キーポイントは1ドル110円。
 シナリオ2:デフレ心理改善へ先手。「期待に働きかける政策」を最も重視。
 シナリオ3:半年以上は見極め・静観。

・黒田日銀「マシンガン緩和」はあるか。
 マイナス金利、日銀の3つの誤算。
 「バズーカ第三弾」導入から2週間後に、円は一時1ドル110円台と「バズーカ第2弾」の前の水準まで上昇。
 日経平均株価も1万5000円割り込む。
 円安・株高に強力に作用するはずだった追加緩和が、なぜ今回は効かなかったか。

 誤算の一つが米経済の失速懸念。2つ目が欧州の銀行への経営不安。
 そして「マイナス金利政策導入以降、短期国債の金利より残存期間が20年以降の金利が大きく下がっている」。
 長期金利のマイナスが広がってしまったことが3つ目の誤算。
 3つ目の誤算の根底は、世界的に市場心理がリスクオフへの傾斜していること。
 世界の潮流に一国の中央銀行の力だけではあらが得ないという現実に直面させられたといえる。

(日経ヴェリタス)

・神戸製鋼所 <5406> [終値99円]小規模ながら発電効率の高い木質バイオマス発電システム開発。
 出力約300KW級に匹敵する約13%(発電端)に高めた。 

・ホンダ <7267> [終値3188.0円]インドの2輪車増産計画見直す。
 南部カルナータカ州での年60万台分の2輪車の生産能力増強を約半年遅らせ、2017年上期中に稼働させる。
 ヤマハ発 <7272> [終値1873円]も新工場の能力増強遅らせる計画。

・国土交通省、労働者人口減少見据え、生産性向上で経済成長実現するため「生産性革命」プロジェクト立ち上げ。
 渋滞解消や建設現場への情報通信技術(ICT)の積極導入、自動運転技術の活用などに取り組む。
 「社会のベース」「産業別」「未来型」の3分野でプロジェクトに取り組む。
 施策が固まり次第、順次実行する。

・仏ルノー・日産自 <7201> [終値1096.5円]連合が機能統合加速。
 4/1に新たに品質と原価管理部門統合、販売などの部門統合も検討。
 2018年に年55億ユーロ(約6800億円)のシナジー創出へ。

・電通国際情報サービス(ISID) <4812> [終値2186円]UBIC <2158> [終値836円]と共同で、
 電子商取引(EC)サイトなどに書き込まれた膨大なコメントなどもとに、
 消費者一人ひとりの嗜好にあった商品や店など探し出して提案する「デジタルキュレーションサービス」実用化。
 UBICが持つ人工知能(AI)技術とマーケッティング分野でISIDの培ったノウハウ掛け合わせ「眠れる価値」発掘。

・アドバネクス <5998> [終値1234円]
 1-2年後めどに「深絞り加工」技術用いた金属部品、自動車部品メーカーに供給。
 従来工法より安価に短時間で作れ、世界の販売拠点でグローバルに供給できる強み訴求。
 現在2億円程度の売り上げ高を、19年度末に14億円に引き上げる計画。

・NEC <6701> [終値268円]決済端末1台で国内の各種電子マネーに加え、
 グローバルな決済手段に対応できる自動販売機向け決済ソリューションを業界初の製品化。
 急増する訪日外国人(インバウンド)旅行者の利便性向上や需要取り込み図る。
 提供開始は9月予定、2019年までに自販機10万台への採用目指す。 (〇)

・インフォテリア <3853> [終値1376円]ミャンマー、BCファイナンス、
 マイクロファイナンス(小口金融)のシステム基盤として、
 ITと金融を融合した「フィンテック」の中核技術であるブロックチェーン(分散型台帳)活用した実証実験行う。
 6月までに開始する予定。テックビューロ(大阪市)提供するプライベート・ブロックチェーン技術と、
 インフォテリアの連携ミドルウェア組み合わせる。 (〇)

・住友化学 <4005> [終値518円]2018年までに、
 あらゆるモノがインターネットにつながるIoT(モノのインターネット)用いた業務改革に乗り出す。
 生産性向上につなげるほか、情報通信技術の高度化に伴う事業モデルの変化にいち早く対応する。

・広島大病院木下慎一郎講師と貞森琢磨助教、福島県立医科大谷川攻一副学長らは、
 パイオニア <6773> [終値281円]と共同で呼吸音分析できる電子聴診器開発。 

 (日刊工業新聞)

・米連邦捜査局(FBI)が米アップルに「iPhone」のセキュリティー解除求めている問題で、
 グーグル、AT&Tなど米主要IT(情報技術)・通信企業30社超と法学者らが3日、
 共同で連邦地裁にアップル支持求める意見書提出。

・中国の飲食店やホテルの業界団体、中国飯店協会、
 日本食の調理技術向上へ向け、ぐるなび <2440> [終値2583円]の中国法人と協業。

・伊藤忠テクノ <4739> [終値2301円]
 データセンターのサーバーに電気供給するための変換装置を集約できるサーバーラック開発。
 変換効率高め、電力消費1割程度減らす。2017年3月から販売開始計画。

・ブイキューブ <3681> [終値1250円]4日、インドでのサービス展開で現地同業インテリシス社と提携。
 ブイキューブのウェブ会議システム「V-CUBE」をインテリシス社通じて販売。

・JT <2914> [終値4700円]4日、
 抗エイズウイルス(HIV)薬について、厚生労働省に国内での製造販売承認申請。 
 年内にも販売承認されるとみられ、国内では子会社鳥居薬 <4551> [終値2650円]が販売。

・ペプ一ドリーム <4587> [終値4365円]4日、医薬品開発技術「PDPS」を米リリーに提供。
 リリーから契約一時金と、開発の進捗や売り上げに応じた報酬や、ロイヤルティー収入得る。 (〇)

・デジタルガレージ <4819> [終値1893円]
 ブロックチェーン技術「サイドチェーン」開発するカナダ・ブロックストリームに出資。
 出資先の弁護士ドットコム <6027> [終値2220円]と組み、電子契約サービス「CloudSign」の発展形として、
 日本の商習慣に適合したスマートコントラクト技術の解発検討。
 複数の電子マネーや各種ポイントを互いに交換できる決済基盤の開発を、
 複数のクレジットカード会社や銀行と共同で始める。 (〇)

・国土交通省、トヨタ <7203> [終値6229円]日産自 <7201> [終値1096.5円]など
 国産ディーゼル6車種走行試験、マツダ <7261> [終値1705.0円]だけが排ガス規制基準クリア。
 マツダの「デミオ」「CX-5」は0.5〜1.3倍と圧倒的な差。 (◎)

 (日経産業新聞)

※記事の後ろの記号は、◎(好材料大)〇(好材料)▲(悪材料)×(悪材料大)など。
ただし、好材料も目先買い物が強すぎるとか、織り込み済みの場合は寄り付き後売られたり、売り気配になる場合も


同様に悪材料も同じような状況になる場合もございますので注意が必要です。

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株式分割

小野薬 <4528> [終値21510円]3/31  1株→5株

アルプス物流 <9055> [終値1164円] 3/31  1株→2株

自己株処分

ハイレックスコーポ <7279> [終値3005円]3万株 

公募・売り出し価格

ハローズ <2742> [終値2568円]156万5300株 

富士ソフトサービスビューロ <6188> [IPO]890円 

ユー・エム・シー・エレク <6615> [IPO]3000円 

TOB(公開市場買い付け)

梅の花 <7604> [終値2654円]買い手自社 買い付け価格 2385円 期間 3/7〜4/4

新規公開株

銘柄 コード  市場   発行株数  公募価格 主幹事証券 注目度

2016/3/9 ブラス <2424> マザーズ 230,000株 4370円 東海東京他 注目度 B

事業内容:完全貸し切りのゲストハウスにおける、挙式・披露宴に関する企画・運営など

2016/3/11 フィット <1436> マザーズ 1,170,000株 1890円 SBI 注目度 B

事業内容:規格住宅や規格戸建て賃貸住宅の販売および太陽光発電施設の販売

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(今日の一言)

海外NY株式市場は、3指数とも4営業日続伸。
2月の雇用統計で経済低迷懸念を和らげたものの、早期利上げ示唆するまでも行かないところで市場好感と。
非農郷部門雇用者数が前月比24万2000人増加(市場予想19万人増加)、賃金や労働時間は減少となった。
12月、1月分は3万人の上方修正。失業率は4.9%で前月比横ばい。

アップル(+1.49%)グーグル(-0.21%)ヤフー(+2.98%)フェイスブック(-1.09%)アリババ(+1.69%)
ネットフリックス(+3.73%)アマゾン・ドット・コム(-0.41%)バイオジェン(-1.75%)
ラッセル2000(+0.55%)HTG(ハイイールドファンド)(+0.29%)NBI(バイオテクノロジー株指数)(-0.34%)
(米国株の下落の予兆は小型株やハイイールドファンドからの資金流出から始まる傾向もあり価格追加)

3市場(NYSE、MKT、ナスダック取引所)出来高は約103億株、過去20日間平均約87億株を大幅に上回る。

週間ベースでは、ダウは2.2%高、ナスダック総合指数は2.8%高、S&P500種指数は2.7%高となり、
それぞれ3週続伸で取引を終えた。

欧州株式市場の主要3指数は反発。
主な産業用金属が値上がりして、鉱業株が買われる。
2月の米雇用統計で非農業者部門雇用者数が市場予想を上回ったことも押し上げ要因。
自動車株も7日続伸。

東京株式市場で日経平均は4営業日続伸。
約1カ月ぶりに1万7000円台回復。
東証1部出来高は26億5272万株、売買代金は2兆4902億円。
騰落数は値上がり1422銘柄、値下がり435銘柄、変わらず86銘柄に。
直近上昇(3日間で933円 5.8%上昇)で利益確定売りの出る中も、買い戻しも入り、終盤にプラス圏となり終了。
原油価格の下げ止まったことで、オイルマネーの売り物が一時的にせよ止まったとの見方も・・・
信用期日が明けたとの需給問題もあるとも・・・

週間ベースでは、日経平均株価は5.1%高、3週続伸(13.8%高)、
東証株価指数(TOPIX)4.9%高、3週続伸(15.0%高)。
東証マザーズ指数は10.9%高、3週続伸(37.3%高)、日経ジャスダック平均は3.1%高、3週続伸(9.3%高)、
東証2部指数は2.1%高、3週続伸(10.5%高)で終了。

マザーズ指数は5日続伸(10.9%上昇 916.33)、サイコロジカルライン(12日)では10勝2敗(83.3%)、
2月からの騰落は16勝8敗、2015年末(887.14)を3.3%上回った。
3週続伸(37.3%高)となっており、過熱感も気になりだすところではあります。

米共和党内で不動産王ドナルド・トランプ氏(69)の大統領候補の指名獲得阻止しようとする動き鮮明。
党重鎮らが「反トランプ」の立場明言。
トランプ氏が代議員の過半数確保するのを阻み、7月の党全国大会まで決着持ち越そうと動き出した。
党内の躍進候補者を引き下ろす何か不思議な事態となっております。

LINE(東京・渋谷)が夏前に東京とNYで上場、資金調達は最大30億ドルとの報道。

アドウェイズ <2489> [終値580円]UNITED <2497> [終値1550円]エムアップ <3661> [終値544円] 
メディア工房 <3815> [終値485円]ネットイヤー <3622> [終値787円]メディアシーク <4824> [終値432円]
イマジニア <4644> [終値1044円]マーベラス <7844> [終値912円]など

ベンチャー企業の住宅リノベーション(大規模改修)関連サービス利用する消費者が増えてきた。
個性的な提案で単身や少人数世帯の「こだわり」取り込んでいる。
新築マンション離れが進む中、中古の取引は活況で売り出し戸数は過去最高の水準。

インテリックス <8940> [終値896円]連想も・・・

今週はメジャーSQがある週です。
SQ週の『魔の水曜日』付近は少し警戒しておきたいところです。
日経ダブルインバース <1357> [終値3040円]なども活用も。

国土交通省、トヨタ <7203> [終値6229円]日産自 <7201> [終値1096.5円]など
国産ディーゼル6車種走行試験、マツダ <7261> [終値1705.0円]だけが排ガス規制基準クリア。
マツダの「デミオ」「CX-5」は0.5〜1.3倍と圧倒的な差。

週末にあったインフォテリア <3853> [終値1376円]主催ブロックチェーンのセミナーですが、
何か新たな凄いことが起こりそうでもあり、そうでもないような・・・
難しく理解ができませんでした。
ある種特定の場所では革命的なことにもなるようにも思えるんですが、そこがどこか・・・
やっぱりつなぐところが、儲かるんではないかと思われますが・・・

イベントレポートがアップされています。
https://www.coin-portal.net/2016/03/05/6821/

インフォテリア <3853> [終値1376円]ミャンマー、BCファイナンス、
マイクロファイナンス(小口金融)のシステム基盤として、
ITと金融を融合した「フィンテック」の中核技術であるブロックチェーン(分散型台帳)活用した実証実験行う。
6月までに開始する予定。テックビューロ(大阪市)提供するプライベート・ブロックチェーン技術と、
インフォテリアの連携ミドルウェア組み合わせる。

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【コロ朝セミナー】2016年予定

3/12 (土) 【コロ朝セミナー】3月特別編 相場の福の神(東京・日本橋三越前)
https://www.directform.info/form/f.do?id=3888

3/26 (土) ミョウジョウ・アセット・マネジメント
      最高経営責任者(CEO)菊池真氏講演(東京・日本橋三越前)
https://www.directform.info/form/f.do?id=3879

4/2 (土) 【コロ朝セミナー】4月特別編 相場の福の神(東京・日本橋三越前)

4/9 (土) 大魔神さん上京予定(ミスターA氏交渉中)

4/23(土) 馬渕治好氏(ブーケ・ド・フルーレット代表)
      世界から見た株式金融市場(東京・日本橋三越前)
https://www.directform.info/form/f.do?id=3881

4/30(土) 櫻井英明氏 独演会 鯉の季節の泳ぎ方

5/21(土) 岡本昌巳氏VS大魔神氏 新緑の陣 

5/28(土) 櫻井英明氏 独演会 選挙相場突入

6/17(金)〜20日(月) 夢の石垣島 投資ツアー Ver3 
岡本昌巳氏&櫻井英明氏と飛ぶ南の島セミナー
      2泊3日もしくは3泊4日
https://www.directform.info/form/f.do?id=3850  
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