
FOMC利上げ見送り
- 2016年03月17日
- 株式投資・経済ニュース全般
2016年3月17日(木)はれ 春本番の気温
・2016年春の労使交渉で主要企業が16日、ベースアップ(ベア)や一時金を労働組合に一斉回答。
最高水準が相次いだ15年比ベア縮小する企業は約6割、半数近くが「業績の先行きが不透明」を理由。
非正規社員の賃金改善「する」59.6%「しない」40.4%。
・米大統領選の候補者指名争い15日、大票田の中西部オハイオ州や南部フロリダ州などで投開票。
ドナルド・トランプ氏が3州と1地域、ヒラリー・クリントン氏4州制し、両氏が大きく抜け出す。
・オリックス <8591> [終値1601.5円]日本企業で初めてインドで大規模風力発電事業に参入。
今年9月までに原発1基分に相当する最大出力100万KW分の発電能力を現地企業と共同で確保。
総事業費1100億円規模となる見込み。
設備投資費は日本より大幅に低く、オリックスは設備のさらなる増設や太陽光発電への参入も視野。
・国土交通省、貸し切りバスの新規参入事業者対象に事業許可の更新制度導入する方針。
更新時期は参入の3〜5年後軸に検討。
・フランクフルト証券取引所を傘下に持つドイツ取引所とロンドン証券取引所(LSE)グループ16日、
経営統合で合意。統合で同分野のサービス強化。
両社の合計時価総額300億ドル(約3兆4000億円)超え、世界2位に。
(日経1面)
・中国李克強首相16日、全国人民代表大会(国会に相当)の閉幕後の記者会見、
「中国経済は下振れ圧力を持ちこたえられる」と述べ、経済を安定軌道に軟着陸させる姿勢強調。
設備過剰の解消など構造調整を進めると同時に、
機動的な政策対応で失業増や金融リスクを防ぐと訴え、中国経済に対する国内外の不安の払しょくに腐心。
・日本政府観光局が16日、2016年2月の訪日外国人数(推計値)189万人となり、
前年同月比で36%増、過去2番目の高水準。
中国が49万8千人と前年同月比39%増、韓国(53%増、34万9千人)
台湾(26%増、34万9千人)香港(39%増、15万1千人)。
・政府16日、世界経済について有識者と意見交換する「国際金融経済分析会合」の初会合開く。
講師のスティグリッツ米コロンビア大教授は、
世界経済の低迷理由に2017年4月の消費税率引き上げは先送りすべきだと提言。
・日銀 <8301> [終値40250円]16日公表、
決済システムリポートで初めてフィンテックを取り上げ「基本的には歓迎すべき動き」と指摘。
17日に開く決済システムフォーラムでは仮想通貨やブロックチェーン取り上げる。
ビットコイン取引所運営するビットフライヤー(東京・港)や
モバイル決済のカレンシーポート(東京・千代田)など公募で選ばれたベンチャー企業も参加。
・千葉銀行 <8331> [終値561円]中国銀行 <8382> [終値1218円]第四銀行 <8324> [終値404円]
伊予銀行 <8385> [終値778円]東邦銀行 <8346> [終値359円]北洋銀行 <8524> [終値296円]6行、
金融にIT(情報技術)活用するフィンテック関連の研究開発会社を7月めどに共同で設立。
今後のフィンテック関連の投資コスト削減やノウハウ蓄積につなげる狙い。
6行と基幹システムの開発などで連携する日本IBMも参加、共同事業なども検討。
・中東ペルシャ湾岸の産油国で、新税導入の動きが相次いでいる。
クウェートは新たに企業に課税する計画発表。
サウジアラビアやアラブ首長国連邦(UAE)2018年に付加価値税導入する準備に入った。
・カタールサダ・エネルギー相は16日、石油輸出国機構(OPEC)加盟国と非加盟国の産油国が、
原油の増産凍結巡る協議を4/17にカタールの首都ドーハで開くと発表。OPEC内外の約15カ国が増産凍結案支持。
・英国オズボーン財務相16日、
2016年度の予算演説行い、16年の成長見通しを従来見通しの2.4%増から2.0%増に大きく引き下げ。
中国経済の減速や日本や欧州の景気停滞受け、世界経済の先行き不透明感が高まっていると指摘。
英国が6月の国民投票で欧州連合(EU)離脱を選べば、さらに経済の不確実性は高まると強調。
・欧州主要18カ国2月の新車販売台数(乗用車)前年同月比13.7%増、100万7200台。前年比プラスは30カ月連続。
・2月の米消費者物価指数、前月比02%低下。食品や衣服の価格、家賃、医療費などが幅広く上昇。
エネルギー価格が前月比6.0%低下、全体押し下げ。
・2月の米住宅着工件数、約117万8千戸(年率換算)となり、前月改定値比5.2%増。
3カ月ぶりの増加、市場予測(113万7千戸程度)を大きく上回った。
・カジュアル衣料大手でブランド「アースミュージック&エコロジー」ブランドの
ストライプインターナショナル(旧クロスカンパニー 岡山県)
今夏めどに東響証券取引所に上場する見通し。時価総額1000億円規模。
・京浜急行 <9006> [終値991円]16日、2016年3月期連結最終損益予想
130億円の黒字から40億円の赤字に下方修正。宅地開発や鉄道延伸の計画凍結、約180億円の損失発生。
・ジャパンディスプレイ <6740> [終値241円]大規模な構造改革に踏み切る。
国内2工場の旧式ライン停止など生産体制の見直し16日に発表。
早期退職も実施、年間170億円のコスト削減効果引き出す。
・京セラ <6971> [終値5066円]スマートフォン(スマホ)などに組み込む半導体向け薄型樹脂基板増産。
約150億円投じ京都府綾部市に新工場建設、生産量2倍へ。新たな成長分野で収益回復図る。
・2月の首都圏マンション市場動向、新築マンション発売戸数前年同月比13.9%減、2237戸。3カ月連続の減少。
・ヤフー <4689> [終値481円]インターネットでの宿泊予約事業強化。
外国人の利用多いペイパルの決済サービス導入、訪日客など取り込む。
子会社一休も「廉価版」サイト新設、より幅広い層にアピール。
・フジテレビジョン <4676> [終値1290円]
米アマゾン・ドット・コムの動画配信サービス向けにアニメ番組提供。独自制作した新作を独占的に流す。
・裁定取引に伴う現物株の買い残(期近・期先合計3/11申し込み)2兆0026億円 前週比8827億円増、2週連続増加。
・信用評価損率(3/11現在)マイナス11.67% 前週比1.17ポイント改善。4週連続改善。
・連続増益企業の研究(2)ミロク情報サービス <9928> [終値979円]新規開拓を成長の軸に据える。
将来の柱の一つとして中小企業のM&A(合併・買収)支援。
金融とIT(情報技術)が融合した「フィンテック」分野へも参入。
(日経新聞)
・南米アルゼンチン沿岸警備隊15日、同国プエルト・マドリン沖の南大西洋排他的経済水域(EEZ)内で
違法操業中の中国大型漁船が、停泊命令に従わず、警告の上発砲、沈没させたと発表。
・ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE) <6758> [終値2883.0円]
家庭用ゲーム機「プレイステーション(PS)4」に接続して利用する仮想現実(VR)端末を10月発売。
日本での価格は4万4980円。
今年は「VR元年」とも言われ、SCEの端末はVRの本命の一つとみられる。
(産経新聞)
・栗本鉄工 <5602> [終値162円]大阪大学学院基礎工学研究科岡村康之教授らと共同で、
マイクロ波を用いて強化プラスチック複合管(FRPM管)を非破壊で診断する技術確立。
2016年度中の事業化見込む。 農業水利施設補修に。
・JR東海 <9022> [終値19945円]JR西日本 <9021> [終値6850円]
2017年夏に東海道・山陽新幹線のチケットレスサービス始める。
指定席券をクレジットカードで購入、交通系ICカードを登録すると、改札でICカードかざすだけで乗車できる。
・「官製春闘」3年目、先行き不透明感。
自動車:経営環境、潮目変わる。
電機:業績低迷も好循環寄与。
鉄鋼:他産業との差、配慮。
造船・重機:「リスク」顕在化1500円。
(日刊工業新聞)
・堀場製作所 <6856> [終値4180円]自動車の開発に絡む試験需要丸ごと取り込もうとしている。
主力排ガス測定器は独フォルクスワーゲン(VW)の不正問題で、特需の風が吹く。
排ガス特需後、電気自動車(EV)見据える。「エンジンや車両全体の性能計測が不可欠」。
・バンダイナムコHD <7832> [終値2441円]
過去のゲーム作品に登場するキャラクターや音楽を収益化する施策拡大。
ゲーム会社やクリエーターが自由に改変したり、転用したりできるゲーム追加。
新たに制作したゲームやアプリで稼いだ収益の一部受け取る。「眠れる資産」掘り起こす。
・ブイキューブ <3681> [終値1458円]16日、
金融機関など向けに金融とIT(情報技術)癒合した「フィンテック」の活用支援するサービス始めた。
スマートフォンのアプリ使い、遠隔地にいる顧客に対して、
窓口業務や契約手続きなどの対応をお互いの顔を見ながらオンラインで簡単にできるようにする。
・ナノキャリア <4571> [終値1180円]
同社使用権持つ医薬品を幹部に届ける技術、創薬ベンチャーアキュルナ(東京・文京)に提供。
ナノキャリアは契約一時金と開発に応じた報酬受け取る。
・ジェイテクト <6473> [終値1512円]MT(手動変速機)車向け新型クラッチ開発。
電子制御や油圧システム組み合わせ、AT(自動変速機)車のよう円滑な動き支援。
前方の障害物に急接近したら自動停止する最新安全技術にも対応。2019年にも量産開始。
・大阪有機化学 <4187> [終値592円]従来比3倍伸びる柔軟なアクリル樹脂開発。
ウエラブル端末などのプリント配線基板やセンサー用部材として利用見込む。受注増えれば数年内に量産目指す。
(日経産業新聞)
※記事の後ろの記号は、◎(好材料大)〇(好材料)▲(悪材料)×(悪材料大)など。
ただし、好材料も目先買い物が強すぎるとか、織り込み済みの場合は寄り付き後売られたり、売り気配になる場合も
。
同様に悪材料も同じような状況になる場合もございますので注意が必要です。
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新規公開株
銘柄 コード 市場 発行株数 公募価格 主幹事証券 注目度
2016/3/17 アカツキ <3932> マザーズ 3,795,000株 1930円 野村他 注目度 A
事業内容:スマートフォン向けソーシャルゲームの企画・開発・運営
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(今日の一言)
海外NY株式市場は、上昇。
米連邦公開市場委員会(FOMC)結果待ちの米国株式市場は、米連邦準備理事会(FRB)が利上げ見送り、
今年の利上げ回数を前回予測4回から2回へ修正したことを好感。
ダウ工業株30種平均とS&P総合500種株価指数は終値で年初来高値となった。
アップル(+1.33%)グーグル(+1.07%)ヤフー(+2.25%)フェイスブック(+1.36%)アリババ(+1.76%)
ネットフリックス(+1.52%)アマゾン・ドット・コム(-0.48%)バイオジェン(+0.20%)
ラッセル2000(+0.74%)HTG(ハイイールドファンド)(+0.67%)NBI(バイオテクノロジー株指数)(-0.50%)
(米国株の下落の予兆は小型株やハイイールドファンドからの資金流出から始まる傾向もあり価格追加)
3市場(NYSE、MKT、ナスダック取引所)出来高は約76億株、過去20日間平均約81億株を下回る。
欧州株式市場の主要3指数は反発。
原油価格の上昇で石油株堅調。半面、銀行は売られた。
東京株式市場で日経平均は続落。
FOMCの結果発表が控えており、買い進むにも、売り進むこともできないようなところ。
東証1部出来高は18億6149万株、売買代金は1兆9118億円と商い低調。
売買代金は今年初めて2兆円割れ。出来高も今年最低。
騰落数は値上がり486銘柄、値下がり1340銘柄、変わらず118銘柄に。
東証1部はやりずらいようなところではありますが、新興市場銘柄は元気に賑わう銘柄も多いです。
個人投資家の一部は、割り切って動いているところに向かっています。
日銀 <8301> [終値40250円]16日公表、
決済システムリポートで初めてフィンテックを取り上げ「基本的には歓迎すべき動き」と指摘。
17日に開く決済システムフォーラムでは仮想通貨やブロックチェーン取り上げる。
ビットコイン取引所運営するビットフライヤー(東京・港)や
モバイル決済のカレンシーポート(東京・千代田)など公募で選ばれたベンチャー企業も参加。(日経5面)
ポイント関連注目も・・・
GMOメディア <6180> [終値3800円]セレナ <3696> [終値1405円]アイリッジ <3917> [終値3515円]
週末の【銘柄研究】候補のPCIHD <3918> [終値5390円]まさかのストップ高です。
なにか新しい銘柄を見つけないとですね。
プロスペクト <3528> [終値55円]あの方(女性)のつぶやきが朝方ツイッターに出ていましたね。
決済やドル急落などから、ビリングシステム <3623> [終値4485円]一昨日意思表示したように見えましたが?!
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☆夢の石垣島 投資セミナー2016☆
3度目がありました!!
2016年6月17日(金)〜
2泊3日もしくは3泊4日
講師:岡本昌巳氏&櫻井英明氏
施設見学も予定しております。
https://www.directform.info/form/f.do?id=3850
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ミョウジョウ・アセット・マネジメント
最高経営責任者(CEO)菊池真氏講演
『相場の転換を見極める』
2016年3月26日(土)開催 15:00〜16:50(開場14:30)
日本の近未来を予見します。
為替についても解説。
ビデオダウンロードでもご覧いただけます。
お申込み⇒ https://www.directform.info/form/f.do?id=3879
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【コロ朝セミナー】特別編 4月相場の福の神参上
ゲスト出演:SBI証券藤本誠之氏
2016年4月2日(土)開催 14:30〜16:50(開場14:15)
大波乱の2016年、今年は中小型材料株が良い理由。
中小型材料株中心に爆謄銘柄を探る。
今年は『売り』がキーワード
ビデオ・ダウンロードでもご覧いただけます。
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特定の銘柄について投資勧誘を目的にしたものではありません。
本資料言及した銘柄や投資戦略は、投資に関するご経験や知識、
財産の状況および投資目的が異なるすべてのお客様に、一律に適合するとは限りません。
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株式会社アスリーム
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