【銘柄研究】DIT（3916）

東京株式市場は、週明けの28日（月）が配当・権利付き売買最終日となります。
そして配当落ちの日は2014年まで12年連続で陽線となっております。
2015年は陰線とはなりましたが、今回3/29は配当落ちでの下落で始まって切り返せるか注目も・・・
今回の配当落ちの予想額は130円前後と言われております。

日経平均株価の1株利益が、商社の減損損失処理の影響か、3/22の1170.92円から3/25には1131.25円と急落。
主要株価指数や東証1部の値動きは、快調とはなりにくい展開とも・・・

といったところで今回は、デジタル・インフォーメーション・テクノロジー（DIT）　<3916> ［終値2859円］注目。
四季報では、独立系情報サービス会社。ソフトウエア開発の比重が９割超。金融、通信などに顧客企業多い 。
金融軸に既存顧客向けソフト開発受注順調。車載、医療機器向け組み込み系も２ケタ増。
サイバーセキュリティソフトは金融向け深耕。
6月決算で3月末の配当落ちなし。

ウェブの改ざんに対応した自社開発商品「ウェブアルゴス」注目。
ウェブの改ざんを検知したらすぐに元に戻す「瞬間検知、瞬間復旧」が可能だと。
「被害多発中のウェブサイト改ざん攻撃に終止符を！」。
通常はウェブサイト復旧まで１カ月程度かかったが「ウェブアルゴス」は復旧まで１秒以内だと。
「サイバーレジリエンス」との発想、レジリエンスは「回復力、復元力」で
「変えられたらすぐに元に戻せばよい」との新発想。

日足チャートも、3/4直近高値（3095円）付けた後、3/9に2500円台に調整した後、じりじり安値切り上げる絵面に。

昨年6月の新規株式公開（IPO）で公開価格は1300円、初値は4500円。
2015年6/23に7200円の高値以降は下落、2/12に1933円の安値をつけ、出直り基調に入ってきたようにも。
第一目標3500円処、抜けたら3800円、そこを上抜ければ上場来高値も狙えるようなところも・・・

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