住宅金利引き上げ

2016年3月30日（水）晴れ

・日立　<6501> ［終値533.8円］佐川急便傘下に持つSGホールディングスは物流分野で資本・業務提携。
　日立グループ保有の日立物流　<9086> ［終値1810円］の株式のうち3割弱をSGに売却。国内2位陣営に。

・一般会計の総額96兆7218億円と過去最高の2016年度予算が29日、参院本会議で可決、成立。
　安倍晋三首相、景気テコ入れのため、「予算を早期に執行することが必要。
　可能なものから前倒し実施するよう麻生財務相に指示する」と表明。経済対策の検討も本格化。

　（日経1面）
　

・相続税の負担減らす目的で高層のタワーマンション買うタワマン節税。
　2015年1月の相続増税機に需要かさ上げされた「相続税バブル」と評されたが最近は下火に。
　首都圏1月のマンション契約率は7年ぶりの50％台に沈む。
　国税庁と総務省の2段構えの節税策封じがきっかけ。

・米政府28日、米連邦捜査局（FBI）が米アップルに頼らず、
　テロ容疑者のスマートフォン（スマホ）「iPhone」のロック解除に成功。
　アップルは今秋投入する新製品でセキュリティー強化する方針。
　セキュリティー破ったのは、サン電子　<6736> ［終値1038円］イスラエル子会社、セレブライトの技術と。

・4/1から電力小売り全面自由化が目前。新電力の攻勢激化。約260社が新規参入。
　年8兆円規模の家庭向け電気市場が大きく変わる。

・2016年度予算と税制改正関連法は子どもを持つ女性や高齢者も働きやすい「一億総活躍社会」掲げ、
　保育園や介護施設の増設などに2.4兆円投じる。
　法人実効税率29.97％に下げて稼ぐ企業後押し、10％への消費増税時に軽減税率導入。

・株式中心に投資する株式ヘッジファンドの運用成績の低迷が長引く。
　ファンドの成績は2016年も運用の目安となる米株式市場の値動き下回る。
　閉鎖も相次ぎ、総数、金融危機発生後の06年以来の純減となる。

・コニカミノルタ　<4902> ［終値995円］M&A（合併・買収）通じた多角化加速。
　29日、ドイツ監視カメラメーカー・モボティックス買収。買収額は非公表、200億〜300億円。

・矢野経済研究所、世界の監視カメラ市場は2014年に前年比10％増。15年以降も1割強の伸び率維持。
　ネットワークカメラは、画質や通信技術の向上に伴い、工場や店舗での利用増えている。

・JFEエンジ　<5411> ［終値1581.5円］
　生産量で国内最大級の飼料工場含む食料コンビナートの設計、資材調達、建設受注。受注額約270億円。

・スパークス・グループ　<8739> ［終値226円］
　トヨタ　<7203> ［終値6154円］などと共同出資するファンド通じ、
　蓄電池ベンチャー・エクセルギー・パワー・システムズ（東京・文京）に出資。

・ファーストリテイリング　<9983> ［終値36780円］カジュアル衣料品店「ユニクロ」の価格政策見直す。
　週末セール縮小、定番商品値下げ。継続的に来店する顧客確保。

・HIS　<9603> ［終値3160円］訪日客などの関心が高い国内の体験型ツアー事業に本格参入。
　スマートフォンアプリ手掛けるインデックス（東京・品川）の事業買収。
　インデックスは自社サイト通じ約7千プラン提供。2018年に年30万人の利用者獲得目指す。　

・アキュセラ・インク　<4589> ［終値2520円］29日
　「三角合併」と呼ばれる方式で組織再編、9月中旬にも日本法人を東証マザーズ市場に上場。
　現在外国企業として東証マザーズに上場。既存株主には日本法人が新たに発行する株式を同数交付。

・王将フード　<9936> ［終値4200円］
　1993〜2006年ごろ、創業家の知人や関係企業と不適切取引、計約209億円流出。このうち約176億円は未回収。

　(日経新聞）

・三菱東京UFJ　<8306> ［終値532.9円］みずほ　<8411> ［終値170.8円］
　三井住友信託銀　<8309> ［終値334.7円］3銀行、4月適用する住宅ローン金利、10年固定型最優遇金利引き上げ。

　 (産経新聞)

・ソフトバンク　<9984> ［終値5511円］企業向け飛行ロボット（ドローン）サービス事業4月に開始。
　中国・DJIの日本法人と提携、ドローンと周辺機器、関連通信サービスを一体的に提供。　

・三井物産　<8031> ［終値1334.0円］中国でIT活用した外食店向け食材供給サービス始める。
　5年後10万-15万店目指す。

・経済産業省、微生物や動植物に繊維や医薬品材料など高機能物質生産させる新たなバイオ産業の振興戦略策定へ。

・EIZO　<6737> ［終値2869円］大型モニターで、船舶用の需要開拓。中長期航路向け協議用。

・ジャックス　<8584> ［終値465円］
　スマートフォン向け、米ビザや米マスターカードが展開する非接触型ＩＣ決済サービスの提供4/1に始める。
　利用者はスマホ端末かざすとクレジットカード決済できる。初年度1万人の会員獲得目指す。
　NTTドコモ　<9437> ［終値2648.0円］KDDI　<9433> ［終値3122.0円］ソフトバンク　<9984> ［終値5511円］
　3キャリアに対応。

　（日刊工業新聞）

・日本経済新聞社第14回「金型業界に関するアンケート」（回答企業数115社）、
　注目している加工方法や素材、技術（複数回答）、「炭素繊維」が41.7％と最も多く。
　続く注目技術は、金属と樹脂の「複合一体成型」で37.4％。

・住友ベークライト　<4203> ［終値451円］
　抗体医薬品の効き目決める役割果たす「糖鎖」を短時間で調べられる分析キット開発。
　従来技術の1〜2日から2時間に短縮。

　（日経産業新聞）

※記事の後ろの記号は、◎（好材料大）〇（好材料）▲（悪材料）×（悪材料大）など。
ただし、好材料も目先買い物が強すぎるとか、織り込み済みの場合は寄り付き後売られたり売り気配になる場合も
同様に悪材料も同じような状況になる場合もございますので注意が必要です。

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（今日の一言）

海外ＮＹ株式市場は、上昇。
米国株式市場は安く寄ったものの引けにかけて右高上りの展開に。
イエレン議長発言、利上げに慎重とのことで買い優勢に。
S&P500種株価指数が年初来高値で引ける。
原油価格下落もこの日はエネルギー株指数が0.35％上昇。

アップル（+2.37%）グーグル（+1.53%）ヤフー（+3.09%）フェイスブック（+2.15%）アリババ（+2.09%）
ネットフリックス（+2.89%）アマゾン・ドット・コム（+2.41%）バイオジェン（+1.16%）
ラッセル2000（+2.67%）HTG(ハイイールドファンド)（+0.38%）NBI（バイオテクノロジー株指数）（+1.73%）
（米国株の下落の予兆は小型株やハイイールドファンドからの資金流出から始まる傾向もあり価格追加）

休み明けの欧州株式市場の主要3指数は買い優勢。
金属や原油価格の下落も保険株の値上がりで全体押上げ。

東京株式市場で日経平均は小反落。
東証1部出来高は17億5085万株、売買代金は1兆8382億円。
騰落数は値上がり789銘柄、値下がり1061銘柄、変わらず85銘柄に。

配当落ち分（127円程度）を考えると実質100円ほどの上昇とみることもできるとの声も。

マザーズ指数が約8カ月ぶりに1000ポイント回復。
個人投資家に一部から、持ち株は売りたくはないけど、新規買いしたいような銘柄も見つからないといった声も。
この辺りで東証1部の主力株などに買いが向かわないと、苦しい展開になるようなところも・・・

少し黄色信号点滅のような感覚も。
持ち玉を、少し減らしていきたいようなところです。

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