
薬価算定方法見直し
- 2016年04月07日
- 株式投資・経済ニュース全般
2016年4月7日(木) 弱い雨
・厚生労働省は2018年度から、高額な薬について価格(薬価)の算定方法見直す。
同じような効果を持つ薬に比べて、割高な方の価格を適切な水準まで下げる。
年40兆円にのぼる医療費の約4分の1を占め、高額化の一途たどる薬剤費抑える。
非常に高額な一部の抗がん剤などが対象になる可能性がある。「費用対効果」の物差しを薬価に導入。
2014年に発売した抗がん剤「オプチーボ」小野薬 <4528> [終値4769円]開発、服薬1回あたり約73万円。
製造コストなどを基準にすると薬価は高くなりやすい。
製薬メーカーの希望価格に対して、効果が薄いと判断されれば公的保険が適用されず、
患者は3割以下の負担から10割負担の自由診療となる。
・住友商事 <8053> [終値1053.5円]インドで大規模マンション開発に乗り出す。日本企業では初。
現地企業と組み計5千戸建て、総事業費2千億円規模の見通し。
・6日の東京市場で日経平均株価は7日続落。
7日続落は「アベノミクス相場」が始まる直前2012年11/5〜13日以来、約3年5カ月ぶり。
7日間の下げ幅は1419円(約8%)に達した。
・市場の力学 投資の潮流(4)配当利回り10%台の銘柄が数多く上場する市場がベトナムホーチミン証券取引所。
2000年設立、外国資本の過半出資は昨年解禁されたばかり。
日本マネーが上場する約300銘柄のうち8割に流入。
ニュース証券、日本の個人の注文を受けてベトナムの中堅企業ロシアン食品加工輸入の株を大量購入、
一時筆頭株主に。
シンガポール複合商業施設ラッフルズシティー。この「大家」に多くの日本人がいる。
不動産投資信託(REIT)通じ、お金が流れ込む。
国際金融協会(IMF)によると、新興国からのマネー流出は2月に止まった。
3月に入り主要な新興国の株価は平均6%上昇。
債務不履行リスクが比較的高い米国の低格付け債にもお金が戻りつつある。
新たな投資先を模索する世界のマネー。マイナス金利時代の到来で、1700兆円に及ぶ日本の個人マネーにも注目。
「日本マネーは世界の主役」。そんな新常識が広がろうとしている。
(日経1面)
・九州電力 <9508> [終値1102円]川内原子力発電所1、2号機(鹿児島県)巡り、
福岡高裁宮崎支部が6日、運転差し止め認めない決定。
関西電力 <9503> [終値988.0円]高浜原発3、4号機(福井県)の運転停止命じた3月の大津地裁決定とは
正反対の結論。高度な技術、判断難しく、原発安全性、割れる司法。
・米医薬大手ファイザーとアイルランド同業大手アラガンは6日、合併撤回。米節税規制強化で節税効果見込めず。
米国の多国政企業は戦略の見直し迫られる。
・セブン&アイHD <3382> [終値4562円]7日に開く取締役会にコンビニエンスストア事業担う
中核子会社セブンイレブン・ジャパンの井坂隆一社長兼最高執行責任者(COO 58)の退任提案。
・日産自 <7201> [終値948.2円]月内に普通社債発行、900億円調達。
2月中旬日銀がマイナス金利政策導入以降、事業会社として最大の発行額になる。
満期が5年、7年、10年の3本。10年債の発行時の金利は年0.3〜0.4%台で調整。
・内閣府6日発表、2月の景気動向指数、
景気の現状示す一致指数は前月比3.2ポイント低い110.3となり、2カ月ぶりに悪化。
消費税率引き上げた14年4月以降で最低水準。前月と比較可能な8指標のうち6指標で前月下回る。
トヨタ <7203> [終値5457円]の計画減産のほか、半導体製造装置の生産が低迷したことが響いた。
先行指数も99.8と2ポイント悪化。12年12月以来の低水準で、前月と比較できる9の指標のうち6指標前月下回る。
・経済産業省この夏の電力需要見通し、電力の供給力ピーク時の需要をどれだけ上回っているかを示す
「予備率」は、電力9社の合計で安定水準の8%台確保。節電要請4年続けて見送る方針。
・国際通貨基金(IMF)6日、新興国の資本流出入分析した報告書発表。40超す新興国・地域分析。
2015年はデータがある1980年以降で初めて純流出に。
流出規模は各国・地域の国内総生産(GDP)比で1.2%分相当、中国が大きく下振れ。
資本純流入は07年ピーク。10年はGDP比で3.7%の資本純流入、それ以降減少に転じ、15年は純流出に転落。
中国とロシアを除けば15年も流入維持。
・5日の米大統領選の中西部ウィスコンシン州予備選で共和党テッド・クルーズ上院議員(45)勝利。
首位独走してきたドナルド・トランプ氏(69)の勢いに陰り。
・パナマの法律事務所のタックスヘイブン(租税回避地)関連文書で、
資産隠し疑惑指摘されたアイスランド、グンロイグソン首相5日辞任に追い込まれた。
政治の混乱は他国でも広がる可能性も。
・バイオ医薬品の後発薬ある「バイオ後続品」手掛ける韓国のセルトリオンは6日、
米食品医薬品局(FDA)からリウマチ関節治療などに使われる自社開発「レムシマ」の販売許可下りたと発表。
今週米国で販売始める。世界で年間3兆5000億ウォン(約3500億円)以上の売り上げ目指す。
・LINE(東京・渋谷)6日、スマートフォン(スマホ)ゲーム内のアイテム巡り、
供託金が必要な「通貨」に当たるかどうか、関東財務局と協議。上場への懸念も。
・IHI <7013> [終値206円]金属や非鉄金属を加工する熱処理・表面処理事業で
2016年度から5年間に約100億円投資、メキシコや米国などで拠点増設。
20年度に15年度比4割増となる500億円の売上高目指す。
・住友電工 <5802> [終値1243.5円]今秋めどに次世代大型蓄電池を世界で発売。
同電池主力とするエネルギー・環境関連で2020年度に年1千億円規模の売上高狙う。
・日立マクセル <6810> [終値1626円]
小型無人飛行機(ドローン)向けに安全性高めたリチウムイオン電池開発。5月末出荷。
・ヤマト運輸 <9064> [終値2086.0円]6日、2015年度の宅配便取扱個数が14年度比6.7%増、17億3126万個に。
インターネット通販の利用広がり、2年ぶりに過去最高更新。
・裁定取引に伴う現物株の買い残(期近・期先合計 4/1)2兆0444億円 前週比1843億円減、5週ぶり減少。
・信用評価損率(4/1現在)マイナス13.15% 前週比2.24ポイント低下。7週ぶり悪化。
(日経新聞)
・租税回避「合法だが問題」内部文書米国内で千社以上の設立に関与。
文書はテロ資金に関わっている可能性もある会社も含まれ、司法当局は調査に着手。
オバマ大統領記者会見で「多くは合法だが、確実に問題がある行為だ」と批判。
・三菱UFJ銀行 <8306> [終値484.6円]独自の仮想通貨の実証実験に着手。
IT活用した新しい金融サービス「フィンテック」の一環で、実用化されれば金融取引などの管理に関わる費用
大幅に節約し、決済や国際送金、振込みの手数料安くできる可能性がある。
実用化には数年も、世界の金融機関に先駆けて仮想コイン研究し、
デファクト・スタンダード(事実上の標準)握りたいという思惑も。
・日銀 <8301> [終値37200円]27、28日に開く金融政策決定会合で、
追加の金融緩和の必要性について議論する公算大きくなった。
(産経新聞)
・JR東日本 <9020> [終値9196円]
3月に定期運行終えた寝台特急「カシオペア」、6月からツアー列車として運行再開。
・富士通ゼネラル <6755> [終値1762円]
情報通信事業の拡充目指し、「高齢者健康支援モバイルサービス」の開発に着手。
高齢者の認知症予防や認知症の早期発見支援する専用アプリケーション制作する。
電子カルテと認知症に関する日々の生活環境データ結び付け、医療や介護の質向上につなげる方針。
2016年度内の実用化目指す。
・非鉄大手7社の2016年度上期(4-9月)地金生産計画、銅は5社中4社が増産。亜鉛は全社増産。
金は6社中3社増産、銀は7社中4社増産。
・政府訪日外国人の目標を2020年に4000万人、30年に6000万人と大幅に上げた。
観光で世界をリードする「観光先進国」への道のりには、ホテル不足など受け入れ態勢に課題。
業界での変化と課題。
小売り:訪日客の売れ筋商品に変化。大丸松坂屋 <3086> [終値1361円]
「腕時計などの高額品まとめ買いする人は減り、化粧品などの消耗品が好調。」
3月は免税での購入客数は前年同月比1割増も客単価は2割減。
旅行の主目的が買い物から観光に移る。関税も免税となる空港型免税店の開業続く。
化粧品:大量消費から「自分のため」の個人消費へ、訪日外国人観光客の購買行動が変化。
「爆買いではなく、じっくりカウンせリングに来る人が多く」。
コーセー <4922> [終値10570円]人気の『雪肌精』を百貨店で取り扱い始め、外箱に日・英2か国語で表記、
グローバルブランドとして育成中。ファンをリピーター客として定着へ。
通信:訪日外国人観光客にとって不満の上位に「無料公衆Wi-Fi(ワイファイ)の使いにくさ」。
窓ぎ値の一元化が必要。異なる事業者のWi-Fi接続が可能か実証始めた。
KDDI <9433> [終値2897.0円]ソフトバンク <9984> [終値5513円]参画。
NTT <9432> [終値4652円]独自展開。認証手続きの簡素化に取り組む。
(日刊工業新聞)
・病は遺伝子から治す。そんな「核酸医薬品」開発で日本新薬 <4516> [終値4310円]リード。
厚生労働省は画期的な薬として期待、審査速めるサポート決定。20年越しの戦略が、実を結びつつある。
・シーイーシー <9692> [終値1376円]
人工知能(AI)技術活用し、製品の外観検査できるシステムの提供25日に始める。
工場などに設置したカメラで製品認識、キズの有無やラベルの文字確認できる。判定制度3割程度高められる。
発売から1年で40〜50社での導入目指す。料金は200万円から。
・東大酒井康行教授、堀口一樹特任研究員らとフコク <5185> [終値833円]と共同で、
高品質iPS細胞を大量培養できる容器開発。
1回の治療で使う量まで細胞を増やせるよう改良し、数年内に実用化したい考え。
(日経産業新聞)
※記事の後ろの記号は、◎(好材料大)〇(好材料)▲(悪材料)×(悪材料大)など。
ただし、好材料も目先買い物が強すぎるとか、織り込み済みの場合は寄り付き後売られたり売り気配になる場合も
同様に悪材料も同じような状況になる場合もございますので注意が必要です。
—————————————————————————————
公募・売り出し価格
エディア <3935> [IPO]1630円
—————————————————————————————
(今日の一言)
海外NY株式市場は、3営業日ぶり反発。
上昇率はS&P500種とナスダック総合指数は1%超に。
ファイザーのアラガン買収計画が撤回され、
両社は同業他社への統合目指す方向へ転換するとの期待でヘルスケア関連が買われた。
米国原油在庫減少で原油価格上昇、エネルギー株も上昇。引けにかけて上げ幅さらに広げた。
アップル(+1.05%)グーグル(+1.07%)ヤフー(+0.69%)フェイスブック(+1.33%)アリババ(+1.76%)
ネットフリックス(-0.10%)アマゾン・ドット・コム(+2.72%)バイオジェン(+5.25%)
ラッセル2000(+1.18%)HTG(ハイイールドファンド)(+0.84%)NBI(バイオテクノロジー株指数)(+5.95%)
(米国株の下落の予兆は小型株やハイイールドファンドからの資金流出から始まる傾向もあり価格追加)
3市場(NYSE、MKT、ナスダック取引所)出来高は約69億株、過去20日間平均約72億株を下回る。
欧州株式市場の主要3指数は3営業日ぶり反発。
FT100種株価指数は1%超の上昇に。
ファイザーのアラガン買収計画が撤回で、他の製薬株が物色された。
小売株も上昇。
東京株式市場で日経平均は7営業日続落。3年5か月ぶりの7日続落です。
日経平均株価は「アベノミクス」始まって以来、初の7日続落となりました。
変に5円高とかで、6日で止まったというより、すっきりしますかね。
マザーズは陽線で終わっております。
東証1部出来高 21億4727万株 売買代金 2兆1149億円。
東証1部騰落数は値上がり730銘柄、値下がり1083銘柄、変わらず137銘柄に。
日経平均25日移動平均乖離がマイナス-6.3%(前営業日-6.3%)、
騰落レシオ(25日)は99.42%、サイコロジカル(12日)は3勝9敗の25.0%。
松井証券信用評価損益率(速報)で売り方 マイナス4.593%(前日▲4.218%)
買い方は連日のマイナス15.507%(前日▲15.589%)と追証発生レベルとなっております。
テレビの経済番組で、2月の日経平均の下げ止まりは、
日経平均採用銘柄のPBR(株価純資産倍率)の1倍割れ水準で、
今回もPBRの1倍割れ水準として、1万5100円処とのことも・・・
ただそこまでいくと日経平均25日移動平均かい離率も10%超となってしまいます・・・
きっかけ次第でいつでも反発してもよいところに来ていると思いますが、何がきっかけになるのかが・・・
米医薬大手ファイザーとアイルランド同業大手アラガンは6日、合併撤回。米節税規制強化で節税効果見込めず。
米国の多国政企業は戦略の見直し迫られる。
ファイザー、アラガンの買収成功すれば総額1600億ドル(約17兆6000億円)と歴代2位の大型M&Aになるはずで、
浮いたお金は、そーせいグループ <4565> [終値14180円]に来ませんか・・・?!
政府訪日外国人の目標を2020年に4000万人、30年に6000万人と大幅に上げた。
観光で世界をリードする「観光先進国」への道のりには、ホテル不足など受け入れ態勢に課題。
通信:訪日外国人観光客にとって不満の上位に「無料公衆Wi-Fi(ワイファイ)の使いにくさ」。
窓ぎ値の一元化が必要。異なる事業者のWi-Fi接続が可能か実証始めた。
KDDI <9433> [終値2897.0円]ソフトバンク <9984> [終値5513円]参画。
NTT <9432> [終値4652円]独自展開。認証手続きの簡素化に取り組む。
Wi-Fiルーターでビジョン <9416> [終値1349円]2015年12月の新規公開銘柄(IPO)(公開価格2000円)ですが、
PER18.55倍、PBR1.68倍と下値不安は少なく感じます。
厚生労働省は2018年度から、高額な薬について価格(薬価)の算定方法見直す。
同じような効果を持つ薬に比べて、割高な方の価格を適切な水準まで下げる。
年40兆円にのぼる医療費の約4分の1を占め、高額化の一途たどる薬剤費抑える。
非常に高額な一部の抗がん剤などが対象になる可能性がある。「費用対効果」の物差しを薬価に導入。
2014年に発売した抗がん剤「オプチーボ」小野薬 <4528> [終値4769円]開発、服薬1回あたり約73万円。
製造コストなどを基準にすると薬価は高くなりやすい。
一見小野薬に不利に見えるような書かれ方ですが、同じ効果の薬はなるのでしょうか・・・
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
株式投資セミナー
大魔神氏 上京 2016年新春(東京・日本橋)
2016年4月9日(土)14:30〜16:50開催
『2016年春爛漫 今年一番楽しい季節!!』
ミスターA氏 参上
ビデオダウンロードでもご覧いただけます。
お申込み⇒ https://www.directform.info/form/f.do?id=3904
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
馬渕治好の世界から見た株式金融市場
【2016年波乱の世界金融市場の見通し】
講師:馬渕治好 (ブーケ・ド・フルーレット代表)
2016年4月23(土) 開催 14:30〜16:50(開場 14:15)
ビデオダウンロードでもご覧いただけます。
詳細・お申込み⇒ https://www.directform.info/form/f.do?id=3881
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
東京株式セミナー・櫻井英明氏
『2016年株式劇場 鯉の季節の泳ぎ方!!』
2016年4月30日(土)開催 14:30〜16:50(開場14:15)
櫻井英明さんの取材力と推理・想像の合わせ技、ご期待ください。
ゴールデンウィーク後の相場展開と大化け有望銘柄候補
ビデオ・ダウンロードでもご覧いただけます。
詳細・お申込み⇒ https://www.directform.info/form/f.do?id=3902
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<<(株)アスリーム免責事項>>
● 本資料は、投資判断の参考となる情報の提供を唯一の目的としており、
特定の銘柄について投資勧誘を目的にしたものではありません。
本資料言及した銘柄や投資戦略は、投資に関するご経験や知識、
財産の状況および投資目的が異なるすべてのお客様に、一律に適合するとは限りません。
また株式・債券等の有価証券の投資には<<手数料等およびリスクについて>>
記載したとおり、株価・債券価格等の有価証券価格等の下落や
発行者の信用状況の悪化等により、投資元本を割り込むおそれがあります。
銘柄の選択、投資判断の最終決定は、お客様自身の判断で行なうようにお願いいたします。
———————————————————————–
株式会社アスリーム
INTERNET MEDIA OF INVESTMENT NEWS
〒169-0075 東京都新宿区高田馬場2-14-5
URL : http://koronoasa.com/
———————————————————————–
記事の続きはコロ朝プレミアムで!