
TPP見送り
- 2016年04月14日
- 株式投資・経済ニュース全般
2016年4月14日(木) 雨のち曇り
・政府・与党、インフラの整備に使う資金をほぼゼロの金利で民間企業に融資する仕組み検討。
政府系機関通じて最大3兆円貸し出す。経済対策の柱に。
・上場主要小売業の業績、2017年2月期に鈍化する見通し。
今期は売上高合計額が前期比2%増、経常利益7%増と増収増益確保するものの、前期比勢い弱まる。
消費者節約志向、経営者も慎重な業績予想立てている。
・東レ <3402> [終値932.8円]総合研究所を60年ぶりに設ける。
先端材料や人工知能(AI)といった多様な領域にまたがる研究進め、
各分野の成果融合して炭素繊維に続く新たな収益源を育てる。
滋賀県大津市に約100億円投じ、東レの研究所としては過去最大。2017年上期から主要施設順次開設する。
(日経1面)
・原油相場が反発強めている。米指標原油のWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)12日、
一時1バレル42.25ドル付けて4カ月半ぶりの高値。
サウジアラビアなどの産油国が増産凍結で合意するとの観測広がる。
・「パナマ文書」解明へ一歩。流出元の法律事務所家宅捜査。「震源地」に捜査の手。
マネーロンダリング(資金洗浄)など金融犯罪への関与の有無を調べているもよう。
・主要小売り、2017年2月期も増収増益の見通しも、経営者は消費の先行きに警戒感強めている。
実質賃金伸び悩み、年明け以降株安で「逆資産効果」の逆風が吹く。
訪日外国人(インバウンド)消費も円高で勢い鈍る懸念も。
食品スーパー好調、総合スーパー苦戦。
イオン <8267> [終値1580.5円]営業利益前期比25%増の1769億円。
ローソン <2651> [終値9100円]3%増の725億円。
・厚生労働省、待機児童対策、保護者の負担和らげるため、認可外保育所に渡す運営費の補助手厚くする。
一時預かり事業への補助も引き上げる。月額保育料が5万円程度に収まるようにする。
・厚生労働省、透析治療などで病院の個室使った場合、治療費とは別に追加料金を患者に請求できるようにする。
保険適用外で、全額自己負担になる。有料化で病院が個性あるサービスを提供できるようにする。
・国際商品価格の下落が、最終製品に広がってきた。
完成品示す「最終財」の価格は3月に前年同月比で2.1%下がり、3年8カ月ぶりの大きな下落に。
足元で進行する円高と合わせ、今後消費者物価指数(CPI)にも下押し圧力強まる。
日銀 <8301> [終値37000円]にとって逆風、金融政策のかじ取りは一段と難しくなる。
・日本郵政グループ <6178> [終値1513円]と地方銀行の間で雪解けムード広がりつつある。
日本郵便とかんぽ生命保険 <7181> [終値2551円]が
常陽銀行 <8333> [終値388円]など地銀3行の行員向けに健康づくりの支援始める。
・国際通貨基金(IMF)13日公表、各国の財政の分析報告書で、
日本に対して「財政健全化計画の履行を確約することで短期的な政策余地を生む」として、
予定通り2017年4月の消費税増税に踏み切るよう求めた。
一方、世界的には経済成長の鈍化が長引く懸念を指摘、機動的な財政支出促した。
・経済産業省は2016年中に、セブンイレブン・ジャパン <3382> [終値4670円]など
コンビニエンスストア大手3社などと電子タグ使った買い物の実証試験始める。
無線通信で価格などの情報をやり取りできる電子タグをバーコードの代わりに商品に付ければ、
レジ通す時に読み取り機当てなくても買い物総額瞬時に計算。
大日本印 <7912> [終値998円]パナソニック <6752> [終値959.0円]も参加。
電子タグを使えば「無人レジ」も視野に入る。
・米フェイスブック12日、世界で9億人利用する対話アプリ「メッセンジャー」活用した企業向け新サービス発表。
人工知能(AI)使ったソフトが顧客応対するのが特徴。
通販サイトや旅行予約サイト、銀行など30社以上との提携も。
・中国税関総署13日、3月の輸出額(米ドルベース)前年同月比11.5%増の1608億ドル(約17兆5千億円)。
前年上回ったのは昨年6月以来、9カ月ぶり。本格回復につながるかは不透明。
・石油輸出機構(OPEC)13日発表、月報で
3月のイラン原油生産量が日量329万バレルと前月比14万バレル近く大増産に。
1月の欧米による経済制裁解除受け、原油の増産継続。
・3月の米小売売上高前月比0.3%減。市場は0.1%程度の増加予測。前年同月比では1.7%増。
・3月米卸売物価指数、前月比0.1%低下。2カ月連続の低下。
市場予測は0.3%程度の上昇。前年同月比でも0.1%低下。
・米銀最大手JPモルガン・チェース13日、2016年1-3月期決算、
純利益55億2000万ドル(約6000億円)で、前年同月比7%減。減益は5四半期ぶり。
・有機EL投資、パネルのほか材料や製造装置も含め、関連メーカーが雪崩を打って事業化へ。
日本勢、韓国を追う。
・パナソニック <6752> [終値959.0円]幅広い決済への対応と営業支援の機能備えた多機能携帯端末開発。
クラウド上で情報管理、ソフトウエアを簡単に更新できる。
同社今度4年で決済端末関連事業の売上高を6000億円に倍増させる。
・サン電子 <6736> [終値1049円]13日、
イスラエル子会社セレブライトが国際刑事警察機構(ICPO)とパートナーシップ契約締結。
携帯端末からデータ抽出し、分析するノウハウ提供。
・岩谷産業 <8088> [終値632円]東南アジアで溶接などに使う産業用ガス事業拡大。
4月中にもインドネシアで新工場稼働、現地に進出する日系企業への供給始める。
・日揮 <1963> [終値1775円]岩手県軽米町で新電力会社レノバ(東京・千代田)など出資する
発電事業者からメガソーラ(大規模太陽光発電所)受注。受注額100億円強。
5月着工、2019年7月運転開始目指す。
・ソフトバンク <9984> [終値5878円]7月にも家庭向け電力小売りを全国に広げる。
東電 <9501> [終値601円]と組み、関東と中部、関西では4月から始めていたが、
新たに北海道電力 <9509> [終値934円]や北陸電力 <9505> [終値1497円]など電力大手4社と提携。
・裁定取引に伴う現物株の買い残(期近・期先合計 4/8申し込み)1兆8117億円 前週比2327億円減、2週連続減少
2兆円下回るのは2012年12月以来、3年4カ月ぶり。
売り残1570億円と前週比増加も直近ピークの3月上旬比3分の1弱。
・信用評価損率(4/8現在)マイナス14.37% 前週比1.22ポイント低下。2週連続悪化。
(日経新聞)
・政府・与党13日、環太平洋経済経済連携協定(TPP)の承認案と関連法案について、
今国会での承認や成立見送り含め検討へ。
見送り決めれば、秋の臨時国会での成立目指すことに。
・LGエレクトロニクス13日、次世代パネル「有機EL」採用した大型テレビの新製品を5月下旬から順次発売へ。
想定価格65インチが90万円前後、55インチが70万円前後、画面が局面タイプの55インチは47万円前後に。
(産経新聞)
・コマツ <6301> [終値1980.0円]情報通信技術(ICT)駆使した建設機械の国内販売に動き出す。
ブルドーザー5機種と油圧ショベル1機種発売、現場の作業効率高める。
年間でブルドーザー150台、油圧ショベルも150台販売計画、建機のICT化で先行し競争力強化する。
経験の浅い作業者でも施工の制度高められる。
・NEC <6701> [終値278円]カメラの前で立ち止まることなく、
歩いたままで顔認証が可能な「ウォークスルー顔認証システム」の実証実験、東京・三田の本社ビルで始めた。
対象は社員約1000人。東京五輪・パラリンピックはじめ、様々な分野に提案。
・フマキラー <4998> [終値641円]今夏に向けて主力の虫よけ製品増産。「ジカ熱」予防で需要拡大。
(日刊工業新聞)
・出光興産 <5019> [終値1998円]ディスプレー世界最大手韓国LGグループと切っても切れない関係に。
出光は有機ELに使う発光材料提供。2015年度の売上高は約150億円に過ぎないが、売上高営業利益率は3割弱。
本業の石油精製・販売を大きく上回る。業績拡大には有機ELで先行するLGとの共闘が不可欠に。
・三菱電機 <6503> [終値1197.5円]13日、トルコに家庭向けエアコンの開発・生産拠点設ける。
トルコは爆発テロが主要都市で起きるなど地政学リスク高まっている一方、
人口増背景に消費が堅調、経済成長続いている。
・日本マイクロソフト(MS)金融商品などの取引記録を低コストで管理できる「ブロックチェーン」を
クラウド上で提供するサービス年内に始める。
金融機関などは自前のサーバー上に構築するのに比べ初期費用抑えられ、試験運用しやすくなる。
・日立 <6501> [終値503.9円]13日、国立病院機構向けに複数の病院の電子カルテを一元化するシステム納入。
同機構が全国で運営する病院のうち、まず3割に当たる41カ所の病院対象。病院経営の効率化につなげる狙い。
受注額、5年間の運用・保守含め4億9千万円。
・東レ <3402> [終値932.8円]強度の高さに特徴のある高機能繊維「アラミド繊維」で住宅・施設市場を開拓。
災害から建物を守るシートを年内にも住宅や旅館に販売。
前田工繊 <7821> [終値1154円]と連携、住宅メーカーなどへ営業開始。
国内で大震災に加え、火山の噴火災害など増え、需要増と判断。
(日経産業新聞)
※記事の後ろの記号は、◎(好材料大)〇(好材料)▲(悪材料)×(悪材料大)など。
ただし、好材料も目先買い物が強すぎるとか、織り込み済みの場合は寄り付き後売られたり売り気配になる場合も
同様に悪材料も同じような状況になる場合もございますので注意が必要です。
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株式併合
井筒屋 <8260> [終値56円]9/1 10株→1株
公募・売り出し価格
ケネディクス商業リート <3453> [終値263300円]25万6717円 申込み4/14-15 払込日4/20
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(今日の一言)
海外NY株式市場は、続伸。
米金融大手JPモルガン・チェースの決算で1-3月期は5四半期ぶりの減益ながらも
市場予想を上回り、株価急騰(4.2%)金融株が上昇し相場けん引。
アジア市場は欧州市場の上昇も好感。
ダウ工業株30種平均は2015年11/6以来、S&P総合500種株価指数は15年12/4以来の高値水準。
ダウの上場来高値は18351.36ドル(15年5/19)、S&P500種は2134.72(15年5/20)に。
もっとも達成するにはともに25%ほど上昇しなければならないところではありますが・・・
アップル(+1.45%)グーグル(+1.16%)ヤフー(+1.77%)フェイスブック(-0.09%)アリババ(+2.29%)
ネットフリックス(+2.50%)アマゾン・ドット・コム(+1.93%)バイオジェン(+1.54%)
ラッセル2000(+2.19%)HTG(ハイイールドファンド)(+0.66%)NBI(バイオテクノロジー株指数)(+1.93%)
(米国株の下落の予兆は小型株やハイイールドファンドからの資金流出から始まる傾向もあり価格追加)
3市場(NYSE、MKT、ナスダック取引所)出来高は約76億株、過去20日間平均約70億株を上回る。
欧州株式市場の主要3指数は続伸。
独DAXと仏CAC40種は4営業日続伸。
中国の輸出増加好感、アジア市場の株高も追い風、鉱業と銀行株がけん引。
東京株式市場で日経平均は大幅続伸。
東証1部出来高は22億5541万株、売買代金は2兆3482億円。
騰落数は値上がり1683銘柄、値下がり195銘柄、変わらず73銘柄に。
原油高や円高傾向一服、欧米市場の株価上昇も好感。
主力株中心に買い戻し主体ながらも割安感からの新規買いの動きも入ったようなところ。
金融株や資源株の上昇が目立つ。
マザーズ指数も年初来高値、2/12の底値から、陰線の連続はない展開が続いています。
個人投資家の投資心理はようやく好転してきたようなところも・・・
先行していた個人投資家さんからは、新規投資する銘柄が少なくなってるといった声も・・・
ですので、マザーズなどの新興市場銘柄から、一部の国際優良株へ行ってる資金もあるのではないでしょうか。
経済産業省は2016年中に、セブンイレブン・ジャパン <3382> [終値4670円]など
コンビニエンスストア大手3社などと電子タグ使った買い物の実証試験始める。
無線通信で価格などの情報をやり取りできる電子タグをバーコードの代わりに商品に付ければ、
レジ通す時に読み取り機当てなくても買い物総額瞬時に計算。
大日本印 <7912> [終値998円]パナソニック <6752> [終値959.0円]も参加。
電子タグを使えば「無人レジ」も視野に入る。
サトー <6287> [終値2232円]東芝テック <6588> [終値435円]オプトエレク <6664> [終値485円]
出光興産 <5019> [終値1998円]ディスプレー世界最大手韓国LGグループと切っても切れない関係に。
出光は有機ELに使う発光材料提供。2015年度の売上高は約150億円に過ぎないが、売上高営業利益率は3割弱。
本業の石油精製・販売を大きく上回る。業績拡大には有機ELで先行するLGとの共闘が不可欠に。
小野薬品 <4528> [終値5722円]凄い動きになっております。
取引先のリニカル <2183> [終値1981円]恩恵は相当ありそうに感じますが・・・
アンジェスMG <4563> [終値635円]増資引き受けた三田証券が300万株行使と。
昨日と合わせて500万株ほど行使したとのこと。
あと残り143万株となり、売り圧力も低下してきそうですね。
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