最新の経済ニュース・最新株式情報はコロ朝経済ニュース・株式掲示板で!

無党派層73%が池田氏へ

2016年4月25日(月)はれ 月内受け渡し最終日

・日銀 <8301> [終値37350円]マイナス金利の影響が、年金の負担増通じ企業収益圧迫し始める。
 企業が将来の年金の支払いに備えて用意する必要のある金額が増えるため。
 日清食品HD <2897> [終値5360円]住友不 <8830> [終値3580.0円]などで今期関連費用膨らむ見通し。

・第三次安倍政権発足して初の国政選挙、衆院の2つの補欠選挙24日投開票、
 与野党激突北海道5区、自民党新人和田義明氏(44)が無所属新人野党統一候補池田真紀氏(43)破り初当選。
 自民党候補者擁立見送った京都3区は民進党前職泉健太氏(41)6回目の当選。

・石井啓一国土交通省24日、九州自動車道が月内に全線復旧する見通しに。
 九州新幹線も大型連休めどに全然で営業再開へ。
 安倍晋三首相24日、政府の地震非常災害対策本部会議で、
 熊本地震の復旧対応などのため、2016年度補正予算案編成する方針表明。
 5月下旬の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)前の成立目指す。

・日経新聞社24日まとめた採用計画調査(最終集計)、2016年度の中途採用は3万6219人と15年度比9.0%増。
 伸び率3年連続で拡大。大卒や新卒採用の伸びが鈍る一方、技術者中心に成長分野の即戦力求める動き強まる。

 (日経1面)

・政府、人工知能(AI)の研究開発で国際的な統一基準設けるよう世界各国に呼びかける。
 29〜30日に香川県で開く主要7カ国(G7)情報通信相会合で研究開発の原則示すとともに、
 国際基準議論する産学官会議の創設提案。
 具体的には、1.人間がAIを制御できるようにする 2.AIが人間の生命の安全に危害を及ぼさないようにする
 3.AIが人間のプライバシーを侵害しないようにする など。

・超党派議員連盟、バスやトラックの安全確保に向けた法改正に乗り出す。
 運転手に健康診断実施、病気が原因で安全な運転ができない恐れがあれば必要な措置を事業者側に義務付けへ。

・経済産業省、大手コンビニエンスストアローソン <2651> [終値8760円]や伊藤園 <2593> [終値3495円]
 日本気象協会などと連携、
 気象予測情報やインターネット上のつぶやきから、売れ筋商品予測するシステムを2017年度に実用化へ。

・株式上場から半年迎える日本郵政 <6178> [終値1550円]もがく。
 中核のゆうちょ銀 <7182> [終値1384円]の株価は公募価格下回ったまま。
 マイナス金利で国債運用厳しく、貯金限度額の引き上げで集まる資金をリスク資産に投資せざる得ない。
 相次ぐ逆風に試練の経営が続く。

・米大手投資ファンドKKRは近く日本で上場企業への投資始める。
 複数の上場企業に投資し、取得額は合計1000億円規模見込む。日本での収益源多様化。
 主に時価総額1兆円超の大企業対象。1件あたりの投資額は数百億円想定。
 投資先経営陣との対話通じて経営改革支援、中長期の株価上昇で収益を得る。

・トヨタ <7203> [終値5919円]24日、2018年にプラグハイブリッド車(PHV)を中国市場に投入。
 小型車「カローラ」「レビン」の2車種で現地生産に乗り出す。
 中国へのPHV投入は日本メーカーでは初めて。

・日経新聞社採用計画調査、銀行・証券の減少目立つ。人員確保に一定のメド。

 りそな銀 <8308> [終値435.4円]595人と35.7%減計画。
 三井住友銀行 <8316> [終値3803.0円]新卒全体の採用が1450人と24.9%減。
 大和証券グループ本社 <8601> [終値718.0円]大卒採用11.8%減。
 ファーストリテイリング <9983> [終値31950円]新卒採用では16年春の半分の約500人にする計画。 

・三井化 <4183> [終値838円]2017年にもインドで自動車シートに使う樹脂材料の生産始める。
 年1万〜1万5000トンの生産能力備え、顧客ごとに材料調整して供給する拠点設ける。
 インドではスズキ <7269> [終値3228.0円]など自動車・部品各社の工場建設が相次ぎ、
 20年には600万台に近い車が生産される見通し。
 拠点新設で各社との取引拡大狙う。

・「ブロックチェーン」技術に関する国内初の業界団体「ブロックチェーン推進協会(BCCC)」25日発足。
 発起メンバーはインフォテリア <3853> [終値1241円]テックビューロ(大阪市)、日本マイクロソフトなど。

・創薬ベンチャーインタープロテイン(大阪市)人工知能(AI)使った医薬品開発へ。
 日本では先駆的な試み。ブロードバンドタワー <3776> [終値185円]子会社
 AI使ったIT(情報技術)サービスのエーアイスクエア(東京・港)と25日共同研究契約結ぶ。
 「ディープラーニング(深層学習)」の手法導入。
 インタープロテインはたんぱく質の構造解析し、独自の化合物見つける技術に強い。
 武田薬品 <4502> [終値5515円]や仏製薬大手イプセンと治療薬共同開発している。
 BBタワー子会社と組み、AI使った効率的な創薬目指す。

・NEC <6701> [終値283円]NECトーキン(宮城県白石市)東北大と
 熱を電気に変える技術「熱電発電」に利用できる新しい素子開発。 
 安価で曲がるシート状の電源実現できる。3〜5年後の実用化目指す。

・弁護士ドットコム <6027> [終値2357円]
 企業法務に特化した新たなポータルサイト「BUSINESS LAWYERS(ビジネスロイヤーズ)」開設。
 約20事務所の計約450人登録。企業法務に関わる時事ニュースや専門弁護士による解説記事など配信。
 企業法務手掛ける弁護士をデータベース化し、企業の法務担当者とマッチングする。

 (25日 日経新聞)

・日本の電子部品大手の受注4年ぶりに減少。
 村田製作所 <6981> [終値15250円]TDK <6762> [終値6970円]など
 大手6社の2016年1-3月期合計受注額は前年同期比4%下回った。
 米アップルスマートフォン(スマホ)「iPhone」の販売不振響く。
 日東電工 <6988> [終値6403円]最も影響大きく、受注減少幅は約2割。
 日本電産 <6594> [終値7875円]振動デバイスの増産投資に踏み切ったが、振動デバイスの受注は想定下回る。

・人材派遣大手と顧客企業による派遣料金の春季引き上げ交渉決着。
 テンプスタッフ <2181> [終値1636円]やスタッフサービスでは引き上げで決まった契約は昨年比約1割増。
 交渉対象の3割前後となる。上昇分の一部は派遣社員の時給に反映。

・安倍晋三首相23日、熊本地震からの復旧対応などのため、2016年度補正予算案編成する方針。
 6/1までの今国会中に成立させる方針で調整する。
 政府は25日、同地震について激甚災害の指定を閣議決定する。

・東芝 <6502> [終値247.7円]社長に綱川智副社長(60)昇格させる方針。混乱収拾へ体制刷新。

 (日経1面)

・日銀 <8301> [終値37350円]27〜28日金融政策決定会合開く。
 円高や原油安背景に2016年度、17年度の物価見通し下方修正する見込みで、
 市場では追加金融緩和への期待高まっている。
 今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果踏まえ、追加緩和必要かどうか最終判断する。

・国土交通省、札幌や大阪など11地域で国が定めるタクシーの下限運賃引き下げる検討。
 下限下回る運賃で営業するエムケイなどの格安タクシーも利益が出ていれば容認。

・中国、自動車の環境規制強化に乗り出す。
 2017年から大都市で欧州と同等の厳しい排ガス規制前倒し導入、20年前後には無公害車の販売義務付けも始める。

・熊本地震で体育館などに避難している被災者間でノロウイルス感染の恐れ。
 南阿蘇中学校でこれまで25人が下痢や嘔吐などの症状。

 (24日 日経新聞)

・政府は非正規雇用の待遇改善などを柱とする「ニッポン一億総活躍プラン」の原案固めた。
 非正規雇用の賃金を正規の7〜8割程度まで早期に引き上げ、欧州並みにする目標明記。
 今後5年間を65歳以上の継続雇用の延長と定年引上げのッ集中期間と位置づけ、実施企業には助成金増やす。
 保育の待機児童は17年度中に、放課後児童クラブの待機児童は19年度にそれぞれ解消する目標定める。

・独フォルクスワーゲン(VW)22日、2015年12月期決算発表。VWの過去最大の赤字になる。
 不正問題対策費用として162億ユーロ(約2兆円)引き当て、
 最終損益15億8200万ユーロ(約2千億円)の赤字(前期は108億4700万ユーロ)に転落。

・米政府、オバマ大統領が5月の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)の直後に被爆地、広島訪れる方針。
 「核兵器なき世界」を掲げるオバマ氏は、広島で核廃絶訴える演説をする計画。

・JR九州22日、九州新幹線について月内にも全線で運転再開する方針。
 利用客の多い博多-熊本間については23日正午前に運転再開。

・内閣府専門調査会22日、生物の遺伝子を自在に改変できる新技術「ゲノム編集」で
 ヒトの受精卵を操作することを、基礎研究に限って認める見解まとめた。
 遺伝性の難病などの予防や治療につながる研究に道開く。

 (日経1面)

・防衛省22日、相手のレーダーに探知されにくい「ステルス」性能持つ国産実証機初飛行。
 航空自衛隊のF2戦闘機の後継機の開発に向け、受注した三菱重工 <7011> [終値433.0円]

・三菱自 <7211> [終値504円]顧客への補償の具体策詰めている。
 問題の解明はまだだが、顧客つなぎとめには早期の対応が重要とみている。

・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)22日、
 三菱自 <7211> [終値504円]の長期格付け引き下げ方向で見直す「クレジット・ウォッチ」に指定。
 現在の格付け(ダブルBプラス)では許容できない悪影響が業績や財務に出る可能性があるとみている。

・公正取引委員会に届け出のあった海外企業同士のM&A(合併・買収)件数、
 2015年度は53件に達し、12年度比で約2倍に。
 独占禁止法では、国内の売上高計200億円超の企業が同計50億円超の企業を買収する場合、
 公取委への事前届出義務付け。

・海外企業が日本での資金調達活発化。
 2015年度の調達額は26億ドル(約2900億円)強、契約件数は14件で14年度に続き高水準維持。
 資金運用難の地方銀行などにとっては有望な投資先となっている。

・22日の外国為替市場で円相場が、約2週間ぶりに1ドル111円台前半まで下落。
 市場の動揺が一服し、リスク回避などで進んだ円高の巻き戻しが起きている。
 株式市場でも円安で輸出株などが買われ、日経平均株価は1万7500円台に回復。約2カ月ぶりの高値に。
 原油価格の回復や欧米株価の上昇が理由。

・欧州連合(EU)22日、ユーロ圏財務相会合開き、金融支援中のギリシャが約束通りに改革進めているか協議。
 ギリシャは7月に大型返済控え、財政危機の再燃を回避出来るか、不透明感が漂い始めた。

・中国習近平指導部、タックスヘイブン(租税回避地)などの
 海外の「オフショア企業」使った不正な資金逃避の捜査強化。
 情報統制は継続、強権誇示、色濃く。

・三菱商事 <8058> [終値1965.0円]資産の入れ替えに着手。
 インドネシアのニッケル鉱山開発の権益は約100億円で仏社に売却、撤退へ。
 銅など3分野は継続して保有、新たな権益取得も検討。

・マツダ <7261> [終値1816.5円]2017年3月期連結業績、営業利益前期推定比2割強減、1700億円程度に。
 営業減益は5期ぶり。為替の円高が利益押し下げる。
 今期の想定為替レートは1ドル110円程度、1ユーロ125円程度とみられ、前期よりそれぞれ10円以上の円高が進む。
 今期は為替の円高だけで営業利益を700億円程度押し下げる可能性も。

・UKCホールディングス <3156> [終値2156円]加賀電子 <8154> [終値1383円]22日、経営統合協議中止。
 5月中の最終合意目指したが「諸条件の合意に至らず」と。

・日本電産 <6594> [終値7875円]22日、ルーマニアの家電用モータ製造のANA IMEP(ピテシュ)買収。
 顧客獲得するとともに、欧州での生産拠点の中核として活用。 

・パルコ <8251> [終値970円]東南アジアで日本食の店を集めたモール展開。
 商業施設内に6〜7店集めて出店する計画。10月にもシンガポールで1号店開く。

・22日東証第一部の売買代金、2兆7889億円と、
 株価指数先物・オプションの特別清算指数(SQ)算出日除き、約2カ月ぶりの高水準に。
 日銀 <8301> [終値37350円]による追加の金融緩和への期待高まり、メガバンク株中心に買いが集まった。
 売買代金は前日比13%増。

・22日の新興市場向け株式市場で、日経ジャスダック平均株価と東証マザーズ指数が小反落。
 マザーズ指数は2/12の年初来安値から前日まで84%上昇、利益確定売りが優勢になった。
 個人投資家の関心が銀行株など東証1部の主力株に移り、中小型株物色に一服感。

・経済産業省と厚生労働省は企業や日本糖尿病対策推進会議と組み、
 会社員の健康情報蓄積するデータベースの構築に乗り出す。
 25日にも、データベースつくりに参加する企業を公募。
 「KENKO企業会」に参加するテルモ <4543> [終値4445円]日立 <6501> [終値536.6円]応募する見通し。
 30万人規模の健康データベースは国内にはなく、幅広い研究への活用探る。 

 (23日 日経新聞)

・24日投開票の衆院北海道5区補欠選挙で共同通信社実施した出口調査、
 自民党新人和田義明氏、自民支持層の87.2%、公明支持層の89.0%を固めた。
 「野党統一候補」で無所属新人の池田真紀氏も民進党支持層の95.5%、共産支持層の97.9%の票。
 「支持政党なし」の無党派層は73.0%が池田氏に投票。
 安倍晋三首相、無党派層つかめず危機感。
 無党派層が逃げたのは、失言や醜聞はじめとする自民党内の「ゆるみ」影響と。

・三菱自 <7211> [終値504円]燃費データ不正問題、
 国土交通省が同社の燃費試験用データの測定方法を「社内評価用の方法」と判明したことが24日、わかる。
 国交省は道路運送車両法違反の疑いあるとみて、実施方法など詳しく調べる。

  (25日 産経新聞)

・ドイツ運輸当局22日、国内外のメーカーのディーゼルエンジン車に対して実施した排ガス調査の結果、
 22車種から欧州基準値超える窒素酸化物(NOx)検出されたと発表。
 スズキ <7269> [終値3228.0円]と日産自 <7201> [終値1066.0円]の車両も含まれ対応必要となる可能性も。

  (2日 産経新聞)

・三菱自 <7211> [終値504円]燃費データ不正問題で、
 国内で販売する多くの車種で法令とは違う方法のデータ測定行われたことが分り、
 さらなる販売や生産の停止に追い込まれる可能性。
 問題の車両買い取りや、顧客への補償、エコカー減税の返還など対策費は数千億円規模に膨らむ恐れも。

・日銀 <8301> [終値37350円]22日公表した金融システムリポートで、マイナス金利政策について、
 金融機関の収益力低下が長期化すると、
 お金の出し手と借り手の資金の流れ円滑にする金融仲介機能の制約につながる可能性があると指摘。
 肝いりの新政策を、日銀自らその弊害について明確に言及した格好。

  (23日 産経新聞)

・AI革命 勝ち組探せ。新たな「知性」で企業が変わる。
 人工知能(AI)の能力は急速に高まっている。
 米グーグルの囲碁AI「アルファ碁」が世界トップ級の棋士破り、日本では小説を書くAIも登場。
 米フェイスブックやLINE(東京・渋谷)はAIが対話アプリで自動で応じる「ボット」と呼ばれるサービス提供。
 進化支えるのはディープラーニング(深層学習)などの新しい技術。
 教え込んだことの再現だけでなく、自ら学び、考えるようになった新しい「知性」は経済に革命もたらす。
 自動運転やマーケティング、病気の診断や顧客サービスなど様々な分野での活用が目の前に迫る。

・AI革命 勝ち組探せ。新たな「知性」で企業が変わる。
 金融市場も変化織り込み始めている。
 UBSスティーブン・ミルノビッチ氏、米IBMの先行きに好意的なリポート。
 理由の一つはAI。IBMはAI「ワトソン」を持つ。日本でも銀行のコールセンターや医療現場に導入始まった。
 スティーブン氏「IBMはワトソンを(社会)基盤にしつつある」と評価。基盤押えた企業は強い。

 産業用ロボットで世界のトップ走るファナック <6954> [終値18905円]。
 故障で止まることのない未来の工場実現するために組んだのが
 東大発AIベンチャー、プリファード・ネットワークス(PFN 東京・文京)。
 故障の予兆事前につかむ「賢い」ロボット開発目指す。

 トヨタ <7203> [終値5919円]豊田章夫社長「車、モビリティの枠を超えて生活を豊かにする」こと目指し、
 AIの研究開発拠点を米シリコンバレーに開設。

・AI革命 勝ち組探せ。相棒はAI 見えない先読む。
 国内市場、30年に87兆円。作る企業・使う企業「協働」が成長の種。

 日立物流 <9.86> [終値1899円]「物流と人工知能(AI)が結びつくなんて夢にも思わず」
 人手不足が深刻化するなか人海戦術は限界。
 そこで作業改善のために使ったのが日立 <6501> [終値5308.6円]のAI。 
 ある倉庫では効率が8%も向上。2016年度は前年度6億円を上回る費用をAIに使った効率改善などに投じる方針。
 3年以内の統合目指す佐川急便とも協力し、少ない人数で高い付加価値生み出す物流の姿模索する。
 
 リクルートHD <6098> [終値3515円]では、
 出資先の米社のAIによるデータ分析ソフト導入した職場で、働き方変わった。
 データ分析にかける時間は減り、アイデアを考えたり、仲間と議論したりする時間が増えた。
 「データ分析8、ミーティング2の比率が全く逆になった」都の車内からの声も。

 野村證券 <8604> [終値549.0円]政府や日銀の月例経済報告や金融経済月報などの文書データを
 AIで解析して景況感数値化する「野村AI景況感指数」を昨年から公表。

 NEC <6701> [終値283円]「人の判断に示唆を与える『知性』を持ったAI」。
 例えば新製品開発では過去の商品データや顧客の声などから仮設立て、提案。
 アイデア出しといった役割担うことも想定される。

・AI革命 勝ち組探せ。人工知能を作る企業・使う企業。
 
 グーグル(米)インターネット検索や自動運転。囲碁ソフトは世界トップ棋士破る。
 フェイスブック(米)対話アプリで顧客に自動対応する「ボット」を企業向けに提供。
 IBM(米)会話の内容から回答推論。日本でもコールセンターなどでの利用が広がる。
 マイクロソフト(米)基本ソフトにアシスタント「コルタナ」搭載。
 日立 <6501> [終値538.6円]大量データ解析し業務支援に活用。
 NEC <6701> [終値283円]商品開発など人の思考を助ける機能を開発中。
 富士通 <6702> [終値420.0円]映像などから「困惑」「焦り」を識別。銀行ATMなどに応用。

・AI革命 勝ち組探せ。AI活用して業界をリードしようとしている企業。
 
 トヨタ <7203> [終値5919円]米シリコンバレーに拠点。自動運転加え生活全般にわたって利用検討。
 ファナック <6954> [終値18905円]ロボットの学習機能で故障の予兆を検知。
 リクルートHD <6098> [終値3515円]社内のデータ分析にAIを活用。新たなサービスの開発につなげる。
 ソフトバンク <9984> [終値6293円]米IBMのワトソンを日本語化。ロボット「ペッパー」ン搭載。
 モンサント(米)農業生産の効率向上、農家向け保険サービスに活用。
 シーメンス(独)工場自動化やインフラ、医療分野での制御や機器の設計。
 アマゾン(米)顧客へのレコメンド、配送、倉庫作業など。

・AI革命 勝ち組探せ。国内でもAI市場が急速に拡大する。
 2020年23兆638億円、2030年には86兆9620億円へ約2.8倍に。

・AI革命 勝ち組探せ。有望ベンチャーに熱い視線。
 流れ込むマネー、新興市場の主役に。
 人工知能関連の主な企業

 上場企業:UBIC <2158> [終値1129円]膨大なテキストから目的のデータ抽出。年初来株価上昇率21%
      ロゼッタ <6182> [終値4550円]英語や韓国語などの高精度・短時間の翻訳に強み。2.9倍。
      データセクション <3905> [終値842円]ネット上の書き込み解析し、消費者ニーズを探る。46%
      ジグソー <3914> [終値22430円]ネットワーク監視や制御を行うシステム開発。3.4倍。
      ホットリンク <3680> [終値600円]ツイッターなどソーシャルメディアのデータを解析。8%。

 非上場:ZMP(東京・文京)公道を走る自動運転タクシーの実証実験開始。
     タメコ(東京・港)ポイントなど付与する独自のスマホアプリを開発。
     アトラエ(東京・港)企業の求職者のニーズを見極めてマッチングさせる。

・AI革命 勝ち組探せ。有望ベンチャーに熱い視線。
 「ロボ」が運用助言、コストは18分の1。
 金融市場はAIの最前線であり続けてきた。
 その投資の世界でのAI活用で急速に広がりつつあるのは、投資ポートフォリオ提案する「ロボアドバイザー」。
 先行する米国ではウェルスフロントやシグフィッグなどのベンチャーが、低価格の運用サービス提供。

・AI革命 勝ち組探せ。急速な進化、物理学者スティーブン・ホーキング博士らはAI脅威論訴える。
 「完全なAIは人類の破滅をもたらす」。

 人工知能普及へのロードマップ。
 2016年:世界トップ棋士に勝利。完成度の高い小説を書く。
     レントゲン画像などから病気発見。防犯画像から不審者発見。
 2020年:自動運転車の普及が進む。人間の感情が読めるようになる。
     家事・介護サービスで導入加速。東大に合格。
 2025年:同時通訳サービスが普及。
 2030年:教育現場で先生役になる。秘書やアシスタントの仕事をこなす。
 2045年:人間の知能追い抜く。

・原油価格がついに安定するのでは・・・。産油国による増産凍結交渉決裂したショック吸収しながら
 原油価格が上昇、先週の市場には「潮目の変化」と捉える声が広がった。
 世界で株式や低価格付け社債などリスク資産にマネーが回帰し、安全とされる米国債が下げた。
 リスクオン相場の象徴は米国株。ダウ工業株30種平均は18日、昨年7月以来ほぼ9か月ぶりに1万8000ドル台回復。
 昨年8月の中国の人民元切り下げショック前の水準取り戻したことになる。
 年初の市場混乱の背景には、原油安や中国景気不安、日米欧の金融政策巡る不透明感があった。
 足元の中国の経済指標には改善が見られ、米利上げも年2回程度と緩やかになる見通し。
 そこに原油価格の底入れ観測が強まり、「視界が晴れ、リスクを取りやすくなった」と。
 日本株も急ピッチで戻り、過去2週間の上昇幅は1750円強(11%)に達し、22日は1万7572円で引けた。
 日銀 <8301> [終値37350円]の追加金融緩和浮上、円高圧力が和らいだこともあり、1ドル111円台に下落。
 ゴールドマン・サックス証券は20日付のリポートで27〜28日日銀金融政策決定会合での追加緩和予想。
 上場投資信託(ETF)の買い増しが柱、「現状2倍強の7兆円程度が目安」とみる。
 毎営業日300億円弱買う計算で、株価の上昇に拍車かけた。 

・今週から2016年3月期決算発表が本格化。
 注目は各社が発表する17年3月期の業績見通し。
 円高背景に、自動車や電機などを中心に減益見通しの発表も相次ぐと予想される。
 新興国景気の不透明感も続いており、機械などでも慎重な見方が広がりそう。
 主要企業では25日、日本電産 <6594> [終値7875円]から始まり、
 月末にかけて電子部品や運輸などの決算が相次ぐ。
 発表のピークは5/13で約750社。トヨタ <7203> [終値5919円]5/11、日立 <6501> [終値538.6円]5/13。

・三菱自 <7211> [終値504円]20日、軽自動車4車種で燃費を実際より良く見せる不正していたと発表。
 三菱自は2000年以降に2度の大規模なリコール(回収・無償修理)隠し問題でブランド失墜、
 三菱グループの支援で再建果たして間もない。
 株式市場では「補償」「販売減」という2つのリスクへの警戒感が高まっている。
 今後、他の車種や海外向けの調査も本格化。
 影響広がり、問題が長期化すると「経営の根幹揺るがしかねない」との見方も出ている。

・発掘実力企業:ニッチで稼ぐ(13)豆蔵HD <3756> [終値656円]
 あらゆる機器には「頭脳」の役割するソフトウエアが組み込まれ、こうした組込みソフトの開発支援に特化。
 今後の成長分野として期待するのが、産業用ロボットアームの組み込みソフト。
 3次元(3D)CAD活用で、試作品つくらずにコンピューター上で正常に作動確認する設計手法東農大と開発中。
 M&A(合併・買収)駆使して多角化も進めており、現在は11の連結子会社持ち、
 16年3月期の売上高は200億円と10年前の25倍に。
 15年には車載向けソフトに強いジークHDを子会社化。
 5年以内に売上高1000億円(16年3月期230億円見通し)目指す(萩原紀男社長)。

・ソニー <6758> [終値3017.0円]先行きに不透明感が漂っている。
 21日、カメラ部品関連の減損処理で2016年3月期連結営業利益が前の期比4.2倍の2900億円と発表。
 従来予想300億円下回る。翌22日の株価は2%安と逆行安になり、市場は敏感に反応した。
 予想外だったのは減損額(約600億円)の大きさ。
 減損の背景には米アップルがiPhone(アイフォーン)の減産継続するなど、
 スマホ巡る環境悪化が続くとの予測がある。
 地震の影響にも不安。
 減損対象にはソニーの収益けん引するCMOS(相補性金属酸化膜半導体)センサーは含まれず。
 CMOSセンサー生産する熊本工場の操業再開は未定のまま。
 買い材料は海外中心にゲーム機の「プレイステーション(PS)4」の好調。
 10月に仮想現実(VR)向け眼鏡型端末「プレイステーションVR」が発売される。
 「久しぶりにソニーらしい大型商品」(外資系証券)。

・会社がわかる 特集日本水産 <1332> [終値601円]「血液サラサラ」に活路。連続最高益。
 漁業漁業大国、ニッポンを支えてきた同社の事業構造が変化。
 医薬品関連や食品事業が成長し、新規投資を加速。
 2016年3月期は2期連続で連結純利益が過去最高更新。
 祖業の水産事業をやめることも辞さない決意で取り組んだ改革の成果が出始めている。
 「世界一のエンコサペンタエン酸(EPA)メーカー目指す」。
 日水は高脂血症治療剤などの原材料になる医薬用EPAの供給では市場シェアの過半握っているとみられる。
 一段の株高には、財務体質の強化と成長投資のバランスを取ったうえで、
 株主還元も強化するという微妙なかじ取り求められそう。

・米金融大手6社の2016年1-3月期決算は金融市場の混乱の影響受け、そろって減益。
 債券・株式の売買仲介業務が落ち込み、投資銀行最大手のゴールドマン・サックスでは純利益前年同期比60%減。
 市場予想は上回り、年初から売られてきた金融株には買い戻しの動きが急速に強まっている。
 原油相場も需給改善期待から底を打ち、金融市場の状況が年初より落ち着いてきていることは確か。
 商業銀行では国内景気の堅調さ映し、住宅ローンなど個人向け業務が好調。

・高まる追加緩和期待、銀行株上昇に転ず。相場本格浮上に円高・米景気の壁。
 日経平均株価が急上昇。22日終値1万7572円と約2カ月ぶりの高値に。
 27、28日の日銀金融政策決定会合が迫るにつれて、株式市場では追加金融政策期待が急速に高まっている。
 ただ円高懸念はくすぶったまま、長期投資家の安定した買いを呼び込めるかどうかはまだ不透明。
 22日は東証1部の時価総額トップ15位のうち3メガバンクが上昇率上位独占。
 三菱UFJFG <8306> [終値579.3円]前日比6.6%高、みずほFG <8411> [終値181.3円]同4.7%、
 三井住友FG <8316> [終値3803.0円]4.4%高。
 リスクオンムードに転換したが、日本株には依然として円高という壁が立ちはだかる。
 肝心の米経済に力強さが乏しく、早期利上げムードが広がらないから。

・原油相場持ち直し。米国指標WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)原油先物は
 1バレル43ドル台と5カ月ぶりの高値圏で推移。
 17日カタールでの主要産油国による増産凍結に向けた会合は決裂。市場は米国のシェールオイルの減産に注目。
 供給過剰など根本的な問題は解決されておらず、原油相場は当面不安定と。

・OUT Look:今週の日経平均株価は1万7500円中心にもみ合う展開か。
 円安・ドル高の流れが強まり、外需株中心に相場の追い風になる。
 日銀による追加の金融緩和への期待も支え。
 ただ日本株は急ピッチで上昇したため上値では利益確定売りも出やすく、
 週後半は日米金融政策にらみ、神経質な相場になりそう。
 27〜28日日銀金融政策決定会合注目。追加緩和が見送られれば、失望売りが広がりかねない。
 日経平均は直近安値付けた6日水準(1万5715円)から2週間余りで1800円超上昇、
 25日移動平均からの上方かい離率は5.9%と、短期的な過熱の目安とされる5%を上回った。
 大型連休控え、利益確定売りが出やすく、一方的に上値追う展開は見込みにくい。
 26〜27日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では利上げ見送るとの声多く、「基本的には無風」と予想。
 国内では3月決算発表が本格化しており、個別株への物色強める投資家も増えそう。

・Wall Street:今週の米株式相場はダウ工業株30種平均が1万8000ドル挟んで一進一退か。
 米金融政策にらみ、神経質な展開が続きそう。
 先週ダウ平均は2週連続のプラスとなり、今年の高値更新する場面もあった。
 原油先物相場が1バレル40ドル台維持、投資家のリスク資産への投資意欲が回復したことが株式相場支えた。
 27日発表の米連邦公開市場委員会の結果次第。声明文の中身に関心集中。
 市場関係者の大半は今回は利上げはないとみているが、
 声明文で次回6月のFOMCでの利上げの可能性示唆するかどうかが注目されている。
 28日1-3月期の米実質国内総生産(GDP)速報値で米景気の着実な拡大が示されるかも注目材料。
 今週はアップルやエクソンモービルなど大手企業の決算も相次ぐ。

・ランキング:今期業績の市場平均見通しが増益で割安な企業ランキング
 上位には自動車部品や電機、内需関連が目立つ。
 
 1位TDK <6762> [終値8970円]17年3月期増益率見通し85.3% 高周波部品再編で最高益へ。

 2位セントラル硝子 <404> [終値628円]35.5% 3位ダイキョーニシカワ <4246> [終値1616円]30.8%

 15位スカパーJSAT <9412> [終値631円]18.3% 通信衛星の売却益計上

 20位飯田グループHD <3291> [終値2244円]15.7% 国際会計基準(IFRS)移行で償却費消える 

 38位東洋紡 <3101> [終値198円]12.3% パネル用フィルムがカギ。

・世界市場往来:先週の世界の株式相場は主要25の株価指数のうち18指数が上昇。

上位1位日本週間騰落率4.30% 2位ドイツ3.20% 3位ロシア2.91% 4位イタリア2.35% 13位米国0.59%
下位25位中国▲3.86% 24位台湾▲1.89% 23位フィリピン▲0.90% 22位ブラジル▲0.60% 21位マレーシア▲0.58%

・活況不動産投資信託(REIT)、潜むリスク。
 REIT市場に投資マネー流入続いている。超低金利が長引く中、相対的に高い利回りが得られるため。
 過熱するREIT人気と裏腹に下落リスクに備える必要も出てきている。
 REITが地方物件を取得するケースが相次ぐ。利回りの高い地方物件はリスクも大きい。
 なぜ、リスクの高い地方物件を取得するのか。
 理由の一つは、REITが主に投資してきた都心物件の利回りの低下にある。
 REIT相場の今後を占う注目点は、保有資産の中核である都心オフィスの空室率。
 空室率が下がれば、賃料交渉でREIT側が有利になる。
 3月の都心5区の空室率は4.34%と2カ月連続で悪化。
 12年6月の9.43%ピークに改善してきたが頭打ちになりつつある。
 一方、3月の都心5区の平均募集賃料(3.3平方メートルあたり)1万7973円と27カ月連続で上昇。
 空室率の改善が滞ると、賃料上昇も歯止めがかかる懸念もある。
 REIT相場過熱の裏側にある投資家動向にも注意。
 昨年9月に一時1500近くまで落ち込んだ東証REIT指数は、今年3月下旬に1900台回復。
 上昇理由は海外投資家の猛烈な買い。
 2月の海外投資家の買越額は1167億円と07年2月以来の大きさで、3月も832億円買い越した。
 肝心の国内勢の動きは鈍い。2月3月とも個人や銀行、投資信託などは大幅な売り越し。
 4月以降、国内勢が買い越すとの読みが外れれば「海外勢が一気に売りに回る可能性がある」。
 とはいえ、マイナス金利下でREITは高利回りな金融商品。
 10年物国債との金利差は3.3%台に開き、投資口価格の値上がり余地指摘する声も多い。

・活況不動産投資信託(REIT)、今から狙える有望銘柄は。
 借入金の機関・物件の含み益に注目。

 分配金利回りが中程度の主なリート
 コンフォリア・レジデンシャル <3282> [終値246100円]分配金利回り3.49% 主な対象物件 住宅
 大和ハウス・レジデンシャル <8984> [終値260800円]3.45% 住宅
 フロンティア不動産 <8964> [終値556000円]3.45% 商業施設
 ジャパン・ホテル・リート <8985> [終値98000円]3.38% ホテル
 日本ロジスティクスファンド <8967> [終値240900円]3.34% 物流施設

 有利子負債の残存期間の長い主なリート
 日本ロジスティクスファンド <8967> [終値240900円]有利子負債平均残存年数 5.9年 有利子負債額717億円
 ケネディクス商業リート <3453> [終値282300円]5.1年 575億円
 大和ハウスリート <3263> [終値569000円]5.0年 1020億円
 積水ハウスリート <3309> [終値132500円]4.9年 681億円
 森ヒルズリート <3234> [終値163000円]4.8年 1540億円
 産業ファンド <3249> [終値538000円]4.8年 1082億円 

・スポーツ銘柄を狙え。リオ・東京五輪で有望、安定性に魅力。
 スポーツビジネス手掛ける企業は成長力が高く株価も安定している例が多い。(5年間の平均成長率)

 プロ野球保有
 DeNA <2432> [終値2067円]売上高5.0% 経常利益▲18.8%
 阪急阪神HD <9042> [終値731円]2.3% 17.7%
 ヤクルト本社 <2267> [終値5630円]5.2% 14.2%
 ソフトバンク <9984> [終値6293円]24.8% 16.1%  
 西武HD <9024> [終値2454円]1.9% 25.2%
 オリックス <8591> [終値1686.5円]19.1% 31.1% 
 楽天 <4755> [終値1330.0円]1.2% -
 日本ハム <2282> [終値2507円]5.0% 6.3% 

 Jリーグのチームの主要株主
 エディオン <2730> [終値899円]▲4.4% ▲13.2%
 パナソニック <6752> [終値1044.5円]▲2.8% 9.4%
 東京ガス <9531> [終値514.4円]43% 8.3%
 新日鉄住金 <5401> [終値25577.5円]3.9% ▲2.4%
 日産自 <7201> [終値1066円] 6.9% 8.0%

 スポーツ用品メーカー
 アシックス <7936> [終値2320円]13.2% 6.8%
 シマノ <7309> [終値17110円]9.6% 20.3%
 ゴールドウイン <8111> [終値4610円]6.5% 8.5%
 ヨネックス <7906> [終値4410円]7.2% 15.6%
 ダンロップスポーツ <7825> [終値1009円]6.0% ▲4.4%
 ミズノ <8022> [終値536円]5.6% ▲6.5%
 ワコールHD <3591> [終値1354円]4.4% 29.9%  

(日経ヴェリタス)

・日立金属 <5486> [終値1303円]約15年ぶりの大型投資。
 九州工場(福岡県刈田市)に約70億円投じ、自動車エンジン向け耐熱鋳鋼の生産能力6割引き上げる。
 環境規制強化背景に、欧州や北米市場などでガソリンターボエンジン車の需要膨らむとして、
 月産能力現在750トンから10月にも1200トンへ。 

・ソニー <6758> [終値3017.0円]28日予定していた2017年3月期連結業績見通し公表、5月に延期。
 生産子会社ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング(熊本市菊陽町)の熊本テクノロジーセンター(同)が
 熊本地震により稼働停止、影響予測できないため。
 16年3月期連結決算は予定通り28日発表。

・東京エレク <8035> [終値7873円]26日予定2017年3月期連結予想の公表、5/12に延期。
 16年3月期連結決算発表は4/26に予定通り行う。
 東京エレクトロン九州(熊本市合志市)の合志事業所(同)と
 大津事業所(熊本県大津市)は熊本地震受け稼働停止。

 (日刊工業新聞)

・保守的社風の「巨艦」三菱重工 <7011> [終値433.0円]変貌しつつ。
 単独では生き残れそうもない事業は他社と統合、シナジー(相乗効果)追及。
 主力事業でも分社化、現場に権限戻す。「三菱」超え選択と融合。
 日立 <6501> [終値538.6円]と発電プラント。ライバルの両社が三菱日立パワーシステムズ(MHPS)設立は、
 米ゼネラル・エレクトリック(GE)や独シーメンスには単独では対抗できないと判断。

・日経新聞社採用計画調査、中途採用増加ランキング。
 
 製造業:日本電産 <6594> [終値7875円]増加数167人 2016年度計画数520人(15年度見込み353人)
     山崎パン <2212> [終値2495円]120人 約120人(0)
     日産自 <7201> [終値1066.0円]85人 約200人(115人)
     クボタ <6326> [終値1761.0円]84人 310人(226人)
     デンソー <6902> [終値4562円]83人 275人(192人)

 非製造業:夢真HD <2362> [終値643円]298人 2000人(1702人)
      アウトソーシング <2427> [終値3910円]295人 2602人(2307人)
      セントケア・グループ <2374> [終値1095円]200人 約800人(約600人)
      コロワイド <7616> [終値1782円]190人 620人(430人)
      夢テクノロジー <2458> [終値1110円]180人 約800人(約420人) 

・アプリックス <3727> [終値727円]
 米アマゾン・ドット・コムの家庭向け音声認識装置「エコー」に対応したIoTシステム開発。
 家電に組み込めば、音声で操作したり情報取得したりできる。高齢者や子供でも使いやすいIoT家電実現へ。

・ぐるなび <2440> [終値2813円]25日、
 グルメ本「ミシュランガイド」に載った米ニューヨークの店舗情報日本語で提供するサービス始める。
 日本ミシュランタイヤ(東京・新宿)と運営しているサイトで有料で閲覧、旅行などで渡米する人の利用想定。 

・FFRI <3692> [終値5330円]信頼性高めた企業向けウイルス検知ソフトの発売21日開始。
 従来のソフトに比べ、ファイルに含まれるウイルスの検知制度高めた。
 ソフトの年間使用量は300万円(税別)。未知のウイルスも検知できる。

・FDK <6955> [終値93円]電気特性維持しながら実装面積約40%減らしたインダクター(コイル)開発。
 スマートフォン(スマホ)やウエラブル機器の電源回路に搭載、製品を小型・薄型化に役立つ。
 5月からサンプル出荷開始。価格は個別対応。
 
・東洋炭素 <5310> [終値1438円]省エネ半導体に使う次世代材料の量産技術確立。
 「パワー半導体」にt買うウエハーで、特殊な表面処理技術使うことで電気損失半減。
 国内半導体メーカーなどに提案、今後量産につなげる。

・新興市場上場企業大卒や新卒採用計画、17年春は新卒が16年春比31.5%増、大卒34.5%増計画。
 大企業が順調に採用増やすあおりで、計画通りに確保できない状況浮き彫り。

 ノジマグループ <7419> [終値1143円]約500人(16年春実績424人)
 平山 <7781> [終値958円]250人(60人)
 ヒューマングループ  <2415> [終値727円]177人(134人)
 ソフトウェア・サービス <3733> [終値4505円]約160人(145人)
 メッセージ <2400> [終値2884円]約140人(140人)

 (日経産業新聞)

※記事の後ろの記号は、◎(好材料大)〇(好材料)▲(悪材料)×(悪材料大)など。
ただし、好材料も目先買い物が強すぎるとか、織り込み済みの場合は寄り付き後売られたり売り気配になる場合も
同様に悪材料も同じような状況になる場合もございますので注意が必要です。

—————————————————————————————

(今日の一言)

週末の海外NY株式市場は、まちまちでほぼ横ばい。
前日引け後決算で、マイクロソフト(7.2%安)やアルファベット(グーグル)(5.4%安)が市場予想下回り、
嫌気され、ハイテク関連が売られた。
一方原油価格の上昇で、エネルギー株は買われ明暗を分けた。

アップル(-0.27%)グーグル(-5.32%)ヤフー(-0.50%)フェイスブック(-2.54%)アリババ(-1.10%)
ネットフリックス(+0.97%)アマゾン・ドット・コム(-1.66%)バイオジェン(+1.11%)
ラッセル2000(+0.96%)HTG(ハイイールドファンド)(+0.23%)NBI(バイオテクノロジー株指数)(+0.29%)
(米国株の下落の予兆は小型株やハイイールドファンドからの資金流出から始まる傾向もあり価格追加)

3市場(NYSE、MKT、ナスダック取引所)出来高は約71億株、過去20日間平均約68億株を上回る。

史上最高値まで、ナスダック総合指数はまだ325.71ポイント(66.4%)となっておりますが、
ダウ工業株30種平均はあと347.61ドル(19.3%)、S&P500種株価指数は43.14ポイント(20.6%)に迫っています。

週間ベースでは、ダウは0.6%高、2週続伸、ナスダック総合指数は0.6%安、2週ぶり反落、
S&P500種指数は0.5%高 2週続伸で取引を終えた。

欧州株式市場の主要3指数は下落。
独ダイムラーの第一四半期営業利益が9%減、嫌気され株価は5.1%下落。
自動車株全体も売られる。

東京株式市場で日経平均は4営業日続伸(累計1296.54円 8.0%上昇)。
終値で2/2以来、約2か月半ぶりに17500円台回復。
東証1部出来高は30億1111万株、売買代金は2兆7889億円。
騰落数は値上がり1175銘柄、値下がり637銘柄、変わらず140銘柄に。

この日は午後1時半過ぎに日銀が金融機関に対する貸し出しへのマイナス金利運用検討との報道で、
メガバンク株に買い物が入り、為替市場も円安に振れ、日経平均株価も急伸した。

週間ベースでは、日経平均株価は4.3%高、東証株価指数(TOPIX)3.4%高、ともに2週続伸。
東証マザーズ指数は9.6%の大幅高、10週続伸(同期間累計83.0%上昇)、
日経ジャスダック平均は1.4%高、2週続伸(4.4%上昇)。
東証2部指数は1.3%高、2週続伸(3.6%上昇)で終了。

日経平均株価は2/12安値(14865円)からの高値(17291円 3/14)、
その後の安値(15471円 4/8)となってましたが、
週末の高値が17572.49円と3/14を抜き、上昇トレンドに入って来たともいえるようなところ。

ただ、日経平均の1株利益から計算したPER(株価収益率)が15.99倍となっています。
25日移動平均線からのかい離率が、プラス5.9%と
『買われ過ぎ』や『売られ過ぎ』の目安となるかい離率5%超となってきております。

日銀金融政策決定会合での金融緩和などの何らかの策が出てきそうとする声が意外に多くなっております。
具体的な策としては、上場投資信託(ETF)の枠の拡大など予想となっております。

週末の馬渕治好氏のセミナーでも、ヘッジファンドの方が期待しているとの話もあり、
何もないとか、発動もサプライズ感もなく出尽くしなどになる恐れも・・・
ヘッジファンド筋は、何かサプライズを期待しているとのことでもあるようです。

「ブロックチェーン」技術に関する国内初の業界団体「ブロックチェーン推進協会(BCCC)」25日発足。
発起メンバーはインフォテリア <3853> [終値1241円]テックビューロ(大阪市)、日本マイクロソフトなど。

創薬ベンチャーインタープロテイン(大阪市)人工知能(AI)使った医薬品開発へ。
日本では先駆的な試み。ブロードバンドタワー <3776> [終値185円]子会社
AI使ったIT(情報技術)サービスのエーアイスクエア(東京・港)と25日共同研究契約結ぶ。
「ディープラーニング(深層学習)」の手法導入。
インタープロテインはたんぱく質の構造解析し、独自の化合物見つける技術に強い。
武田薬品 <4502> [終値5515円]や仏製薬大手イプセンと治療薬共同開発している。
BBタワー子会社と組み、AI使った効率的な創薬目指す。

直接的ではないでしょうがBBタワー <3776> [終値185円]に注目も?!
一目均衡表の日足では遅行線が実体抜け寸前、先行スパンの雲から顔を出したところ。

弁護士ドットコム <6027> [終値2357円]
企業法務に特化した新たなポータルサイト「BUSINESS LAWYERS(ビジネスロイヤーズ)」開設。
約20事務所の計約450人登録。企業法務に関わる時事ニュースや専門弁護士による解説記事など配信。
企業法務手掛ける弁護士をデータベース化し、企業の法務担当者とマッチングする。

FFRI <3692> [終値5330円]信頼性高めた企業向けウイルス検知ソフトの発売21日開始。
従来のソフトに比べ、ファイルに含まれるウイルスの検知制度高めた。
ソフトの年間使用量は300万円(税別)。未知のウイルスも検知できる。

オプトエレク <6664> [終値507円]
一目均衡表の日足では先行スパンの雲のねじれが接近、雲を抜けやすいところ。
ラジオNIKKEIでIR(沖縄開催)がオンデマンドで聞けます。
http://www.radionikkei.jp/podcasting/9toshi_ir/2016/04/player-6664jq2016416.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
東京株式セミナー・櫻井英明氏

『2016年株式劇場 鯉の季節の泳ぎ方!!』(東京・日本橋三越前)

2016年4月30日(土)開催 14:30〜16:50(開場14:15)

櫻井英明さんの取材力と推理・想像の合わせ技、ご期待ください。

ゴールデンウィーク後の相場展開と大化け有望銘柄候補

ビデオ・ダウンロードでもご覧いただけます。
詳細・お申込み⇒ https://www.directform.info/form/f.do?id=3902
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【コロ朝セミナー】特別編 5月相場の福の神参上

ゲスト出演:SBI証券藤本誠之氏 (東京・渋谷)

2016年5月7日(土)開催 14:30〜16:50(開場14:15)

大波乱の2016年、今年は中小型材料株が良い理由。

中小型材料株中心に爆謄銘柄を探る。

今年は『売り』がキーワード

ビデオ・ダウンロード(後払い可能)でもご覧いただけます。
詳細・お申込み⇒ https://www.directform.info/form/f.do?id=3930
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ラジオNIKKEI記者 和島英樹氏特別友情出演 

元ロイター記者 水野文也氏株式セミナー

2015年9月26日(土)14:30〜16:50(開場14:15)

東京・日本橋三越前 (限定25名)

ビデオダウンロードでもご覧いただけます。

詳細・お申込み⇒ https://www.directform.info/form/f.do?id=3736
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

<<(株)アスリーム免責事項>>
● 本資料は、投資判断の参考となる情報の提供を唯一の目的としており、
特定の銘柄について投資勧誘を目的にしたものではありません。
本資料言及した銘柄や投資戦略は、投資に関するご経験や知識、
財産の状況および投資目的が異なるすべてのお客様に、一律に適合するとは限りません。
また株式・債券等の有価証券の投資には<<手数料等およびリスクについて>>
記載したとおり、株価・債券価格等の有価証券価格等の下落や
発行者の信用状況の悪化等により、投資元本を割り込むおそれがあります。
銘柄の選択、投資判断の最終決定は、お客様自身の判断で行なうようにお願いいたします。

———————————————————————–

株式会社アスリーム
INTERNET MEDIA OF INVESTMENT NEWS             
  〒169-0075 東京都新宿区高田馬場2-14-5         
 
URL : http://koronoasa.com/
———————————————————————–

記事の続きはコロ朝プレミアムで!

コロ朝プレミアム入会はこちらから