最新の経済ニュース・最新株式情報はコロ朝経済ニュース・株式掲示板で!

連銀に逆らうな

2016年4月28日(木)小雨 3連休前

・シャープ <6753> [終値154円]従業員を1000人規模で削減する検討へ。
 足元の業績が想定以上に悪化、シャープは一段の固定費圧縮避けられないとみている。
 太陽電池事業の従業員らが対象。鴻海傘下入りに先立って合理化進め、早期の業績回復目指す。

・三菱自 <7211> [終値422円]
 27日、軽自動車で燃費不正問題公表した20日以降、1日当たりの国内新車受注台数半減。
 不正発覚した車種は生産や受注停止、その他の車種にも影響が広がっている。

・三井住友FG <8316> [終値3631.0円]グループ会社再編。
 三井住友アセットマネジメントを今夏子会社化、SMBC日興証券とSMBCフレンド証券の2社は合併させる方向。

・熊本地震発生から28日で2週間。

 トヨタ <7203> [終値5845円]27日、国内の完成車生産、5/6に全面再開へ。

 九州新幹線も27日午後から全線で運転再開。

 三菱電機 <6503> [終値1224.0円]27日、生産停止していた液晶部品工場(熊本市菊池市)5/20に一部再開。

 東京エレク <8035> [終値7459円]既に合志事業所(熊本県合志市)で半導体製造装置の生産再開、
 現時点では製品出荷のスケジュールに4週間程度の遅延がある。

 ソニー <6758> [終値2837.0円]
 デジタルカメラ向け画像センサーなど手掛ける熊本工場(熊本市菊陽町)は生産再開のめど立たず。

 (日経1面)

・2016年米大統領選、米民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(68)、
 26日の予備選で、大統領選の候補指名に必要な代議員の過半数に近づき、指名濃厚に。
 共和党ドナルド・トランプ氏(69)5州全勝、7月の党大会前の指名争いの決着に望みつなげた。

・米アップルの成長神話が曲がり角に。
 斬新な新製品をタイミングよく投入し成長してきたが、1-3月期は13年ぶりの減収に。
 スマートフォン(スマホ)、タブレット(多機能携帯端末)、パソコンがそろって2ケタのマイナスに。
 ハードからソフト・サービスにかじを切る。

・年間2億台超出荷してきたスマートフォン(スマホ)「iPhone」の不振は
 「アップル経済圏」の繁栄享受してきた日本の電子部品メーカーの業績直撃する。
 部品メーカーからはiPhoneの低迷が一時的なものだとの楽観論は聞こえず。

 日本電産 <6594> [終値8246円]
 「iPhone」向け特殊電子部品供給、同モデルの販売不振が2016年1-3月期業績下押した模様。

 アルプス電気 <6770> [終値1810円]
 スマホ生産減少で16年1-3月期連結営業利益前年同期比41.4%減、75億円と落ち込む。

 京セラ <6971> [終値5498円]16年3月期スマホ向け部品の売上高が計画下回る。

 シャープ <3753> [終値154円]やジャパンディスプレイ <6740> [終値221円]など
 パネルメーカーへの影響避けられず。

 将来の生産拡大が見通しにくいことで、生産設備の投資意欲も弱い。
 3月の工作機械受注、海外向けは前年同月比3割減、
 ファナック <6954> [終値18325円]ツガミ <6101> [終値476円]が手掛ける
 スマホ向け小型工作機械が特に影響受けたと。

・新興国の景気減速が2017年3月期も企業業績の重荷になる。
 コマツ <6301> [終値1919.0円]27日、中国などで建設機械落ち込み純利益が前期比33%減、920億円に。
 日立建 <6305> [終値1857円]も連続減益、ファナック <6954> [終値18325円]は4割の最終減益へ。

・北陸新幹線の敦賀(福井県)から大阪への延伸ルート選ぶ与党検討委員会は27日、
 国土交通省に候補案ごとの所要時間や事業費など調べるよう指示。
 財源のめどは立っていないが、10年以内の完成目指す。

・生命保険会社や損害保険会社が「脱国債」進め、外国債券などへの投資積極化。
 主要14社の2016年度運用計画で、外国債券への投資額は計5兆円超える。運用益高める狙い。

・経済産業省27日、人工知能(AI)やロボットなどの技術革新によって、
 何も対応しなければ2030年度には国内雇用が735万人減るとの試算発表。
 労働力人口(15年平均)の1割強にあたる。

・日銀 <8301> [終値37400円]28日の金融政策決定会合で、最近の円高や経済・物価に与える影響など踏まえ、
 当面の金融政策決める。市場では追加緩和観測が強まっている。
 一方、経済界からは追加緩和に反対する声が上がっており、日銀は難しい判断迫られる。
 QUICK27日実施した緊急調査、回答のあった市場参加者199人のうち、
 日銀が4月に追加緩和に踏み切るとの予測が6割近くに達した。
 債券よりも株式や外国為替の担当者で緩和予想が多いのが特徴。
 緩和決めた場合、64%の回答者が日経平均株価が上昇するとみており、逆に緩和見送ると85%が株価下落と予想。

・衆院財務金融委員会27日、金融とIT(情報技術)融合し
 多様なサービス提供するフィンテックの促進に向けた銀行法改正案を賛成多数で可決。
 銀行や銀行持ち株会社による事業会社への出資制限緩め、IT企業に出資しやすくするのが柱。

・ギリシャへの金融支援継続巡る不透明感高まっている。
 ギリシャ政府と欧州連合(EU)など債権団側との合意の遅れが鮮明となり、
 ギリシャの資金繰り不安くすぶり始めた。
 ギリシャ、チプラス首相27日、トゥスクEU大統領に緊急のEU首脳会議の開催要請したが、トゥスク氏応じず。
 首脳レベルでの事態打開狙った提案は不発に終わった。

・英国の欧州連合(EU)離脱問題の影響は世界経済のリスク要因になっている。
 経済協力開発機構(OECD)は27日、英国がEU離脱した場合の分析報告書発表、
 離脱により英経済だけでなく、欧州経済全体に悪影響が出ると警告。

・非鉄各社が精錬所の生産効率化加速。
 住友鉱山 <5713> [終値1276.5円]フィリピンのニッケル精錬所でレアアース(希土類)の生産始める。
 三井金属 <5706> [終値214円]国内の精錬所でリサイクル原料の処理能力増強。

・ゲーム各社加盟するコンピュータエンターテインメント協会(CESA)27日、
 スマートフォン(スマホ)ゲームの課金の仕組みで新指針公表。
 「ガチャ」に関し、当たる確率個別に明記させることが柱。課金の上限設定は見送る。

・九州電力 <9508> [終値1092円]27日、2016年3月期期末配当5円とし、4期ぶり復配へ。従来予想は未定。

・ダイキン <6367> [終値9158円]6月めどに欧州の冷蔵設備大手イタリアのザノッティ社買収。
 買収額約120億円。世界各地に展開する空調機器の販売網活用へ。多角化の新たな柱に。

・オリエンタルランド <4661> [終値7739円]27日、2020年度までに東京ディズニーランドに2500億円投資。
 約1000億円かけ映画「美女と野獣」などの大型アトラクション新設。集客伸び悩み、満足度の向上急ぐ。

・信用評価損率(4/22現在)マイナス8.02% 前週比2.52ポイント低下。2週連続改善。
 マイナス幅としては今年最も小さく。株高受け、信用買いを入れていた投資家の含み損改善。

・裁定取引に伴う現物株の買い残(期近・期先合計4/22申し込み)2兆0390億円 前週比1738億円増、2週連続増加。

 (日経新聞)

・マイナンバーカード管理システムに障害発生、市区町村でカード交付に影響出ていた問題で、
 地方公共団体情報システム機構は27日、トラブル原因特定、システム改修したと発表。
 ハード、ソフトともに不具合。

・厚生労働省、高額な医薬品相次いで登場していることから、
 今年度から試行的に薬の費用が効果に見合っているかどうかの検証始めた。
 27日対象品目としてがん治療薬「オプチーボ」など医薬品7品目選ぶ。
 「オプチーボ」は4月に適用された価格引き下げの新ルール対象品目ではなく、次の見直し時期は2年後。
 「1日、1カ月の延命に国民がいくら払うのか。そこがあいまいなまま、
 日本の皆保険は、最善の医療を保険ですべてカバーする方針で維持。お金の話をする時期に来ている。」

・任天堂 <7974> [終値16520円]27日、開発中の新型ゲーム機「NX」を2017年3月に国内外で発売。
 価格詳細については年内にも明らかにする。

・かんぽ生命保険 <7181> [終値2631円]2016年度の資産運用方針公表、
 株式や外国債券などの「リスク資産」を全体の1割まで増やす考え明らかに。
 1年前倒しで昨年12月末の6.4%から一気に増やす。昨年12月末時点かんぽ生命の運用資産残高は82兆6千億円。
 生保最大手日本生命保険(61兆4千億円)を大きく上回る。

  (産経新聞)

・日立 <6501> [終値536.8円]
 2018年に、自動運転車の実用化に必須となる電子制御ユニット(ECU)更新技術の提供始める。
 ECUのソフトウエアを無線通信で、従来比10分の1の短時間で遠隔更新できる技術開発。 
 日立オートモティブシステムズ(東京・千代田)とクラリオン <6796> [終値326円]、
 日立の情報・通信システム部門協力、無線による遠隔ソフト更新(OTA)ソリューション開発。。

・セーレン <3569> [終値1163円]
 中国・河北省に自動車用シート材やエアバック生産する新工場建設、2017年に稼働。
 初期投資30億円、その後も追加投資。本格稼働後、同社の海外工場で最大規模に。

・トヨタ <7203> [終値5845円]工場の生産設備つなぐネットワークの規格に「イーサキャット」採用。
 ドイツで開発・オープン化された通信規格で省配線化が可能。
 IoT(モノのインターネット)技術への対応進んでいるため、
 工場自動化(FA)ネットワークの標準規格として採用決めた。

 (日刊工業新聞)

・4/17、米ニューオーリンズで開かれた米国がん学会「がん免疫療法セッション」。
 米製薬大手ブリストル・マイヤーズスクイブ(BMS)が、がん免疫薬オプチーボと「ヤーボイ」併用臨床試験で、
 患者のがん細胞ほぼ消えたと発表。世界驚く。末期患者の割合にして22%で消滅。2年生存率は69%に。

・中国財務省、越境EC(電子商取引)の課税方式変更。当局グレーゾーン撤廃。
 事実上免税だった個人輸入扱いの荷物についても一般貿易と同様に税金掛かるようになる。
 1回あたり取引限度額2千元(約34600円)で年間取引額2万元(346000円)以下であれば関税免除、
 その他の税金は暫定的に通常の7割に抑える。
 大がかりな代行業者は打撃深刻。
 代行業者は日本のドラッグストアなどで商品買い占めも、今後日本の小売店ではこうした特需なくなりそう。

・日本M&Aセンター <2127> [終値6440円]
 東南アジア諸国連合(ASEAN)の中堅・中小企業の買収仲介本格化する。
 近く同社初の海外拠点となるシンガポールオフィス開設。5年後年間30件の成約目指す。

・CRIミドルウェア <3698> [終値2885円]ゲーム開発会社向けに、タッチパネルの振動で作り出せるソフト発売。
 米イマージョンと提携、120種類使えるようにする。
 音声や動画に加え、多彩な「触覚」も使えるとうたって開発需要取り込む。
 CRIは仮想現実(VR)の分野も強化する方針、触覚技術生かしたソフトの提供検討。

 (日経産業新聞)

※記事の後ろの記号は、◎(好材料大)〇(好材料)▲(悪材料)×(悪材料大)など。
ただし、好材料も目先買い物が強すぎるとか、織り込み済みの場合は寄り付き後売られたり売り気配になる場合も
同様に悪材料も同じような状況になる場合もございますので注意が必要です。

—————————————————————————————

株式併合

中村屋 <2204> [終値450円]10/1  10株→1株

TOB(公開市場買い付け)

理研ビタミン <4526> [終値4430円]買い手自社 買い付け価格 3700円 期間 4/28〜5/31

—————————————————————————————

(今日の一言)

海外NY株式市場は、まちまち。
ナスダック総合指数は、6営業日続落。
ダウ工業株30種平均も、アップルの下落で下押し圧力あるものの、原油価格の上昇などで底堅く続伸に。
米連邦準備理事会(FRB)は利上げ見送り、米連邦公開市場委員会(FOMC)声明で、
6月利上げの可能性明確に示さず、株式市場は安心感持ったようなところも。

フェイスブックが決算発表、時間外で9%の上昇、今夜はナスダック市場は7日ぶりに上昇とも・・・

アップル(-6.26%)グーグル(-0.32%)ヤフー(-0.43%)フェイスブック(+0.12%)アリババ(-1.22%)
ネットフリックス(-1.50%)アマゾン・ドット・コム(-0.58%)バイオジェン(-0.58%)
ラッセル2000(+0.30%)HTG(ハイイールドファンド)(+0.59%)NBI(バイオテクノロジー株指数)(-1.29%)
(米国株の下落の予兆は小型株やハイイールドファンドからの資金流出から始まる傾向もあり価格追加)

3市場(NYSE、MKT、ナスダック取引所)出来高は約74億株、過去20日間平均約69億株を上回る。

欧州株式市場の主要3指数は上昇。
FT100種総合指数は続伸、独仏は反発。
公益事業やエネルギー関連株の上昇で全体押上げ。
ギリシャ主要株価指数は2.5%下落。ギリシャ支援策協議が延期され嫌気。

東京株式市場で日経平均は3日続落。
東証1部出来高は20億4047万株、売買代金は2兆2630億円。
米アップルの決算巡り、関連銘柄に売り物優勢となった。
日米金融政策決定会合前で、動きづらい面も。

騰落数は値上がり840銘柄、値下がり978銘柄、変わらず132銘柄に。

任天堂 <7974> [終値16520円]27日、開発中の新型ゲーム機「NX」を2017年3月に国内外で発売。
価格詳細については年内にも明らかにする。
ちょっと遅くないでしょうかね。
せめてクリスマスに間に合わしたかったように思えますが・・・

ソニー <6758> [終値2837.0円]任天堂の新型ゲーム機が17年3月で優位に立ちそう。

衆院財務金融委員会27日、金融とIT(情報技術)融合し
多様なサービス提供するフィンテックの促進に向けた銀行法改正案を賛成多数で可決。
銀行や銀行持ち株会社による事業会社への出資制限緩め、IT企業に出資しやすくするのが柱。

インフォテリア <3853> [終値1197円]ロックオン <3690> [終値3080円]アイリッジ <3917> [終値4655円] 
そーせいグループ <4565> [終値23300円]寄りつき買い物で始まると、ほぼ終日押し目買い成立。
売り物で始まると戻り売りに押されるような展開が続いております。
ただ思った以上に強さ感じられるようなところも、マザーズ指数の堅調さ物語っているようなところも。

CRIミドルウェア <3698> [終値2885円]ゲーム開発会社向けに、タッチパネルの振動で作り出せるソフト発売。
米イマージョンと提携、120種類使えるようにする。
音声や動画に加え、多彩な「触覚」も使えるとうたって開発需要取り込む。
CRIは仮想現実(VR)の分野も強化する方針、触覚技術生かしたソフトの提供検討。

CRIが上昇すれば、シリコンスタジオ <3907> [終値4020円]連動してきそうです。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
東京株式セミナー・櫻井英明氏

『2016年株式劇場 鯉の季節の泳ぎ方!!』(東京・日本橋三越前)

2016年4月30日(土)開催 14:30〜16:50(開場14:15)

櫻井英明さんの取材力と推理・想像の合わせ技、ご期待ください。

ゴールデンウィーク後の相場展開と大化け有望銘柄候補

ビデオ・ダウンロードでもご覧いただけます。
詳細・お申込み⇒ https://www.directform.info/form/f.do?id=3902
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【コロ朝セミナー】特別編 5月相場の福の神参上

ゲスト出演:SBI証券藤本誠之氏 (東京・渋谷)

2016年5月7日(土)開催 14:30〜16:50(開場14:15)

いつもの会議室と違いますのでご注意ください。

大波乱の2016年、今年は中小型材料株が良い理由。

中小型材料株中心に爆謄銘柄を探る。

今年は『売り』がキーワード

ビデオ・ダウンロード(後払い可能)でもご覧いただけます。
詳細・お申込み⇒ https://www.directform.info/form/f.do?id=3930
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

<<(株)アスリーム免責事項>>
● 本資料は、投資判断の参考となる情報の提供を唯一の目的としており、
特定の銘柄について投資勧誘を目的にしたものではありません。
本資料言及した銘柄や投資戦略は、投資に関するご経験や知識、
財産の状況および投資目的が異なるすべてのお客様に、一律に適合するとは限りません。
また株式・債券等の有価証券の投資には<<手数料等およびリスクについて>>
記載したとおり、株価・債券価格等の有価証券価格等の下落や
発行者の信用状況の悪化等により、投資元本を割り込むおそれがあります。
銘柄の選択、投資判断の最終決定は、お客様自身の判断で行なうようにお願いいたします。

———————————————————————–

株式会社アスリーム
INTERNET MEDIA OF INVESTMENT NEWS             
  〒169-0075 東京都新宿区高田馬場2-14-5         
 
URL : http://koronoasa.com/
———————————————————————–

記事の続きはコロ朝プレミアムで!

コロ朝プレミアム入会はこちらから