舛添都知事陳謝

2016年6月2日（木）晴れ　

・安倍晋三首相1日、首相官邸で記者会見、
　消費税の税率10％への引き上げを2019年10月まで2年半延ばす方針正式表明。
　増税延期について7月の参院選で「国民の信を問いたい」と述べる。

・安倍晋三首相、7月の参院選に関して「目指すのは連立与党で改選議席の過半数獲得すること」と述べる。
　改選121議席のうち、自民、公明両党で61議席の獲得目標。

・東急　<9005> ［終値929円］ベトナム主要都市ホーチミン市に隣接するビンズン省に、
　約8億ドル（約880億円）投じ、大規模宅地開発に乗り出す。
　国内企業が手掛ける海外案件としては最大規模となる約9000戸供給する。

　（日経1面）

・安倍晋三首相、消費増税再延期と今秋策定する大型の経済対策の両輪で、足踏み続く景気の再浮揚狙う。
　短期的には成長を押し上げる見込みだが、社会保険料負担なども増しており消費に点火するかおぼつかない。

・消費増税に合わせて導入予定の自動車新税について、政府・与党は先送りの検討へ。
　飲食料品の消費税率を抑える軽減税率の導入も延期。
　一方増税時の景気の下支え役を担う住宅ローン減税は2019年6月終了時期を同年10月の増税以降に延ばす可能性も。

・内閣府8日発表する1-3月期の国内総生産（GDP）改定値が上方修正される可能性。
　1日発表の法人企業統計受けて、設備投資の前期に比べた減少幅は縮まる公算が大きくなったため。

・米マイクロソフト1日、仮想現実（VR）などと呼ばれる次世代コンピューター技術の普及に向け、
　半導体大手やパソコン大手など10社以上と提携へ。
　自社開発端末「ホロレンズ」のプラットフォーム（開発基盤）提供。
　提携先、米インテル、米クアルコム、米アドバンテスト・マイクロ・デバイス（AMD）、中国レノボ、米デル、
　米HP、台湾HTC、台湾エイサー、台湾エイスース、台湾MSIなど。

・ギリシャ政府1日、日本の消費税に当たる付加価値税（VAT）を1％引き上げ24％とした。
　追加の金融支援受けるため、欧州連合（EU）などの債権団と約束した一環。
　成長の道筋なお描けず。

・中国ネット通販首位アリババ集団（浙江省）と、家電量販首位蘇寧雲商集団（江蘇省）は1日、協業へ。
　規模のメリット追及、物流コスト3割減。
　「ネット」と「リアル」の双方で業界を率いる両社の提携は、
　13億人の個人消費の獲得競争に大きな影響及ぼす可能性がある。

・電通　<4324> ［終値5600円］
　グループの売上高に相当する「収益」に占める中国比率を現在の約7％から10％に引き上げる。
　インターネット広告などデジタル分野で中国企業のM&A（合併・買収）続け、規模拡大する。

・自動車業界で人工知能（AI）など高度なソフトウエアの開発担う技術者の争奪戦激化。
　トヨタ　<7203> ［終値5755円］が米グーグルからあロボット子会社2社を買収する方向で詰めの交渉。

・5月の国内新車販売台数（軽自動車含む）前年同月比1.2％減、39万1587台。前年割れは2カ月ぶり。
　三菱自　<7211> ［終値572円］燃費データ不正の影響で
　三菱自75％減と日産自　<7201> ［終値1109.5円］76.8％減が大きく落ち込み、軽が14.3％減と苦戦。
　スズキ　<7269> ［終値2920.5円］は15.4％減。

・日立　<6501> ［終値507.1円］2018年度を最終年度とする3カ年計画の事業別目標発表。
　鉄道システム事業で、売上高15年度比8割増の6400億円まで引き上げる。
　台湾での鉄道建設受注推定で500億円規模に。

・伊藤園　<2593> ［終値3785円］緑茶飲料用茶葉生産する工場、42年ぶりに新設。
　約26億円投じ、生産能力1.5倍に高める。健康志向背景に緑茶飲料の需要は増加傾向にある。

・伊藤園　<2593> ［終値3785円］1日、2017年4月期連結純利益が前期比37％増の118億円になるとの見通し発表。

・大手百貨店5社が1日発表、5月の売上高（速報値）はそろって減収。
　主力の婦人衣料が低迷する中、土曜日が前年比1日少なかったことも響く。　
　5社そろっての前年割れは2014年の消費増税前の駆け込み需要の反動で落ち込んだ15年3月以来。

・ソフトバンク　<9984> ［終値6252円］株式売却や社債は行で1兆円大きく超える巨額資金かき集めている。
　1日、中国のインターネット通販最大手アリババ集団の株式の一部を79億ドル（約8700億円）で売却。
　ゲーム会社の売却も検討中。最大の焦点は米ヤフーが持つ日本ヤフー株の行方。

・プラチナ（白金）の国際価格が下落。
　ニューヨーク先物は1トロイオンス980ドル付近の動き、節目の1000ドル割り込んだ状態が1週間続く。
　直近の高値付けた5月初めから約1割安、ほぼ1カ月ぶりの安値圏で推移。

・裁定取引に伴う現物株の買い残（期近・期先合計　5/20申し込み）1兆9179億円　前週比577億円増、3週連続増加。

・信用評価損率（5/20現在）マイナス11.32％　前週比0.19ポイント改善。2週ぶり改善。

・株式市場でアナリストが企業の業績見通し引き下げる動き相次ぐ。
　5月時点のアナリストの業績予想の傾向「QUICKコンセンサスDI」は全16業種中7業種で前月比悪化。
　中でも銀行は3ポイント下落のマイナス80と、ほぼ7年ぶりの低水準。

　(日経新聞）

・東京都舛添要一知事、1日開会した都議会本会議で所信表明で陳謝。
　弁護士による調査結果、15日の閉会日までに明らかにする意向。

・政府2016年度第二次補正予算案を参院選後の臨時国会に提出、成立目指す。歳出は5兆〜10兆円規模で調整。
　消費再増税の先送りと合わせ、政策総動員して、景気の腰折れ回避に全力尽くす。

　 (産経新聞)

・椿本チエイン　<6371> ［終値806円］
　QRコード（2次元コード）使い、産業機械や生産ラインに組み込まれた同社製チェーンのメンテナンス時期を、
　顧客が手軽に確認できるサービス始める。
　2017年度から顧客向けに順次展開。　

・日本ユニシス　<8056> ［終値1297円］東南アジア中心に海外展開本格化。
　各国異業種企業と提携、日本国内で提供しているITサービスを今秋以降順次投入。

・カルナバイオ　<4572> ［終値3295円］デオキシリボ核酸（DNA）複製や損傷応答制御に重要な役割担う分子
　「CDC7」を標的する抗がん剤の候補化合物のライセンスを、
　カナダ、プロナイ・セラピューティクス（ブリテッシュコロンビア州）に供与。
　対価として契約一時金90万ドル（約1億円）のほか、
　開発承認、市販など進捗に応じ、最大2億7000万ドル（約300億円）の目標達成報奨金も。

・オンコリスバイオ　<4588> ［終値1103円］
　韓国ウォニックキューブとがん細胞検出用腫瘍溶解ウイルス「デロメスキャンOBP-1101」の韓国での製造権付与。
　韓国で研究開発促進と将来の承認取得の可能性がある。

・オリックス　<8591> ［終値1521.0円］ラクス　<3923> ［終値2184円］と顧客経理部門の業務効率化で協業。
　オリックスが提供する振込み手数料削減サービスと、ラクス提供経費精算システムがともに経理部門向けで共通、
　相乗効果見込む。

　（日刊工業新聞）

・パナソニック　<6752> ［終値1010.5円］照明器具取り付ける電気工事店向け業務支援アプリ開発。
　蛍光灯から発光ダイオード（LED）照明への置き換え工事に対応。

・鹿島　<1812> ［終値732円］火星や月の友人長期滞在施設の建設目指し、全自動建機の開発に乗り出す。
　建設現場で実証した自動建設システム「クワッドアクセル」技術活用。
　宇宙航空研究開発機構（JAXA）と連携、月には2030年ごろ、火星には40年ごろに4〜6人居住できる施設想定。

・新日本科学　<2395> ［終値833円］再生医療分野に本格参入。
　1日に神戸市ポートアイランド「神戸医療産業都市」に研究拠点開設。

　（日経産業新聞）

※記事の後ろの記号は、◎（好材料大）〇（好材料）▲（悪材料）×（悪材料大）など。
ただし、好材料も目先買い物が強すぎるとか、織り込み済みの場合は寄り付き後売られたり売り気配になる場合も
同様に悪材料も同じような状況になる場合もございますので注意が必要です。

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（今日の一言）

海外ＮＹ株式市場は、小幅高。
米供給管理強化（ISM）5月の製造業景気指数は0.5ポイント上昇、51.3と3カ月連続で拡大、
原油価格が荒い値動きながらも下げ渋ったことを好感。
ベージュブックは「ほとんどの地区で緩やかに拡大」と。

アップル（-1.40%）グーグル（-0.21%）ヤフー（-3.40%）フェイスブック（-0.03%）アリババ（-6.48%）
ネットフリックス（-1.03%）アマゾン・ドット・コム（-0.46%）バイオジェン（-1.00%）
ラッセル2000（+0.71%）HTG(ハイイールドファンド)（+0.17%）NBI（バイオテクノロジー株指数）（+0.52%）
（米国株の下落の予兆は小型株やハイイールドファンドからの資金流出から始まる傾向もあり価格追加）

3市場（NYSE、MKT、ナスダック取引所）出来高は約65億株、過去20日間平均約70億株を下回る。

欧州株式市場の主要3指数は2営業日続落。
英国の欧州連合（EU）離脱を問う国民投票での世論調査（5/30-31日　オンライン調査）で、
離脱派が41％と残留派と並んだ結果も影。

東京株式市場で日経平均は6日ぶりの大幅反落。
東証1部出来高は19億9528万株、売買代金は2兆1154億円。
騰落数は値上がり473銘柄、値下がり1350銘柄、変わらず132銘柄に。

消費増税延期で国債の格下げ懸念、それに伴うドル調達コストの上昇で
その前にドル調達しようとするのではないかといった思惑でドル買い・円売りの動きも。

本日石油輸出機構（OPEC）総会もあり原油価格動向に注目集まる。
またECB理事会も予定されています。
明日の夜には雇用統計の発表となります。

何かとイベントが多く、またまた大きくポジションを傾けられないようなところです。

アキュセラインク　<4589> ［終値1190円］6日ストップ安も本日は完全一致しそうですね。

オリックス　<8591> ［終値1521.0円］ラクス　<3923> ［終値2184円］と顧客経理部門の業務効率化で協業。
オリックスが提供する振込み手数料削減サービスと、ラクス提供経費精算システムがともに経理部門向けで共通、
相乗効果見込む。
ラクス立会外分売も通過、大魔神氏も注目しています。

注目している銘柄のこの辺ならいいかなといった指値を入れときたいような地合いでしょうか・・・

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