安値ミクスって知ってました？

2016年6月8日（水）小雨のち曇り　石垣島ハーリー　

・三菱UFJ銀行　<8306> ［終値533.2円］国際入札に特別な条件で参加できる資格を国に返す方向で調整に入った。
　日銀　<8301> ［終値37450円］のマイナス金利政策の下で国債を持ち続ければ、損失発生しかねないため。
　特別資格、発行予定額の4％以上の応札義務付けられることが重荷に。

・米中戦略・経済対話7日、閉幕。
　焦点の南シナ海問題は双方の主張の溝が埋まらず、物別れ。
　経済分野の協力拡大では一致。
　中国は米国の銀行・証券が人民元建ての株式や債券に計2500億元（約4兆円）まで投資できる枠与えることを決定。

・日経新聞社2016年上期ヒット商品番付。
　横綱東：安値ミクス（消費者・企業の低価格シフト）西：マイナス金利特需
　大関東：バスタ新宿　西：伊勢志摩・広島
　関脇東：民泊　西：AI（人工知能）小結東：北の新幹線（北海道、現美新幹線）西：京都鉄道博物館

　（日経1面）

・世界最大級投資ファンド、米カーライル・グループ創業者ディビット・ルーベンシュタイン氏（66）
　英国欧州連合（EU）離脱は想定せず。米大統領選どちらが勝つか誰も自信持てず。
　有望な投資先は米国。先進国では最も好調。米国以外では中国が魅力。
　日本について、「日本企業対象の1200億円規模の新ファンド昨年立ち上げ。」マイナス金利は成功しない。
　世界中で政府が借金積み上げている。金利上昇局面では政府の利払い負担への懸念広がりかねない。
　新興国企業のドル建て債務も空前規模、新興国の通貨安で債務返済が滞るリスクにも注意。

・米大統領選の民主党候補指名争いは7日、西部カリフォルニア州など6州で最終盤の予備選・党員集会開く。
　ヒラリー・クリントン氏（68）民主・共和の二大政党で初の女性候補となる。

・経団連7日、大手企業対象とした2016年夏のボーナス（1次集計）の交渉結果。
　平均妥協は92万7415円と3.74％増、8年ぶりの高水準。自動車や電力けん引。
　東証1部上場で従業員500人以上の大手企業、95社調査。

・米連邦準備理事会（FRB）利上げシナリオの再修正迫られている。
　月内の利上げも検討、雇用情勢の急減速に「失望した」（イエレン議長）と一転して見送り示唆。
　市場では「利上げは9月以降」との見方も広がる。利上げ路線は難路続く。
　6日の講演ではイエレン氏は「数か月以内」との表現取り下げ、早期利上げ姿勢一歩後退させた。

・内閣府4月の景気動向指数、景気の現状示す一致指数は前月比2.0ポイント高い112.2となり、2カ月連続で上昇。
　上昇幅は15年4月（2.2ポイント上昇）以来、1年ぶりの大きさとなる。
　国内向けに半導体装置など電子部品の出荷が伸び、有効求人倍率の改善など寄与。

・トルコ最大都市イスタンブール旧市街で7日朝（日本時間同日午後）テロ、市民4人と警察官7人死亡、36人負傷。
　エルドアン大統領の強権姿勢への反発も犯行の背景に浮かぶ。

・23日行われる英国の欧州連合（EU）離脱の是非を問う国民投票めぐり、キャメロン首相は7日、緊急会見。
　「離脱派の主張は事実誤認」残留支持するよう訴え。離脱すれば英国経済は打撃になると分析。

・中国外貨準備高が再び減少に転じる。
　中国人民銀行（中央銀行）7日、5月末の外貨準備が3兆1917億ドル（約343兆円）と前月より279億ドル減。
　3兆2000億ドル下回るのは、2011年12月以来、4年5カ月ぶり。
　米利上げ観測背景に、元安圧力強まり、人民銀がドル売り・元買い介入増やしたことが主因。

・サウジアラビア政府、経済改革の当面の工程表「国家変革計画2020」決定。
　20年までに原油以外の政府収入を3倍以上に増やし、民間部門で45万人の雇用生みだすなど数値目標掲げた。

・NEC　<6701> ［終値255円］など日本で急増するサイバー攻撃への対処を
　事前に演習するシステムやサービスの販売に乗り出す。
　実践的な演習でサイバー攻撃の察知力高め被害を食い止める点を訴求する。

・全日空　<9202> ［終値305.3円］日本航空　<9201> ［終値3539.0円］
　日本発の旅客対象とした燃油特別付加運賃（燃油サーチャージ）4〜5月と6〜7月に続き、8〜9月もゼロに。

・U-NEXT　<9418> ［終値803円］インターネットイニシアティブ（IIJ）　<3774> ［終値2271円］
　格安スマートフォン（スマホ）で提携。
　U-NEXTの店舗やインターネットなどの販路生かし、使い放題プラン月額で税抜き2480円で提供。

・富士フイルム　<4901> ［終値4338円］7日、バイオ医薬品の受託製造手掛ける子会社の設備能力2018年に8割増強。
　米製薬大手メルクが更新予定するアイルランドの培養設備使用することで、メルクと合意。

・クボタ　<6326> ［終値1558.5円］NTT　<9432> ［終値4765円］グループ7日、
　農機や水・環境設備へのIT（情報技術）活用で提携。
　「IoT」活用し、農作業の負担軽減につながる新システムつくる。

・韓国環境省7日、日産自　<7201> ［終値1062.5円］ディーゼル車「キャッシュカイ」に排ガス不正があるとして
　現法社長らの刑事告発や韓国で販売した824台のリコール（回収・無償修理）命じる処分正式に決めたと発表。　
　課徴金3.4億ウォン（約3千万円）の支払いも求める。日産は車両のリコール実施する方針。

・信用買い残（6/3申し込み）2兆5426億円、前週比527億円増。3週ぶりに増加。

・日本の個人投資家が円高進行に歯止め賭けている。
　個人の動向示す外国証拠金（FX）取引で、対円のドル買い越し幅が4カ月ぶりの増加幅。
　先週末に1ドル106円台前半つけた円高・ドル安局面で
　将来の相場の反転予想する「逆張り」取引狙い、ドル買い戻された。

　(日経新聞）

・ヒラリー・クリントン前国務長官（68）民主指名確実に。ドナルド・トランプ氏（69）と本選対決。

・東京都舛添要一知事の政治資金「公私混同」疑惑など追及する都議会代表質問、
　最大会派自民党は「都政を停滞させたことは大きな罪。身を切る決断が必要だ」と迫ったが、
　舛添氏は「不退転の覚悟で邁進していく」などと続投表明。

・欧州連合（EU）からの離脱問う国民投票に関し、最近発表された複数の世論調査結果で離脱支持を上回った。
　キャメロン首相はじめとする残留派は焦り募らせている。

・金融庁、年間120万円までの投資で得た売却益や配当が非課税になる少額投資非課税制度（NISA）、
　現行5年の非課税期間延長検討。

　 (産経新聞)

・日本ガイシ　<5333> ［終値2367円］
　個体酸化型燃料電池（SOFC）など新規事業の電池3製品の試作ラインを2017年3月期中に立ち上げる。
　量産に向けた準備本格化。18年3月までに製品化し発売目指す。将来は3製品の売上高で数百億円事業に育てる。　

・EIZO　<6737> ［終値2999円］パナソニックヘルスケア（東京・港）の手術・内視鏡用モニター事業買収。
　買収額は非公表。
　買収により、3次元モニターやフルハイビジョンの約4倍の解析度持つ4Kモニターフルラインアップできる。

・旭硝子　<5201> ［終値632円］7日、自動車のリア用紫外線低減ガラス、
　トヨタ　<7203> ［終値5654円］ミニバン「エスティマ」に採用。7車種目の採用となる。

・野村総研　<4307> ［終値4065円］2033年の空き家数が約2170万戸となるとの予測発表。
　総務省の「住宅・土地統計調査」によると13年の空き家数は約820万戸で、今後20年で2.6倍に増える見通し。
　住宅数に占める空き家の割合は、13年の13.5％から33年には30.4％まで上昇すると予測。

・商品市場は強気相場に入り、5年にわたる低迷に終止符。
　供給上の制約が大豆から亜鉛まで幅広く価格押し上げ。
　商品の年初からのパフォーマンスは、債券や通貨、株式など他の資産クラス上回っている。　

　（日刊工業新聞）

・東急　<9005> ［終値930円］長丁場の海外プロジェクトこだわる。
　渋谷エリアの再開発が2027年に完成すると、その後は沿線の大型開発の機会減少。
　東南アジアなどでの都市インフラの開発をビジネスとする考え。ノウハウ守る。

・DMG森精機　<6141> ［終値1281円］
　工作機械の故障を未然に防ぐ機能「マシン　プロテクション　コントロール（MPC）」開発。
　主軸にセンサー内蔵し機械の振動を監視、一定以上の数値検知すると、自動的に機械を非常停止。

・ホシザキ電機　<6465> ［終値10440円］
　米国の生産能力増強。冷蔵庫製造する米ジョージア州グリフィン工場の延べ床面積従来の1.2倍に拡張。
　2020年までに設備投資の総額は36億円。

　（日経産業新聞）

※記事の後ろの記号は、◎（好材料大）〇（好材料）▲（悪材料）×（悪材料大）など。
ただし、好材料も目先買い物が強すぎるとか、織り込み済みの場合は寄り付き後売られたり売り気配になる場合も
同様に悪材料も同じような状況になる場合もございますので注意が必要です。

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自己株処分

エムティーアイ　<9438> ［終値672円］115万株　762円　処分日6/23　処分先　メディパルHD

公募・売り出し価格

やまみ　<2820> ［IPO］1690円　

三菱総合研究所　<3636> ［終値3310円］3210円　申込み6/8-9　払込日6/15

アトラエ　<6194> ［IPO］5400円　

ダブル・スコープ　<6619> ［終値5970円］5790円　申込み6/8-9　払込日6/14

ユナイテッド・アーバン投資法人　<8960> ［終値178800円］175224円　申込み6/8-9　払込日6/14

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（今日の一言）

海外ＮＹ株式市場は、まちまち。
原油価格上昇もあり、エネルギー株が買われる。
S&P500種株価指数は、本日の高値が2119.22と過去最高値（2134.72　2015年5/20）に接近。
ダウ工業株30種平均も一時18003.23ドルと18000ドルにつっかける場面もあった。
バイオ関連株が下落したナスダック総合指数は、反落で取引を終えた。

アップル（+0.41%）グーグル（+0.01%）ヤフー（-0.92%）フェイスブック（-0.87%）アリババ（-0.28%）
ネットフリックス（-0.84%）アマゾン・ドット・コム（-0.41%）バイオジェン（-12.76%）
ラッセル2000（+0.26%）HTG(ハイイールドファンド)（+0.44%）NBI（バイオテクノロジー株指数）（-2.53%）
（米国株の下落の予兆は小型株やハイイールドファンドからの資金流出から始まる傾向もあり価格追加）

3市場（NYSE、MKT、ナスダック取引所）出来高は約64億株、過去20日間平均約69億株を下回る。

欧州株式市場の主要3指数は続伸。
6日のイエレンFRB議長講演で、米経済への懸念高めず、早期利上げ観測を後退させたのを好感と。
独DAX指数が、4月のドイツ鉱工業生産指数が予想以上に増加を受けて1.65％高となった。

東京株式市場で日経平均は反発。
東証1部出来高は16億1468万株、売買代金は1兆7798億円。
騰落数は値上がり1152銘柄、値下がり642銘柄、変わらず162銘柄に。
来週、米連邦公開市場委員会（FOMC）や日銀金融政策決定会合があり、再来週は英国国民投票、
また今週はメジャーSQの週で、火曜日水曜日に波乱傾向があるため、商い控えられているようなところも・・・

先週、米雇用統計まえもイベントに備えて、キャッシュポジションを多くした方も多く、短期的には動きやすく。

昨日はマザーズ市場で、iPS細胞関連の日経一面報道からバイオ関連がお「お祭り」状態のように賑わいました。
本日は米国市場でバイオ関連急落で、利益確定が出てくるかもしれません。
短期的に急騰している銘柄は、狙っている方たちも「短期筋」ですので、警戒必要。

富士フイルム　<4901> ［終値4338円］7日、バイオ医薬品の受託製造手掛ける子会社の設備能力2018年に8割増強。
米製薬大手メルクが更新予定するアイルランドの培養設備使用することで、メルクと合意。　

富士フイルム医療関連強化を打ち出してきており、
ジャパン・テッシュ・エンジニアリング（J・TEC）　<7774> ［終値1454円］
日足チャート三角持ち合い上に抜けてきたようなところ。

アスカネット　<2438> ［終値1430円］商い増えれば上放れしそうな雰囲気も。
本日から幕張メッセで展示会に出展。タイミング的にはいいところにも思えますが・・・

このところモノのインターネット「IoT」の文字が新聞に載らない日がないような・・・
四季報にはICT（情報通信技術）性能監視のパイオニアと乗っているアイビーシー　<3920> ［終値1427円］
ど真ん中のように映るんですが・・・

アイリッジ　<3917> ［終値4045円］前回業績下方修正発表したときは、昼休みに好材料を発表しております。
人件費、採用費用などの増加が営業利益、経常利益に影響したところで、突っ込みは拾い場になりそうなところも。

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大波乱の2016年、今年は中小型材料株が良い理由。

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今回は面白い報告ができるかと・・・

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