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好材料&悪材料【藤沢の眼】


現状の好材料    
   
                
   
1 3月17日FRBのベアスターズ救済策は実質的な公的資金投入 ここで潮目が変化した 米国の債券が暴落 10年債高値は3月17日3.314%これが6月13日4.259% 日本の債券も暴落3月26日1.215が6月13日1.865%へ 日米金利差拡大ドル高へ 金も暴落3月18日1004が5月1日850現在少し戻って891ドル 金利急騰でドルが変化した3月17日97.25円が円の天井現在は108円 債券+金から株式+ドルへ インフレ懸念による債券急落と円安 債券から株式へお金の流れが変わった 6/3バーナンキ「ドル安が歓迎できない物価上昇を招いている」ドル高をけん制 ポールソン「為替介入の選択肢は排除しない」アメリカはやるといったらやる国 ドル安にぶれれば介入もあり   
   
   
2 アメリカは個人消費が生命線 金融業は基幹産業 住宅は下落するが消費堅調は株価上昇の資産効果 景気後退回避には株価維持策が必要これは国策 その為に政府はサブプライム5年間の金利リセットの猶予と大型減税の景気対策 FRBはFFレート07年8月5.25%を08年4月2%へ大幅利下げこれも株価対策   
   
   
3 アメリカの景気がポイント 5月28日1-3GDP改定値+0.3=0.9%になった 6月6日の5月雇用統計非農業-4.9(予)-6万人5ヵ月連続減 失業率は+0.5=5.5% 5/2から1000億ドルの所得税還付が始まる   
   
   
4 アメリカの住宅がポイント 年率1%約300万人の人口が増える 29日発表の全米不動産協会の4月住宅取得能力指数は一時100を割り込んだ場面から129.8に回復   
   
   
5 SWF官製ファンド オイルと中国 新たな買い手が世界のエクイティーマーケット現れた SONYはアブダビ シティーにはアラブ首長国連邦と中国国家開発銀行とサウジの王様 残高は330兆円ある→ヘッヂファンドよりはるかに上   
   
   
6 外人は5月3週までに9700億円の買い越し   
   
   
7 日本5/3発表4月CPIは+1% 脱デフレか?   
   
   
8 アデランス株主総会で取締役再任が否定された   
   
   
9 WTIに調査が入った 米商品先物委員会(CFTC)を増員し監視強化へ    
   
   
   
悪材料   
   
   
1 最大の悪材料 日本は景気後退している (以前の原因は官製不況、建築基準法改正+金証法 農業or地方に対する選挙対策のバラマキ行政 小泉改革とは別物)   
   
現状は07年11月をピークに景気後退局面入りの可能性が大きい 鉱工業生産は1-3月期に前期比減少に転じた 5/15発表の3月機械受注-5%だが4-6の予想は-10.3% 街角景況感は最悪→食品を始めとした物価上昇+私の給料も下がった 02.2から続く過去最高の景気回復局面が終わったか内閣府発表景気動向指数DIが3ヵ月連続で50%を下回るかどうか今はまだ2ヵ月 5月街角景気は現状判断指数32.1と-3.4横ばいを示す50を14ヵ月連続で下回った   
   
   
2 アメリカの住宅がポイント 5月28日発表1-3ケースシラー住宅価格指数は前年同期比-14.1%と最悪   
   
   
3 安易な買収防衛策(500社超)と持ち合い(現在は11%1980年代は5割弱)復活に外人は絶望した    
   
   
4 円高から円安へだが 1部企業業績に陰り 95円の可能性は排除できないが外人買い復活の狼煙にもなりうる   
   
   
5 サブプライムは悪魔 まだここから危ない 6/4ムーディーズはモノライン大手MBIAとアンバックを格下げ方向で見直すと発表 6/6 S&P MBIA アンバック 格下げ でも株価上昇した    
   
   
6 下がってくれば日経225リンク債 残高7000億円   
   
   
7 PER17倍に割安感は無い 成長率8%のインドと同じ 09年3月期経常(予)0.9%減益   
   
   
8 FRBの敵はサブプライムであった これに対しては利下げ から敵はインフレに変わった これに対してはドル高=原油安   
   
   
9 中国人民銀行は6/7預金準備率を1%引き上げ過去最高の17.5%にした その後休み明け10日急落した 8.36%安 昨年高値からの下落率ベトナム1/3 中国上海1/2 インド2/3 インフレ懸念が理由

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