
日経ヴェリタス 8/2号読んでみて・・・
- 2009年08月02日
- 株式投資・経済ニュース全般
2009年8月2日(日)くもり
・低成長レンジ相場「日本株のゲームのルール変質」ハイテク=高成長、高レバレッジ経営=高評価の「常識」は過去に。
ハイテク=配当利回り株。高ROE≠良い経営。中期計画=「減収増益」が前提。
武田 〨4502)[終値3830円]JT 〨2914)[終値274000円]≠円高に強い。
・リスクマネー、ヘッジファンドにも運用資金再び集まり始める。各国主要株価指数相次ぎ年初来高値を更新。
・日経平均株価のチャート上で1万1000円が当面の上値とも。
・日経平均株価の上値の節目。1万356円(7/31終値)
1万403円、4/28安値(8493円)に3/10(7054円)〜4/10(8964円)の上昇幅を足した値。
1万549円、6/12(1万135円)の高値に6/12〜7/13(9050円)の下落幅に38.2%乗じて足した値
1万805円、6/12(1万135円)の高値に6/12〜7/13の下落幅の黄金比61.8%を乗じて足したもの。
1万1000円、2004年から05年前半のもみ合いの水準。
1万1220円、6/12(1万135円)の高値に6/12〜7/13(9050円)の下落幅を足した値。
1万1335円、2007年7/9(1万8261円)-09年3/10の下落に対する38.2%戻し。
1万3979円、2007年7/9-09年3/10の下げの黄金比61.8%戻し。
・日経ヴェリタスランキング:親会社がTOB(公開買い付け)する動機が生じそうな、株価が1株純資産より低い上場子会社ランキング
1位小糸工 (6747)[終値384円]PBR0.43倍、親会社小糸製 (7276)[終値1390円]
2位有楽土地 (8838)[終値223円]0.43倍、親会社大成建 (1801)[終値215円]
再建進まず、多角化経営見直されると将来上場廃止や外部売却も
3位住友鋼管 (5457)[終値522円]親会社住金 (5405)[終値236円]
7位新日本無線 (6911)[終値272円]0.50倍、親会社日清紡HD (3105)[終値1211円]
今後親会社主導で経営再建も。
10位ユアテック (1934)[終値555円]0.52倍、親会社東北電力 (9506)[終値1971円]
東北地方に進出する自動車関連メーカーなどの設備投資の抑制響く。
15位石川島運搬 (6321)[終値400円]0.57倍、親会社IHI (7013)[終値160円]
割安感注目の個人マネー流入。
・ツムラ (4540)[終値3060円]快進撃目立つ。「漢方」に全て賭け、不採算事業を相次ぎ売却。
医療用漢方の市場規模は医療用医薬品全体の1%強。将来的にすそ野拡大期待できる。
・セブン&アイ (3382)[終値2220円]米コンビニ子会社利益拡大。国内部門苦戦の中、貴重な下支え役。
・米医療改革、政府の支出を抑えるための薬価を抑制する方針、製薬企業の売り上げ減に直結。
武田 (4502)[終値3830円]エーザイ 〨4523)[終値3370円]アステラス (4503)[終値3610円]
海外事業強化で悪影響懸念。
・OUT Look: 8月最初の株式市場は、先週の流れを引き継ぎ上値を試す展開か。
米国経済指標や円安の進行次第では海外から資金が流れ込み日経平均で1万1000円を目指す場面も。
8月は薄商いで値が振れやすい月。
過去60年間の騰落回数は「33勝27敗」平均騰落率は1.02%と4月についで2番目に高い。
テクニカル面では「底値から1.6倍高」法則。2003年4月底値から04年3月高値まで上昇率は60%。
05年5月から06年4月にかけては62%。
09年3月7054円から黄金分割比率61.8%戻すと1万1413円に。
ただし楽観しすぎは禁物。「デフレスパイラル(物価下落と景気悪化の連鎖)」の芽も。
・Wall Street: 今週の米株式相場は強含みながらも値動きの荒い展開へ。
金融危機リスクは緩和しているが、景気見通しは不透明さ強まる。
今週の注目材料は経済指標。8/3に7月のISM製造景況感指数、同新車販売。4日、6月の個人消費支出。
5日に7月のIMS非製造業景況感指数、7日同雇用統計発表。
・プロの相場観 向こう1週間の【ブルベア調査】強気派42%(前回比-1)弱気派35%(同+3)中立23%(同-2)
・スクランブル:日経平均株価は企業の業績改善期待から底堅い。理由の一つは為替相場の円安・ドル高・ユーロ高。
足元では日本株はドル円相場よりユーロ円相場との連動性高く。ユーロ円が株価に意外に大きな影響を与える事を念頭に。
・世界の新規株式公開(IPO)市場に回復の兆し。
2009年4-6月調達額99億ドル(約9400億円)と今年1-3月期14億ドルから急増。前年同期比では7割超下回る。
・BARRON’S:金融業界の大いなる負け組みである米シティグループに投資家の関心が集まり始めている。
株価の低さがシティ株の最大の魅力。今後1年で4ドルまで上がる可能性も。
・世界株式相場続伸。世界の85市場のうち22市場で先週末の株価指数が
リーマン・ショック前の昨年9月11日現在の水準を上回る。
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