今週の注目イベントの解説

＜31日・月＞
衆議院議員総選挙の結果確定
※海外勢には民主党の円高是認による内需重視策を短期円高、財政赤字の拡大リスクを中長期的な円安と見る声も）

08:50　日7月鉱工業生産
※改善は織り込み。予測指数での回復の持続性が焦点

10:30　豪4-6月期企業営業利益
※豪州景気の回復の力強さを見極め

18:00　ユーロ圏8月消費者物価指数
※前年の原油急騰の反動が下振れリスク。ユーロ売り材料にも

22:45　米8月シカゴ購買部協会景気指数
※1日の米ISM指数の参考指標に。市場の期待値のハードルは高まる

米決算発表
サン・マイクロシステムズ
※最近のハイテク決算は総じて良好

＜1日・火＞
10:00　中国8月製造業PMI購買担当者指数
11:30　中国8月CLSA製造業PMI
※融資規制の影響焦点。減速なら株安・円高や資源国通貨の下落材料に

13:30　豪中銀、政策金利発表
※利上げ時期の前倒し示唆なら豪ドル高、通貨高牽制や中国の過熱抑制策の影響を警戒なら豪ドル安

23:00　米8月ISM製造業景況指数
※改善の織り込み進展。50の節目超えならドル買い戻し支援

23:00　米7月中古住宅販売成約指数
※改善の織り込み進展。期待値以上の回復度合いが焦点

＜2日・水＞
21:15　米8月ADP雇用統計
※前月の増加で期待値のハードルは高まる。先行指標は改善持続

23:30　EIA週間石油在庫統計
※在庫の減少度合いが原油、米株、リスク許容度を左右
 
＜3日・木＞
20:45　欧州中銀、政策金利発表

21:30　トリシェECB総裁、定例記者会見
※追加緩和を示唆ならユーロ安、出口言及ならユーロ高

23:00　米8月ISM非製造業総合指数
※製造業は先行改善。小売サービス関連への遅行波及が焦点

＜4日・金＞
08:50　日4-6月期法人法人企業統計調査
※4-6月期GDPの上方修正を左右。懸案の設備投資の底入れ焦点

21:30　米8月雇用統計
※2カ月連続の改善なら根深い米国経済の不安感を払拭へ

20カ国・地域[G20]財務相会合[ロンドン]
※5日まで。金融規制改革や出口戦略の地ならし、ドル基軸の見直し論議などが注目点。会合前の株高やドル安のポジション調整が波乱

＜7日・月＞
米レーバーデー休場
※4日にかけて米国3連休入りを前にした株式、原油、為替相場でのポジション手仕舞いが波乱要因
4日は雇用時計もあるので発表前と発表後に要注意

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