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日経ヴェリタス 10/18日号読んでみて・・・

2009年10月18日(日)はれ

・最悪期脱しつつある世界経済。リード役は中国、ブラジルの新興国。
 ブラジルこれから経済成長にとって最良の時期迎える。中国は今がピーク。日本成長への道は移民政策。

・成長の源は人口パワー「人口ボーナス期」1国に1度の飛躍のチャンス。
 「人口ボーナス」は働き手が、養われる人々の何倍いるか。2倍を超える時期がボーナス期。
 同時期には経済成長が加速する。

 アジア:中国の消費加速の「賞味期限」はあと5年ほど。タイやシンガポール2010年人口ボーナスのピーク迎える。
     インドネシアやベトナムが20-30年に人口ボーナス最盛期。

 中南米:ブラジル筆頭に人口ボーナス指数バランス良い状況が長期に続く国々が多い。

 中東・アフリカ:人口増加率に注目するとアフリカの潜在力の高さ際立つ。
         エジプト2030年ごろから人口ボーナス期へ。トルコ人口ボーナス期2040年頃まで続く。

・日本企業、新興国市場開拓に本腰。

 商船三井 (9104)[終値577円]
 6月ベトナムの商都ホーチミン近郊カイメップ港に大型コンテナ船使った北米向け航路の貨物船輸送始める。

 HIS (9603)[終値1919円]6月インド・デリーに支店開設し、現地での旅行商品の本格販売へ。 

 近ツリ (9726)[終値84円]訪日する中国人向けの旅行商品企画。

 ナガセ (9733)[終値2700円]シンガポールに現法、中国やインドなどの企業に教室運営ライセンス付与。
 英語の授業や大学受験用進学塾想定。

 東洋水産 (2875)[終値2440円]1972年米国進出足掛りに89年メキシコに本格進出。 

 キッコーマン (2801)[終値1065円]ブラジル市場への本格参入の機会をうかがう。

 エスイー (3423)[終値451円]4月以降子会社通じチュニジアやタンザニアなど6カ国で設計や施工管理業務受注

 北アフリカでは、ユニ・チャーム (8113)[終値8410円]子供向けオムツ。
 資生堂 (4911)[終値1532円]高級化粧品の販売に乗り出す。

・ダウ工業株30種平均1万ドル時代定着へ今週ヤマ場を迎える決算発表がカギ。
 アップル、キャタピラー、コカコーラ、スリーエム、マイクロソフト、モルガン・スタンレーなど
 米主要500社のうち135社が決算発表予定。
 これまで主要500社のうち61社決算発表終え、事前予想を上回った比率は79%、下回ったのは11%。
 9月の住宅着工件数、中古住宅販売、景気先行指標総合指数など経済統計発表。
 明るさ見えてきた企業業績、暗さが残る実体経済。2つの要因の間で揺れる相場展開へ。

・日経ヴェリタスランキング:2009年3月末のれん代の自己資本に対する比率ランキング。
 比率が高いほど減損時のショック吸収する財務余力乏しいことを示す。
 
 1位ソフトバンク (9984)[終値2070円]比率225.7%。携帯事業約9割。
 2015年3月末純有利子負債ゼロ目標。のれん代着実に減少へ。
 
 2位ITX (2725)[終値39950円]123.4%。

 3位オリンパス (7733)[終値2725円]111.9%。
 積極的なM&A(合併・買収)ジャイラスの業績堅調で減損発生リスクは低いとの見方。

 7位東芝 (6502)[終値506円]積極的なM&Aで事業拡大。買収先の安定した収益確保が経営課題。
 
 16位ダイキン (6367)[終値3180円]「空調市場で世界一へ」買収提携攻勢。
 景気悪化で今期苦戦も、減損処理するほどではないかと。

・オリエンタルランド (4661)[終値6160円]夢を売るデフェンシブ銘柄。
 投資と集客、資金回収という好循環続ける。入場者の頭打ちと株価の低迷ほぼ重なる。潤沢な資金どう活用。

・アサヒビール (2502)[終値1658円]海外事業2010年12月期に初めて黒字転換する見通し。
 中国、韓国、豪州がそろって国際事業全体で黒字化する体制できあがりつつある。 

・三井金属 (5706)[終値234円]東邦亜鉛 (5707)[終値474円]など
 非鉄各社の2010年3月期業績上振れの可能性高まる。
 既に上方修正した住友鉱 (5713)[終値1563円]同和HD (5714)[終値568円]ももう一段の上振れも。
 金属相場上昇、電子材料回復が想定以上に早いため。

・世界のREIT・不動産の時価総額ランキング(9月末)香港不動産会社上位。

 1位新鴻基地(香港)3兆3863億円。

 2位ウエストフィールド(豪州)2兆5027億円。

 3位三菱地所 (8802)[終値1423円]1兆9385億円。

 8位三井不 (8801)[終値1571円]1兆3401億円。

 16位住友不 (8830)[終値1721円]7828億円。

・USEN (4842)[終値90円]純資産25億円まで目減りし債務超過ギリギリの水準。
 増資引き受け先探し手間取る。先行きに不透明感。

・日航 (9205)[終値101円]問題の行方、日本政策投資銀行の将来像にも直結。
 新政権の意向によっては民営化計画のさらなる見通し迫られかねず。 

・3D(3次元)が開くTV・映画の新市場、関連企業。

 3D映像との相性はプラズマがよく、パナソニック (6752)[終値1290円]先行。

 ソニー (6758)[終値2650円]3D機能前面に出したPR。3D対応品で高価格帯のシェア伸ばす狙い。

 有沢製作所 (5208)[終値668円]液晶テレビやモニターに装着すると3D映像の視聴可能なフィルター生産。 

 ウシオ電機 (6925)[終値1484円]映画館の3D化に必要なデジタルシネマ用映写機で世界シェア7-8割占める

・OUT Look: 今週の株式相場は日経平均株価で1万円前後を下限とした高値もみ合いの展開へ。
 日本株の足かせとなっている銀行株の低迷と為替の円高ドル安基調に一巡感出るか否かが
 海外市場に対する出遅れ修正のカギ。
 NT倍率急騰。16日終値で11.38倍。ITバブル2000年春以来9年半ぶりの高水準。
 シカゴ日経先物ドル建ての売買ポジション9月末から買い越しに転じる。2006年2月以来の高水準に。 

・Wall Street: ダウ一時1万ドル回復も、企業業績は依然として手放しでは楽観できないとの見方から
 利食い売りにつながった。ダウ平均の今年3月からの上昇率は6割近くで高値警戒感もある。
 今週発表のアップルやウエルズ・ファーゴなどの決算が相場の行方を左右へ。

・プロの相場観 向こう1週間の【ブルベア調査】
 強気派51%(前回比-9)弱気派27%(同+7)中立22%(同+2)

・東京圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)の地価下落続く。7-9月期の地価動向、住宅地前年同期比マイナス13.3%、
 商業地同マイナス15.3%とともに5四半期連続の値下がり。

・権利付き最終日、来月から変更。従来の1営業日づつ後にずれる。新ルールは11月16日に開始。
 11月30日(月)に決算期末迎える企業は25日(水)となる。株券電子化によって名義書換作業軽減から。
 (日経ヴェリタス)

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