
日経ヴェリタス 11/1日号読んでみて・・・
- 2009年11月01日
- 株式投資・経済ニュース全般
2009年11月1日(日)はれ
・金融と逆風と激動の先にファンド王クラビス氏(65)ロバーツ氏(66)
世界最大級買収ファンド・コールバ-グ・クラビス・ロバーツ(KKR)共同創業者。どんな未来図描く。
「社会と共生」に投資フロンティアを見出す。
インフラ関連投資で政府パートナー。金融関連でも政府と組む可能性も。
日本への課題。成長!成長こそが(日本に)必要と短い答えにいらだちも。国際的成長のためにパートナー必要。
・新宿駅前高島屋タイムズスクエア一等地テナント変遷、96年「ジョイポリス」2001年「ベスト電器」
今年11月オープンは手芸店「ユザワヤ」ユニクロ効果?ベーシック製品を自分で刺繍や飾り差別化。
・2009年4-9月期決算、堅調な企業多いが下期に関しては反動減を警戒、慎重な見方。
通期予想据え置きや下方修正する企業目立つ。
・日経ヴェリタスランキング:予想配当利回りの高い企業(金融除く)ランキング。
1位平和 (6412)[終値889円]予想配当利回り5.62%。
2位武田 (4502)[終値3650円]4.93%、3位大東建宅 (1878)[終値3830円]、
4位エーザイ (4523)[終値3250円]4.62%、好業績受け年間配当10円増150円に。
6位任天堂 (7974)[終値23000円]4.17%、年間配当960円(前期1440円)と減配もなお高利回り。
7位新日石 (5001)[終値453円]3.97%、「新日鉱HDとの統合で内部留保拡充」へ減配。
9位ローソン (2651)[終値4050円]3.95%、配当性向62%はコンビニトップ。
・棚卸代行、エイジス (4659)[終値1751円]顧客約2000社、シェア8割握る。
海外進出10年度には売上高、日本を超えるのが理想。ICタグの普及で在庫管理の仕組みが変化も中期的課題に。
・日航 (9205)[終値117円]政府が強力に関与する再建作業。
支援機構、公的資金投入で経営者、株主債権者などの責任明確、応分の痛み求められる可能性。
株主への影響、減資と増資を通じ、既存株主の持ち分希薄化の前例。
株主優待とマイレージは継続例多く。
・ホンダ (7267)[終値2880円]現時点では自動車で唯一増益も来期に向けて2つの懸念材料。
販売面で680億円の増益要因、360億円分は金融事業の改善に頼る。
補助金や減税などの政府支援策が終わった後の反動。
回復確かにするには二輪車で築いたブランド力を四輪車に生かし、高効率経営の2つの強みを発揮すること。
・チャイナ・ポーチー (1412)[終値17570円]水力発電事業に参入。
収益やキャッシュフロー(現金収支)が改善基調で新規投資再開。
・ブラジル市場注目。資源・銀行・鉄鋼・内需・航空の「5つの輪」がブラジル経済をけん引。
代表的な株価指数「ボベスパ指数」年初から7割上昇。ボベスパ指数連動型ETF (1325)[終値345円]
ニュース証券11月中旬から個別株取り扱い予定。
日本株でもブラジル経済の恩恵受ける企業。
鉄道、道路網、港湾など建設進み、日本の鉄道メーカー、建設機械、ゼネコンに商機も。
ホンダ (7267)[終値2880円]フレキシブル燃料電池車(FFV)注目で「シティ」現地生産・販売始め
2輪シェア7割占める強み。
資源メジャーのヴァーレの実質5%出資の三井物産 (8031)[終値1223円]
新日鉄 (5401)[終値353円]持ち分適用会社ウジミナスとの関係強化。
・OUT Look: 今週の株式相場は上下に振れやすい展開。NY株式相場の振幅大きく、一喜一憂する展開。
日本独特の買い材料なくNYにらみに。
下値では個人投資家による押し目買いが入りそうで、相場を下支えしそうと。
・Wall Street: 今週の米株式相場は神経質な展開と予想。3-4日に米連邦公開市場委員会(FOMC)開催
6日には10月の米雇用統計発表。今週も景気指標などに一喜一憂する展開が続きそう。
雇用統計で失業率前月の9.8%から9.9%へ上昇見通し。
・プロの相場観 向こう1週間の【ブルベア調査】強気派47%(前回比+7)弱気派28%(同-1)中立25%(同-6)
・長期金利の上昇圧力収まらず。指標の新発10年物国債利回り2ヵ月半ぶりに1.4%突破。
根底は民主党政権の財政運営に対する不安。予算案固まる年末にかけ一段の金利上昇招きかねず「3つの火種」くすぶる
「外国人投資家」の動き。短期債の金利上昇リスク。中核10年債11/5入札。
・日経平均チャート上、複数の下値警戒サイン。25日移動平均線が75日線を下抜ける「デッドクロス」形成。
28日には日々線も下抜け、相場の下げ局面入りの印象深まる。
米ナスダック指数や独DAX指数、仏CAC40など主要海外株チャートも日々線が25日線下回る。
日経平均下値の節目、9657円、9390円。200日移動平均線(9235円)7/13安値(9050円)
直近高値1万362円節目上回れば再び上昇トレンド入りする可能性も。 (日経ヴェリタス)
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