
日経ヴェリタス 11/8日号読んでみて・・・
- 2009年11月08日
- 株式投資・経済ニュース全般
2009年11月8日(日)
・ユーロ強まる磁力。国際通貨基金(IMF)世界各国の外貨準備高集計、昨秋金融危機以降ユーロがドルを上回る伸び。
「第2の基軸通貨」として性格強めれば、ユーロ相場には上昇圧力がかかりつづける可能性高くなる。
一方、実態以上に割高になれば域内企業の輸出競争力がそがれる副作用も。
・欧州で営業利益全体に占める比率の高い企業ランキング。1位日本板硝子 (5202)[終値271円]欧州比率143.7%
2位河西工 (7256)[終値240円]同68.1%、今期独VWから受注獲得。下期以降補助金打ち切りの反動も。
3位日本金銭機械 (6418)[終値748円]同51.9%、カジノ業界は設備投資の抑制の動き、赤字転落。
6位ダイキン (6367)[終値3090円]同49.3%、
景気低迷で販売苦戦続く。省エネ型ヒートポンプ式温水暖房機の品揃え増やす。
10位マキタ (6586)[終値3040円]同43.1%、欧州市場に合わせた特徴ある商品で市場開拓。
15位サンリオ (8136)[終値732円]同38.1%、人気キャラクター「ハローキティ」のライセンス収入が好調。
16位シスメックス (6869)[終値4350円]同37.9%、検査機機販売には陰りも検査用試薬販売は堅調。
・13日オバマ大統領来日、外交上の懸案で経済は後回し。景気対策の副作用である財政悪化は日米共通。
・大手銀行2009年4-9月期決算発表今週ピーク。今回は波乱なき決算。
先行き不透明要因、景気の下振れリスクと新しい自己資本比率規制の行方。
経営陣が示す経済見通しや資本政策についてのコメントが市場の関心ごと。
・日経ヴェリタスランキング:日経平均株価など市場全体の動きに株価が連動しやすい銘柄としにくい銘柄ランキング
【値動き大きい】1位エルピーダ (6665)[終値1266円]β値2.02、
株価反応する材料多く値動き荒く。DRAM騰落が業績直結。
2位カルソカンセイ (7248)[終値214円]β値1.85、3位ジェイテクト (6473)[終値949円]β値1.79
9位東建物 (8804)[終値429円]β値1.70、
不動産開発事業が景気の波に大きく左右。財務レバレッジ(負債倍率)効いてるとの見方。
【値動き小さい】1位キューピー (2809)[終値1032円]β値0.04、
2位CCC (4756)[終値603円]β値0.05、
3位ユニチャーム (8113)[終値8500円]β値0.09、中国や東南アジアで子供用紙おむつや生理用品の好調続く。
5位東洋水 (2875)[終値2325円]β値0.10、代表的な「ディフェンシブ銘柄」国内苦戦も海外展開進む。
・富士通 (6702)[終値544円]製造業からサービス業へ急ピッチに変身中。
情報システムの構築と受託運用に経営資源をシフト。長年の目標「和製IBM」の輪郭見える。
計画とおりに2年後に最高益達成すれば、1株利益60円強に上昇。
・「スマートフォン」多機能端末好調。
タッチパネル最大手日本写真印刷 (7915)[終値4360円]石川県に約40億円投じ新工場建設。
SMK (6798)[終値548円]2本の指で画像の拡大や縮小などの操作できるタッチパネルの量産始める。
アルプス電気 (6770)[終値541円]静電容量式タッチパネルの生産能力2011年に2倍。
KIMOTO (7908)[終値776円]タッチパネル用ハードコートフィルムで世界シェア50%。
スマートフォン今後ますます携帯ゲーム機の領域に踏み込む。
DeNA (2432)[終値345000円]アイフォーン向けゲームソフト開発米ベンチャーに20%出資。
ジー・モード (2333)[終値18300円]フェイス (4295)[終値10750円]など携帯コンテンツ会社も活躍の場
・米著名投資家ウォーレン・バフェット氏生涯最大の株式投資に動く。「米国の繁栄を信じる」インフレ対抗力向上にも狙い。
株式投資が最高のインフレ防御と信じる。
・OUT Look: 今週の株式相場弱含みの展開か。
10月の米失業率が10%を超え、市場ではクリスマス商戦への不安高まる。
週末13日の株価指数オプション特別生産指数(SQ)算出を控えた手じまい売りも予想。
日経平均株価は9000円台後半で軟調と。
外資証券が売り姿勢強め、市場では「11月期決算多いヘッジファンドの手仕舞い売り」との見方も。
オバマ大統領来日、友好関係が確認できるかどうかが焦点に。
・Wall Street: 今週の米株式相場はもみあいか。13日に9月の貿易収支、貿易赤字は8月から拡大する見通し。
同日ミシガン大消費者態度指数(11月速報値)前月から上昇する見通し。
・プロの相場観 向こう1週間の【ブルベア調査】強気派43%(前回比-4)弱気派30%(同+2)中立28%(同+3)
・東証1部時価総額に占める業種別シェア「電気機器」「輸送用機器」の回復鮮明に。
リーマン・ショック前と比べ約20%安い日経平均は世界的に出遅れ感強い。
もたつく日本株には「懸念材料」が次から次へと待ち受けている。
・「1月円高の法則」1月に対ドルで円高が進んだ年は、2月以降年末に向けても円高が進みやすい。
今年も1月円高で90円前後まで進む。法則通りなら年末80円台に上がる可能性も。 (日経ヴェリタス)
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