
日経ヴェリタス 12/13日号読んでみて・・・
- 2009年12月13日
- 株式投資・経済ニュース全般
2009年12月13日(日)
・三段階進化論で次の『ユニクロ』元気な小売を探す。
【進化系:1】地方都市でし烈な競争で効率経営磨く。
バーロー (9956)[終値708円]デフレ対策加速。
コスモス薬 (3349)[終値2145円]スーパーから顧客奪う。
ツルハHD (3391)[終値163100円]美と健康の「かかりつけ薬局」
ハローズ (2742)[終値633円]24時間・他業態との複合奏功。
メガネトップ (7541)[終値989円]均一価格で買い替え開拓。
【進化系:2】売上高営業利益率の改善は重要なテーマ。商品企画開発など「川上」部門へ関与。
ABCマート (2670)[終値2600円]自社デザイナーが開発。
チヨダ (8185)[終値1073円]三菱商事 (8058)[終値2270円]と提携、PB商品の多品種短納期実現。
あさひ (3333)[終値1520円]自社で企画・設計し中国の提携工場で生産した自転車販売好調。
しまむら (8227)[終値7900円]商品企画段階からメーカーの擦り合わせ徹底。素材やデザイン、価格にこだわる。
全量買い取り、リスクとって低価格調達へ。
ニトリ (9843)[終値6670円]海外調達比率約75%。自社企画品の生産を委託。足元の円高も追い風。
【進化系:3】小売業の成長ステージの最終形が海外展開。
良品計画 (7453)[終値3570円]欧米・アジアで100店超。「MUJI」ブランド欧州で定着。
・日経ヴェリタスランキング:売上高の北米比率が高い企業ランキング
1位エフテック (7212)[終値931円]北米比率42.0%ホンダや米GMに部品供給。
足元の販売は回復傾向。米国立て直しとアジア開拓が課題。
2位エーザイ (4523)[終値3340円]41.7%。
3位やまびこ (6250)[終値828円]39.3%。農機具の補修部品など利益率高いサービスで収益を下支え。
10月に共立と新ダイワ工業を吸収。シナジー効果本格的に出るのは来期以降に。
11位キッコーマン (2801)[終値1061円]32.0%。ヒスパニック市場開拓。向こう3年間で北米市場の売上げ4%強成長目標。
15位新日本科学 (2395)[終値540円]霊長類で新薬の毒性調べる前臨床事業、ワシントン拠点では順調、施設を拡充。
・ドワンゴ (3715)[終値168100円]変貌遂げつつある。稼いだ利益を次の屋台骨と期待するビジネスにせっせとつぎ込む。
利用者ニーズの半歩先を行く。ニコニコ動画2010年9月期下期黒字化見込む。有料会員数の積み上げ不可欠。
・自動車部品各社の収益がアジアで急速に立ち直っている。
小糸製作所 (7276)[終値1463円]2010年3月期に減収減益予想のアジア地域が一転増収増益へ。
ケーヒン (7251)[終値1321円]タカタ (7312)[終値2020円]も上振れ傾向。
・エルニーニョ現象による暖冬の日々続く日本列島。石油元売り、衣料品専門店、百貨店など苦り切る。
・介護市場、施設以外にも様々な分野で介護事業への参入・拡充の事例増える。
森永乳 (2264)[終値337円]明治HD (2269)[終値3510円]流動食を増産。
ニチイ学館 (9792)[終値770円]味の素 (2802)[終値835円]なども介護職市場に新規参入。
今後在宅介護ビジネスの方が(施設運営より)伸びる可能性。
セントケアHD (2374)[終値37700円]ジャパンケアサービス (7566)[終値240円]など企業成長期待。
・OUT Look: 今週の株式相場は上値の重い展開か。中東や欧州の債務問題が重荷。
日本株持ち高を落とした外国人投資家「持たざるリスク」に敏感。
下値では買いも入りそうも、一段の上昇には力不足との見方多い。
14日ドバイ政府系持ち株会社ドバイワールド傘下の不動産会社ナキール35億ドルのイスラム債が償還期限。
結果次第では金融市場に横たわる信用リスク懸念増幅も。
・Wall Street: 今週の米株式相場はもみあいか。
11月の雇用統計の大幅改善を機に市場では米景気への悲観論若干和らぐ。
市場注目15日からのFOMC。利上げやや早まるとの見方浮上。
商品相場が下落し、低金利であふれたドルでリスク資産買うドルキャリー取引に変化の兆しも 。
・プロの相場観 向こう1週間の【ブルベア調査】強気派57%(前回比+15)弱気派25%(同-3)中立18%(同-12)
強気50%上回るのは8週間ぶり。
・ギリシャ信用不安がユーロ相場に冷水。市場の不安心理は他の欧州各国にも波及。不意に地雷を抱えた格好の欧州。
金融市場の警戒感はしばらく解けそうにない。
・信用取引の決済期日近つき11月後半から整理売り膨らむ。需給改善も痛手負った個人の投資心理上向くには時間も。
・スクランブル:精密各社の株価回復に差。
キャノン (7751)[終値3750円]年初来高値。個人向け主体のデジタルカメラいち早く市場が回復。
リコー (7752)[終値1214円]コニカミノルタ (4902)[終値910円]年初来高値より1割以上下回る。
・株一段の上昇阻む3つの壁。
東証株価指数(TOPIX)7月安値割り込む。
経験則では日経平均とTOPIXの動きが異なる場合、日経平均はTOPIXを後追いする可能性高い。(7月安値を割り込む)
急反発したドル/円も90円78銭(4日)で頭打ち、再下落の可能性消えず。
海外株にも一服感台頭。日経平均が1万167円で頭打ちとなれば典型的な「三尊天井」に。
・世界市場往来:世界の株式全般に反落。ドバイ市場2週連続2ケタ下落。韓国やブラジル株などは逆行高。
・データーで振り返る今年のマネーの動き。
2009年の日本企業による公募増資額、バブル崩壊後過去最高を更新する見通し。
ファンドなど「もの言う株主」の退潮で株主還元圧力弱まった面も。
M&A(合併・買収)今年も低調。2008年年間実績の2-3割した回り、04年以来の低水準に。
社債発行も急増。年間では1998年(15兆8560億円)以来の高水準になる可能性も。
株式売買シェア、外国人09年は39%と08年比5ポイント低下。個人22%と前年から4ポイント上昇。
個人マネーのグローバル化も鮮明。公募投信に占める外貨建て資産の割合09年9月末時点で46.2%。過去最高の2007年と同水準
外国為替証拠金取引(FX)でも個人の取引が活発。「ミセス・ワタナベ」は健在と。 (日経ヴェリタス)
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