
扉を開いて(投資の極意)
- 2016年07月24日
- コロの朝
2016年7月24日(日)晴れ
・株長者、投資の極意。散られざる日本のバフェットたち。
個人投資家五味大輔氏、11日朝、任天堂 <7974> [終値28200円](11日寄り付き18595円)買い見送り。
短期の株高は予想できるが、自分のスタイルである長期投資にはそぐわないという結論に達したから。
「テンバガー(10倍になる株)」ではないとみる。
底数年大化け銘柄、ミクシィ <2121> [終値3510円]そーせいグループ <4565> [終値16360円]の
大株主に名を連ねる五味氏、いま最も注目される個人投資家。
資産200億円超え、大株主に浮上した銘柄では、あやかろうとする追随の買いが起きる。
五味氏の投資術は「相場は時にルールが変わって1ゴール10点になる。その時、残していた余力で買う」。
相場の急落に慌てず、狙う銘柄が「自分の買い価格」になったら果敢に投資する。
「銘柄によってはリーマンショックもただの押し目」だ。
・株長者、投資の極意。
個人の大株主は日本にどのくらいいるのか。
日経ヴェリタスが上場企業の上位10位以内の株主分析したところ、
2銘柄以上の大株主で時価10億円以上保有する個人は79人。
21日に死去した竹田本社会長の竹田和平氏は、一時100銘柄以上の大株主になった日本最大の個人投資家。
五味氏のほかにも竹田氏継ぐような、新たな株主が現れている。
7社の大株主の須田忠雄氏、6社で大株主の永山勝輿氏(仮名)のように40歳に満たない若手もいる。
・株長者、投資の極意。一喜一憂せず果実持つ。
五味大輔氏
学生時代の100万円を250億円に。開示情報使い個別銘柄を徹底分析。信用取引は原則しない。
ミクシィ <2121> [終値3510円]そーせいグループ <4565> [終値16360円]ネクスト <2120> [終値1003円]
築いたスタイルが「集中投資」「業績分析」「長期保有」をカギとする投資。
マクロ経済分析や短期売買などでプロと勝負しても勝ち目がない。
その代わり、個別銘柄、年単位の時間軸という自分の土俵で勝負する。
目標は「2030年に1000億円」と設定。
・株長者、投資の極意。専門誌読み込み業界研究。
永山勝輿氏(仮名)30代の弁護士。
収入を株式で運用、20億円築く。バイオ株とゲーム株に主に投資。長期個人投資家の広がりに期待。
ジーンテクノ <4584> [終値3005円]日本一ソフト <3851> [終値605円]
愛読書バイオテクノロジー専門誌「日経バイオテク」。治験情報逐一確認、有望な新薬候補の発見に余念がない。
最重要と考えているのは第2相治験結果。第2相の結果に疑問残る銘柄は買わない。
第3相に無理に突入しても新薬に育たない例が多いため。
企業を研究する投資は合理的だと考える。
10銘柄程度の有望株に集中投資する一方、250銘柄程度は配当狙いで大型株保有。
・株長者、投資の極意。買った株は一生売らない。
若杉精三郎氏
一度買った銘柄は原則手放さない。再建途上で売り込まれている企業に注目。年2~3銘柄に絞って新規投資。
ティーライフ <3172> [終値1015円]エコノス <3136> [終値404円]
保有株が含み損抱えていても不正など企業の「怠慢」が理由でない限り手放さず。
自分が成長見込んだからには、責任を持ち行く末見守る。
・株長者、投資の極意。好機に備え手元に1億円。
鳥海節夫氏
投資歴は30年以上、バブルで損失2億円。割安な銘柄の戻り狙う。3回までナンピン。
倉庫精練 <3578> [終値90円]三精テクノロジーズ <6357> [終値590円]
東芝 <6502> [終値302.6円]シャープ <6753> [終値101円]横河ブリッジ <5911> [終値1141円]など、
経営問題や事故で急落した銘柄に狙い定めて買い、株価の戻りで利益上げる。
急落した銘柄は、本当に存続の危機なのか一過性の問題なのかまず見極める。
不祥事が表面化しストップ安のになっても待つ。たいていはストップ安の直後に戻し、その後さらに下げるため。
ここを狙う。保有株は10銘柄程度。
みんなが買うような、流行りの株は買わないと心に決めた。
・株長者、投資の極意。5勝5敗で御の字とする。
須田忠雄氏
大型株から新興株まで5~10年保有。リーマンショックは空売りで乗り切る。70歳経営コンサルタント。
グランディーズ <3261> [終値908円]北の達人 <2930> [終値453円]ジオネクスト <3777> [終値54円]
業績次第で大化けしやすい中小型株中心に投資。
短期的な利益は追い求めず、5~10年かけて株価が数倍になるのを待つ。
「5社がつぶれてしまっても。残りの5社が2倍になればいい」と考える。
割安さに着目。成長率は簡単には見抜けないし、人気株はすでに割高なため。
・世界のマネーが株式などのリスク資産に向かう中、円安・株高が鮮明に。
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://kabucoro3.toypark.in/index.html
・米共和党18日から21日の日程で、全国大会をオハイオ州クリーブランドで開いた。
ドナルド・トランプ氏(70)とインディアナ州知事マイク・ペンス氏(57)を正副大統領候補に指名。
結束を確認するはずだった大会は分裂や混乱にあふれ、共和党の「溶解」示す場になってしまった。
党重鎮不参加も異例。11月の本選までトランプ劇場と共和党の「溶解」が同時進行する展開。
・トルコ、エルドアン大統領権限拡大、法の支配や権利保護が不十分になる懸念から通貨、株、債券のトリプル安。
・日本電産 <6594> [終値8560円]業績が円高の逆風はね返す力強さ見せる。
22日発表2016年4-6月期連結決算、円高の影響受けて純利益は前年同期比5%減220億円。
営業利益は同6%増の315億円で四半期では過去最高となった。
車載向けモーターなど家電・産業分野の収益が着実に向上している。
永守社長は投資対象なりうる会社の価格が昨年比3割から4割程度下がっているとし、
「今年は昨年変えなかったものが買える、非常にいい買い物になるんじゃないかな」と発言。
1年半ぐらい大型買収休んでいたが、改めて大型買収への意欲示した。
社外取締役務めるソフトバンク <9984> [終値5392円]が18日に
半導体設計大手アームHDを3兆3千億円で買収発表。
これを受け「モーターとのつながりが深い半導体の製造会社の買収方針に大きな影響」との声も。
今後日本電産の次の一手巡って様々な思惑が飛び交いそう。
・発掘実力企業:ニッチで稼ぐ(22)パンチ工 <6165> [終値777円]
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://kabucoro3.toypark.in/index.html
・コマツ <6301> [終値2067.0円]攻め経営に転じ始めた。
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://kabucoro3.toypark.in/index.html
・会社がわかる 特集サカタのタネ <1377> [終値2553円]成長戦略が芽吹いてきた。
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://kabucoro3.toypark.in/index.html
・「ポケモンGO」きっかけとした任天堂 <7974> [終値28220円]の大商い中心に連日、株式市場が沸いている。
拡張現実の技術により、
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://kabucoro3.toypark.in/index.html
スマホのバッテリー需要急増するとの思惑から、FDK <6955> [終値108円]がストップ高。
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://kabucoro3.toypark.in/index.html
・OUT Look:今週の株式相場、
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://www.koronoasa.com/koroasamembers/
・Wall Street:今週の米株式相場は底堅く推移しそう。
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://kabucoro3.toypark.in/index.html
・ランキング:2月期決算企業の3-5月期売上高営業利益率改善幅ランキング
1位ローツェ <6323> [終値1946円]売上高営業利益率改善幅23.8ポイント
2位日本色材工業 <4920> [終値600円]8.8 3位瑞光 <6279> [終値4170円]5.3
8位ワイズテーブル <2798> [終値2614円]3.3 フライチャイズチェーン(FC)増やし採算改善。
14位東宝 <9602> [終値3115円]2.7 最高益更新も視野。
17位ニトリHD <9843> [終値12530円]2.4 独自開発の機能性商品に強み。
34位コーナン商事 <7516> [終値2183円]1.2 国内品の品ぞろえ重視。
・世界市場往来:先週の世界の株式相場は主要25の株価指数のうち16指数が上昇。
上位1位ブラジル週間騰落率2.56% 2位ポーランド1.91% 3位メキシコ1.76% 10位日本0.78% 14位米国0.29%
下位25位トルコ▲13.39% 24位ロシア▲2.88% 23位ベトナム▲2.21% 22位中国▲1.36% 21位マレーシア▲0.66%
・ブラジル経済浮揚、五輪後も狭き道。
閉鎖的な市場、高い労働・社会保障コスト、暫定政権、試される構造改革。
世界恐慌以来、2年連続マイナス成長の公算。
資源ブーム去り、中間層没落。
・金投資「輝き」取り戻しつつある。
国際価格が一時2年ぶりの高値まで上昇したほか、
マイナス金利で預金や国債の利回りが低下、実物資産の金に対する個人投資家の関心が高まってきた。
金地金販売、1~6月は3割増。コイン・積立・ETF・・・少額から購入可能。
国際価格、2年ぶり高値。「安全資産」英欧州連合(EU)離脱が拍車。
地金:メリット、手元に保管でき、所有実感。注意点、500グラム未満には売買手数料が別途かかる。
金貨:1枚ずつ売り買いできて手軽。 鋳造コストなどプレミアムが上乗せされる。
純金積み立て:毎月1000~3000円程度から積立できる。年会費2%程度の購入手数料掛ることが多い。
上場投資信託(ETF):株のように機動的に売買でき、株式などとの損益通算可能。
信託報酬が引かれ長期保有のコストは地金より高くなる場合も。
東証取の先物取引:証拠金の50倍の取引可能。決済期限があり、取引を長期で維持できない。
東証取の限日取引:決済期限がなく、FXと同じ感覚で取引できる。
先物と同様、レバレッジかけられるため損失も膨らみやすい。
日経ヴェリタスを含め、日経新聞、日経産業新聞、日刊工業新聞
そして産経新聞を元証券マンの目でいいとこ取り!?
ディトレード・スイングトレードの種が満載。市場の噂も好評です。
忙しい朝の時間と手間の短縮と費用の縮小に『コロ朝プレミアム』
こちらをクリック http://kabucoro3.toypark.in/index.html
———————————————————————–
株式会社アスリーム
INTERNET MEDIA OF INVESTMENT NEWS
〒169-0075 東京都新宿区高田馬場2-14-5
URL : http://koronoasa.com/
【問い合わせ】http://www.koronoasa.com/blog/?page_id=30
———————————————————————–
記事の続きはコロ朝プレミアムで!