
はしか感染倍増
- 2016年09月02日
- 株・投資ニュース情報
2016年9月2日(金)曇りのち晴れ
・政府、ロシア国営石油最大手、ロスネフチへ出資する方向で交渉に入る。
独立行政法人の石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)通じ、発行済み株式数の10%程度、最大1兆円で取得。
北方領土巡る交渉前に進める狙いもある。
・安倍晋三首相1日、首相官邸でサウジアラビア・ムハンマド副皇太子と40分会談。
首相は石油依存脱却柱とする同国の経済改革支援する意向表明。
・パナソニック <6752> [終値1070.0円]英国鉄道システム会社ADコムズ(スカンソープ市)を100億円弱で買収。
業績が安定しやすい領域で成長目指す姿勢鮮明に。
・ファミリーマート <8028> [終値7410円]とユニーグループ経営統合し、「ユニー・ファミリーマートHD」発足。
店舗数約1万8123台に増加。首位セブンイレブン・ジャパン <3382> [終値4490円](1万8860店)に肉薄。
・猛暑の今年8月の電力供給を大手電力各社は余力持って乗り切った。
主要会社のうち電力供給逼迫したのは1日だけ。節電の定着や新電力会社への切り替え進みゆとり生む。
電力料金はなお高止まり、価格と安定供給とのバランスどう取るかが今後も課題に。
・国際通貨基金(IMF)1日、中国・杭州で4~5日に開く20カ国・地域(G20)首脳会議を前に政策リポート公表、
2018年までにG20の国内総生産(GDP)を2%底上げする目標は「達成できないだろう」と懸念。
G20で合意した構造改革などの減速も成長力を下押ししていると指摘。
・住宅金融支援機構1日、長期固定型住宅ローン「フラット35」9月適用金利発表。
主力借入期間21~35年(融資率9割以下)の最低金利は前月比0.12%高い年1.02%に。
フラット35の金利は7、8月に過去最低更新していた。
・米共和党大統領候補ドナルド・トランプ氏(70)8/31、メキシコ、ペニャニエト大統領とメキシコシティで会談。
同じ日にアリゾナ州に戻り不法移民対策に関して演説。
移民政策「軟化」観測一蹴、看板政策の一貫性と支持基盤の維持優先。
・中国が人工知能(AI)産業の育成にカジを切り始めた。
国を挙げて関連企業や技術振興し、2018年までに「1千億元(約1兆6千億円)産業にする」。
100社強参入、百花繚乱の様相強める。競争過熱でバブルとも指摘される中、中国のAI産業は離陸できるか。
・韓国主要な上場企業の1-6月期連結決算出そろい、前年同期比14%増。
原油安で化学やエネルギーなど収益改善目立つ。
・富士重工 <7270> [終値4125円]汎用エンジンなどを生産する産業機器事業から撤退。
2017年9月に生産も終了。1951年から手掛ける産機事業はかつては主力事業の一つも、近年競争激化で伸び悩む。
自動車事業に経営資源集中し、自動運転など先端技術の競争力高める。
・サムスン電子、8/19から米韓など主要市場で順次発売しているスマートフォン(スマホ)の新製品
「ギャラクシーノート7」の出荷が韓国で停滞。
電池に問題があるとの観測、株価一時3.5%安、系列電池メーカーサムスンSDI株も一時6.9%下落。
・資生堂 <4911> [終値2622.5円]花王 <4452> [終値5428円]
動物実験せずに皮膚アレルギー反応など検査する手法開発、
このほど経済協力開発機構(OECD)が国際的な試験方法として承認。
モルモット用いた試験比、費用50分の1で、期間4週間が2日に短縮。
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・はしか(麻疹)発症者、直近1週間で30人近く報告。
8/24までの患者数は32人で、この1週間で倍増。
千葉県幕張メッセで行われた歌手ジャスティン・ビーバーさんのコンサート観覧した兵庫県の男性(19)が
はしかに感染していたことが8/23に判明。他の観客の2人にも感染広がる。
この1週間で幕張メッセ2人、関西空港で25人の感染判明。
・民間シンクタンク主要8社、2016年4-6月期実質国内総生産(GDP)の改定値予測、
平均値は前期比年率0.25%増と、速報値(0.2%増)からほぼ横ばい。
プラス成長は2四半期連続。改定値は、8日に発表。
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※記事の後ろの記号は、◎(好材料大)〇(好材料)▲(悪材料)×(悪材料大)など。
ただし、好材料も目先買い物が強すぎるとか、織り込み済みの場合は寄り付き後売られたり売り気配になる場合も
同様に悪材料も同じような状況になる場合もございますので注意が必要です。
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TOB(公開市場買い付け)
ノバレーゼ <2128> [終値792円]買い手NAPHD 買い付け価格 1944円 期間 9/2~10/18
新規公開株
銘柄 コード 市場 発行株数 公募価格 主幹事証券 注目度
2016/9/2 ベイカレント・コンサルティング <6532> マザ―ズ 13,489,900株 2,100円 引受証券 野村他 注目度 A
事業内容:(1)戦略・ビジネスコンサルティング、(2)情報技術(IT)コンサルティング、
(3)システムインテグレーション――を主たるサービスとした総合コンサルティングファーム
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(今日の一言)
海外NY株式市場は、まちまち。
米雇用統計の発表を翌日に控え、取引に慎重なムードも
米供給管理協会(ISM)の8月の製造業景気指数が半年ぶりに判断基準となる50を割り込み、
米連邦準備理事会(ERB)の早期利上げ観測に「ちょっと待った!」をかけた形で、下げ幅縮小。
原油価格の続落で、エネルギー株がさえず、相場の重しになった。
アップル(+0.59%)グーグル(+0.23%)ヤフー(+0.42%)フェイスブック(+0.04%)アリババ(+0.24%)
ネットフリックス(-0.07%)アマゾン・ドット・コム(+0.19%)バイオジェン(+0.13%)LINE(-2.85%)
ラッセル2000(-0.01%)HTG(ハイイールドファンド)(+0.21%)NBI(バイオテクノロジー株指数)(+0.12%)
(米国株の下落の予兆は小型株やハイイールドファンドからの資金流出から始まる傾向もあり価格追加)
3市場(NYSE、MKT、ナスダック取引所)出来高は約63.6億株、過去20日間平均約59.8億株を上回る。
米雇用統計前夜にしては、商いは増加しています。
フェデラルファンド(FF)先物が織り込む9月の利上げ確率は27%、前日の24%からやや上昇も、
70%前後に上がってこないと、動けないとの声も。
これから、20-21日の米連邦公開市場委員会(FOMC)にかけて確率が上がってくるか注目。
今夜の雇用統計は非農業部門雇用者数が19万人増以上となるかが焦点とも・・・
欧州株式市場の主要3指数はまちまち。
英・独株式市場は、2営業日続落も、仏市場は反発。
製薬や石油株が売られる一方、銀行株が引き続き買われる。
ギリシャ主要株価指数は小幅続伸とイタリア市場は引けにかけて反落。
1日の東京株式市場で日経平均株価は小幅続伸。
約3週間ぶりに1万9000円台回復。
東証1部出来高は18億4374万株、売買代金は1兆9541億円。
東証1部騰落数は値上がり1182銘柄、値下がり656銘柄、変わらず134銘柄に。
東証マザーズ、日経ジャスダック平均は4日続伸、東証2部は4日ぶり反落で終了。
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