コロ日記

東京株式市場で日経平均は続落。（2015年3/27）
一時配当権利落ち分（110円程度）を埋めて100円超の上昇も、一気に371円安となり、取引時間中で3/13以来2週間ぶりの安値。
何が切っ掛け化はわからないところも海外勢の先物売りといった売り仕掛けがあったとの声も。
下値での押し目買い意欲もあり、配当落ち分除くと日経平均株価では70円強の下落幅に。
日経平均の25日移動平均線（1万9078.70円　27日）や3月SQ値（1万9225.43円）が意識されるところ。

東証1部出来高は25億6818万株、売買代金は2兆9656億円。
騰落数は値上がり304銘柄、値下がり1507銘柄、変わらず38銘柄に。

週間ベースで日経平均株価は1.4%安、7週ぶり反落、TOPIXは1.8%安、10週ぶり反落。
マザーズ指数は1.1%安、2週ぶり反落、日経ジャスダック平均は0.6%安、3週ぶり反落。
東証2部は1.3%安、3週ぶりの反落で終了。

誰もが日経平均株価が2万円タッチすると思われた3月の終盤でしたが、今回の挑戦は跳ね返されたようなところも。
ただ4月には地方統一選挙がありますので、そう大きな下落にはなりそうもないとの声もありますが・・・
米国の下落理由もはっきりとわからず、警戒警報も多少感じられるところです。
保険としてヘッジ（下落に対応）的なポジションも作っておくことも必要なところも・・・。

新年度入りとなり、期待したいのはマザーズの動き。
マザーズ指数はあの大きな急落があった一昨年（2013年5/23）の高値（1083.24ポイント）を約1年10ヶ月抜いていません。
日経平均株価と東証株価指数（TOPIX）は13年12月、日経ジャスダック平均は14年1月、東証2部は13年11月に抜いており、出遅れが顕著です。

本日はそのマザーズの中で代表的な銘柄に成れる素材と思うFFRI　<3692> ［終値5220円］を注目してみます。
セキュリティーの関連企業。
ネット上で攻撃相手が明確な標的型攻撃の対策に特化。
初の個人向けセキュリティソフト「FFRI プロアクティブ セキュリティ」を4月1日に販売開始
未知のマルウェアでも検知・防御出来るとのこと。
少しづつではありますが、個人間にもセキュリティーの重要性が広がっており、
NTTコミュニケーションと日本マイクロソフトとの協業で知名度も大きくなってくると思われます。
マイナンバーへの企業対応も急拡大してくるところも追い風が吹いてきます。

新規株式公開（IPO）したのが昨年9月末上場、初値つけて9営業日連続ストップ高示現した怪物銘柄？！
約半年経過後ほとんどのIPOは初値水準やそれ以下となっている銘柄が多数の中、
初値からは、4.2倍、最高値からは25%安の水準を保っています。

マザーズの反騰があると睨むなら、この銘柄のポテンシャルが輝くような気も致します。