核弾頭爆発実験

2016年9月10日（土）はれ
・北朝鮮9日、初の核弾頭の爆発実験に成功と発表。
核実験は今年1月に続く年2回実施、通算では5回目。
韓国当局は爆発規模は過去最大だったと分析。核兵器の現実味増す。
国連安全保障理事会は9日午後（日本時間10日午前）緊急会合開く。
非難声明の取りまとめ目指し、制裁強化も視野に入れる。

・日本企業による社債発行額が7-9月に4兆5000億円まで増え、
四半期ベースとしては約18年ぶりに過去最高更新する見通し。
社債発行は7-9月が歴史的なピークとなる可能性も。
市場では「日銀の20～21日の会合での『総括的な検証』を受けて金利上昇すれば、社債発行ペースは鈍りかねない」。

（日経1面）

・鹿児島県三反園訓知事が9日、
九州電力　<9508> ［終値998円］に対する川内原子力発電所（同県）の即時停止要請を事実上取り下げた。
九州電力側が示した安全対策評価。自体は一応の収束に向かう。

・北朝鮮の核実験に関する報道受け、金融市場ではリスク回避ムードが急速に強まった。
9日のアジアの株式相場はほぼ軒並み安、韓国総合指数は一時2％安、台湾加権指数も一時1％強下落。

・東京都小池百合子知事が公約の目玉に掲げる待機児童解消に動き出した。
9日、保育所整備の補助拡大などの緊急対策発表。計126億円の2016年度補正予算案もまとめた。

・日銀　<8301> ［終値36350円］20～21日の金融政策決定会合で「総括的な検証」実施し、
物価上昇2％の実現に向けた金融政策の枠組みの見直し検討する。
銀行収益の悪化や年金の運用難といった副作用に目配りしながら、どう緩和強化するかが焦点。

・国土交通省、公共事業の建設現場で、ドローン使った測量などIT（情報通信）の活用義務付ける。
作業者の生産性を2025年までに2割向上させることを目指す。

・南欧7カ国首脳、9日アテネで会談。各国は景気低迷や失業など共通の課題協議。
16日開催の欧州連合（EU）の非公式首脳会合で、成長、難民、安全保障の3分野に焦点充てるべきとの考えで一致。

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・今年2回目の核実験強行した北朝鮮の金正恩政権は、核兵器の製造もちらつかせ、国際社会揺さぶる構え。

・政府の国家戦略特区諮問会議に9日、
自宅や空き家に観光客を有料で泊める「民泊」の最低宿泊日数を6泊7日から2泊3日に短縮。

・ベネッセHD　<9783> ［終値2575円］9日、わずか3カ月で社長交代する異例の人事。
米投資ファンドの日本法人トップとして事業再生に長く携わってきた安達保氏（62）就任。
※記事の後ろの記号は、◎（好材料大）〇（好材料）▲（悪材料）×（悪材料大）など。
ただし、好材料も目先買い物が強すぎるとか、織り込み済みの場合は寄り付き後売られたり売り気配になる場合も
同様に悪材料も同じような状況になる場合もございますので注意が必要です。

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株式分割

Hamee　<3134> ［終値2013円］10/31 　1株→2株

アドソル日進　<3837> ［終値1784円］9/30 　1株→2株

新規公開株

銘柄  コード　　市場　　　発行株数　　公募価格　主幹事証券　注目度

9/14 串カツ田中 <3547>  マザーズ  416,800株  3,900円 大和他 注目度 B
事業内容:串（くし）カツ居酒屋「串カツ田中」の直営およびFC（フランチャイズチェーン）運営事業

9/14　カナミックネットワーク <3939>  マザーズ  253,000株 3,000円 野村他 注目度 B
事業内容：医療・介護分野に特化したクラウドサービス事業およびそれに付随するサービス

9/14　デジタルアイデンティティ <6533>  マザーズ  414,500株 1,540円  みずほ他 注目度 B
事業内容：運用型広告、SEO（検索エンジン最適化）コンサルティング、クリエーティブサービスを主要サービスとする
デジタルマーケティング事業、アプリの企画・開発・運営を行うライフテクノロジー事業

9/16　ノムラシステムコーポレーション  <3940>  JQS  547,900株  960円 みずほ他 注目度 C
事業内容：「SAP ERP」の導入コンサルティングおよび保守サービスなどのERP（企業資源計画）ソリューション事業

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（今日の一言）

海外ＮＹ株式市場は、大幅続落。
北朝鮮の核実験実施や米連邦準備理事会（FRB）のハト派
米ボストン地区連銀ローゼングレン総裁が利上げを待ち過ぎるとのリスク高まっているとの発言で動揺。

アップル（-3.05%）グーグル（-3.05%）ヤフー（-3.78%）フェイスブック（-4.24%）アリババ（-3.11%）
ネットフリックス（3.17%）アマゾン・ドット・コム（-3.05%）バイオジェン（-3.78%）LINE（-4.24％）
ラッセル2000（-3.11%）HTG(ハイイールドファンド)（-0.96%）NBI（バイオテクノロジー株指数）（-3.18%）
（米国株の下落の予兆は小型株やハイイールドファンドからの資金流出から始まる傾向もあり価格追加）

3市場（NYSE、MKT、ナスダック取引所）出来高は約85億株、過去20日間平均約61億株を大幅に上回る。

週間ベースでは、ダウは2.2％安、ナスダック総合指数は2.4％安、
S&P500種指数は2.4％安　それぞれ2週ぶり反落で取引を終えた。

欧州株式市場の主要3指数は大幅下落。
前日の欧州中央銀行（ECB）が資産買い入れプログラムの期間延長示唆せず、
米連邦準備理事会（FRB）当局ハト派のタカ派発言で、米国株式市場は大幅下落となり欧州株式市場もつれ安に。

週末9日の東京株式市場で日経平均株価は小反落。
東証1部出来高は17億6469万株、売買代金は2兆1662億円。
東証1部騰落数は値上がり739銘柄、値下がり1082銘柄、変わらず153銘柄に。

東証マザーズは2日ぶり反発、日経ジャスダック平均は10日続伸、東証2部はそれぞれ5日続伸で終了。

20～21日の日米金融政策の行方気にして様子見姿勢継続。
全体の商いもメジャーSQ日というのに薄商い。
ただ任天堂　<7974> ［終値27625円］そーせいグループ　<4565> ［終値18750円］に人気戻ってきたところも。
一部新興市場の材料株が賑わっています。

週間ベースでは、日経平均株価は0.2％高、東証株価指数（TOPIX）0.2％高、ともに2週続伸。
東証マザーズ指数は6.3％高、2週続伸（累計8.3％上昇）、日経ジャスダック平均は0.8％高、3週続伸（同2.1％上昇）、
東証2部指数は1.2％高、5週続伸（同5.9％上昇）で終了。
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