
扉を開いて(中国リスク 再燃の予兆)
- 2016年10月02日
- 株・投資ニュース情報
2016年10月2日(日)はれ
・中国リスク 再燃の予兆 危うい不動産バブル、構造改革に影。
UBS中国担当エコノミスト
「2017年まで住宅価格の高騰が続くと(逆に中国経済の)ダウンサイドリスクが高まる」と警告。
急騰する住宅価格は、税収難で苦しむ地方財政を潤す。
だがバブルがはじければ、地方政府は財源を失うばかりか、
不動産開発に参加した政府系企業の不良債権も抱え込む両刃の剣。
不動産バブルは、過剰生産能力抱える素材系の国有企業の業績も下支えしている。
不動産向けなどがけん引、中国の鉄鋼価格は回復基調。
負の構造が銀行の財務内容をむしばんでいる。
不良債権の予備軍である要注意先債権は増加、銀行全体では3兆3000億元(約50兆円)に達する。
要注意先と不良債権を合計した広義の不良債権比率は6%近く。
中国経済が小康状態にあると錯覚させる一因は官製相場の存在。
上海市場の人民元の対ドル相場は1ドル6.6元台後半で推移。6.7元に分厚い(元介入の)壁がある)。
上海総合指数も政府系の「国家隊」が買い支え、3000を挟み一進一退。
15年末に中国からマネー流出が加速した一因は米利上げ。
今年も米国は年末に利上げする公算が高い。世界市場揺るがしたチャイナリスクが再燃するマグマは確実に高まる。
将来の中国発の危機に備える必要が出てくるかもしれない。
・中国リスク 再燃の予兆 不良債権拡大どこまで。
小康状態にも見える中国経済。
実際には不動産バブルが膨らみ、国有企業の過剰生産能力や地方財政などの爆弾抱える。
不動産・地方財政・過剰生産・・・危険な連鎖。
構造改革を進めようにも景気後退のジレンマに直面、成長持続へ大きな岐路に立たされている。
9月中旬、中国メディアは「住宅ローンを抱えた個人の年収に占める返済負担比率は40%近くに達し、
サブプライムローン問題当時の米国を上回る。」と一斉に報じる。
急騰した不動産価格が一転すれば、新たな不良債権になりかねず。
・中国リスク 再燃の予兆 元安圧力のマグマ膨らむ。
金融緩和でマネー流出、米利上げなら加速。
昨年資本流出が加速したのは12月の米利上げ後。
今年も年末に予想されている米利上げが現実になれば、資本の流出圧力が再び強まるのは確実に。
さらに不動産バブルが一巡し、価格が下落すれば、投機マネーの海外流出に拍車を兼ねない。
・中国リスク 再燃の予兆 国際商品価格、中国次第で乱高下。
9/1、亜鉛や鉛、スズの先物価格がそろって急上昇。
買い材料は同日に中国が発表した製造業購買担当者景気指数(PMI)。1年10カ月ぶりの高水準まで改善、
非鉄金属の最大消費国である中国の需要回復を強く意識させ、投機筋を買いに走らせた。
・中国リスク 再燃の予兆 民間企業の躍進際立つ。
中国の構造改革のカギを握るのは経済牛耳る国有企業のテコ入れ。
鉄鋼、石炭、石油など過剰生産能力を抱える国有企業をどう統廃合し、付加価値の高い産業を育成するのかが課題。
ただ国有企業が停滞する中、一部の民営企業は躍進している。
・中国リスク 再燃の予兆 日本企業「改革後」にらむ。
中国政府が推進する産業の高度化を目指す構造改革に新たな商機見出す。
ホンダ <7267> [終値2887.5円]シビック、生産が追い付かない状態。
日産自 <7201> [終値982.7円]トヨタ <7203> [終値5779円]も新車販売は好調。
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://kabucoro3.toypark.in/index.html
低迷していた中国の建機需要は底打ち感が出てきた。
コマツ <6301> [終値2295.0円]によると、
中国にある建機の稼働時間が8月に前年同月比11%伸び、7カ月連続でプラスになった。
・日本株が世界の主要な株式市場の中で「一人負け」している。
日経平均株価は4-9月の半期ベースで3期連続のマイナスに。
円高が日本株の足を引っ張り、出遅れが続く。
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://kabushiki.toypark.in/index.html
・米国、9月の製造業景況感指数(3日)、新車販売(3日)、雇用統計(7日)など重要指標の発表相次ぐ。
7年を超す景気回復局面にある米経済だが、企業の景況感や自動車市場には頭打ち感もにじむ。
米景気は持続力が試される局面。
米連邦準備理事会(FRB)は9/20~21日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、利上げを再び見送った。
昨年12月以降、政策金利を9カ月にわたり据え置き続けており、景気下振れリスクに警戒強めていることがわかる。
・ノーベル賞、吉報待関連株
シンバイオ <4582> [終値298円]
化学賞候補前田浩・崇城大特任教授がシニアアドバイザー務める。過去1カ月株価騰落率 24.2%
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://kabucoro3.toypark.in/index.html
・投資テーマを斬る 活況半導体関連銘柄 用途拡大に期待、マネー集積
世界的に半導体関連株が賑わっている。
背景は、用途が人工知能(AI)搭載のロボットや次世代自動車などにも広がる「動」のうねり。
もう一つは、「シリコンサイクル」と呼ばれた半導体需給の変動が安定に向かう「静」への期待。
日本の主な半導体関連銘柄
1.設計・生産:東芝 <6502> [終値335.0円]フラッシュメモリー
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://kabushiki.toypark.in/index.html
2.製造装置:東京エレク <8035> [終値8877円]回路つくる前工程向け装置
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://www.koronoasa.com/koroasamembers/
3.材料:信越化 <4063> [終値7002円]基板のシリコンウエハー
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://kabucoro3.toypark.in/index.html
・日銀 <8301> [終値35900円]長短金利を誘導目標とする新たな金融政策の枠組み決めて1週間。
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://kabushiki.toypark.in/index.html
・石油輸出機構(OPEC)28日に8年ぶりの原油減産で合意受け、原油先物相場は急反発。
ただ原産の具体論は11月末の総会に先送りし、実効性疑問視する声も多い。
相場が一段と上昇するとの見方は少ない。
・OUT Look:今週の株式相場、日経平均株価は1万6500円中心に膠着状態続きそう。
日銀の※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://www.koronoasa.com/koroasamembers/
・Wall Street:今週の米株式相場は週末の雇用統計発表控え、様子見ムードが強くなりそう。
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://kabucoro3.toypark.in/index.html
・ランキング:3月期決算企業の上期決算発表が今月下旬から始まる。
企業業績の行方探るうえで重要なのが各企業の想定為替レート。
円の想定為替レートが安く業績に下振れ懸念があるにもかかわらず株価が割高な企業。
想定レートが高く下振れが小さいにもかかわらず割安な企業をランキング。
為替想定が円安の主な高PER企業
1位名村造船 <7014> [終値678円]予想PER467.5倍 対ドル想定為替レート110円
2位※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://www.koronoasa.com/koroasamembers/
4位※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://kabushiki.toypark.in/index.html
10位※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://kabucoro3.toypark.in/index.html
15位住友鉱山 <5713> [終値1386.5円]33.2倍 110円 精錬事業で円高の逆風
為替想定が円高の主な低PER企業
1位タカタ <7312> [終値355円]予想PER2.2倍 対ドル想定為替レート105円
2位※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://kabushiki.toypark.in/index.html
4位※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://www.koronoasa.com/koroasamembers/
8位日産自 <7201> [終値982.7円]7.4倍 105円 東南アジア事業テコ入れへ
18位※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://kabucoro3.toypark.in/index.html
・世界市場往来:先週の世界の株式相場は主要25の株価指数のうち4指数が上昇。
上位1位ベトナム週間騰落率1.73% 2位シンガポール0.44% 3位米国0.26% 4位豪州0.12% 5位南アフリカ▲0.03%
下位25位トルコ▲4.10% 24位ポーランド▲3.01% 23位インド▲2.80% 22位日本▲1.82% 21位香港▲1.64%
日経ヴェリタスを含め、日経新聞、日経産業新聞、日刊工業新聞
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