
社民連立政権離脱決定
- 2010年05月30日
- 株式投資・経済ニュース全般
2010年5月30日(日)はれ
NY株式
ダウ:10136.63ドル -122.36 (-1.19%)
NDQ: 2257.04ポイント -20.64 (-0.91%)
CME225:9650円(大証先物比 -150円)大証先物9800円
CME225円建て:9645円(大証先物比 -155円)
為替 ドル/円:1ドル=91.06円
・2010年度設備投資動向調査、全産業の当初計画09年度実績比11.0%増、3年ぶりプラスに転じる。
投資マインドは欧州財政不安や円高で再び冷え始め、11年度はマイナスに転じる可能性も。
・日中韓首脳会談、投資の拡大や環境対策など広範な分野で今後10年の協力強化目指す共同文書採択。
自由貿易協定(FTA)は各国の利害対立、交渉入りのハードルは高く。
・欧米で証券格付けへの批判再燃、米証券取引委員会(SEC)提訴を視野に大手格付け会社の調査開始。
米上院金融規制改革法案に格付け受注への政府介入盛り込む。
・昨年1月経営破綻韓国乗用車5位、双竜自動車の買収に仏ルノー・日産 <7201> [終値662円]計7社が名乗り、
8月までに優先交渉権選定、売却作業へ。
・創設10年目になる日本の不動産投資信託(REIT)市場正念場。
個人の保有比率1割程度、長期の資産運用を支える主要な商品に育っていない。
REIT底入れを裏づける動き。
大手ジャパンリアルエステイト <8952> [終値746000円]物件取得資金、主に銀行融資。
融資で物件取得資金の調達は昨年までは難しく。
森トラスト <8961> [終値693000円]「東京汐留ビルディング」1100億円で取得。取得金額REIT史上最高。5月に公募増資。
この銀行融資と公募増資が再開で「REITの危機的状況終了」と。 (30日 日経新聞)
・鳩山首相、福島消費者相を罷免。社民党連立離脱の検討入り、30日にも判断。
・カナダ西部シミルコ銅鉱山、三菱マテリアル <5711> [終値245円]事業手掛け、
日本政策金融公庫の国際部門国際協力銀行(JBIC)が1億6千万ドル、
三菱UFJ銀 <8306> [終値444円]とみずほ銀 <8411> [終値166円]計1億6200万ドル、合計300億円規模の融資実施。
・国際的に見た日本企業の税負担の重さ突出。2009年度税負担率、日本49%、米・英・ドイツ企業は20-30%台上回る。
高負担は日本企業の成長の足かせ。
・「世界経済の潮流」の中で世界の国内総生産(GDP)2030年中国のシェア23.9%(現状8.3%)に拡大。
日本5.8%(8.8%)、米国17.0%(24.9%)、ドイツ3.1%(5.7%)、インド4.0%(2.2%)
・会社更生手続き中の日航、株主優待制度の継続断念。
・ダイムラー2013年に中国にエンジン工場建設。投資額約20億元(約270億円)。初のドイツ以外でのエンジン製造。
・日立 <6501> [終値370円]2015年度水インフラ関連事業の売り上げを09年度実質比7割増2000億円に高める。
・国内乗用車8社、4月の国内生産、海外生産、輸出、国内販売の実績まとめ。
8社合計で見ると国内生産、海外生産とも前年同期比それぞれ約48%増。
海外生産はリーマン・ショック前の08年4月と同水準へ回復。
日産 <7201> [終値662円]スズキ <7269> [終値1828円]富士重工 <7270> [終値517円]の海外生産4月として過去最高
・JVCケンウッド <6632> [終値36円]AV(音響・映像)機器事業の規模縮小し赤字から脱却、
グループ全体で千数百人人員削減・配置転換実施。
・自動車部品各社、電気自動車(EV)普及見据え事業モデル模索。
日本精工 <6471> [終値660円]ケーヒン <7251> [終値1668円]
電動パワーステアリング、エアコンなど動力変わっても需要落ちない部品強化。
日本ピストンリング <6461> [終値108円]
現在エンジン部品が売上高の約9割占めるが20年度メドにエンジン関連以外の売上比率3割に高める。
・日本ユニシス <8056> [終値658円]8月末から図書館が利用者に電子書籍のコンテンツを
インターネット経由で貸し出す際に利用できるシステムを提供。「クラウドコンピューティング」活用。
自前でのコストを半減、図書館の電子化後押し。
・「iPod(アイポッド)」人気「電子書籍関連」買われる。
ソフトバンク <9984> [終値2208円]終値前日比3%弱高く。
タッチパネル関連 SMK <6798> [終値413円]日東電工 <6988> [終値3255円]KIMOTO <7908> [終値583円]
3-4%株価上昇。
インフォテリア <3853> [終値113000円]スターティア <3393> [終値285300円]セラーテム <4330> [終値85300円]
株価上昇率2ケタの急騰。
・ジャスダック5月第3週(17-21日)投資主体別売買動向、個人投資家2週連続買い越し。外国人2週ぶりに売り越し。
・4月の完全失業率5.1%と前月比0.1ポイント上昇。悪化2ヶ月連続。失業率「女性」の上昇目立つ。仕事を求める主婦増加。
・世界の市場5月大荒れの展開。ギリシャ危機の発火点欧州市場主要株価指数ドイツ3.1%、英国6.6%、フランス7.9%下落。
米国ダウ7.9%、中国上海総合7.5%、韓国6.8%。日本株日経平均11.7%値下がり。
・金貨・銀貨の販売急増。
欧州の財政不安でユーロなど通貨の信認が低下し、金属自体に価値がある地金型通貨の需要欧米中心に伸びる。(29日 日経新聞)
・民主党小沢幹事長旧事務所、小沢夫人創業者一族である中型ゼネコン福田組 <1899> [終値156円]の賃借、提供。
1993年2月から94年12月届け出の事務所、報告書記載なし。事務所の無償提供の疑い。
・社民党連立政権から離脱固まる。社民党全国幹事長会議での議論をへて正式決定。
福島党首「二枚舌はだまされたフリはできない。万一サインして閣僚決定となれば社民党は生きていけない」(30日産経新聞
)
・鳩山由紀夫首相引きずり降ろそうとする動き民主党で始まる。引き金は福島消費者・消費化相の「反乱」。
・米南部メキシコ湾の原油流出事故受け、新たな海底油田の開発拡大策を凍結。
・川重 <7012> [終値262円]米ワシントン首都国交通局から地下鉄428両の受注内定。受注額8億8千万ドル(約810億円)
320両の追加計画もあり、受注総額最大で14億8千万ドル(約1350億円)に膨らむ見込み。(29日 産経新聞)
・2011年3月期営業利益最高益更新見通し企業147社(新興市場・金融除く)危機下の最高益の理由。
鬼怒川ゴム <5196> [終値354円]
カルロス・ゴーン氏絶賛、お手本としようとパリに招く。効率化の「やり込み」が最高益更新の勢い。
中国塗料 <4617> [終値625円]船舶塗料で国内シェア6割、先々の受注3年分確保。徹底的にとことんこだわる同社の底力。
科研薬 <4521> [終値762円]
特許切れ関節痛薬、患者の「発掘」に努める。整形外科分野に一転集中マーケティングで潜在的な「顧客創造」に成功。
ドウシシャ <7483> [終値2001円]徹底した「分散型」卸業者でありながら
家電製品やビール、玩具などPB(自主ブランド)商品の企画・開発を手掛けるユニークな存在。
ネクスト <2120> [終値70600円]社員の3分の1はサイト開発人員。アイデアが短期間に実現するスピードが持ち味。
使い勝って向上でユーザー増え、物件情報(広告)を出す不動産会社と徴収する情報掲載料も増える好循環。
富士通ゼネラル <6755> [終値440円]家庭用エアコン市場でシェア2位(前年4位)に躍進。
キーワードは生産改革と在庫管理の徹底というもう一つの「省エネ」。グローバルな空調大手に完全に脱皮。
日本M&Aセンター <2127> [終値31650円]対象は地方の中小・零細企業。
「売り手」「買い手」の情報を効率良く吸い上げるネットワーク力で勝負。
2011年問題、団塊世代の大量退職現象が追い風。潜在的顧客数12万社。中国関連案件にも力。
連続最高益、サンドラッグ <9989> [終値2119円]1980年7月設立から30年にわたって右肩上がりの業績。
「リーマン前より収益力高めた企業」
エルピーダ <6665> [終値1643円]改善幅31.2。カカクコム <2371> [終値344000円]15.8。
「リーマン前より経営効率高めた企業」DeNA <2432> [終値2720円]改善幅28.7。
イーアクセス <9427> [終値62900円]25.8。アーネストワン <8895> [終値892円]21.8。
・6月4-5日釜山で開く20ヶ国・地域(G20)財務相会合、世界の市場関係者注目。
日経ヴェリタスランキング:2011年3月期増配予定企業の予想配当利回りランキング
1位TAC <4319> [終値355円]予想配当利回り5.63%。
2位朝日ネット <3824> [終値278円]5.04%。3位シスプロカテ <2317> [終値54800円]4.74%
7位中山福 <7442> [終値568円]4.40% 好業績の原動力、プライベートブランド(PB)商品。株価安が配当高める要因に
10位日本バルカー <7995> [終値191円]4.19% 東南アジアや日本国内で石油化学プラントの設備投資持ち直し。
20位リョーサン <8140> [終値2234円]3.58% 主力のメモリーやマイコンの販売が回復。
PBR(株価収益率)0.6倍と株価の下支えにならず。
23位ココカラHD <3098> [終値1651円]アライドハーツ <3062> [終値1057円]との合併に伴い記念配当8円実施。
・日本円「世界最強通貨」に踊り出る。ギリシャ危機で安全志向強めた投資マネーはドルと円に向かうも、
米金利の急低下で日米金利差縮まり、円高・ドル安を誘発。円高が続くと日本企業の収益を圧迫し、株式相場でもマイナス。
喜べぬ「最強」の座。
・世界の主要株価指数、4/28からの騰落率。ロシア最大の下落。日本、中国、オーストラリア株の下落目立つ。
・日本株外国人4月最終週から5月第3週まで先物も合わせて7000億円近く売り越し。
・「隠れ医療銘柄」キリン <2503> [終値1224円]味の素 <2802> [終値771円]その典型例。
日機装 <6376> [終値662円]人口透析装置で国内シェア5割。透析機器は景気の影響それほど受けず。
片倉工 <3001> [終値808円]心臓病テープ製剤「フラントルテープ」を主力製品、国内シェア5割強確保。
住友重機 <6302> [終値518円]人間ドックなどで使う磁気共鳴画像装置(MRI)用の超低温冷凍機で世界シェア9割占める。
・海底油田を掘削する洋上の巨大施設「リブ」運営する日本海洋掘削 <1606> [終値3495円]独特の存在感発揮。
海洋油田開発への規制強化の影響が及ぶのが懸念。
・金属価格の急落、非鉄各社の2011年3月期業績に不透明感漂う。
ロンドン金属取引所(LME)の銅3ヶ月もの先物4月はじめに1トン8000ドル近くに上昇後、その後下落。
足元では6500〜7000ドルで推移。
亜鉛3ヶ月先物4月の2500ドル台から1900ドル台に下落。
住友鉱 <5713> [終値1282円]銅価格100ドルあたり経常利益の変動11億円。想定銅価格6500ドル。
三井金 <5706> [終値263円]亜鉛想定価格1トン2300ドル。足元1900ドル台続けば4-9月期だけで20億-30億円の減益要因。
・三井物産 <8031> [終値1321円]今後2年間過去最大規模の投資に踏み切る方針。3つの懸念が株価抑える。
オーストラリアの資源課税の問題。
鉄鉱石の需要そのものの懸念。(中国の需要低迷懸念)
過去最大のメキシコ湾の原油流出。油田に出資している関係上負担の不安心理台頭。
・OUT Look: 今週の株式相場は底固めの展開か。内外の投資家にはけい材が比較的安定した日本株再評価する動きも
5月第3週(17-21日)外国人投資家の売り越しが目立つ一方で、
年金基金の資産を預かる信託銀行が約1500億円と大幅に買い越し。
外国人のそろそろ売り疲れとの声も。
「政局流動化懸念から外国人様子見に転じる」との指摘がある。
・Wall Street: 今週の米株式相場はダウ工業株30種平均は節目の1万ドルを挟んで値動きの荒い展開か。
スペイン格下げなど欧州信用不安根強く、積極的にリスクを取りにくい。焦点は引き続き欧州問題。
指標では6/1、5月の米ISM製造業景況感指数注目。市場は前月比小幅悪化見込む。
4日、5月の米雇用統計、非製造業部門の雇用者数前月比約50万人増と大幅改善見込まれる。
・プロの相場観 向こう1週間の【ブルベア調査】強気派78%(前回比+22)70%超えは2008年7/18以来。
弱気派7%(同-19)中立16%(同-2)
・投機筋がある通過を「理由にもならない理由」で買い戻した時、その後は2通り。
相場は再び下落する展開と「適性水準」で下げ一服する展開。
ギリシャ危機後の最安値からの急反発したユーロの先行きについて後者の展開予想する参加者が少しづつ増加。
・日本株テクニカル面などで「売られすぎ」を示すシグナル相次いで点灯。
70%台が「売られすぎ」の目安とされる騰落レシオ(東証1部、25日移動平均)で5/25約66%に。
4/5に153%と「買われすぎ」の目安120%を大きく上回り、その後急降下し4割程度の水準。
日経平均の25日移動平均からの下方かい離率「売られすぎ」とされる5%を上回り10.6%まで拡大。
東証1部全体の予想株価収益率(PER)2009年1月以来となる16倍台まで低下。割安感強まる。
・世界市場往来:先週の世界の株式相場はユーロ安の一服で投資家心理がやや改善したことで週末にかけ戻り歩調となった。
ロシアやメキシコ、南アフリカなど従来売り込まれた新興国株中心に買い戻し広がった。(日経ヴェリタス)
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第三者割当
タケエイ <2151> [終値1300円]129万株 1318円 6/14 割当先JFEエンジニア
日医工 <4541> [終値3115円]152万4500株 2894円 6/16 割当先サノファ・アベンティス
公募・売り出し価格
ジェイテクト <6473> [終値955円]1500万株
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(今日の一言)
週末の海外NY株式市場は、反落。
前日の相場が大幅急騰になった反動で利益確定売りも出た模様。
予想下回る米経済指標やスペインの格付けを最上級から1段階引き下げたことを嫌気し、
金融株やエネルギー株などにも売りが出た。
オバマ米大統領が前日に米沿岸の海底油田の掘削解禁を延期すると表明したのを受け、石油関連株が大幅安も影響した。
米国市場は月末31日まで3連休で、この日が5月の最終取引日となった。
ダウ平均は月間で871ドル安と、金融危機後の上昇相場が始まる直前の2009年2月937ドル安以来の下げ幅となった。
週間ではダウは0.6%の2週連続下落、S&P500種は0.2%の2週ぶり上昇、ナスダックは1.3%の2週ぶりの上昇となった。
先週は引け際の30分ぐらいでの大幅な仕掛け的な売りや買いが入ったようなところ。
売り買い一日おきに変わってるのも偶然でしょうが不思議なところ。
火曜日は買い仕掛けの番・・・
東京市場も週前半に大きな不安で安値をつけたが、後半持ち直しました。
週間では日経平均は0.2%の2週連続下落。TOPIXは0.1%の2週連続下落となったものの、
マザーズ指数は1.0%、ヘラクレスは2.1%、日経ジャスダック平均は0.4%、東証2部は0.4%とそれぞれ2週ぶり上昇に転じた。
6月はアノマリーではありますが、2000年以降は上昇7回下落3回で12ヶ月中トップ。
1949年からでも上昇41回下落20回と上昇率67.2%で1月上昇43回下落18回の70.0%に次いで2位と上昇確率高い月。
ただ翌7月は反対に2000年以降は上昇率30.0%、49年からも49.2%でともに最低の9月に次11番目となっています。
アノマリーを考えますと、海外市況反落で明日はひとまず売り物が出そうですので
月末月初になにか好きな相性の良い銘柄を一つでも拾ってみてはいかがでしょうか。
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