米ダウ１０日連騰

2017年2月24日（金）晴れ　プレミアム・フライデー

・森永製菓　<2201> ［終値4720円］森永乳業　<2264> ［終値762円］2018年4月めどに経営統合へ。
少子高齢化で国内市場が細る中で、経営統合で成長目指す。
研究開発機構強めて消費者の健康志向にこたえる商品づくり進める。

・三菱UFJFG　<8306> ［終値764.2円］今春から全米で個人向け金融サービス始める。
インターネットバンキングで新たなサービスを立ち上げ、未出店だった中部や東海岸に今後1年程度で20店舗以上新設へ。

・日産　<7201> ［終値1112.0円］17年ぶりの社長交代。
カルロス・ゴーン氏（62）が社長と最高経営責任者（CEO）退任し、会長に専任。
後任に副会長西川広人氏（63）が4/1付で就く。ゴーン氏は引き続き仏ルノー・日産連合けん引する。

・ANAHD　<9202> ［終値337.8円］格安航空機（LCC）大手ピーチ・アビエーションを子会社に。
現在約39％の出資比率を67％に高める。買い取り額は1000億円規模。

（日経1面）

・政府、ネット通販の購買履歴などの個人情報を一括管理する「情報銀行」の創設に向けた取り組み本格化する。
初の実証実験を年内京都で実施。事業者への国の認証制度の導入や、
セキュリティー対策など企業向け指針検討し、2018年の法整備目指す。
企業が個人の好みや行動などの膨大なデータを活用し、顧客獲得や商品開発に生かす流れ後押しする。

・米株相場が歴史的な上昇局面を迎えている。
22日までダウ工業株30種平均は30年ぶりとなる9営業日連続の最高値更新を記録。
トランプ政権による大型減税といった政策期待を底流に、米景気拡大が追い風に。
ただ急ピッチの株価上昇で割高感高まっているのに加え、政権運営の混乱など先行きへの警戒感くすぶる。

・世界見渡しても投資家は株式市場に資金振り向けている。
シンガポール株は23日、2015年8月以来の高値、欧州ではドイツやポーランドの株価が昨年来高値圏。
トランプ米大統領の政策や中国経済の安定など背景に、世界景気の拡大期待が高まっているため。
資源価格も持ち直し、投資家がリスク取りやすくなっている。

・政府23日まとめた2月月例経済報告で、個人消費の判断を11カ月ぶりに下方修正。
昨秋から生鮮野菜が高騰し、消費者の節約志向が高まったため。
一方、企業の設備投資や輸出は上方修正。

・金融庁、金融機関への検査・監督を抜本的に見直す。
不良債権の扱いや管理体制の不備を細かくチェックする従来手法を転換。
金融機関に創意工夫促し、人口減少や低金利環境下でも持続的に収益上げられるモデルづくりを後押しする。

・欧州企業の収益回復が顕著に。2016年10－12月期は3四半期ぶりに増益に転じ、17年通年は2ケタ台の増益に。
原油高など資源価格回復の恩恵広がり、ユーロ安が輸出企業の収益後押し。
堅調な世界景気や新興国経済の安定も収益を下支えするとの見方も。

・トランプ米大統領が壁を建設すると公約したメキシコ国境。
米国の歴代政権は約300KMの長大な国境線のうち1000KMで既に巨大な柵を建設し、米国側の街は大半で治安良好に。
越境する犯罪者を根絶するために壁をつくるとしたトランプ氏の言動とは、かなり違う実相に。

・米連邦準備理事会（FRB）22日公表した1/31～2/1の米連邦公開市場委員会（FOMC）の議事要旨では、
参加者の多くは「かなり早期の追加利上げが適切だ」と指摘。
ただ3月の次回会合での利上げ観測は高まらず、5月以降との見方が大勢。

・ヤマトHD　<9064> ［終値2454.0円］宅配便の荷受量抑制検討と伝わった23日、株価前日比8％上昇。
ヤマトの宅配取扱数は増える一方、人件費の高騰で利益減、成長抑制する戦略を市場が評価した格好。
深刻化する人手不足が日本型のサービス残業の在り方に見直し迫る。

・経営再建中の東芝　<6502> ［終値215.0円］が分社化する半導体メモリーの新会社巡り、
米ウエスタンデジタル（WD）と米マイクロン・テクノロジーの同業2社が出資提案する方針。
韓国SKハイニックスや、台湾鴻海精密工業も出資検討。

・電通　<4324> ［終値6150円］23日、2016年国内広告費発表。広告費全体は15年比2％増、6兆2880億円と5年連続の伸び。
インターネット広告が13％増、1兆3100億円となり、初めて全体に占める比率が2割超えた。3年連続2ケタ増加。

・新興市場への資金流入続いている。
23日は東証マザーズ指数が4日続伸、7カ月ぶりの高値更新。
日経ジャスダック平均株価は10日続伸、約5カ月ぶりの長期連騰記録。
昨年11月の米大統領選直前との比較、マザーズ指数は20％、ジャスダック平均は16％上昇となっている。

・東証投資主体別売買動向(週間)2月第3週、外国人2週ぶり売り越し（763億円）
個人2週ぶり買い越し（123億円）信託銀行、3週連続売り越し（71億円）

・ジャスダック投資主体別売買動向(週間)、2月第3週
外国人6週ぶり買い越し（80.29億円）、個人6週ぶり売り越し（45.77億円）

(日経新聞）

・東芝　<6502> ［終値215.0円］日立　<6501> ［終値634.0円］三菱重工　<7011> ［終値445.7円］3社による
原子力発電向け燃料事業の統合が、予定より大幅に遅れる。
早ければ今春統合予定も、現時点ではめど立たず、数カ月遅れるとみられる。

・ムニューシン米財務長官22日、長期的に強いドルが維持されることは「良いことだ」と述べる。

(産経新聞)
ここから【コロ朝プレミアム】に掲載
http://kabucoro3.toypark.in/index.html

【コロ朝プレミアム】の記事例載せました
http://www.koronoasa.com/blog2/
・トヨタ　<7203> ［終値6498円］
愛知県などと、製造過程で二酸化炭素をほぼ出さない「低炭素水素」の供給網構築で連携。
再生可能エネルギー由来の電気やガスを既存の電力網・導管で運び、工場など利用場所の近くで水素をつくることで、
水素の製造から利用までの二酸化炭素排出極力抑える。

・昭和電工　<4004> ［終値2023円］2017年中に米国で電子材料用高純度ガスを供給体制整える。
4月に米テキサス州に販売会社設立する。米国事業の売上高を将来、100億円規模に育てる考え。

・グローリー　<6457> ［終値3850円］4月にロボット導入支援事業に参入。
人型双腕ロボットを使って作業自動化し、生産効率高めるシステム開発。
ロボット導入計画する企業に、システムインテグレーターとして同システム販売。

・NTTドコモ　<9437> ［終値2694.5円］2017年度のベンチャー投資において、
人工知能（AI）やIoT（モノのインターネット）などの重点分野に20億円前後投じる。
ベンチャー投資全体の8割に相当。日本だけでなく、北米中心にグローバル投資を加速する。

（日刊工業新聞）

・SCSK　<9719> ［終値4145円］23日、
データ保存用ストレージの販売でイスラエル、インフィニダット日本法人（東京・千代田）と販売代理店契約結ぶ。
通信や金融などSCSKが国内にもつ営業網を活かして高速ストレージの拡販図る。初年度売上高、10億円目指す。

・薬局向けシステム最大手EMシステムズ　<4820> ［終値1659円］
自社システム利用する診療所と薬局、介護サービス事業者間で情報共有できるサービス「ひろがるケアネット」開発。
3月末にもバージョンアップ実施、無料で利用できるように。
医師や薬剤師、ケアマネージャーがパソコンなど通じ、患者・介護利用者の申し送り事項を簡単に共有できる。

・「私を必要とする企業求む」企業と学生の立場が逆転する「逆求人」、人気学生を争奪。
逆求人は採用コストをかけられないベンチャー中心だったが、ここへきて大手も動く。

（日経産業新聞）

※記事の後ろの記号は、◎（好材料大）〇（好材料）▲（悪材料）×（悪材料大）など。
ただし、好材料も目先買い物が強すぎるとか、織り込み済みの場合は寄り付き後売られたり売り気配になる場合も
同様に悪材料も同じような状況になる場合もございますので注意が必要です。

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立会外分売

ナガワ　<9663> ［終値4610円］3/3-8 　20万株

富士ピー・エス　<1848> ［終値288円］3/2-6　30万株

ビジョン　<9416> ［終値3715円］2/24 3603円　40万5000株

 

新規公開株

銘柄  コード　　市場　　　発行株数　　公募価格　主幹事証券　注目度

2017/2/23 ユナイテッド＆コレクティブ  3557  マザーズ  公開株数 297,200 公開価格 1,620円 日興他 注目度 B
3730円買い気配（初値つかず）

事業内容:東京23区を中心とした首都圏における鶏料理居酒屋「てけてけ」および和食「心」、
ハンバーガーカフェ「the 3rd Burger」の直営方式による運営

2017/2/23 フュージョン  3977  札幌アンビシャス  公開株数 160,000公開価格 1,140円  岡三他 注目度 B

事業内容:ダイレクトマーケティング事業（ビッグデータなどの分析、マーケティングシステムの提供、
各種プロモーションの企画・制作・コンサルティング）
2622円買い気配（初値つかず）

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（今日の一言）

海外ＮＹ株式市場は、まちまちもダウ工業株30種平均は最高値更新、10営業日続伸。
原油価格上昇でエネルギー株が買われた。
ダウの最高値更新は10日連続で、1987年以来で最長に。

アップル（-0.42%）グーグル（+0.07%）ヤフー（-1.24%）フェイスブック（-0.56%）
アリババ（-1.67%）エヌビディア（-9.27%）
ネットフリックス（-0.75%）アマゾン・ドット・コム（-0.40%）バイオジェン（-1.00%）ドイツ銀（-0.43％）
ラッセル2000（-0.66%）HTG(ハイイールドファンド)（+0.09%）NBI（バイオテクノロジー株指数）（-0.25%）
（米国株の下落の予兆は小型株やハイイールドファンドからの資金流出から始まる傾向もあり価格追加）

3市場（NYSE、MKT、ナスダック取引所）出来高は約71.1億株、過去20日間平均約67.9億株を上回る。

欧州株式市場の主要3指数は反落。
金融大手のバークレイズが決算発表嫌気され下落、鉱業株売られ、配当落ちの銘柄も相場の重しに。
ギリシャ(アテネ総合)株価指数（+0.37％）、イタリア（MIB）株価指数（-0.35％）で終了。

23日の東京株式市場で日経平均株価は小幅続落。

東証株価指数（TOPIX）は小反落。

東証1部出来高は19億6106万株、売買代金は2兆0043億円。
東証1部騰落数は値上がり1013銘柄、値下がり848銘柄、変わらず140銘柄に。

東証マザーズは4日続伸、日経ジャスダック平均は10日続伸、東証2部は2日ぶり反発で終了。
直近IPOや昨日上場IPOと新興市場の材料株が引き続き賑わっています。

政府、ネット通販の購買履歴などの個人情報を一括管理する「情報銀行」の創設に向けた取り組み本格化する。
初の実証実験を年内京都で実施。事業者への国の認証制度の導入や、
セキュリティー対策など企業向け指針検討し、2018年の法整備目指す。
企業が個人の好みや行動などの膨大なデータを活用し、顧客獲得や商品開発に生かす流れ後押しする。

医療関連のデータではメディカル・データ・ビジョン　<3902> ［終値2769円］連想されます。

続きの個別銘柄等は【コロ朝プレミアム】に掲載済
http://kabucoro3.toypark.in/index.html

週末の【銘柄研究】12月3日配信分
http://www.koronoasa.com/blog2/

昭和電工　<4004> ［終値2023円］2017年中に米国で電子材料用高純度ガスを供給体制整える。
4月に米テキサス州に販売会社設立する。米国事業の売上高を将来、100億円規模に育てる考え。

日足チャートを見ると、きれいな上昇トレンドを描いています。
今年1/14の櫻井英明氏の株式セミナーでの注目銘柄でありました。（1/16寄り値は1753円）。

薬局向けシステム最大手EMシステムズ　<4820> ［終値1659円］
自社システム利用する診療所と薬局、介護サービス事業者間で情報共有できるサービス「ひろがるケアネット」開発。
3月末にもバージョンアップ実施、無料で利用できるように。
医師や薬剤師、ケアマネージャーがパソコンなど通じ、患者・介護利用者の申し送り事項を簡単に共有できる。

「私を必要とする企業求む」企業と学生の立場が逆転する「逆求人」、人気学生を争奪。
逆求人は採用コストをかけられないベンチャー中心だったが、ここへきて大手も動く。
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週末の【銘柄研究】の検証(2017.1.23)です。
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