米国パリ協定離脱

2017年6月1日（木）小雨のちくもり

・人材派遣各社、人手不足感が強いエンジニア派遣で、アジアなど外国人の大量採用に踏み切る。
国内在住外国人エンジニアは5万人前後。うち派遣人材は1割以下も、今後は年間1000人規模で増える。

・東芝　<6502> ［終値252.0円］半導体メモリー子会社の売却手続き巡り反対姿勢取る米ウエスタンデジタル（WD）が
法的手段に出たことに対して、東芝が6月上旬にも同手段無効とする措置に踏み切る。
四日市工場（三重県四日市市）を共同運営する合弁会社の株式持ち分を近く東芝本体に移管し、移管前の状態に戻す。
仲裁申し立てたWD側の主張の根拠をなくし、入札による売却手続きを急ぐ。

・トランプ米大統領が地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」からの離脱を決断したと複数の米エディアが31日報じる。
ロシアとの不透明な関係巡る疑惑「ロシアゲート」で政権の基盤が揺らぐ中、
支持率テコ入れのため公約実現優先するとみられる。
トランプ氏31日朝ツイッターで「パリ協定の決断を数日以内に表明する。米国を再び医大にする！」と投稿。

（日経1面）

・安倍晋三首相31日、2020年度末までに待機児童を解消する新プラン発表。
17年度末までの解消目指していたが保育士不足や女性の社会進出で受け皿整備が追い付かず、3年遅らせる。
今後も逃げ水のように問題解決は遠のく恐れがあるほか、財政も不透明。「これで安心」とはいいがたい状況が続く。

・東芝　<6502> ［終値252.0円］定時株主総会を6/28に開く。
役員選定などの議案諮るが、会計不祥事発生直後の2015年と同様、株主に決算報告できない総会となる。
上場維持への道筋は不透明。

・2018年春に卒業する大学生・大学院生対象にした経団連加盟企業の面接選考が1日解禁され、新卒採用が本番迎える。
3/1に説明会が始まり、6/1が選考解禁となる。10月上旬の内定式に向けて、企業は面接重ねて内々定を学生に通知する。

・「日経アジア300指数」の算出・公表開始から1日で半年迎えた。
この間指数の上昇率は17％と先進国の株式（12％）上回り、5/26には公表開始以来の最高値付けた。
アジアのIT産業の成長とデジタル化のうねり映した。

・経済産業省31日、4月の鉱工業生産指数、103.8となり、前月比4.0％上昇。
指数は14年1月を上回り、消費税率が上がる前の駆け込み需要に対応した増産時を上回った。
在庫の動きを見ると、景気回復が「後半戦」に入ったことを示唆する指標も出てきた。

・金融庁と経済産業省は、クレジットカードなどでお金を払うキャッシュレス決済比率を10年間で40％に引き上げる。
東京や京都といった訪日外国人が多く集まる都市にある宿泊施設や商店街、観光地で決済端末を完全配置するようにし、
設置への支援の枠組みを新たに作る。
米国並みの水準へ引き上げで、現状から2倍へ増やす。
IT（情報技術）と金融を融合したフィンテックを活用し利便性高め、消費喚起にもつなげる。

・総務省31日、NTTドコモ　<9437> ［終値2717.0円］とソフトバンクグループ　<9984> ［終値9003円］に対し、
携帯電話と家庭用のインターネットの光回線とのセット販売が適切かどうか調査する方針。
両社はセット販売でネットの月額利用料金を引き下げている。

・国内大手仮想通貨取引所ビットフライヤー（東京・港）とコインチェック（東京・渋谷）、
個人のIDやパスワードなどを第三者に悪用され、
利用者が取引所に保有する口座から通貨を盗まれた場合の被害を補償するサービス始める。
ビットフライヤーは三井住友海上火災保険　<8725> ［終値3885円］と連携、6月から始める。
コインチェックは東京海上日動保険　<8766> ［終値4700円］と手を組み月内にも始める。
両取引所とも高度なセキュリティ―設定している顧客だけを対象とする。

・3メガバンク31日、6月の住宅ローン金利発表。
三菱東京UFJ銀行　<8306> ［終値690.9円］三井住友銀行　<8316> ［終値3974円］は長期金利の上昇反映し
10年固定型の最優遇金利を0.05％引き上げ、それぞれ0.75％、1.05％とした。
みずほ銀行　<8411> ［終値192.8円］は5月から据え置く。
三井住友信託銀行　<8309> ［終値3750円］やりそな銀行　<8308> ［終値566.7円］も0.05％上げる。

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・1776年の建国から240年以上経た米国で、大統領が罷免された例はない。
トランプ氏の違法行為が立証されそうなら、議会が弾劾に動く可能性はあるが、現時点では「ハードルは高い」との見方多く。
トランプ氏のケースでは、司法妨害の有無が捜査の焦点。
野党が多数を占めていたニクソン氏やクリントン氏との決定的な違いは上下院が本当に弾劾に動くかというところ。
与党共和党から多くの同調者が出ない限り、弾劾は出来ず。

・アフガニスタン首都カブール中心部の大使館街で31日朝、爆発物積んだ大型車が爆発起こす。
自爆テロと見られ、少なくとも80人死亡、350人上が負傷。

・北朝鮮に対し、米軍は31日までに日本海に空母2隻を展開する異例の動き。
米本土への大陸弾道ミサイル（ICBM）の飛来想定した迎撃実験の成功も発表。
威嚇の応酬続ける米朝はじわじわと間合い詰めつつある。

・インド政府31日、2016年度（16年4月～17年3月）の実質国内総生産（GDP）成長率は7.1％に。
潜在成長率とされる7％台を維持、3年連続で中国の通年成長率を上回った。
高額2紙幣の廃止で1-3月期は大きく減速したが、17年度以降は7％台の後半目指し成長するとの予想多い。

・日揮　<1963> ［終値1675円］アフリカ東部モザンピークで洋上液化天然ガス（LNG）プラント受注。受注総額は約7000億円。
うち日揮の受注分は約1500億円。大型投資が動き出す。

・オムロン　<6645> ［終値4630円］理化学研究所と提携、
工場作業員の疲労度読み取って生産ラインの速度を自動制御したり、
搬送機自身が作業員の動き予知して回避したりする機能つかさどる人工知能（AI）開発する。
5年後めどにこのAI搭載した生産設備や搬送ロボットを実用化する。

・投資ファンドアドバンテッジパートナーズ（AP　東京・港）、学習塾大手やる気スイッチグループHD（東京・中央）買収へ。
やる気スイッチはファンドの資金とノウハウ活用して事業拡大加速し将来の株式上場に備える狙い。

・裁定取引に伴う現物株の買い残（期近・期先合計　5/26申し込み）1兆9639億円　前週比498億円減、2週連続減少。
売り残 2699億円、前週比504億円増、4週連続増加。

・信用評価損率（5/26現在）マイナス9.10％　前週比0.14ポイント上昇。2週ぶり改善。

・日経商品指数42種の5月末値、前年同月比13.569ポイント（8.6％）上昇、172.234となり、7カ月連続のプラスに。
原油高を反映し、石油製品や石油化学の値上がりが指数押上げ。

・30日の米株式市場でアマゾン・ドット・コムの株価上昇、一時1000ドルを突破。
1997年に上場してから20年で株価（株式分割など考慮）は約500倍に膨らむ。

(日経新聞）

・政府の成長戦略の素案にも盛り込まれた、ドローン（小型無人機）による荷物配送の本格開始見据え、
NTT　<9432> ［終値5308円］が「成りすまし」や誤配防ぐ認証技術開発。5年以内の実用化目指す。

・東芝　<6502> ［終値252.0円］上場廃止懸念が一段と強まる。
決算含む有価証券報告書を6月末の期限までに関東財務局に提出できない可能性も。
上場維持するかどうか判断する東証取引所　<8697> ［終値1790円］も厳しい見方を強めそう。

(産経新聞)
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【コロ朝プレミアム】の記事例載せました
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・三井住友FG　<8316> ［終値3974円］2019年までに年間500億円、19年度以降に同1000億円のコスト削減進める。
店舗の刷新やデジタル化で業務プロセス見直す。
三菱UFJFG　<8306> ［終値690.9円］も23年度に同1200億円、
みずほFG　<8411> ［終値192.8円］も20年度に15年度比1000億円のコスト減目指す。

・東レ　<3402> ［終値924.9円］2017～19年度の3年間で繊維事業の設備投資に1000億円充てる。
内600億円が事業拡大のための新規投資、残りが既存設備の更新など。

・IoT（モノのインターネット）X人工知能（AI）の新潮流が産業界に広がる。
業務システムやものづくりのデジタル化に続き、
人とデジタル技術をつなぐ「インターネット・オブ・ピープル（IoP）」もキーワードとして浮上。

・TDK　<6762> ［終値6690円］デジタル出力型トンネル磁気抵抗素子（TMR）センサー開発。
角度検出誤差を従来製品比で最大10分の1まで抑えた。2017年度内にも月に数十万個を量産し市場に投入する。

・リオン　<6823> ［終値1613円］ウエラブル事業に参入するため、
片耳に装着してスマートフォンアプリ（応用ソフト）と連動するウエラブル通信機器を製造販売する
BONX（東京・世田谷）と業務提携。
補聴器開発で蓄積した小型・低消費電力化やセンサー技術と、BONXのモバイル通信技術やデザイン力組み合わせ、
新たな視聴機器の技術協業や研究開発に取り組む。

（日刊工業新聞）

・VOYAGE GROUP　<3688> ［終値2363円］1日、美容院向け動画配信するサービス始める。
店舗に無償に配布、来店客の関心が高いファッションやヘアメークなどの関連動画提供する。
施術中に座っている時間が長い美容院では、長時間の動画視聴が見込めると判断。
新たな広告メディアとして導入拡大目指す。採用する美容院には配布した専用タブレットを鏡の前などに設置。
動画の制作、編集はボヤージュグループ傘下のCMerTV（東京・千代田）が担う。

・JPHD　<2749> ［終値310円］9月に、
ベトナムで2カ所の幼稚園開業する。現地の1歳以上の未就学児の子どもを対象に1施設につき、50～60人受け入れる。
中期的に東南アジアで100施設まで増やす。

（日経産業新聞）

・ジャパン・テッシュ・エンジニアリング（J-TEC）<7774> ［終値1290円］自家培養なん骨「ジャック」の事業成長加速へ。
今後3年間で平均成長率50％を達成し、2019年度に売上高で現状比約3倍となる10億円強目指す。

・川澄化学　<7703> ［終値678円］新規医療機器の開発加速へ。
5つの新規開発テーマを選定、次期中期経営計画の最終年度とした2021年dまでに上市目指す。

（化学工業日報）

※記事の後ろの記号は、◎（好材料大）〇（好材料）▲（悪材料）×（悪材料大）など。
ただし、好材料も目先買い物が強すぎるとか、織り込み済みの場合は寄り付き後売られたり売り気配になる場合も
同様に悪材料も同じような状況になる場合もございますので注意が必要です。

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公募・売り出し価格

南都銀行　<8367> ［終値3245円］3147円　申込み6/1-2　払込日6/7
立会外分売

不二ラテツクス　<5199> ［終値261円］6/1 254円　21万2000株
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（今日の一言）

海外ＮＹ株式市場は、小反発で始まるも下落。
弱い経済市況と米国10年債の下落や原油価格の下落で終日軟調な取引に。小幅安のところでとどまったまま引けたようなところ。
JPモルガン（2.1％安）とバンク・オブ・アメリカ（1.9％安）が厳しい業績見通し示し、金融株が売られる。
ゴールドマン・サックスも3.3％下落した。
ナスダック総合指数は2営業日続落ながらも一時ザラバの史上最高値更新。

アップル（-0.59%）グーグル（-1.13%）ヤフー（-0.47%）フェイスブック（-0.60%）アリババ（-1.17%）エヌビディア（-0.36%）
ネットフリックス（-0.09%）アマゾン・ドット・コム（-0.21%）バイオジェン（+0.50%）ドイツ銀（-3.47％）
ラッセル2000（%）HTG(ハイイールドファンド)（%）NBI（バイオテクノロジー株指数）（%）
（米国株の下落の予兆は小型株やハイイールドファンドからの資金流出から始まる傾向もあり価格追加）

3市場（NYSE、MKT、ナスダック取引所）出来高は約78.5億株、過去20日間平均約67.2億株を上回る。

欧州株式市場の主要3指数はまちまち。
FT100種総合指数（ロンドン) は2営業日続落も一時史上最高値更新。
ギリシャ(アテネ総合)株価指数（-0.10％）、イタリア（MIB）株価指数（-0.40％）は小動きだった。

月末31日の東京株式市場で日経平均株価は4日続落。

東証株価指数（TOPIX）は3日ぶり反落。

東証1部出来高は20億1898万株、売買代金は3兆0176億円。
東証1部騰落数は値上がり622銘柄、値下がり1,282銘柄、変わらず112銘柄に。
業種別では33業種中、7業種上昇、26業種下落に。

値上がり上位は、保険、化学、不動産、精密、情報通信ガラス土石、金属。
値下がり上位は、石油石炭、パルプ紙、銀行、ゴム、鉄鋼、電気ガス、その他金融・・・

東証マザーズは9日続伸、日経ジャスダック平均は3日続伸、東証2部は3日ぶり反落で終了。

本日も全体的には材料不足で、個別株物色の中、短期売買となりそうなところも・・・

国内大手仮想通貨取引所ビットフライヤー（東京・港）とコインチェック（東京・渋谷）、
個人のIDやパスワードなどを第三者に悪用され、
利用者が取引所に保有する口座から通貨を盗まれた場合の被害を補償するサービス始める。
ビットフライヤーは三井住友海上火災保険　<8725> ［終値3885円］と連携、6月から始める。
コインチェックは東京海上日動保険　<8766> ［終値4700円］と手を組み月内にも始める。
両取引所とも高度なセキュリティ―設定している顧客だけを対象とする。

仮想通貨へのセキュリティーは、取引所側と顧客側双方に必要になるところ。
FFRI　<3692> ［終値5020円］アズジェント　<4288> ［終値2480円］テリロジー　<3356> ［終値366円］なども刺激かとも？！
テリロジーはフィスコ　<3807> ［終値346円］やカイカ（旧SAI）　<2315> ［終値67円］と
仮想通貨やブロックチェーンのセキュリティー事業で提携しています。
続きの個別銘柄等は【コロ朝プレミアム】に掲載済
http://kabucoro3.toypark.in/index.html

週末の【銘柄研究】の検証(2017.1.23)です。
http://ameblo.jp/kabucoro/entry-12240826234.html
金融庁と経済産業省は、クレジットカードなどでお金を払うキャッシュレス決済比率を10年間で40％に引き上げる。
東京や京都といった訪日外国人が多く集まる都市にある宿泊施設や商店街、観光地で決済端末を完全配置するようにし、
設置への支援の枠組みを新たに作る。
米国並みの水準へ引き上げで、現状から2倍へ増やす。
IT（情報技術）と金融を融合したフィンテックを活用し利便性高め、消費喚起にもつなげる。

キャッシュレス対応で、ビリングシステム　<3623> ［終値5170円］ウェルネット　<2428> ［終値1501円］

リオン　<6823> ［終値1613円］ウエラブル事業に参入するため、
片耳に装着してスマートフォンアプリ（応用ソフト）と連動するウエラブル通信機器を製造販売する
BONX（東京・世田谷）と業務提携。
補聴器開発で蓄積した小型・低消費電力化やセンサー技術と、BONXのモバイル通信技術やデザイン力組み合わせ、
新たな視聴機器の技術協業や研究開発に取り組む。
このBONXはなかなかの成長ベンチャーでもあり、今後楽しみな展開になりそうなところも・・・

べステラ　<1433> ［終値2185円］もみあい放れになりそうな日足チャート。
週末の【銘柄研究】の候補にしましょうか・・・

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ザラ場の「独り言」始めました。
http://www.koronoasa.com/blog2/?p=361

週末の【銘柄研究】の検証(2017.1.23)です。
http://ameblo.jp/kabucoro/entry-12240826234.html
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