米雇用統計２２．２万人増加

2017年7月8日（土）晴れ　大魔神氏セミナー開催

・ドイツ・ハンブルクで7日午前（日本時間同日夕）開幕した20カ国・地域（G20）首脳会議、
核・ミサイル開発強める北朝鮮が陰の主役に。
日本や米国は北朝鮮への圧力強化呼びかけも、中国やロシアの動きは鈍い。対北朝鮮、きしむ包囲網。

・安倍晋三首相と韓国・文在寅大統領、ドイツ・ハンブルクで会談。
両首脳は互いに相手国を年1回訪問する「シャトル外交」の復活で合意。
文氏は日韓の安全保障の連携強化や貿易・投資の活発化といった経済案件と、
慰安婦問題を切り分けて両国の関係改善に取り組む考え示す。

・ヤマトHD　<9064> ［終値2244.0円］2017年4-6月期連結営業損益が70億円前後の赤字（前年同期は74億円の黒字）に。
営業赤字は2四半期連続。従業員の「働き方改革」巡り、過去のサービス残業分の賃金の支払いが増加。
自社でさばききれない荷物の宅配を外部業者に委託するコストも重荷になった。

（日経1面）

・フランス政府が2040年までにガソリン車、ディーゼル車の販売を国内でやめる方針打ち出す。
世界で広がるエコカー推進の流れを先取りしており、自動車メーカーの電気自動車（EV）開発の動き後押ししそう。

・米労働省7日発表、6月の雇用統計（速報値）、景気動向を敏感に映す非農業部門の雇用者数が前月比22万2000人増。
増加幅は市場予測（17万人程度）上回り、4カ月ぶりの高水準。
好調な雇用情勢が確認され、米連邦準備理事会（FRB）の利上げ継続や9月にも見込まれる資産圧縮の開始決定に追い風と。
4、5月分もそれぞれ3万3000人、1万4000人ずつ上方修正。
3カ月平均では19万4000人となり、昨年年間平均（18万7000人）上回る。
失業率は4.4％、16年ぶりの低水準記録した前月を0.1ポイント上回った。

・7日午前のニューヨーク外国為替市場で円相場が下落。一時1ドル＝114円台に。

・日銀　<8301> ［終値37500円］7日午前、長期金利上昇に歯止めかけるため、臨時の国債買い入れ発動。
世界的な金利上昇の余波で国内の長期金利が日銀の誘導水準からかい離したため。

・公的年金運用する年金積立金管理運用独立行政法人（GPIF）7日、2016年度の運用益が7兆9363億円だったと発表。
5兆円超の運用損計上した15年度から一転、2年ぶりの黒字。
資金の5割弱を国内と海外の株式で運用しており、年度後半の株価上昇で保有資産の評価益が大きく膨らんだ。
16年度末時点での運用資産は過去最大の144兆9034億円。運用利回り年5.86％のプラスに。
国内株4兆5546億円、外国株式4兆3273億円。
16年度末の割合は国内株式が23.28％、外国株式が23.12％まで上昇。国内債券は15年度末の37.55％から31.68％に減った。

・内閣府7日、5月の景気動向指数、景気の現状表す一致指数は前月比1.6ポイント低下し、115.5となった。
前月下回るのは2カ月ぶり。

・血管の再生医療製品が相次ぎ臨床試験（治験）に入る。
グンゼ　<3002> ［終値403円］米国で開発中の人工血管でいったん止めた治験を2018年にも再開。
医療ベンチャーのサイフューズ（東京・文京）は糖尿病患者向けの末梢血管の製品で19年にも治験始める。

・韓国サムスン電子の復調著しい。スマートフォン（スマホ）の発火問題や創業家の贈賄事件で国内外から批判受けてきたが　、
2017年12月期通期は営業利益が日本円換算で5兆円も視野に入るほど本業は好調。

・独ボッシュは2019年までに自動運転可能にするセンサーや車体制御などの技術を一体で販売する。
自動運転の実用化には「走る・曲がる・止まる」に加え、「感じる」と「考える」機能が不可欠。
これらの機能組み合わせたシステムを提案することで、新興の完成車メーカーも比較的簡単な自動運転車を作れるようになる。

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・安倍晋三首相は8/4軸に内閣改造断行する方針固めた。同党役員人事も合わせて行う。
麻生太郎副総理兼財務相と菅義偉官房長官は留任させるが、
首相に近い稲田朋美防衛相や塩崎恭久厚生労働相ら交代させる大幅な人事刷新になる見通し。

・九州豪雨、死者12人に。安否不明者は20人超。988世帯2200人が避難、20カ所近い集落が孤立。

・東芝　<6502> ［終値261.9円］半導体子会社「東芝メモリ」売却で、
優先交渉先となった産業革新機構を中心とする「日米韓連合」との契約が8月以降にずれ込む可能性が出てきた。
対立する米ウエスタンデジタル（WD）による訴訟リスクへの対処のほか、
韓国半導体大手SKハイニックスの連合への関わり方を巡って、調整に時間かかっている。

※記事の後ろの記号は、◎（好材料大）〇（好材料）▲（悪材料）×（悪材料大）など。
ただし、好材料も目先買い物が強すぎるとか、織り込み済みの場合は寄り付き後売られたり売り気配になる場合も
同様に悪材料も同じような状況になる場合もございますので注意が必要です。

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公募・売り出し価格

ジェイ・エス・ビー　<3480> ［IPO］3200円

クロスフォー　<7810> ［IPO］730円

新規公開株

銘柄  コード　　市場　　　発行株数　　公募価格　主幹事証券　注目度

2017/7/12　ソウルドアウト 6553  マザーズ  公開株数 2,672,600株 公開価格 1,200円  三菱ＵＦＪ他 注目度 B

事業内容：地方および中堅・中小企業向けネットビジネス支援事業（ウェブマーケティング、HR（人的資源）、
IT（情報技術）化領域を支援するサービスの提供）

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（今日の一言）

週末の海外ＮＹ株式市場は、反発。
注目された米雇用統計は、非農業部門雇用者数が22万2000人増と、市場予想（17万9000人増）上回り、
景気好調と見られ、米連邦準備理事会（FRB）が年内利上げの見方高まった。
賃金の伸びはさえず、利上げが踏みとどまるとの余地もFRBに与えたとも・・・

雇用統計は全般的に好調なものの、FRBがアクセルから足を離す程度に悪材料も混じっているとの声も。

アップル（+1.02%）グーグル（+1.31%）フェイスブック（+1.76%）アリババ（+0.16%）エヌビディア（+2.29%）
ネットフリックス（+2.69%）アマゾン・ドット・コム（+1.41%）バイオジェン（+0.72%）ドイツ銀（-0.09％）
ラッセル2000（+1.07%）HTG(ハイイールドファンド)（-0.09%）NBI（バイオテクノロジー株指数）（+0.66%）
（米国株の下落の予兆は小型株やハイイールドファンドからの資金流出から始まる傾向もあり価格追加）

3市場（NYSE、MKT、ナスダック取引所）出来高は約57.4億株、過去20日間平均約71.3億株を下回る。

週間ベースでは、ダウは0.3％高、ナスダック総合指数は0.2％高、S&P500種指数は0.1％高、
小幅ながらそれぞれ2週ぶりに反発で取引を終えた。

欧州株式市場の主要3指数は英、独株価は2営業日ぶり反発も仏株価は2営業日続落で終了。
ギリシャ(アテネ総合)株価指数（-0.69％）、イタリア（MIB）株価指数（-0.33％）はともに下落。

週末七夕の東京株式市場で日経平均株価は2日続落。
東証株価指数（TOPIX）も2日続落。

東証1部出来高は16億5375万株、売買代金は2兆2732億円。
東証1部騰落数は値上がり455(22％)銘柄、値下がり1,471(72％)銘柄、変わらず95(4％)銘柄に。

業種別ランキングでは3業種上昇、30業種下落に。
値上がり上位は、保険、海運、輸送用機器。
値下がり上位は、水産農林、不動産、電気ガス、その他金融、建設、倉庫運輸、石油石炭、・・・

東証マザーズは2日ぶり反発、日経ジャスダック平均は3日続伸、東証2部は2日続落で終了。

週間ベースでは、日経平均株価は0.5％安、2週続落、東証株価指数（TOPIX）0.3％安、4週ぶり反落。
東証マザーズ指数は1.8％安、7週ぶり反落、日経ジャスダック平均は0.4％高、3週続伸（累計1.4％上昇）、
東証2部指数は0.1％高、3週続伸（累計2.8％上昇）で終了。

不安感のあった週末の米国市場も、終日プラス圏で推移、とりあえず週明けの大きな下げの可能性は消えましたね。
急落に備えたような東証の「空売り比率」も5/30（40.5％）以来の40％乗せたところでもあります。

日経平均株価は5/30（空売り比率40％超）の安値（1万9570円）から3日間で2万239円まで669円（3.4％）上昇。
今回あてはめますと、2万500円どころとなりますが・・・

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