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「SNS」が導く日本株


2017年11月26日(日)晴れ

・「SNS」が導く日本株 ソニー・任天堂、FANG超えるか
エレクトロニクス復調でソニー <6758> [終値5323円]が20年ぶりに営業最高益更新するというニュースは
多くの海外勢の注目集め、株価は8日に5485円と9年5カ月ぶりの高値まで上昇。
「ニッポン株式会社」の代表格、ソニーの復活は日経平均株価が約26年ぶりの高値を更新する一因ともなった。
みずほ証券 <8411> [終値199.3円]野村証券 <8604> [終値643.3円]などの証券大手は目標株価の引き上げで応じた。

任天堂 <7974> [終値46610円]も劇的な復活果たす。
ゲーム機「ニンテンドースイッチ」のヒットで今期の営業利益は前期の4.1倍、1200億円にV時回復する見通し。
しかし、好決算がもたらす高揚感が薄れるにつれ、足もとで株価の伸びは鈍り、冷めた見方も増えてきた。

・「SNS」が導く日本株 ソニー・任天堂、FANG超えるか
今の日本株を語る上で、もう1社忘れてならないのがソフトバンクグループ <9984> [終値9784円]。
10兆円ファンドを武器に自らの「生態系」づくりに精を出し、
事実上「通信会社や半導体設計会社を傘下に持つ投資会社」に変貌した。
果敢にM&A(合併・買収)に走る姿は、日本企業の経営の在り方も揺さぶる。

・「SNS」が導く日本株 ソニー・任天堂、FANG超えるか
米国に目を転じると、破壊的なイノベーション(革新)で急成長するアマゾン・ドット・コムや
アルファベット傘下のグーグルなどが市場席巻。
これら「FANG」と呼ばれる新興IT勢力が株式市場においても圧倒的な存在感示し、米国株の過去最高値けん引する。
日本勢でこうした存在に成り得るのは、やはりソニー(S)<6758> [終値5323円]、
任天堂(N)<7974> [終値46610円]、ソフトバンク(S)<9984> [終値9784円]の「SNS」だろう。
SNSが進化し、成長続ければ日本株はもう一段上のステージに上がると言っても良い。

・24日の日経平均株価は2万2550円で取引終了。週間で154円(0.68%)上昇、2週ぶりにプラスで引けた。
外国為替市場で円相場が1ドル111円台前半と、2カ月ぶりの円高・ドル安水準をつけ、日本株相場の上値は重かった。
足元の上昇相場で大きく売り越してきた個人投資家は、ここへきて買い越しに。
9月以降の上昇相場をけん引してきた海外勢は
「ヘッジファンド中心に13日に始まった週で利益確定の売りを出し、先週は決算期末を前に様子見姿勢を強めた。」とも。
ただ、日本株への関心を高めている海外勢は引き続き多く、
米運用会社ブラックロック・ジャパン福島毅チーフ・インベストメント・オフィサー(CIO)
「日本株に興味を持つ中長期志向の海外機関投資家と議論する機会が増えている」と明かす。
独立系投資会社リブラ・インベストメンツ佐久間康郎代表取締役は
「銘柄間で割安・割高の差が広がる中、銘柄選別がより重要となる」とも話す。

・「SNS」が導く日本株 次のイノベーション 牙城研ぐ。
「SNS」-復活鮮明なソニー <6758> [終値5323円]任天堂 <7974> [終値46610円]
世界投資で「生態系」づくり進めるソフトバンク <9984> [終値9784円]の頭文字。和製FANGになれるか。

・「SNS」が導く日本株 次のイノベーション 牙城研ぐ。
ソニー <6758> [終値5323円]継続課金ビジネスへカジ ハードとソフト融合 「生態系」構築急ぐ。
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・「SNS」が導く日本株 次のイノベーション 牙城研ぐ。
任天堂 <7974> [終値46610円]ソフト戦略を再構築。キャラクター事業主軸に巨人ディズニー追う。
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・任天堂 <7974> [終値46610円]スイッチの快進撃は取引先の部品メーカーにも恩恵。
ミネベアミツミ <6479> [終値2281円]スイッチの組み立て、2018年3月期連結純利益39%増、570億円に上方修正。
アルプス電気 <6770> [終値3795円]コントローラー部品 純利益2年ぶりに最高益。
ローム <6963> [終値12590円]電源関連部品手掛ける。今期純利益365億円と前期比35%伸び見込む。
メガチップス <6875> [終値3760円]ソフト用の大規模集積回路(LSI)手掛け、18年3月期業績見通し上方修正。
株価もおおむね上昇基調、昨年末比ミネベアミツミは2倍強上昇、ホシデン <6804> [終値1844円]ロームは9割、
メガチップスは5割近く上昇。目先は関連メーカーへの追い風は続きそう。

・「SNS」が導く日本株 次のイノベーション 牙城研ぐ。
ソフトバンク <9984> [終値9784円]「IT版バフェット氏」孫正義氏の野望。
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・発掘実力企業:自己資本利益率(ROE)改善(16)
UTグループ <2146> [終値3065円]製造業に特化した人材派遣を手掛ける。
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・注目企業ここが知りたい ルネサンス <2378> [終値1767円]フィットネスクラブ大手。
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・原油価格が約2年5カ月ぶりの高値水準にあることを受け、東京株式市場では関連銘柄の明暗が分かれている。
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・日米市場が休場だった23日には1ドル=111円07銭と9/18以来約2カ月ぶりの円高水準に。
米連邦準備理事会(FRB)が2018年も3回の利上げが継続できるのか、
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・OUT Look:今週(11/27~12/1)の株式相場、日経平均株価は2万2500円前後を挟んだ値動きが予想される。
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・Wall Street:今週の米株式相場は高値圏で底堅く推移しそう。
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・ランキング:経常利益の進捗率が高い主な3月決算企業
1位石油資源開発 <1662> [終値2556円]4-9月期系以上利益の通期予想に対する進捗率 163.9%
原油と天然ガスの販売価格上昇が採算改善に寄与。
2位セガサミー <6460> [終値1344円]157.8% 3位生化学 <4548> [終値1619円]127.8%
5位ベネッセHD <9783> [終値3910円]95.9% 通期予想据え置きを嫌気
7位東邦亜鉛 <5707> [終値6030円]90.8% 好材料出尽くしで売り調整
18位商船三井 <9104> [終値3520円]78.9% コンテナ運賃の弱含み懸念
34位阪急阪神HD <9042> [終値4155円]68.3% 保守的な見通しが重荷に

・世界市場往来:先週の世界の株式相場は主要25の株価指数のうち21指数が上昇。
米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、利上げペースが鈍くなるとの見方から投資マネーが株資金流入。
米国の年末商戦が好調との見方も投資家心理の支えになった。

上位1位ベトナム週間騰落率5.04% 2位ロシア2.97% 3位香港2.29% 4位シンガポール1.77% 12位米国0.86% 13位日本0.69%
下位25位トルコ▲1.60% 24位中国▲0.86% 23位タイ▲0.79% 22位マレーシア▲0.26% 21位南アフリカ0.17%

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