EPA合意

2017年12月9日（土）はれ

・日欧経済連携協定（EPA）で日欧両政府は8日、投資紛争の解決制度を除いた関税・ルール各分野で交渉終えた。
同日夜、安倍晋三首相とユンケル欧州委員長が電話協議で妥結確認。
2018年夏にも署名し、19年春までの発効目指す。

・政府8日、幼児教育無償化の具体策を盛り込んだ「新たな経済政策」まとめた。
保育士の賃上げや男性の育児休暇の取得推進など進める。狙いは「子育て世帯の応援」。
待機児童対策の充実や保育の質向上など期待外れの面も少なくない。

・欧州連合（EU）ユンケル欧州委員長と英国のメイ首相は8日、
ブリュッセルで会談し、英国のEU離脱に際し英が支払う「精算金」やアイルランドの国境問題など離脱条件で大筋合意。
15日に開く英を除くEU27カ国の首脳会議で、通商協議入りの正式合意目指す。

・内閣府、2018年の政府経済見通しについて、
物価変動の影響除いた実質経済成長率を今夏時点予測（1.4％）から上方修正する見通し。
世界経済の拡大背景に輸出が増加するほか、企業の設備投資も堅調に推移するとみる。

・政府8日、生産性革命と人づくり革命を2本柱とする「新たな経済政策」決定。
生産性革命は企業の活力を引き出す狙いで、
賃上げと革新的投資を条件とした法人税の実質負担引き下げや、電波割り当て見直す規制緩和策など盛った。
個人の弱者への配分を重視した形で、規制改革などによる潜在成長力底上げなどに課題残す。

・代表的な仮想通貨であるビットコインの価格が乱高下している。
8日は1ビットコイン当たりのドル建て価格が一時1万7000ドル（約200万円）突破。
直後に約4時間で2000ドル超下げる場面があった。
米国市場での先物上場を機に機関投資家の資金流入への期待が強まる反面、
先物通じた売り注文の増加警戒する声も出始めた。
ビットコインは11/29に1万ドルの大台突破した後に上昇ピッチが加速、8日に一時1万7000ドル超えた。
1週間余りで約7割も価格を押し上げたのは、先物上場による機関投資家マネーの流入期待。
リミックスポイント　<3825> ［終値745円］小田玄紀社長
「先物上場で価格が上がると思っている人が多いが、機関投資家が売りから入って相場崩れる可能性も十分ある」と指摘。
ビックカメラ　<3048> ［終値1578円］8日、店頭でビットコイン利用者が増え、10万円上限まで使う人が多く、
1会計当たり上限を3倍の30万円に引き上げる。

・米上下両院は7日、22日までの企業つなぎ予算可決。
米議会審議は事実上の延長戦に入り、法人税率を大きく引き下げる大型減税の実現へ大詰めの協議に入る。
両院はそれぞれの税制法案を可決済みだが、成立には両案の一本化が要る。調整は難航する可能性もある。

・米労働省8日発表、11月の雇用統計（速報値）、景気動向を敏感に映す非農業部門の雇用者数が前月比22万8千人。
市場予測（19万5千人程度）を上回った。
米連邦準備理事会（FRB）は既に米労働市場は完全雇用に近づいたと判断、
12～13日に開く米連邦公開市場委員会（FOMC）で追加利上げ検討する。
失業率は4.1％と前月比横ばいで、FRBがア完全雇用とみる水準より低い状態で保っている。
平均時給は26.55ドルと前年同月比2.5％増。

・ミネベアミツミ　<6479> ［終値2266円］2018年4月をめどに、部品などのモノに係る荷を測るセンサーを量産する。
30億円投じ神奈川県工場に生産ライン新設。従来品より大きさ10分の1以下、感度5倍以上に。
センサー市場は拡大しており、事業の柱に育てる。

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※記事の後ろの記号は、◎（好材料大）〇（好材料）▲（悪材料）×（悪材料大）など。
ただし、好材料も目先買い物が強すぎるとか、織り込み済みの場合は寄り付き後売られたり、売り気配になる場合も。
同様に悪材料も同じような状況になる場合もございますので注意が必要です。

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立会外分売

ロングライフ　<4355> ［終値542円］12/26-29　40万株

公募・売り出し価格

歯愛メディカル　<3540> ［IPO］3300円

みらいワークス　<6563> ［IPO］1840円

新規公開株

銘柄  コード　　市場　　　発行株数　　公募価格　　主幹事証券　注目度

2017/12/12 カチタス 8919  東証  公開株数 23,025,300 公開価格  1,640円 引受証券 大和他  注目度 A
事業内容:戸建ての空き家を中心に買い取り、リフォームにより再生して販売する中古住宅再生事業

2017/12/12 一家ダイニングプロジェクト 9266  マザーズ  公開株数 289,800 公開価格  2,450円 引受証券 日興他
注目度  B
事業内容:居酒屋「屋台屋博多劇場」「こだわりもん一家」などの運営、ブライダル事業

2017/12/13 グローバル・リンク・マネジメント 3486  マザーズ  公開株数 423,200 公開価格 2,620円 引受証券 日興他
注目度 B
事業内容:投資用マンションの企画・開発・販売、販売物件の管理など

2017/12/13 マツオカコーポレーション 3611  東証  公開株数 1,891,700 公開価格  2,600円　引受証券 野村他 注目度　B
事業内容:アパレル品のOEM（相手先ブランドによる生産）

2017/12/13 ヴィスコ・テクノロジーズ 6698  JQS  公開株数 228,600  公開価格　4,920円　引受証券 みずほ他 注目度　B
事業内容:画像処理検査装置の製造・販売

2017/12/13 ＳＧホールディングス 9143  東証 公開株数 78,775,400 公開価格  1,620円　引受証券 大和他 注目度　S
事業内容:一般貨物自動車運送事業などを行うグループ会社の経営管理およびそれに付帯または関連する業務など

2017/12/14 エル・ティー・エス 6560  マザーズ 公開株数 747,500  公開価格  680円　引受証券 大和他 注目度　B
事業内容:RPA（ロボットによる業務自動化）・AI（人工知能）・ビジネスプロセス可視化などを活用し、
企業変革と働き方改革を推進するプロフェッショナルサービスの提供
および企業のIT（情報技術）人材不足を解消するマッチングプラットフォーム「アサインナビ」の提供

2017/12/14 アルヒ 7198  東証  公開株数 19,122,800 公開価格  1,300円　引受証券 野村他 注目度 A
事業内容:フラット35を中心とする住宅ローンの貸し付けおよび回収を行うモーゲージバンク事業

2017/12/15 イオレ 2334  マザーズ 公開株数 293,200 公開価格  1,890円　引受証券 ＳＢＩ他  注目度　B
事業内容:グループコミュニケーション支援サービス「らくらく連絡網」
およびプライベートDMP（データ・マネジメント・プラットフォーム）サービス「pinpoint」を中心とする
インターネットメディア関連事業

2017/12/15 HANATOUR JAPAN 6561  マザーズ  公開株数 2,932,500  公開価格  2,000円　引受証券 みずほ他 注目度 B
事業内容:訪日外国人向けツアーの地上手配を中心とする旅行事業、貸し切りバス・免税販売店・ホテル施設などの運営事業

2017/12/18 歯愛メディカル 3540  JQS  公開株数 1,100,000 公開価格  引受証券 日興他 注目度　B
事業内容:医療関係者向け通信販売事業など

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（今日の一言）

週末のＮＹ株式市場は続伸。
11月の米雇用統計では非農業部門雇用者数が22万8千人増と市場予想（20万人増）を上回り堅調。
来週の米連邦公開市場委員会（FOMC）での利上げが確実となったが、経済見通しに対する楽観的見方が追い風に。
2週間のつなぎ予算が成立したこともとりあえず懸念解消した。

アップル（+0.03%）グーグル（+0.59%）フェイスブック（-0.63%）アリババ（+1.81%）エヌビディア（-0.27%）
ネットフリックス（+1.80%）アマゾン・ドット・コム（+0.19%）バイオジェン（+1.95%）
ラッセル2000（+0.08%）HTG(ハイイールドファンド)（+0.10%）NBI（バイオテクノロジー株指数）（+2.11%）
（米国株の下落の予兆は小型株やハイイールドファンドからの資金流出から始まる傾向もあり価格追加）

3市場（NYSE、MKT、ナスダック取引所）出来高は約58.5億株、過去20日間平均約65.3億株を下回る。

週間ベースでは、ダウは0.4％高、3週続伸（累計4.2％上昇）、
ナスダック総合指数は0.1％安、2週続落（同0.7％下落）、S&P500種指数は0.4％高、3週続伸（同2.8％上昇）で取引終了。

欧州株式市場の主要3指数は上昇。英国の欧州連合（EU）離脱交渉の進展を好感。
ギリシャ(アテネ総合)株価指数（+1.64％）、イタリア（MIB）株価指数（+1.40％）はともに大幅上昇となった。。

週末8日メジャーSQだった東京株式市場は日経平均（+1.39％）が2日大幅続伸。
東証株価指数（TOPIX）（+0.98％）も2日大幅続伸。

東証1部出来高は20億0530万株、売買代金は3兆7465億円。
東証1部騰落数は値上がり1,405(68％)銘柄、値下がり543(26％)銘柄、変わらず99(4％)銘柄に。

この日のSQ値は、22590円66銭で決まり、同日の日経平均株価の安値が、22625.41円と「幻の下のSQ値」となった。

業種別ランキングでは32業種上昇、1業種下落に。
値上がり上位は、パルプ・紙、不動産、精密機器、海運、空運、陸運、ゴム、倉庫運輸、サービス、・・・
値下がり上位は、その他製品。

東証1部値上がり上位は、エスケイジャパン　<7608> ［現在462円　+80円］田淵電機　<6624> ［現在384円　+58円］
パイプドHD　<3919> ［現在1292円　+175円］アクセル　<6730> ［現在902円　+115円］

値下がり上位は、ショーケースTV　<3909> ［現在1600円　-448円］アイビーシー　<3920> ［現在1194円　-111円］
巴工業　<6309> ［現在2106円　-115円］イントラスト　<7191> ［現在1367円　-73円］

3メガバンク三菱UFJ　<8306> ［現在783.4円　+4.0円］みずほ　<8411> ［現在202.2円　+0.6円］
三井住友　<8316> ［現在4628円　+55円］

東証マザーズ（+0.88％）、日経ジャスダック平均（+0.44％）、東証2部（+0.69％）はそれぞれ2日続伸で終了。

週間ベースでは、日経平均株価は0.00％安、3週ぶり小反落、東証株価指数（TOPIX）0.4％高、3週続伸（累計2.3％上昇）。
東証マザーズ指数は0.00％高、3週続伸（同3.2％上昇）、日経ジャスダック平均は0.4％高、3週続伸（同4.5％上昇）、
東証2部指数は1.6％高、3週続伸（同4.1％上昇）で終了。

ビットコイン年初から約17倍となってるようで、3万円が50万円超、10万円が170万円に。
ビックカメラ　<3048> ［終値1578円］8日、店頭でビットコイン利用者が増え、10万円上限まで使う人が多く、
1会計当たり上限を3倍の30万円に引き上げる。
かなり売り上げには寄与するかもしれませんね。

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2018年1月13日（土）開催14:30～16：50（開場14：15）

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1月の相場展望と有望注目銘柄。

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