2011年株式劇場START!!
- 2011年01月04日
- 株式投資・経済ニュース全般
2010年1月4日(火)大発会 曇りのち晴れ
・2011年最初の取引、3日午前のNY株式市場ダウ工業株30種平均大幅続伸。
アジアや欧州市場の株高を受け一時ダウは100ドル超上昇。
韓国総合株価指数(KOSPI)約3年2ヶ月ぶりに過去最高値更新。
・NY原油先物相場、WTI(ウエスト・テキサス・インターミデイエート)で期近2月物一時92.39ドルまで上昇。
約2年3ヶ月ぶりの高値に。
・年明けの3日のNY外国為替市場の円相場反落。同日アジア市場で一時1ドル=80円90銭まで上昇。
・東大、三菱ケミカル <4188> [終値551円]傘下の三菱レイヨン、東レ <3402> [終値485円]など
自動車の車体に使う複雑な形状の部位に加工できる新しい炭素繊維を相次ぎ開発。
車体に炭素繊維を全面的に利用できれば、車体重量を鉄に比べて6割減へ。
・2011年1-3月期、産業天気図予測「小雨」主要30業種のうち10業種と10年10-12月期の当初予測と比べ1業種増。
「曇り」1業種減の13種。「薄日」5業種「雨」2業種。「晴れ」はなし。
・菅直人首相、きょう念頭記者会見に臨む。政権の立て直し図る。野党の協力得るため、予算案の修正にも含み残す。
・経済産業省、今年春にもアラブ首長国連邦(UAE)で太陽熱を使った冷房技術の実証実験を始める。
3年計画、最大30億円規模。
・ホンダ <7267> [終値3215円]インドの二輪車販売台数、単独で3-5年後までに現在の3倍強の500万台に引き上げる。
インド南部に工場新設。総投資額100億ルピー(約180億円)前後と見られる。
・東芝 <6502> [終値442円]直菅形発光ダイオード(LED)照明の市場に参入。3月までに40機種をそろえ、企業や官公庁のオフィス、工場などに売り込む。
・ファーストリテイリング <9983> [終値12930円]欧米でカジュアル衣料店「ユニクロ」の事業展開を加速。
2020年8月期の売上目標を従来の2倍に上方修正。 (日経新聞)
・政府、東アジアと中東を結ぶインド洋のシーレーン(海上交通路)防衛など安全保障分野での協力強化のため、
米国・インドとの3ヶ国定期協議の場を構築する方針固めた。
・2012年春入社新卒者の採用計画。5割超の企業が「2011年春(今春)と横ばい」と回答。企業の慎重姿勢鮮明。(産経新聞)
・2011年ニッポン再起動。市場関係者70人アンケート。「2011年の株価上昇率大きい市場」を複数回答で予想。日本最多。
上値予想1万2,000円どまりも回答者の57.6%が日本株上がる。日本企業「ものづくり」に再評価。
コマツ <6301> [終値2457円]日本電産 <6594> [終値8210円]など、新興国で稼ぎ、かつ圧倒的に強い製品持つ企業。
・2011年中国などの新興国が金融引き締め強める一方、日米欧がいつ頃緩和政策からの「出口」を模索し始めるかが焦点。
米追加緩和(QE2)が今後2つの経路でバブル発生させる可能性。「新興国バブル」と「資産バブル」
・【市場関係者が選ぶ有望企業】
1位(8票)コマツ <6301> [終値2457円]新興国関連の本命銘柄。
2位(7票)日本電産 <6594> [終値8210円]新興国の精密モーター需要の回復。
3位(6票)ファナック <6954> [終値12470円]新興国で安定的な伸び。
オリックス <8591> [終値7990円]割安な水準が修正される余地大。
5位(5票)日立 <6501> [終値433円]活発なインフラ投資が追い風。
日産 <7201> [終値773円]新興国戦略評価。
三菱商事 <8058> [終値2198円]コモディティー上昇の恩恵受ける。
・回復傾向企業収益の最大の障害、国内の政策効果の剥落。
家電エコポイント制度3月終了。7月は地上デジタル放送に完全移行。
自動車含めた耐久財の消費「3年は停滞する可能性も」
シャープ <6753> [終値837円]トヨタ <7203> [終値3220円]影響大とも。
資源高も影響、企業再編も迫る。レアアース(希土類)調達問題もしばらく綱渡り状態。
・新年相場のアノマリー(経験則)
「大統領選の前年は株価上昇」
ダウ工業株30種平均1943年から2007年まで17回連続プラス。日経平均株価も1949年以降15回のうち11回上昇。
「1月効果」日米ともに節税の対策のための個人投資家の売りが12月一巡、
米国投資信託などが新規資金振り向ける時期1月と重なる。1月の日経平均過去61回中、上昇が43回と月別では最多。
「年始の5営業日が上昇(下落)すれば年間上昇(下落)する」とのアノマリーも。
・【2011年注目集めそうな投資テーマ】
1位:「中国など新興国の内需拡大」6割弱。資生堂 <4911> [終値1774円]ユニ・チャーム <8113> [終値3230円]代表
2位:「コモディティー価格の上昇」商社や非鉄、鉱業などの銘柄に注目度高い。
3位:「インフラ関連」2010年はコマツ <6301> [終値2457円]ファナック <6954> [終値12470円]が
中国でのインフラ投資加速や人件費上昇の流れを受けて業績拡大。
4位「スマートフォン(高機能携帯電話)」5位「次世代自動車」と「電池」同率。
7位「農業・食料」8位「防衛関連」9位「規制緩和」10位「水資源」
・新興国、景気動向や企業政策の行方展望。
中国:インフレや不動産バブルの懸念はなお収まらず。2011年の利上げペースが最大の焦点。
インド:2011年も高い成長率維持。関心は金融政策と株価に集まる。原材料高騰で利益伸び悩む消費財企業も。
豪州:2011年も景気拡大続きそう。中国の資源需要以前強く、豪州への投資も増える。
個人消費も回復、年後半にも利上げを再開すると見られる。
ブラジル:2011年国内総生産(GDP)の実施成長率は平均で4.5%と減速する印象。
道路など社会インフラ遅れ、消費財増産も限界。
ロシア:原油など資源輸出の拡大追い風に。国内総生産(GDP)は昨年比プラス4%程度を確保する見通し。
資本流出やインフレ圧力など懸念もあり、出遅れ鮮明に。
東南アジア:昨年比勢いは鈍りそう。域内9ヶ国の実質国内総生産(GDP)伸び率は平均5.4%と前年比で2.1ポイント低下
内需好調なインドネシアが6.3%上昇、マレーシア・タイなどは減速。
「投資マネーはさらに流入」と見られ「今年も株や通過の上昇基調は続く」との声多く。
・OUT Look:年明けの日経平均株価は軟調に始まるか。
年末の外為市場で円高に傾いており、いったんは売りから入りそう。年間予想は弱気派少ない穏当なスタート。
不思議なほど主要証券会社の予想が強気でそろう。日経平均下値は9000円、高値は1万2000円前後の予想。
米国では両敵緩和と減税継続が成長率を押し上げ、ドル安修正も起き輸出企業にプラス。
予想が一致する程外れやすいのも相場の常。
大発会からの3日間の日経平均の騰落は年間騰落を占う上でも注目に。3日間上昇した年、年間上昇13回、下落は3回。
2日上昇でも年間上昇確率高い。大発会の日の高い上位にその年の主役。2010年は日立 <6501> [終値433円]が代表。
日本アジア総合研究所黒川辰男氏の相場「変化日」343ヶ月リズムでは4月に当たる。
・世界市場往来:2010年の締めくくりとなった世界の株式相場はインドやロシアといった新興国中心に上昇が目立つ。
世界の株価騰落率(12/29まで)を見ると上位は新興国と日本を除くアジアが占め、日本は25ヶ国中20位。
(日経ヴェリタス)
・自動車部品メーカーによる合併・買収(M&A)や事業提携が相次ぐ。
曙ブレーキ <7238> [終値523円]独ロバート・ボッシュのファンデーションブレーキ事業を買収する方向で検討。
一段の事業拡大狙う。事業規模800億円程度。
河西工 <7256> [終値453円]中国・奇瑞汽車の傘下会社と合弁生産に乗り出す。
東洋ゴム <5105> [終値196円]2010年12月にマレーシア2位のタイヤメーカーであるシルバーストーンを完全子会社化。
・建設機械メーカーの業種が中国、インドネシアを中心とした新興国の需要の伸び受けてV字回復。
コマツ <6301> [終値2457円]日立建機 <6305> [終値1946円]2011年3月期連結業績、売上高前期比20%以上、
営業利益同2倍以上の増収増益の見込み。優位な点は鉱山開発用大型建機の製造・販売している点。
・2011年も中国産業用ロボット需要堅調に推移しそう。産業用ロボットは自動車製造以外の分野に広がる。
産業用ロボット世界シェア首位安川電 <6506> [終値768円]
・2011年は再び資源価格の高騰に見舞われそう。
鉄鉱石などの鉄鋼原料のほか、銅やアルミニウムといった非鉄金属も軒並み最高値の更新が予想される。
市場では08年上期の資源インフレノ再来を懸念する声が広がる。(日刊工業新聞)
・日産 <7201> [終値773円]新たな事業モデルの構築に動き出した。
カギは自社の乗用車を保有する顧客を対象にした「リテンション(顧客維持)ビジネス」
柱となるのが古いクルマ買い取る下取りと、下取りした中古車の販売。
・幻冬舎 <7843> [終値254500円]巡るMBO(経営陣が参加する買収)が不透明感払拭出来ず、
TOB(株式公開買い付け)応募株数は議決権ベースで58.17%、3分の1達せず、ファンドの動向焦点に。
・サイバーエージェント <4751> [終値177000円]
スマートフォン(高機能携帯電話)用アプリケーション事業で米グーグル基本ソフト(OS)アンドロイド向けの開発強化
・ウルシステム <3798> [終値66000円]発注側の立場で円滑な開発を支援するコンサルティングサービスを本格的に開始
スマートフォン(高機能携帯電話)の登場で活性化する携帯電話業界を初め幅広く開発を強化する考え。
・住友電工 <5802> [終値1120円]東京電力 <9501> [終値1983円]などと共同で
2011年11月に東電旭変電所(横浜市)で一般家庭に送る電気を高温超電導材料で流す実証試験をする。
・明電舎 <6508> [終値384円]
中国の生産拠点を活用してエレベーターや産業機器に搭載するモーターやインバーターなどの開発と設計に乗り出す。
・テルモ <4543> [終値4570円]円高対策やコスト削減のため、海外生産比率を引き上げ。
国内雇用は維持しつつ、現状3割程度の海外生産比率(生産額ベース)を5年後には5割まで引き上げる。
ベトナム既存工場で手掛ける方針。
・大手商社相次ぎ農業ビジネスに参入。
住友商事 <8053> [終値1149円]や三菱商事 <8058> [終値2198円]が国内農業生産法人に出資。
双日 <2768> [終値178円]南米で自ら農業生産に乗り出す。 (日経産業新聞)
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(今日の一言)
海外NY株式市場は、大幅続伸。
米サプライマネジメント協会(IMS)が発表した12月製造業景気指数は50を1年5ヶ月ぶりに上回った。
11月の建設支出が6月以来の高値水準となった。
バンク・オブ・アメリカが住宅ローン債券の買戻しで和解し、金融株が市場を先導したところも。
ダウとS&P500種は2年ぶり高値を更新。
欧州株式市場はFT100種総合は休場、クセトラDAXが+75.55、CAC40種平均が+96.08と反発した。
中国の製造業インフレが予想よりも落ち着いており、中国の金融引き締めを巡る不安が和らぐ。
英国市場が休場で全体には商いも少なかった。
東京市場は本日から2011年株式劇場が始まります。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
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大納会あとは恒例の『乙な会』昨年(2010年)末はこんな具合でした。
(株の御姉さん3連覇ならず・・・)
2011年出世銘柄を考えています。
本日大発会では上昇銘柄で最も出来高の上位の銘柄が今年を占うカギにも・・・
昨年はJALであり、実質は日立 <6501> [終値433円]でした。
資源高騰で商社の魅力も大きくなりそうです。
本命は三菱商事 <8058> [終値2198円]でしょうが、
レアアース(希土類)関連でも積極的な双日 <2768> [終値178円]にも注目してみます。
ウルシステム <3798> [終値66000円]発注側の立場で円滑な開発を支援するコンサルティングサービスを本格的に開始
スマートフォン(高機能携帯電話)の登場で活性化する携帯電話業界を初め幅広く開発を強化する考え。
日足チャートも急騰後の一服を経て出直り基調とも・・・?!
シコー <6667> [終値152500円]今年はスマートフォン(高機能携帯電話)のオートフォーカス機能に続き、
新たな部品開発に期待したいところです。電気自動車に絡んできそうです・・・
2011年は航空・宇宙関連も一つのテーマになって来るとも考えられます。
一昨年の半導体関連のような感覚(赤字で拾って黒字で売る)で
大阪チタニウム <5726> [終値3835円]東邦チタニウム <5727> [終値1962円]も気になるところです。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
「カブケイ」(株式経済新聞)がスタート。
「岡本が吠える 」
お笑い系変態チック武闘派のキャラクターです。
新春株式セミナー(20名限定) 大阪・新大阪東口150m
2011年1月8日(土)15:20〜
http://kabucoro.ikidane.com/index2.html
講師:岡本昌巳 大魔神
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週末の【2011年はバブルの匂い!?】
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● 本資料は、投資判断の参考となる情報の提供を唯一の目的としており、
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