コインチェック正式な登録業者

2018年12月20日（木）晴れ

・世界景気の先行きに対し、企業経営者の懸念が深まってきた。
日本経済新聞社19日まとめた、「社長100人アンケート」で、
世界景気の見通しを「拡大」とする回答は、米中の貿易戦争が本格化する前の6月調査比24ポイント減。
「拡大」は55.2％と依然過半数占めるが、「悪化」が11％と過去2年で最も厳しい見通しになる。
悪化の理由としては「中国景気の悪化」が最多。

・ソフトバンク（SB）<9434> ［終値1282円］終値は公開価格（1500円）を15％下回る。
初値は1463円と公開価格を2％下回った。
売り出した株式の価値は約3800億円目減りし、その分投資家に損失発生。
新たな株主が初日から損失抱える波乱の船出に。

・政府、ゆうちょ銀行　<7182> ［終値1231円］扱う貯金の預入限度額を今の2倍となる2600万円に上げる方針。
普通預金にあたる通常貯金と定期性貯金の合算で1300万円の枠を分離して、それぞれ1300万円とする。

・米国政府・議会が、中国の通信大手、華為技術（ファーウェイ）など5社の製品への警戒を強めている。
米国の最新技術を盗み取って軍備増強に利用する中国の動きが新たな段階に入り、
このままでは米軍の優位が失われることへの米国の焦燥感が背景に。
日本政府は政府調達で中国製通信機器を事実上排除する指針発表。
ソフトバンクグループ（SBG）<9984> ［終値8184円］も中国製品使わない方針を打ち出した。

・中国政府は2019年1月から自動車分野の外資規制を緩和する。
中央政府の認可が必要だった合弁乗用車メーカーの設立と、
18年から外資の単独進出が認められるようになった電気自動車（EV）メーカーの設立について、
地方政府に認可権限を委譲する。
欧米や日本の自動車大手が中国でのEV新会社設立の新工場の建設をしやすくなりそう。

・金融庁19日、仮想通貨交換業者のコインチェック（東京・渋谷）を改正資金決算に基づく登録業者に認める方針固めた。
同社は1月に不正なアクセス受け、約580億円分の仮想通貨が流出した。
金融庁は立ち入りを含む検査を進め、顧客の資産を守る体制が改善したと判断した。年内にも発表する。
同社は4月のマネックスグループ　<8698> ［終値385円］の完全子会社化になった。

・平成時代の終わりに最大の上場案件となったソフトバンク（SB）<9434> ［終値1282円］に、
再び多くの個人が資金の日本の資本市場や家計の資産形成にとって重い意味を持つ。
SB宮内謙社長上場会見で「自律的な経営」を強調したが、
ソフトバンクグループ（SBG）<9984> ［終値8184円］の取締役も兼ねる。
SB自身が安定して事業を成長させ、株主にもサービス利用者にも長期に報い続けることで懸念跳ね返せすこと。

・日本郵政　<6178> ［終値1272円］19日、米保険大手アフラック・インコーポレーテッドに出資すると正式発表。
2019年中に発行済み株式の7％を取得する。4年後には持ち分法適用会社として、事実上の筆頭株主になる。

・11月の貿易収支は7373億円の赤字で、2カ月連続。
原油などの資源高が続いて輸入が増えたことに加え、半導体関連などの輸出が鈍化。
製造業での在庫循環などを背景に、世界的に景気が減速する懸念も。

・日本生産性本部は19日、労働生産性の国際比較発表。
2017年のデータから算出した日本の1時間当たりの労働生産性は47.5ドル。
働き方改革による労働時間短縮の効果で16年比1.4％上昇も、先進7カ国（G7）のなかでは1970年以降、最下位が続く。
米国（72.0ドル）の7割弱の水準。

・金融庁は仮想通貨交換業者コインチェック（東京・渋谷）を正式な登録業者として認める方針。
同社に対する「免許業種」並みの厳格な審査は、高いハードルを越えられない業者に自主的に退場促すメッセージでもある。
仮想通貨ビジネスでさらに淘汰が加速する可能性も。

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2018年週末の【銘柄研究】検証（2018年9/11）
http://www.koronoasa.com/?p=43479

・カナダ紙ナショナル・ポスト（電子版）19日、中国で新たにカナダ人が拘束されたと報じた。
中国の通信機器最大手、華為技術（ファーウェイ）の孟晩舟・副社長兼最高財務責任者（CFO）が
米当局の要請によりカナダで逮捕された今月1日以降、中国でカナダ人の拘束が確認されたのは3人目に。

・「ペイペイ」でクレジットカードの不正利用が相次いだことで、
携帯電話会社やIT大手が普及目指すスマホ決済に落とし穴が露呈した格好に。
利用のハードルを下げようと、支払元となるクレジットカードの登録情報を少なくしている点が、逆に不正利用誘発。
セキュリティー確保と利用者利便の両立が必須に。

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【コロ朝プレミアム】の記事例載せました
http://www.koronoasa.com/blog2/
※記事の後ろの記号は、◎（好材料大）〇（好材料）▲（悪材料）×（悪材料大）など。
ただし、好材料も目先買い物が強すぎるとか、織り込み済みの場合は寄り付き後売られたり、売り気配になる場合も。
同様に悪材料も同じような状況になる場合もございますので注意が必要です。

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株式分割

バルニバービ　<3418> ［終値1975円］2019年1/31 　1株→2株

立会外分売

フルッタフルッタ　<2586> ［終値378円］12/20　366円　9万5000株

新規公開株

銘柄  コード　　市場　　　発行株数　　公募価格　　主幹事証券　注目度

2018/12/19 Ｋｕｄａｎ 4425  マザーズ 公開株数 196,500 公開価格 3,720円 引受証券 日興他 注目度 A
初値つかず8560円買い気配
事業内容:人工知覚技術の研究開発およびソフトウエアライセンスの提供

2018/12/20 Ａｍａｚｉａ  4424  マザーズ 公開株数 339,800 公開価格 1,320円 引受証券 日興他 注目度 B
事業内容:フリーミアム型マンガアプリ「マンガBANG!」などのサービス提供

2018/12/20 ＡｍｉｄＡホールディングス  7671 マザーズ 公開株数 592,200 公開価格 1,460円 引受証券 野村他 注目度 B
事業内容:EC（電子商取引）通販事業（印鑑・スタンプを中心とした商材を自社グループサイトを中心とした
インターネット通販サイトで販売）

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（今日の一言）

海外ＮＹ株式市場は、大幅下落して取引終えた。
イタリアの2019年予算案を、欧州委員会が承認し、欧州市場の反発も追い風となって、
ダウ工業株30種平均は一時381.7ドル（1.6％）高から、
米連邦準備理事会（FRB）はフェデラルファンド（FF）金利0.25％引き上げ、議長声明がタカ派と受け止められ下げ加速。
ダウの安値は23162.64ドルと513ドル（2.2％）安までと、1日の値幅が894ドルも・・・
2019年の利上げ回数は2回と、9月に示した前回見通しの3回から引き下げ。
ダウは終値ベースで2017年11月以来の安値となった。

アップル（-3.12%）グーグル（-0.55%）フェイスブック（-7.25%）アリババ（-2.61%）エヌビディア（-5.74%）
ネットフリックス（-1.54%）アマゾン・ドット・コム（-3.64%）バイオジェン（-0.70%）バークシャー（-0.69%）
ラッセル2000（-2.03%）HTG(ハイイールドファンド)（-0.93%）NBI（バイオテクノロジー株指数）（-2.01%）
（米国株の下落の予兆は小型株やハイイールドファンドからの資金流出から始まる傾向もあり価格追加）

欧州株式市場の主要3指数は5営業日ぶり反発。
イタリアの2019年予算案を、欧州委員会が承認したのを好感。
米連邦準備理事会（FRB）はハト派的な姿勢を期待した買いも。
ギリシャ(アテネ総合)株価指数（％）、イタリア（MIB）株価指数（％）とまちまち。

19日の東京株式市場で日経平均（-0.60％）は2日続落。
心理的節目の2万1000円を割り込みました。
東証株価指数（TOPIX）（-0.41％）も2日続落。

ソフトバンク（SB）<9434> ［終値円］の下落で待機資金の毀損も懸念されるところも・・・

東証マザーズ（+1.16％）は4日ぶり反発、日経ジャスダック平均（-0.29％）、東証2部（-1.32％）はそれぞれ4日続落で終了。

東証1部出来高は17億3903万株、売買代金は2兆8046億円。
東証1部騰落数は値上がり883(41％)銘柄、値下がり1,171(54％)銘柄、変わらず75(3％)銘柄に。

業種別ランキングでは9業種上昇、24業種下落に。
値上がり上位は、空運、建設、精密機器、機械、ガラス土石、化学、輸送用機器、・・・
値下がり上位は、鉱業、電気・ガス、石油石炭、医薬品、証券商品、小売業、銀行、・・・

東証1部値上がり上位は、ソースネクスト　<4344> ［現在613円　+51円］チェンジ　<3962> ［現在7220円　+600円］
enish <3667> ［現在473円　+37円］島根銀行　<7150> ［現在664円　+46円］

値下がり上位は、コムチュア　<3844> ［現在2725円　-490円］未来工業　<7931> ［現在2560円　-224円］
ティアック　<6803> ［現在201円　-17円］Hamee　<3134> ［現在1140円　-92円］

3メガバンク三菱UFJ　<8306> ［現在568.3円　-7.1円］みずほ　<8411> ［現在176.5円　-1.6円］
三井住友　<8316> ［現在3851円　-24円］

ソフトバンク（SB）<9434> ［終値1282円］終値は公開価格（1500円）を15％下回る。
初値は1463円と公開価格を2％下回った。
売り出した株式の価値は約3800億円目減りし、その分投資家に損失発生。
新たな株主が初日から損失抱える波乱の船出に。

EN蔵さんこと田代岳氏は「稀代の相場師の孫正義氏の売りに、買い向かって勝てるわけないよ」とも・・・

本日も厳しい相場になりそうながらも、反転の兆しとなる指標も灯り出しましたね。
多少は戻りを試しても良さそうなところに入ってきたようなところも・・・

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