負けない投資家に学ぶ

2019年12月15日（日）晴れ

・負けない投資家に学ぶ　目利き・忍耐・・・気まぐれ相場の歩き方
日経平均株価は13日に年初来高値を更新。
米中摩擦の緩和期待などが材料視されたが、摩擦の再燃リスクは残り、対応に苦慮する投資家も少なくない。
日経ヴェリタスは11月下旬、個人投資家3000人を調査。ここ5年の年平均利回りが3％以上の投資家を、
中長期で安定的に収益を確保する堅実投資家とみなして分析。
こうした「負けない投資家」は、狙った銘柄は株安局面で購入し、自信をもって保有し続けることが分かった。
調査では株式売買のタイミングで差が現れた。
堅実投資家の26.3％が8月の急落時に「狙っていた資産に追加投資した」と回答。
マイナス利回りの投資家（11.5％）を上回り、4人に1人が追加投資に踏み切っていた。
堅実投資家は安易に損切をしない点も共通する。
21.7％が「10％下落しても損切しない」と回答。

・負けない投資家に学ぶ　目利き・忍耐・・・気まぐれ相場の歩き方
堅実投資家の32.5％が「配当利回り」を今後も最も重視すると回答。
先行きが不透明な中ではインカムゲインは欠かせない。
堅実投資家は保有銘柄に自信を持ちながらも、資産の点検・見直しも怠らない。
点検・見直し頻度を「1カ月に1回以上」とした回答は48.2％に。
堅実投資家は海外株への投資意欲も高い。調査はポートフォリオのうち米国株は4.4％。
今後6.2％に高めたいとの結果も。

・負けない投資家に学ぶ　変化にぶれず、見逃さず
足元の市場は米中摩擦の緩和期待などから楽観ムードが漂う。
負けない投資家の手法を学び、今後の投資の参考に。
日経ヴェリタスが11月下旬に実施した個人投資家3000人調査では、
世帯金融資産の過去5年の平均利回り（値上がり益と配当収益の合計）が3％以上の堅実投資家「負けない投資家」は30.2％。
うち10％以上の投資家は4.8％。
一方、マイナス利回りの投資家は13.4％、0～3％未満の投資家を合わせると48.8％で、半数近くが収益の安定性に乏しい。

・負けない投資家に学ぶ　変化にぶれず、見逃さず
足元の市場は米中摩擦の緩和期待などから楽観ムードが漂う。
負けない投資家の手法を学び、今後の投資の参考に。
安易に損切はせず、急落時は買い増し。
調査では、日経平均株価が2万1000円を割り込み、半年ぶりの安値を付けた8月の投資行動を聞いた。
平均利回り3％以上の堅実投資家の26.3％が「狙っていた銘柄に追加投資した」と答え、
マイナス投資家（11.5％）に比べ下落に動じず果敢に投資していた。

・負けない投資家に学ぶ　変化にぶれず、見逃さず
足元の市場は米中摩擦の緩和期待などから楽観ムードが漂う。
負けない投資家の手法を学び、今後の投資の参考に。
株高局面でも強気で追加投資。
目利き力に自信を持つ堅実投資家は、狙った銘柄に関しては多少の割高でも一段の上昇を見越して買うこともある。
今回の調査では10月の株高局面で「一段の上昇を見込み追加投資した」と答えた堅実投資家は11.8％と、
マイナス利回りの投資家（6.0％）と差が開いた。
年平均利回り10％以上の優良投資家では15.2％に達した。
堅実投資家のうち、損切りの基準を「10％以上の含み損」とした人は21.7％で、「損切りしない」と合わせると54.4％。
利回り10％以上を確保する優良投資家では60.3％に上る。
自らの目利きを信じ、弱気にならないことも長期投資の成功の秘訣と言える。

・負けない投資家に学ぶ　変化にぶれず、見逃さず
「今後買いたい」は米国株
年平均3％以上の利回りを得る堅実投資家の投資先はどこか。
3000人調査では、現預金に次いで「日本株」との回答が多かった。
日本株は配当や株主優待が充実している銘柄が多く、安定したリターンを得られる点が魅力的なようだ。
今後の投資先では成長性に期待し「米国株」とする回答が目立った。

・負けない投資家に学ぶ　変化にぶれず、見逃さず
今後1年以内に買いたい日本株
1位ソフトバンク（SB）<9434> ［終値1452.0円］予想配当利回り5.9％
2位トヨタ　<7203> ［終値7811円］2.8％
3位楽天　<4755> ［終値933円］0.5％
4位JT　<2914> ［終値2501.5円］6.2％
5位オリックス　<8591> ［終値1843.0円］4.1％

・負けない投資家に学ぶ　変化にぶれず、見逃さず
今後1年以内に買いたい海外株
1位アップル（米）株価上昇率（2014年末比）2.5倍
2位アマゾン・ドット・コム（米）5.7倍
3位アルファベット（グーグル　米）2.5倍
4位マイクロソフト（米）3.3倍
5位コカ・コーラ（米）28％

・負けない投資家に学ぶ
2020年末の日経平均について、過去5年の投資利回りが年平均3％以上の堅実投資家は、マイナス利回りの投資家に比べ株高・円安を予想。
堅実投資家は4人に1人が「2万4000円以上」と回答。マイナス投資家は5人に1人にとどまる。
「2万5000円以上」との予想は、堅実派14％、マイナス投資家は12％。
来年末のドル円相場の見通しも、堅実投資家はマイナス投資家に比べ、円安傾向を予想する。
マイナス投資家の平均は1ドル＝105円44銭、堅実派は同106円12銭。

・ソニー　<6758> ［終値7443円］株価が好調。10日には2002年以来17年ぶりの高値を付けた。
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済  http://www.koronoasa.com/info/

・イノベ企業ファイリング　IBJ　<6071> ［終値1091円］
全国2200以上の結婚相談所に「お見合い相手の検索システム」を提供するIT（情報技術）企業。
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・ランキング：2019年の売買代金増加率ランキング　18年と19年1～11月の1日当たり平均と比較。
次世代通信規格「5G」やラグビーワールドカップ（W杯）といった話題のキーワードを象徴する銘柄が上位。

1位コロプラ　<3668> ［終値1242円］売買代金増加率　304.2％　年初来株価騰落率　64.6％　開発担ったゲームに市場期待
2位かんぽ生命　<7181> ［終値1990円］213.6％　▲26.1％
3位アンリツ　<6754> ［終値2179円］185.6％　36.4％　スマホ向け計測器に需要
8位ゴールドウイン　<8111> ［終値7940円］107.9％　34.6％　ラグビー日本代表グッズ人気

・読者が選ぶ注目企業　ここが知りたい　ハウス食品グループ本社　<2810> ［終値3775円］他企業と連携し業容拡大に動く。
「食」の販路、川上から川下まで手中に。多様性生かしコア事業に磨き。
株価、調整局面続く。海外事業の業績貢献に期待。

・MARKETS FOREX　想定外のリスク「世界的な金融危機」首位。
2020年も「強いドル」が続く。
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済  http://www.koronoasa.com/info/

・MARKETS STOCK　ジャスダック、上昇基調続く
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済  http://www.koronoasa.com/info/

・MARKETS COMMODITY　金、意外な底堅さ
市場の2大リスクイベントだった米中通商協議と英国総選挙を通過、投資家はリスク選考の度合いを強めている。
ただ市場では米国の対中強硬姿勢が今後も続くとの見方がくすぶり、安全資産である金への資金流入が続く。
金の指標となるニューヨーク金先物は、日本時間13日夕時点で、1トロイオンス＝1470ドル前後とほぼ横ばい圏で推移。

・MARKETS 仮想通貨
インターネット上の暗号資産（仮想通貨）ビットコインは下落。
情報サイトコインディスクによるとドル建て価格は日本時間13日12時時点で1ビットコイン＝7200ドル近辺と、
前の週末（7400ドル前後）を下回っている。

・世界株式番付：先週の世界の株式相場は主要25の株価指数のうち24指数が上昇。

上位1位メキシコ週間騰落率5.52% 2位香港4.49% 3位韓国4.25% 4位ロシア3.66% 6位日本2.86% 8位中国1.91%
下位25位スイス▲0.33% 24位インドネシア0.17% 23位マレーシア0.17% 22位ベトナム0.27% 21位米国0.43%

・銘柄ウオッチ　トップが語る　東洋合成　<4970> ［終値3720円］木村有仁社長
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