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銘柄研究・大阪チタニウム

ギリシャ問題がなかなか収束いたしません。

先週のダウ工業株30種平均は0.58%安、S&P500種も0.24%の下落となったもののナスダック指数は1.39%の上昇で終了。

ダウは2週ぶりの下落も直近8週間の内7週が下落となり、高値12876.00ドルから週末終値まで7.3%の下落。
S&P500種は同様に8週間の内7週で下落、高値1370.58ポイントから7.5%の下落。
ナスダック指数は8週間の内6週下落、6週ぶりの反発で高値2887.75ポイントから8.1%の下落となっています。

一方海外市場の軟調な展開にもかかわらず、日本株式市場は
週間ベースで日経平均株価が3.5%上昇、2週ぶり上昇ながら直近8週間では、3勝5敗。
直近高値10017.47円からでは週末の終値は3.38%の下落にとどまってます。
TOPIXは3.5%上昇。こちらも3勝5敗で直近高値866.65から3.86%の下落。
マザーズ指数は0.1%の2週連続の下落。こちらも3勝5敗。高値(480.73)からは、6.99%の下落に。
日経ジャスダック平均は0.1%の2週連続上昇。4勝4敗となり直近高値(1268.74)からは1.76%の下落に。
東証2部は1.7%上昇、2週連続上昇で5勝3敗、直近高値(2309.45)からは0.18%の下落とほぼ並んできたようなところ。
マザーズ指数は米国並みの水準も他の指数は総じて確りしているような状況とも取れます。

17日に中小型株バスケット買い観測が約3週間ぶりに途切れてマザーズ指数の下落につながっているようですが、東証2部やジャスダックは堅調です。

本日はまだ早いようにも思えますが、中長期スタンスで(5726)大阪チタニウムを取り上げてみます。
同社の金属チタンは航空機向けに3割となり、航空機の出来次第で業績が左右されてきます。

ボーイング社による今後20年間の需要予測最新版では単通路型機体の発注が国際旅客機市場の中心となるとしています。
その理由に燃料費の高騰、エアライン規制の自由化とアジア太平洋市場の巨大な成長をあげられています。
アジアでの中間層の拡大も航空機需要の一因でもあるかと。

毎年市場動向予測を発表しており、最新版よると90席以上の規模の旅客機と貨物機合計33,500機、4兆ドル相当とのこと。
昨年版が合計30,900機、3.6兆ドルだったので大きく増加しています。
特に旅客需要が2030年まで年率平均5.1%増加するとしている。
ボーイング予測ではアジア太平洋の総需要は2030年までに合計11,450機規模。これに対し 欧州は合計で7,550機、北米が7,530機となっています。

これまでの新型航空機の納入遅れによる展伸材の実需の減少から一転するというのは期待しすぎでしょうか?

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