プロ野球　オールスター戦中止

2020年5月12日（火）曇りのち晴れ

・新型コロナウイルスの感染が広がる中、医療関連の海外依存の高さが日本の医療体制の弱みとして浮かび上がっている。
後発薬の原料では5割を輸入に依存しており、供給不安の恐れも。
マスクや防護服など医療従事者に必須の医療装備品は軒並み中国からの輸入品に頼る。
政府は今後の感染症対策にも備えるため、400社超と協力して、医療品の国産化を進める。

・中国汽車工業協会11日、4月の新車販売、前年同月比4.4％増、207万台に。
前年同月実績を上回るのは2018年6月以来22か月ぶり。
インフラ建設再開や買い替え補助金などにより、トラックなど商用車の販売台数が過去最高になった影響が大きい。
一方、全体の7～8割程度占める乗用車は前年割れが続いている。

・新型コロナウイルスの感染拡大防ぐための入国制限について、中国が感染していないことを示す「陰性」などの条件付きで日本側にも緩和を打診。
中国は韓国にすでにビジネス目的の入国認め、正常化を徐々に進めている。
日本は緊急事態宣言の延長などに踏み切っており、中国側の提案に慎重姿勢崩していない。

・厚生労働省は11日、新型コロナウイルスの感染者情報を一元管理するシステムを月内にも稼働させる。
医療機関や感染者が自らスマートフォンやパソコンでPCR検査の結果や症状、行動歴を入力し、関係機関がクラウド上で共有する。
保健所の負担軽減につながるほか、症状や入退院などの正確な把握にも寄与。
週内にも21自治体で試験稼働を開始する。

・国内の新型コロナウイルス感染者数　国内の確認例　15700人（新たな感染者＋43人　11日午後8時半）死者657人（＋24）
東京都4883人（+15）神奈川1175人（+7）千葉879人（+3）埼玉965人（+2）大阪1744人（+1）兵庫694人（+1）福岡653人（0）

・三菱重工　<7011> ［終値2742.5円］11日、2020年3月期の連結税引き損益は326億円の赤字（前の期は1950億円の黒字）。
赤字は海外ブランドの損失が膨らんだ00年3月期以来20年ぶり。
自社開発のジェット旅客機「スペースジェット」事業で1200億円強の減損を計上、主力事業の民間航空機や自動車向け部品振るわず。

・世界の各国・地域が新型コロナウイルスの外出規制を相次いで緩和し、経済再開へと動き始めた。
ただ、感染の第2波を防ぐため人と距離を置く「社会的距離」が徹底され、飲食や観光、娯楽など経済活動にはなお多くの制約が残る。

・ドイツでは、1人の患者から新たに何人が観戦するか示す再生産数が再び上昇。
ロベルト・コッホ研究所、10日の再生産数は1.13まで上昇、感染終息の目安である「1」を2日連続で上回った。
韓国では集団感染が発生、中国湖北省武漢市では9日、都市封鎖解除後初の感染者発生。
感染の第2波、第3波をいかに抑えるかが課題に。

・新型コロナウイルスの影響で、海や空、陸の国際物流が停滞。
コンテナ船など海運は入港制限や船員不足で輸送能力が3割減るとの試算も。
航空は減便下で医療資材の輸送を優先しており、スペースが限られる貨物は運賃が一部で4倍に急騰。

・新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、デジタル・トランスフォーメーション（DX）課税を巡る国際ルールの取りまとめ作業が遅れている。
経済協力開発機構（OECD）は大筋合意の目標時期を7月から10月に変更。
足元では新興国が独自課税に踏み切り始めた。

・三菱UFJFG　＜8306＞ ［終値423.8円］国内で初めて、新型コロナウイルスへの対応を目的とした社債発行する。
6月上旬メドに600億円程度の発行目指す。
調達した資金は資金繰りに苦しむ中小企業への融資に充てる。
ESG（環境・社会・企業統治）を重視する投資家の資金を呼び込むのが狙い。

・株主総会に株主の来場を禁止することができるとの指針を経済産業省がまとめた。
企業が「株主の来場なく開催することがやむを得ないと判断した場合」は、
招集通知や自社のウェブサイトなどに記載し、株主に理解を求めるよう促す。

・貯蓄性保険の販売に急ブレーキがかかっている。
代表格である外貨建て保険の今年1－3月の銀行窓口販売額は約6000億円強と、前年同期比で4割減った模様。
世界的な金融緩和と金利低下で外国債券の利回りが急低下、販売停止に追い込まれたため。

・暗号資産（仮想通貨）ビットコインの供給量が日本時間12日午前に「半分」となる。
市場への供給量は当初の8分の1まで減少し、需給の引き締まり想定した投資家の資金が流入している。
世界の中央銀行が貨幣を増発するなかで、インフレへの抵抗力が高い資産として見直されている面も。

・中国が次世代通信規格「5G」の普及を加速。
すでに5G対応のスマートフォンの契約は5000万件突破。
年内には国内で対応スマホが100機種出そろい、契約数で世界の7割を握る見通し。
世界でも20カ国以上で5Gサービスが開始した。

・サウジアラビアのジャドアーン財務相は11日、日本の消費税にあたる付加価値税（VAT）を7/1から、15％へと現行（5％）の3倍へ引き上げる。
歳入の大半を頼る原油収入が大きく落ち込んだため。
実力者ムハンマド皇太子が旗を振る改革への逆風が強まる。

・サウジアラビア・エネルギー省11日、国営石油会社サウジアラビアラムコに日量100万バレルを6月から追加減産するよう指示。
低迷する原油価格を下支えするとともに、他の産油国に合意済みの削減を順守し、追加減産にも協力するよう促す狙い。

・世界各国・地域の新型コロナ感染者数（死者数）5/11午後4時現在、米ジョンズ・ホプキンズ大まとめ　世界全体410.3万人（282727人）
米国1329799（79528）スペイン224350（26621）英国220449（31930）イタリア219070（30560）ロシア209688（1915）フランス177094（26383）
ドイツ171879（7569）ブラジル162699（11123）トルコ138657（3786）イラン107603（6640）中国84010（4637）

・マクロミル　<3978> ［終値723円］傘下の調査会社センタン（東京・港）ユーザーの心拍数と発汗データの分析始めた。
まずカプコン　<9697> ［終値3585円］4月に発売したホラーゲームの事前調査で、狙った心理効果をもたらしているかを検証。

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・新型コロナウイルスの新規感染者数が減少傾向の地域の自治体が11日、
改正新型インフルエンザ対策特別措置法に基づく休業要請に関して、緩和の判断基準や具体的なスケジュールを相次ぎ示した。
政府が14日にも専門家会議で緊急事態宣言の「再評価」を要請、解除の是非を判断することを見据えた動き。

・プロ野球、7/19、20に開催予定だったオールスター戦の中止を決めた。
オールスター戦の中止は1951年に始まって以来初。
セ、パ両リーグの開幕日については、6月中旬から下旬目指すことで12球団で一致。

・産経新聞社とFNN（フジニュースネットワーク）9、10両日、合同世論調査実施。
緊急事態宣言の延長を「評価する」との回答は80.6％、「評価しない」は16.0％に。
新型コロナウイルス巡る一連の政府対応について「評価する」との回答は前回調査（4/11,12両日）比7.7ポイント増も36.4％にとどまり、
「評価しない」が57.0％（前回7ポイント減）に。
安倍晋三内閣支持率は前回調査比5.1ポイント増、44.1％、不支持率41.9％で、2カ月ぶりに支持が不支持を上回る。

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※記事の後ろの記号は、◎（好材料大）〇（好材料）▲（悪材料）×（悪材料大）など。
ただし、好材料も目先買い物が強すぎるとか、織り込み済みの場合は寄り付き後売られたり、売り気配になる場合も。
同様に悪材料も同じような状況になる場合もございますので注意が必要です。

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立会外分売

アンビスHD　<7071> ［終値3565円］5/18-25　30万株

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（今日の一言）

海外ＮＹ株式市場は、まちまち。
ダウ工業株30種平均は一時、プラス圏に浮上も引けにかけて売られる。
ただダウは朝方261ドル安の場面もあった。
中国や韓国で新型コロナウイルスの新たな集団感染が発生したと伝わり、米国でも感染の第2波を警戒した売りが優勢となった。
ナスダック総合株価指数は6日続伸、S&P500種株価指数も小幅ながらも続伸。
ナスダックは2月下旬以来の高値で終えた。
巨大ハイテク銘柄のGAFAM（アルファベット、アップル、フェイスブック、アマゾン・ドット・コム、マイクロソフト）は軒並み上昇。

アップル（+1.57%）グーグル（+1.07%）フェイスブック（+0.39%）アリババ（+2.09%）エヌビディア（+3.24%）
ネットフリックス（+1.14%）アマゾン・ドット・コム（+1.24%）バイオジェン（+4.46%）バークシャー（-1.24%）
マイクロソフト （+1.12%）ラッセル2000（-0.63%）HTG(ハイイールドファンド)（-0.45%）
（米国株の下落の予兆は小型株やハイイールドファンドからの資金流出から始まる傾向もあり価格追加）

3市場（NYSE、MKT、ナスダック取引所）出来高は約100.9億株、過去20日間平均約113.9億株。

欧州株式市場の主要3指数は休場明けの英国は上昇も、独仏株価指数は3営業日ぶり反落。
多くの国が封鎖措置を緩和する中、新型コロナウイルスの第2波が不安視された。
ギリシャ(アテネ総合)株価指数（-1.28％）、イタリア（MIB）株価指数（-0.33％）と下落。

11日の東京株式市場で日経平均（+1.05％）は3日続伸。
東証株価指数（TOPIX）（+1.53％）も2日続伸。

東証マザーズ（+1.25％）は2日ぶり反発、日経ジャスダック平均（+1.87％）、東証2部（+2.03％）はそれぞれ3日続伸で終了。

東証1部出来高は13億1355万株、売買代金は2兆2098億円。
東証1部騰落数は値上がり1,728(79％)銘柄、値下がり398(18％)銘柄、変わらず45(2％)銘柄に。

業種別ランキングでは28業種上昇、5業種下落に。
値上がり上位は、空運業、海運業、鉄鋼、非鉄金属、繊維製品、陸運業、輸送用機器、金属製品、ゴム製品、・・・
値下がり上位は、証券商品先物、医薬品、精密機器、情報・通信業、その他製品。

東証1部値上がり上位は、ニチイ学館　<9792> ［現在1455円　+300円］ワコム　<6727> ［現在457円　+80円］
みらかHD　<4544> ［現在3050円　+501円］UMCエレク　<6615> ［現在334円　+52円］

値下がり上位は、クックパッド　<2193> ［現在306円　-41円］朝日ネット　<3834> ［現在969円　-123円］
アイロムグループ　<2372> ［現在1917円　-237円］豊和工　<6203> ［現在723円　-63円］

三菱UFJ　<8306> ［現在423.8円　+4.6円］みずほ　<8411> ［現在123.3円　+0.7円］三井住友　<8316> ［現在2816.0円　+52.5円］

野村　<8604> ［現在424.1円　-17.0円］大和　<8601> ［現在433.1円　+1.1円］ソフトバンクグループ　<9984> ［現在4685円　+17円］

昨日は、これまで新型コロナウイルスの感染拡大で大きな負の影響を受けそうな企業が、買い戻されたようなところも・・・

本日は、米国市場では、巨大ハイテク銘柄が買われ、小型株指数のラッセル2000は下落。

日経平均株価の25日移動平均線かい離率が、5.5％となってきました。
騰落レシオ（25日）は117.64（前日比　+10.08）と少し注意信号も・・・

『相場の福の神』財産ネットの藤本誠之さんの日刊ゲンダイのコラムには、
JALCO　<6625> ［終値192円］が載っておりました。
コロナ禍大特需で、M&Aの成立ごとに業績の上方修正の連発期待と・・・

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