
エボラ出血熱が流行
- 2020年06月03日
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2020年6月3日(水)晴れ
・新型コロナウイルスの影響で各国の国境封鎖が続く中、経済需要に押される形で、一部地域で人が移動し始めている。
中国はハイテク産業支える技術者の派遣を日本企業に求めており、京セラ <6971> [終値6037円]や日系自動車部品メーカーなど社員送る。
欧州では観光シーズン前にギリシャやスペインが旅行者受け入れを計画中。
各国は感染対策を踏まえた移動制限の緩和を模索する。
PCR検査の体制に劣る日本は人の往来再開で後手に回る恐れがある。
・中西部ミネソタ州で起きた白人警官の暴力による黒人男性の死亡事件から1日で1週間経過。
全米で抗議デモが止まらず、一部が暴徒化し、ニューヨーク市は同日夜から夜間外出禁止令。
首都ワシントンでは州兵(ナショナルガード)が周辺の州から集められ、でも暴徒化に備えた厳戒態勢が敷かれた。
・3メガバンクとJR東日本 <9020> [終値8443円]など10社程度、デジタル通貨や電子マネーの相互利用に向けた検討始める。
3メガバンクのデジタル通貨をJR東日本のSuica(スイカ)と連携できるようにする方向。
インターネットイニシアティブ(IIJ)<3774> [終値3840円]の持ち分適用会社で
暗号資産(仮想通貨)交換のディーカレット(東京・千代田)が事務局となり、連携に向けた協議会立ち上げる。
・東京都2日、新型コロナウイルスの感染者34人を新たに確認。
新規感染者が増加傾向にあることから、都は感染拡大の兆候があるとして独自の警戒情報「東京アラート」を初めて発動。
小池百合子知事は現在の休業要請を緩和した状態を維持する意向示し
「引き続き必要な警戒をしながら、感染防止と経済社会活動との両立を図りたい」と述べた。
・日本の金融機関が世界市場全体の2割弱を持つローン担保証券「CLO」を巡り、
日銀 <8301> [終値29800円]と金融庁は2日、初の合同調査結果公表。
2019年9月時点の大手行の保有額は合計13.8兆円で、3年半前の2.7倍。
金融市場の混乱で価格が大幅に下落し減損損失が出るリスクも指摘。
CLOは複数の低格付け企業へのローン債権を束ねた商品。企業の支払う利息がCLOを持つ投資家の利益になる。
08年の金融危機の一因となったサブプライムローンかえあ蘇生した証券化商品と似ているとの見方もあり、各国の規制当局が注視。
・中国汽車工業協会2日、5月の新車販売、前年同月比11.7%増、213万6千台の見通し。
前年同月実績を上回るのは2カ月連続で、2ケタの増加幅になれば2018年4月以来、2年1カ月ぶり。
・黒人暴行死事件の抗議デモが全米を揺るがす規模に膨らんだのは、
人種差別に加え、新型コロナウイルスの感染と大量失業という三重苦への不満が爆発したため。
コロナによる死者の比率が黒人が白人の2倍超と極めて重く、失業率も16%と白人より高い。
・国内の新型コロナウイルス感染者数 国内の確認例 16745人(新たな感染者+49人 2日午後8時半)死者903人(+3)
北海道1082人(+3)東京都5283人(+34)神奈川1369人(+3)千葉903人(+1)埼玉999人(0)大阪1783人(0)福岡775人(+6)
・政府の新型コロナウイルスの感染拡大受けた2020年度第2次予算案で10兆円の予備費計上。
過去20年の平均予備費と比べると20倍に近い異例の規模、新型コロナの感染拡大するリスクに備える。
・安倍晋三首相2日、都内で開いた経団連の定時総会にビデオメッセージ(5/29収録)寄せた。
「世界最大の財政政策、前例なき金融政策、コロナ時代の成長戦略というこれまでにない強力な3本の矢を放ち、経済を再生させる」と述べた。
首相は経済情勢に関し「いま100年に1度の危機を迎えているが、100年に1度のチャンスでもある」と語る。
「困難おなかからチャンスを見出し、新たな行動へつなげる」と力説。
・政府はキャッシュレス決済の事業者が加盟店から受け取る手数料について開示するよう義務付ける。
消費税増税に合わせて導入したポイント還元制度は手数料に上限を設けたが、同制度は月内に終わる。
7月以降は再び手数料が上がる可能性が高い。
・新生銀行 <8303> [終値1398円]2日、ニュージーランド(NZ)ノンバンク最大手UDCファイナンスを買収する。
買収額7億6200NZドル(約510億円)となる見通し。拡大する海外市場の取り込みで収益力の強化を図る。
・生命保険の販売が急減している。
主要14社の2020年3月期決算では、新規の契約から得られる年間の保険料収入が11社で前の期比2ケタ減。
新型コロナウイルスの影響受けた外貨建て保険と節税メリットが魅力になっていた経営者保険の販売が急減。
・トランプ米大統領1日、白人警官の暴行による黒人死亡事件を機に全米で拡大している抗議デモの鎮圧にあたって、
自らの指揮下にある連邦軍の投入も辞さない方針を示す。
大統領選をにらみ保守層の支持固めを意識し、「力」を用いて治安維持を最優先する姿勢を鮮明にした。
・英国政府内で、次世代通信規格「5G」から中国通信機器最大手、華為技術(ファーウェイ)を排除すべきだとの声が高まっている。
新型コロナウイルスの感染拡大で、中国への不信感が急速に増しているため。
一度は押しのけた米国からのファーウェイ排除要請に応じる形になれば、同社製品を採用する欧州各国の判断にも影響しそう。
・米議会予算局(CBO)1日、新型コロナウイルスによる景気悪化で、
2030年までの実質国内総生産(GDP)が11年間の累積で当初予測比7.9兆ドル(約850兆円)下振れするとの試算公表。
累積GDPの3%分に相当する。10年かけても傷痕を完全に穴埋めできないと指摘。
・世界各国・地域の新型コロナ感染者数(死者数)6/2午後4時現在、米ジョンズ・ホプキンズ大まとめ 世界全体627.3万人(375683人)
米国1811277(105147)ブラジル526447(29937)ロシア414328(4849)英国277736(39127)スペイン239638(27127)イタリア233197(33475)
インド199343(5610)フランス189348(28838)ドイツ183594(8555)ペルー170039(4634)トルコ164769(4563)イラン154445(7878)
・世界保健機関(WHO)1日、コンゴ(旧ザイール)北西部に位置する赤道州の州都ムバンダガでエボラ出血熱が流行していると宣言。4
6人が感染、4人が死亡。コンゴでエボラ熱が流行するのは、今回で11回目。
・世界銀行2日、新型コロナウイルスの感染拡大による景気悪化で、
新興国と発展途上国の国内総生産(GDP)が5年間で最大11%押し下げられる恐れがあるとの報告書発表。
経済への打撃は長期に及ぶとし、貧富格差など社会的影響にも懸念示す。
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・「東京アラート」初めて発動。都内新たに34人感染。緩和第2段階は変わらず。
・会員制交流サイト(SNS)で誹謗中傷を受けた女子プロレスラー、木村花さん(22)が死去した問題受け、
高市早苗総務相2日、インターネット上の誹謗中傷の発信者を容易に特定するための制度改正について
「7月に中間とりまとめを行い、この段階でできるだけ全体像をお示ししたい」と述べる。
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※記事の後ろの記号は、◎(好材料大)〇(好材料)▲(悪材料)×(悪材料大)など。
ただし、好材料も目先買い物が強すぎるとか、織り込み済みの場合は寄り付き後売られたり、売り気配になる場合も。
同様に悪材料も同じような状況になる場合もございますので注意が必要です。
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第三者割当
日本精密 <7771> [終値92円]252万5300株 79.2円 6/19 割当先 キュロー
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(今日の一言)
海外NY株式市場は、3指数とも続伸。
米経済活動の再開で景 気回復を織り込む買いが優勢となり、資本財や素材を中心に幅広い銘柄が買われた。
全米で続く人種差別への抗議デモへの相場の影響は限定的に。
原油価格が3週ぶりの高値に迫ったことも株式市場の追い風に。
前日に5月の米米サプライマネジメント協会(ISM)の製造業景況感指数が上向いたこともあり、
米景気は最悪期を過ぎて回復に向かっているとの見方も多く。
アップル(+0.46%)グーグル(+0.52%)フェイスブック(+0.35%)アリババ(+3.76%)エヌビディア(+0.22%)
ネットフリックス(+0.33%)アマゾン・ドット・コム(+0.06%)バイオジェン(+0.47%)バークシャー(+1.14%)
マイクロソフト (+1.14%)ラッセル2000(+0.91%)HTG(ハイイールドファンド)(+0.99%)
(米国株の下落の予兆は小型株やハイイールドファンドからの資金流出から始まる傾向もあり価格追加)
3市場(NYSE、MKT、ナスダック取引所)出来高は約107.2億株、過去20日間平均約113.5億株。
欧州株式市場の主要3指数は上昇。休場明けの独DAX市場は大幅高。
ギリシャ(アテネ総合)株価指数(+1.92%)、イタリア(MIB)株価指数(+2.42%)と大幅続伸。
2日の東京株式市場で日経平均(+1.19%)は2日続伸。
東証株価指数(TOPIX)(+1.21%)も2日続伸。
東証マザーズ(+1.22%)は3日続伸、日経ジャスダック平均(+0.44%)は13日続伸、東証2部(+1.09%)は2日続伸で終了。
東証1部出来高は13億3573万株、売買代金は2兆4090億円。
東証1部騰落数は値上がり1,716(79%)銘柄、値下がり391(18%)銘柄、変わらず62(2%)銘柄に。
業種別ランキングでは31業種上昇、2業種下落に。
値上がり上位は、証券商品先物、不動産業、その他金融業、機械、非鉄金属、鉱業、食料品、鉄鋼、・・・
値下がり上位は、空運業、医薬品。
東証1部値上がり上位は、システムソフト <7527> [現在114円 +30円]DLE <3686> [現在235円 +50円]
サインポスト <3996> [現在2209円 +400円]クロスキャット <2307> [現在1230円 +167円]
値下がり上位は、曙ブレーキ <7238> [現在219円 -22円]enish <3667> [現在589円 -48円]
マイネット <3928> [現在1200円 -75円]第一三共 <4568> [現在9090円 -416円]
三菱UFJ <8306> [現在443.0円 +6.0円]みずほ <8411> [現在134.3円 +1.4円]三井住友 <8316> [現在3169.0円 +78.0円]
野村 <8604> [現在493.0円 +17.9円]大和 <8601> [現在463.7円 +12.5円]ソフトバンクグループ <9984> [現在5185円 +167円]
本日も買い優勢の始まりになりそうなところも、ちょっと過熱指標も灯っております。
伸びている銘柄は少しずつ利益確定も・・・
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