
水星逆行開始
- 2020年06月18日
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2020年6月18日(木)くもり 水星逆行(6/18~7/12)
・国の行政手続きのうち、オンラインで完結できるものが全体の1割に満たず。
給付金の支給が遅れるなど課題も。
約20年前からデジタル化の旗を抱えながら一向に改善しないアナログな現状は、再開に向かう経済の足を引っ張る。
・文部科学省17日、2021年の入学者を選抜する大学入試を巡る高校、大学関係者らとの協議を開き、
大学入試共通テストや国公私立大の個別試験を予定通りの日程で実施する方針。
・中国通信機器最大手、華為技術(ファーウェイ)2020年のスマートフォンの生産計画を下方修正へ。
米政府が5月、米国製の装置でつくった半導体を同社に使わせない方針打ち出し、その影響と。
日本の取引企業にも影響及ぼす。
・新型コロナウイルスの感染の疑いがない無症状者向けにPCR検査を受け付ける民間の診療所が増えている。
保険適用ではなく、2万~4万円程度の費用が掛かるが、抗原検査よりも精度は高い。
経済再開へ企業が従業員の感染状況を調べるために受けさせる動きが広がりそう。
・厚生労働省、新型コロナウイルス感染の有無を15~30分で判定できる「抗原検査」の検体に唾液の使用認める。
週内にも保険適用へ。キットは月78万回分供給できる。
迅速な抗原検査と高精度なPCR検査の2本柱で検査を拡充し、感染の「第2波」に備える。
・新型コロナウイルスの影響で落ち込んだ個人消費が、米国や中国で急反転。
5月の米小売売上高は前月比17.7%増。中国もネット通販大手の6月のセール初日の取扱高が前年同期比7割増。
自粛からの反動による「リベンジ消費」が起きているが、補助金や値下げに支えられた面もある。
・北朝鮮は17日、南北融和の拠点だった開城と金剛山に軍部隊を展開すると表明。
金正恩政委員長の妹、金与正朝鮮労働党第1副部長、軍との連携誇示。内外に指導力アピール。
・ニトリHD <9843> [終値19565円]連結営業利益は2020年3-5月期に370億円前後と前年同期比2割増へ。
新型コロナウイルス対応で在宅勤務となった人が増え、机や椅子といった家具の販売が増えた。
4月時点では新型コロナの影響で3-8月期の既存店売上高売上高を4%減とみていたが、3-5月は逆に2%増。
売上高は3%増の1700億円強。
・国内の新型コロナウイルス感染者数 国内の確認例 17356人(新たな感染者+42人 17日午後8時半)死者939人(+1)
北海道1167人(+6)東京都5633人(+16)神奈川1416人(+7)千葉917人(+1)埼玉1019人(+1)
静岡78人(+1)愛知517人(+3)大阪1794人(+4)福岡825人(+3)
・政府19日にまとめる6月の月例経済報告で、景気の基調判断を2年5か月ぶりに上方修正する。
全国で新型コロナウイルスの感染症に伴う緊急事態宣言が解除され、経済活動が徐々に再開していることを反映。
個人消費や企業の景況感はひとまず最悪期を脱しつつあるとみている。
・日本政府観光局(JNTO)17日、5月の訪日外国人客数が前年同月比99.9%減、1700人。
4月の2900人からさらに減少、単月の人数として最小更新。訪日客の回復は当面見込みづらい状況。
・ESG(環境・社会・企業統治)を重視した企業への投資が広がる中、ESGの評価会社が乱立することへの懸念が強まっている。
同じ企業でも評価に大きな格差がある場合でも目立つ。
欧米証券規制当局は客観的な評価基準の設定に向けて対策に動き出した。
・韓国ネット大手ネイバー、エンターテインメントのコンテンツ配信を拡大する。
音楽ライブの有料配信や漫画のオンライン配信で欧米を含めた世界市場を開拓。
ヤフーを傘下に持つZHD <4689> [終値489円]と統合する子会社LINE <3938> [終値5360円]に代わり、
韓国以外での成長を担う事業として位置付ける。
・北朝鮮による相次ぐ韓国への挑発緊張は1990年代の状況へと逆戻り。
2000年以降に進んだ南北融和は大きく後退する。
・インド北部ラダック地方にある中国との係争地域で中印両軍が衝突、インド軍の20人が死亡、中国軍も死傷者を出した。
両国の衝突で死者が出たのは1975年以来、45年ぶりで極めて異例。
緊張高まるリスクははらむ。
・欧州で、デフレへの警戒が強まる。
5月の消費者物価上昇率はユーロ圏19カ国中、イタリアやスペインなど12カ国でマイナスに。
物価の上がりにくい状況が続けば、政府や企業の債務負担は一段と重くなり、危機から抜け出しにくくなる。
・世界各国・地域の新型コロナ感染者数(死者数)6/17午後4時現在、米ジョンズ・ホプキンズ大まとめ 世界全体817.5万人(443730人)
米国2137731(116963)ブラジル923189(45241)ロシア544725(7274)インド354065(11903)英国299600(42054)スペイン244328(27136)
イタリア237500(34405)ペルー237156(7056)フランス194347(29550)イラン192439(9065)ドイツ188252(8820)チリ184449(3883)
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・大阪府吉村洋文知事17日、大阪大などと連携し開発進めている新型コロナウイルスワクチンについて、
医療従事者対象にした臨床試験(治験)を6/30から始めると明らかに。
治験の実施は全国で初。ワクチンは同大発バイオ企業アンジェス <4563> [終値2163円]が開発に着手。
すでに動物実験で安全性確認。
治験対象は、大阪市立大医学部付属病院の医療従事者20~30人。
10月には数百人規模に拡大して効果確認したうえ、年内にワクチン20万人分を製造。
来年春から秋にかけて、一般に向けた実用化を目指す計画。
・経団連17日、大手企業が支給する夏のボーナス(賞与・一時金)の第1回集計。
組合員の平均妥結額は92万5947円で、6年連続で90万円を超えた一方、昨夏比6.00%減。
減少率はリーマン・ショック後の2009年(19.39%減)以来の大きさ。
・東京商工会議所17日、会員の中小企業でのテレワーク実施状況の緊急調査結果。
緊急事態宣言発令以降、初の調査でテレワーク実施率は67.3%に。
宣言発令前の3月調査時(26.0%)から急増。
規模別でみると従業員300人以上では90%に達し、100人以上300人未満が77%、一方30人未満は45%に。
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※記事の後ろの記号は、◎(好材料大)〇(好材料)▲(悪材料)×(悪材料大)など。
ただし、好材料も目先買い物が強すぎるとか、織り込み済みの場合は寄り付き後売られたり、売り気配になる場合も。
同様に悪材料も同じような状況になる場合もございますので注意が必要です。
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株式分割
JMDC <4483> [終値6700円]9/30 1株→2株
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(今日の一言)
海外NY株式市場は、まちまち。引けにかけて失速。
ダウ工業株30種平均とS&P500種株価指数は4営業日ぶりに反落。
ナスダック総合株価指数は4営業日続伸。
新型コロナウイルスの感染が米国の一部地域で拡大。経済回復の兆しを巡る投資家の楽観姿勢が後退。
アップル(-0.14%)グーグル(+0.58%)フェイスブック(-0.05%)アリババ(+0.73%)エヌビディア(+1.85%)
ネットフリックス(+2.67%)アマゾン・ドット・コム(+0.98%)バイオジェン(-0.23%)バークシャー(-0.79%)
マイクロソフト (+0.35%)ズーム(-2.39%)ラッセル2000(-1.77%)HTG(ハイイールドファンド)(-0.47%)
(米国株の下落の予兆は小型株やハイイールドファンドからの資金流出から始まる傾向もあり価格追加)
3市場(NYSE、MKT、ナスダック取引所)出来高は約104億株、過去20日間平均約129.3億株。
欧州株式市場の主要3指数は続伸。
ギリシャ(アテネ総合)株価指数(-0.65%)、イタリア(MIB)株価指数(-0.20%)と反落。
17日の東京株式市場で日経平均( -0.56%)は2日ぶり反落。
東証株価指数(TOPIX)(-0.40%)も2日ぶり反落。
急騰後の当然の一服とも・・・
東証マザーズ(+2.13%)、日経ジャスダック平均(+0.75%)、東証2部(+0.61%)はそれぞれ2日続伸で終了。
東証1部出来高は11億7698万株、売買代金は2兆1759億円。
東証1部騰落数は値上がり869(40%)銘柄、値下がり1,222(56%)銘柄、変わらず77(3%)銘柄に。
業種別ランキングでは5業種上昇、28業種下落に。
値上がり上位は、情報・通信業、精密機器、その他製品、電気機器、石油石炭製品。
値下がり上位は、空運業、陸運業、繊維製品、ガラス土石製品、ゴム製品、輸送用機器、保険業、鉱業、・・・
東証1部値上がり上位は、DLE <3686> [現在665円 +100円]ノムラシステム <3940> [現在679円 +100円]
石川製作所 <6208> [現在1914円 +238円]GMOクラウド <3788> [現在8650円 +1070円]
値下がり上位は、東邦システム <4333> [現在933円 -66円]エニグモ <3665> [現在1072円 -69円]
インテージHD <4326> [現在819円 -52円]日空ビル <9706> [現在4720円 -270円]
三菱UFJ <8306> [現在446.9円 -3.1円]みずほ <8411> [現在137.3円 -1.0円]三井住友 <8316> [現在3202.0円 -46.0円]
野村 <8604> [現在476.3円 -2.0円]大和 <8601> [現在457.4円 -6.2円]ソフトバンクグループ <9984> [現在5295円 +253円]
本日から水星の逆行(6/18~7/12)がはじまります。
水星の逆行の初期には、株式相場、FX相場、その他、マーケットにおいても、短期で急激な上下変動が起きやすい特徴があります。
「ウィップソー」と呼ばれる「だまし」の動きが起きやすい時間帯でもあります。
故、急騰・急落によって往復売買で損失を被りやすい要注意な時間帯なのです。
前回は2020年2月17日~年3月10日
日経平均株価では、14日(17日の前営業日)終値2万3687円から3/10には1万9867円となりました。
ただそのあとが強烈でしたが・・・
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たいへん申し訳ございません。
6月19日(金)から出張で、22日(月)まで4日間お休みをいただきます。
23日(火)から平常配信いたします。
どうぞよろしくお願いいたします。
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