米政府中国企業5社製品使う企業と取引禁じる

2020年7月17日（金）雨のち曇り

・米政府は8月、華為技術（ファーウェイ）など中国企業5社の製品を使う企業が米政府と取引することを禁じる法律を施行する。
対象の日本企業は800社を超え、該当する中国製品の排除が必要となる。
対象の5社、華為技術（ファーウェイ）、中興通訊（ZTE）、杭州海康威数字技術（ハイクビジョン）、
浙江大華技術（ダーファ・テクノロジー）、海能達通信（ハイテラ）。
8月以降、これらの製品やサービスを使う企業とは、契約を新たに結んだり、更新したりしない。
中国政府に機密情報が流れるのを警戒するため。

・赤羽一嘉国土交通相16日、国内旅行の需要喚起策「Go To トラベル」事業について「東京を目的とする旅行、東京居住者の旅行を対象から外す」。
東京以外に住む人の東京以外への旅行については、予定通り22日以降の旅行から補助する考え。

・米ツイッターのSNS（交流サイト）上で15日、バイデン前副大統領ら複数の米著名人のアカウントが一時的に乗っ取られた。
何者かがサイバー攻撃で同社システムに不正アクセスしたのが原因とみられる。
政治・経済・社会の言語基盤の信頼が大きく傷ついた。
バラク・オバマ氏、ジョー・バイデン氏、マイケル・ブルームバーグ氏、ビル・ゲイツ氏、イーロン・マスク氏、ウォーレン・バフェット氏
ジェフ・ベゾス氏、キム・カーダシアン氏、カニエ・ウエスト氏、フロイド・メイウェザー氏、米アップル、米ウーバー・テクノロジーズなど。

・中国経済が先進国より早く新型コロナウイルスの打撃から立ち直ってきた。
16日発表の4‐6月の国内総生産（GDP）の実質国内総生産（GDP）成長率は前年同期比3.2％と2四半期ぶりにプラスに転じた。
回復は雇用に波及せず消費も弱いままで、下期は洪水など不安要因もある。
4‐6月の成長率は市場予想を上回り、1－3月のマイナス6.8％からプラス成長に戻る。
工業生産は1－3月の前年同期比8％減から4‐6月は同4％増まで改善。
半導体と車の回復が目を引き、6月の生産量の前年同期比伸び率は半導体が11％、車は20％。

・中国が先進国より早くプラス成長に転換、世界各国の中国向け輸出も回復しそう。
中国の輸入は4、5月と大幅に減少したが、6月は4カ月ぶりに前年同月の水準を上回った。
公共工事が急増、電線を作る銅、鉄鉱石などの輸入が膨らんだ。生産拡大で半導体や自動車部品の輸入も好調。

・東京都で16日、新型コロナウイルスの新規感染者数が過去最高更新。感染拡大は地方にも及び始め、企業は警戒感を強めている。
経済活動再開と感染防止の両立を迫られる企業は「自衛」に動き始めた。

・政府は17日、経済財政運営と改革の基本方針（骨太方針）を閣議決定する。
新型コロナウイルスで一変した世界に向き合う経済や財政の中長期的な展望は先送りした。

・政府は中小企業数の維持を狙った従来目標を見直す。
これまで掲げてきた「開業率が廃業率を上回る」との表現を近くまとめる2020年の成長戦略から削る。
統廃合を含めて新陳代謝を促し、全体の生産性向上を目指す方針に改める。

・半導体大手の台湾積体電路製造（TSMC）16日、2020年4‐6月期決算、純利益が過去最高を更新。
高機能スマートフォン向けなどが伸びた。通期の売上高見通しも上方修正し、前期比20％増収とした。

・マヒンドラ・アンド・マヒンドラなどインド農業機械大手3社の6月のトラクター販売台数、6万158台と前年同月比22％増。
政府の農家支援などが購入を後押しした。
インド経済は新型コロナウイルスの拡大で打撃を受けているが、農村部は都市部よりも早く持ち直す可能性がある。

・新型コロナウイルスの再拡大で、米景気の「V字回復」が一段と遠のく。
飲食需要は再び前年比7割減と落ち込み、製造部門も同1割減と持ち直しは緩やか。
トランプ政権は追加の経済対策の本格検討へ入る。

・欧州中央銀行（ECB）16日理事会、大規模な金融緩和の継続を決めた。
金融市場はは落ち着きを取り戻し、景気の落ち込みにもブレーキがかかっているが、デフレのリスクを避けるため粘り強い緩和が必要だと判断。
気候変動への対応も次の政策課題に浮上も。

・世界各国・地域の新型コロナ感染者数（死者数）7/16午後4時現在、米ジョンズ・ホプキンズ大まとめ　世界全体1355.7万人（584159人）
米国3499291（137419）ブラジル1966748（75366）インド968857（24914）ロシア745197（11753）ペルー337751（12417）チリ321205（7186）
メキシコ317635（36906）311049（4453）英国293469（45138）イラン264461（13410）257914（5426）スペイン257494（28413）

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・米連邦準備理事会（FRB）15日、全国12地区の連邦準備銀行による景況報告（ベージュブック）公表、
経済活動は「ほぼ全ての地区で上向いたが、新型コロナウイルスのパンデミック（世界的な流行）前よりもはるかに低水準だ」と指摘。
先行きは「かなり不透明だ」との懸念示した。

・中国国家統計局16日、6月の新築住宅価格指数、主要70都市のうち61都市で前月比上昇。
上昇した都市は前月比4都市増え、4カ月連続で増加。

・米労働省16日発表、失業保険の新規申請件数、7/11までの1週間で130万件と、前週比1万件減少。
雇用情勢の改善ペースが弱まっている可能性も。市場予想は125万件程度。

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※記事の後ろの記号は、◎（好材料大）〇（好材料）▲（悪材料）×（悪材料大）など。
ただし、好材料も目先買い物が強すぎるとか、織り込み済みの場合は寄り付き後売られたり、売り気配になる場合も。
同様に悪材料も同じような状況になる場合もございますので注意が必要です。

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自己株処分

シーアールイー　<3458> ［終値1596円］34万8700株

公募・売り出し価格

シーアールイー　<3458> ［終値1596円］公募95万7900株　売り出し71万4300株

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（今日の一言）

海外ＮＹ株式市場は、反落。
米雇用の回復鈍化を示唆する経済指標を手掛かりとした売りが優勢に。
米中関係の悪化懸念も投資家心理を悪化させた。
アナリストが投資判断を引き下げた航空機のボーイングが大幅に下落した。
引け後、ネットフリックスの四半期決算発表で、時間外で10％安に。

アップル（-1.23%）グーグル（+0.29%）フェイスブック（+0.27%）アリババ（-2.69%）エヌビディア（-0.90%）
ネットフリックス（+0.79%）アマゾン・ドット・コム（-0.30%）バイオジェン（-1.21%）バークシャー（+0.24%）
マイクロソフト （-1.98%）ズーム（-3.00%）ラッセル2000（-0.72%）HTG(ハイイールドファンド)（+0.10%）
（米国株の下落の予兆は小型株やハイイールドファンドからの資金流出から始まる傾向もあり価格追加）

3市場（NYSE、MKT、ナスダック取引所）出来高は約96億株、過去20日間平均約117億株。

欧州株式市場の主要3指数は反落。
軟調な決算や新型コロナウイルスの感染件数の増加が売り材料と。
ギリシャ(アテネ総合)株価指数（+0.04％）、イタリア（MIB）株価指数（+0.37％）と反発。

16日の東京株式市場で日経平均（-0.76％）は2日ぶり反落。
東証株価指数（TOPIX）（-0.66％）も2日ぶり反落。

東証マザーズ（-1.59％）、日経ジャスダック平均（-0.23％）は2日ぶり反落、東証2部（-0.81％）は3日続落で終了。

朝方から売りが先行。
中国・上海総合指数が3日続落となったことや、前場の取引終了後、東京都で新型コロナウイルスの1日あたりの新規感染者数が、
これまでで最も多い280人台になると報じられたこともあり、軟調な展開が続いた。

これまで大きく上昇していた中小型銘柄が大きく売られたようなところも・・・
個人投資家の投資心理は大きく傷ついたようなところも。

東証1部出来高は14億7564万株、売買代金は2兆4595億円。
東証1部騰落数は値上がり721(33％)銘柄、値下がり1,387(63％)銘柄、変わらず63(2％)銘柄に。

業種別ランキングでは16業種上昇、17業種下落に。
値上がり上位は、空運業、不動産業、その他金融業、鉄鋼、繊維製品、水産・農林業、パルプ・紙・・・
値下がり上位は、医薬品、電気・ガス業、情報・通信業、サービス業、精密機器、電気機器、その他製品、・・・

東証1部値上がり上位は、ダントーHD　<5337> ［現在219円　+50円］PRTIMES　<3922> ［現在3780円　+700円］
テラスカイ　<3915> ［現在3280円　+500円］ベイカレント　<6532> ［現在10980円　+1500円］

値下がり上位は、ヨシムラ・フード　<2884> ［現在971円　-300円］アイティメディア　<2148> ［現在1746円　-196円］
北の達人　<2930> ［現在522円　-56円］ファーマライズ　<2796> ［現在712円　-68円］

三菱UFJ　<8306> ［現在428.7円　+4.1円］みずほ　<8411> ［現在137.1円　+0.5円］三井住友　<8316> ［現在3126.0円　+39.0円］

野村　<8604> ［現在492.7　-3.6円］大和　<8601> ［現在471.7円　-4.9円］ソフトバンクグループ　<9984> ［現在6403円　-94円］

週末で、動きづらいような一日にも・・・

日経平均株価は高値水準で踏みとどまっていますが、個別材料株には、昨日戦闘不能になるような下落するものも出てきています。

抜けそうで抜けない、落ちそうで踏みとどまるような相場になっておりますが、じわじわと個人投資家の懐具合は悪化しているような感覚も・・・

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