
逆襲のコングロマリット
- 2020年08月30日
- 日経ヴェリタス
2020年8月30日(日)晴れ
・逆襲のコングロマリット 企業価値生み出す3つの「変身」
上場企業のグループ経営が転機迎えている。
経営効率が悪いとして投資家が敬遠しがちだった「コングロマリット(複合企業)」だが、
樹形の整え方次第では収益拡大と安定の両方を追求する新しい大樹になるという見方も強まってきた。
・逆襲のコングロマリット 企業価値生み出す3つの「変身」
グループの新形態を模索する動きは既に始まっている。
かつて膨大な事業領域を誇った日立 <6501> [終値3530.0円]リーマン・ショック後に巨額赤字計上。
投資家が求める「資本コスト」も意識した構造改革で、近年はあらゆるモノがネットにつながる独自のIoT基盤「ルマーダ」を軸とする事業構築を加速。
ソニー <6758> [終値8280円]もかつて不振を極めた電気事業から、ゲームや音楽といった継続課金(リカーリング)型ビジネスに注力する。
ソニーフィナンシャルHDの完全子会社化を進めるなど事業改革を急ぐ。
ソニー株は上昇基調たどっており、
市場では「エンターテインメントという軸に加え、稼げる事業を複数持っていることに投資家の目が向きつつある」との評価も。
・安倍首相辞意表明 株一時600円超安。
28日、安倍晋三首相が辞意を表明した。
午後2時ごろ「安倍晋三首相が辞意の意向を固めた」と伝わると、日経平均株価は急落、下げ幅は一時前日比600円超。
終値は326円安の2万2882円。2012年末に始まったアベノミクス相場はいったん終わりを迎える。
安倍首相は同日の記者会見で「20年続いたデフレに3本の矢で挑み、400万人の雇用を生み出した」と総括。
金融緩和、財政出動、成長戦略を軸とする「アベノミクス」を掲げ、株価は就任時の1万0080円から2.3倍になった。
今後の焦点は、安倍首相の後任を誰が引き継ぎ、コロナ危機を乗り越えるための経済・財政政策をどう立て直すかに移る。
28日は踏みとどまったように見える相場が崩れるかどうかは、大きな混乱なく首相交代を乗り切れるかにかかる。
・逆襲のコングロマリット
【横展開型】祖業から手を広げつつ、得意となった分野を横へと展開しながら深堀する手法は、多角化の成功事例が多いスタイル。
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://www.koronoasa.com/info/
・逆襲のコングロマリット
【変わり身型】M&A(合併・買収)や技術の見直しなどで既存事業とはそれほど関係ない分野を開拓し、時代の変化に備える企業もある。
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・逆襲のコングロマリット
【復活型】聖域なき構造改革を進めて”復活”を果たしたコングロマリット。
事業ポートフォリオを効率化するカギとなったのが、資本コストを意識した経営。
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・逆襲のコングロマリット
コングロマリット進化の2条件
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・安倍晋三首相の突然の辞意表明に、市場は動揺の色を隠せない。
28日の日経平均株価が一時前日比600円超下落したのは象徴的。
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・イノベ企業ファイリング BASE <4477> [終値8400円]電子商取引(EC)サイト開設や決済サービスの導入支援が主力。
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・ジャパンディスプレイ(JDI)<6740> [終値51円]26日開いた株主総会で、同社の企業統治(コーポレートガバナンス)への批判が相次いだ。
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・コカ・コーラボトラーズジャパンHD(コカBJH)<2579> [終値1700円]2つの構造問題に直面。
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・読者が選ぶ注目企業 ここが知りたい テルモ <4543> [終値4236円]コロナで主力カテーテル伸び悩み
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・MARKET ビットコインに個人マネー回帰 カネ余りで育つ「熱狂の芽」
リスク資産にマネーが向かっている。
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・ランキング:女性役員比率の高い企業
1位新生銀 <8303> [終値1217円]女性役員比率 40.0% 株価騰落率19年12月末と20年8/21比較 ▲29.9%
2位DeNA <2432> [終値1685円]33.3% ▲4.1%
3位エムスリー <2413> [終値6040円]30.0% 93.6%
5位カルビー <2229> [終値3305円]27.3% ▲6.3% 男性も意識改革、育休推進
6位ソニー <6758> [終値8280円]25.0% 11.9% 「管理職比率10%」目指す
19位第一三共 <4568> [終値9379円]21.4% 32.5% 法定超える育児・介護支援
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