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阪神3連敗ギブアップ?

2011年9月12日(月)新聞休刊日

・野田佳彦首相は11日、鉢呂吉雄前経済産業相の後任人事の調整を進める。
 12日中に皇居での認証式を経て正式就任させる段りに。

・米同時テロ10年、ニューヨークの世界貿易センタービルの跡地で追悼式典。
 オバマ米大統領夫妻、ブッシュ前大統領夫妻ら多数の要人が参列。

・岩手県知事選は11日投票、即日開票。無所属で現職の達増拓也氏(47)(民主推薦)再選。
 投票率は59.92%と前回2007年を8.61ポイント下回り、過去最低を更新。

・東日本大震災で発生したがれきの処理は自治体を悩ませている。
 岩手、宮城、福島3県のがれきの総量は推計2304万9000トンで、阪神大震災の1477万2000トンの約1.6倍にのぼる。
 9月になっても1次仮置き場に運び込む段階。環境省によると、搬入済みの割合は岩手が73%、宮城が50%と。

・横浜ゴム <5101> [終値425円]ロシアで建設中のタイヤ工場に約100億円を追加投資。 
 生産能力を当初計画の3倍の年420万本に引き上げ。
 寒冷地向けなどの高機能品で高い販売シェア持ち現地生産拡大で競争力高める。

・任天堂 <7974> [終値13160円]
 業績不振を払拭するため、8/11に1万円の大幅値下げに踏み切った携帯型ゲーム機「ニンテンドー3DS」
 1ヵ月足らずで、売り上げにかげり。値下げ直後の週には21万5千台を売り上げもその3週後には約4分の1まで落ち込む。

・東日本大震災後の返済猶予などの効果で歴史的な低水準が続いていた東北6県の倒産件数、10月以降に増加に転じる恐れ。
 国税や社会保険料の納付猶予は9月末に打ち切られ、震災から半年を経て自己破産申請の準備を整えつつある企業も。

・ロシアのパトルシェフ安全保障会議書記が11日、北方領土の国後島と歯舞群島の水晶島を訪問。
 インフラ整備の進展や国防態勢の視察が目的と。

・独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は11日、同社とスズキ <7269> [終値1526円]が2009年に結んだ提携合意に
 スズキが違反しているとする声明を発表。両社の関係はさらに悪化。

・ロシアの海軍艦艇20隻が北海道の北にある宗谷海峡を新たに通過。
 9日午後4時ごろに4隻、8〜10時に20隻が通過後、オホーツク海を北東に進んだ。日本に対する露骨な挑発行為と。(電子版)

・G7世界経済の減速に協調して対応で合意。
 発表された合意事項は市場の不安を払拭するだけの具体策乏しく、政策対応の手詰まり感露呈。
 日本が求めた円高是正も事実上空振り。 (11日 産経新聞)

・防衛省、9日夜ロシア海軍艦艇4隻が北海道宗谷海峡を通過と発表。他の約20隻の艦艇が宗谷海峡に向かっている。
 連日の挑発行為と。

・米カリフォルニア州南部やアリゾナ州の一部を含む広範囲な地域で8日、大規模停電発生。
 サンオノフレ原発の原子炉2基緊急停止。約500万人に影響。
 
・4470億ドルの緊急雇用対策発表したオバマ大統領は対策盛り込んだ雇用創出法案の早期成立目指しており
 超党派に協力呼びかけ。野党共和党は歳出拡大に反対しており調整の難航は確実。

・ドイツとオランダが債務危機の発源地ギリシャに
 「財政規律守れなければユーロ圏から離脱する選択肢もある」と最後通告。(10日 産経新聞)

・東日本大震災から11日で半年。死者・行方不明者10日現在で1万9867人。自宅に帰れない避難者は8万人超。
 元に戻すだけの「復旧」ではなく、成長のための「復興」にどうつなげるか。
 野田佳彦新政権の実行力問われる。

・鉢呂経済産業相10日夜不適切言動重ねた責任で辞任。内閣発足9日目の辞任。首相政権運営に不安抱える。
 
・自民党鉢呂経産相辞任受け、13日召集臨時国会で野田佳彦首相の任命責任厳しく追及。
 高支持政権の出ばなくじく好機と判断。
 公明党は民自公3党による協議路線崩さず。政権との距離感で自公両党の温度差広がる可能性も。

・富士電 <6504> [終値201円]福島県内で放射線量計の生産に乗り出す。今年度中に約8万台の組み立て委託。
 完成した製品を検査・出荷する自前の拠点を新設。 (11日 日経新聞)

・東日本大震災から本格復興目指す2011年度第3次補正予算案10兆円規模に。

・三菱商事 <8058> [終値1766円]英蘭ロイヤル・ダッチ・シェルやマレーシア国営石油ペトロナスなどと
 ブルネイ大規模天然ガス開発事業に参画。液化天然ガス(LNG)の安定調達へ。
 総事業費7000億〜8000億円。三菱商事最大500億円負担。 

・上場企業数8月末時点3596社とピークの2007年6月から約350社(約1割)減。7年前の水準へ。
 新規上場減少、親子上場の解消など上場廃止増加。MBO(経営者参加する買収)の増加も一因。

・9日午後欧州金融市場ではユーロ安・株安が進行。ユーロ相場一時1ユーロ=1.37ドル割り込み、2月下旬以来の安値に。
 ドイツ株式指数(DAX)も前日終値比一時4%近く下落。米株式市場も大幅続落。

・G7会議閉幕。参加国が世界景気の下振れ懸念共有した上で、
 日銀や欧州中央銀行(ECB)米連邦準備理事会(FRB)は潤沢な資金供給を継続する方針を確認。
 南欧の危機など巡って市場不安定な状況続く。

・オバマ大統領景気がすんなりと回復するとは思わず、投票直前リーマン・ショックがあり、
 経済不安が中間層の共和党離れ起した2008年前回選の構図再現目指す戦略に。

・大手銀行・損保・生保会社が2013年までの3年間で総額2兆円超の持ち合い株式の売却を計画。
 自己資本規制の厳格化で大量の株式保有が財務の健全性低下につながる可能性高めるため。株式市場の重荷に。

・台風12号の豪雨被害で大手損害保険5社の保険金支払い総額100億円超。業績への影響は限られそうと。

・東日本大震災による地震保険金の支払額が損保業界全体で1兆2000億円と阪神大震災の15倍に達する見通し。

・国際通貨基金(IMF)9日、
 東日本大震災の復興需要で景気押し上げが見込まれる2012年から消費税を段階的に15%まで引き上げるように提言。
 経済協力開発機構(OECD)も4月の対日審査報告で20%への増税求める。
 IMF日本担当カン氏「市場が信認しているいまのうちに日本が行動を起こすことが大事」と。

・内閣府9日発表、2011年4-6月期国内総生産(GDP)改定値、前期比0.5%減年率換算で2.1%減。
 速報値マイナス幅が広がる。設備投資は速報段階で前期比0.2%増も改定値では0.9%減少。
 7-9月期は前期比4%上回る見方も年度後半が問題に。
 民間エコノミスト40人の成長予測は9月調査は11年10-12月期プラス2.63% 12年1-3月期はプラス2.82%。
 8月調査から1〜2ポイント大幅な下方修正に。

・8月の消費動向調査、消費者心理示す消費者態度指数前月と同じ37.0に。消費者心理の改善は一服と。

・アフリカ経済成長にらみ、投資マネーも2005年ごろから流入活発に。
 新興国対象にした投資ファンドの協会によると
 サブサハラ地域への投資額は05年〜11年6月累計で115億ドル(約9000億円)に。現地企業設備投資増やす。

・欧州中央銀行(ECB)でドイツ出身のシュタルク専務理事が辞意伝達。危機対応めぐり欧州内で深まる溝を印象付け。
 危機に直面した国のユーロ圏離脱制度などを唱える北部欧州と
 ユーロ共同債構想など財政政策の統合を重視する南欧に温度差、調整難航も想定。

・8月インド新車販売台数前年同月比0.04%減25万6162台。前年割れは7月(2%減)に次ぎ2ヵ月連続。
 自動車ローン金利の上昇が購入の先送りにつながっているとみられる。

 メーカー別1位スズキ <7269> [終値1526円]子会社マルチ・スズキ17%減。
 2位現代自動車7%減、3位印タタ自動車28%減。 

・味の素 <2802> [終値907円]米国で調理済み冷凍食品事業強化。
 9月から小売り最大手米ウォルマート・ストアーズと取引始め全米約2500店舗でチャーハンや焼きそばなど4品の販売始める。
 米国ではアジア風食品市場が拡大。

・日立電線 <5812> [終値211円]2013年3月期を最終年とする中期経営計画の見直し発表。
 光海底ケーブル事業撤退や銅管事業の縮小などで国内人員の約1割、1200人を削減。
 13年3月期に5期ぶり連結最終黒字目指す。
 2012年3月期連結最終損益は190億円の赤字(前期129億円の赤字)見通し。従来予想は10億円の黒字に。

・OKK <6205> [終値91円]
 9月末タイの合弁子会社が使う工場で産業機械の部品加工に使う立型マシニングセンターを生産。初の海外生産へ。

・豊和工 <6203> [終値60円]11月から中国・天津で自動車部品向け工作機械の生産に乗り出す。
 中国の生産設備の自動化需要取り込む。 

・ダイワボウ <3107> [終値178円]7月から中国や台湾など向けに価格を従来機の半分に抑えた大型立て旋盤を投入。
 部品を他機種と共通化することでコスト削減。アジアで需要が伸びているインフラ関連メーカーに売り込む。
 初年度20億円程度の売上高目指す。

・シード <7743> [終値280円]2012年3月期中めどにベルギーに現地法人設立。市場調査の拠点として活用。
 将来欧州市場向けに基板投入へ。

・住生活グループ <5938> [終値1925円]
 住宅向け太陽光発電システムの販売・施工体制御拡充。専門知識もつ技術者3割増、2000人へ。
 太陽光発電の売上高2012年3月期に前期比2倍50億円に。

・TOTO <5332> [終値621円]中国で衛生陶器や蛇口など水栓金具の販売網拡充。
 大型ショールーム現在の11ヵ所から17ヵ所へ。販売代理店来春までに2割増の500社に。 

・富士通 <6702> [終値366円]オランダコーディス社と提携。
 複数企業の情報システムを統合し、一体運用するクラウドサービスを世界展開。
 2013年度年間300億円規模の事業に育てる。

・遠藤照明 <6932> [終値997円]米照明器具会社アイコン・インターナショナル(ロードアイランド州)買収。
 買収額1100万ドル(約8億5000万円)米国でLED照明器具の取り扱い始め、商業施設やオフィスビルに売り込む。

・日本マクドナルド <2702> [終値2025円]9日発表、8月の既存店売上高、前年同月比8.2%減。
 2ヵ月連続で前年実績下回る。節電や輪番休業による消費行動の変化で客数が5.9%減。
 売上高の減少幅は2003年8月(8.8%減)以来の大きさ。9月は「回復の兆し見え始めた」とも。

・パナソニック <6752> [終値781円]インドに天井扇の新工場設立。9月にも稼働。生産能力年100万台。現状の2倍。
 インドでは天井扇の市場年間1750万台。シェア10%獲得狙う。
  

・グンゼ <3002> [終値241円]
 2011年秋冬商戦で発熱・保温効果ある商品を拡充。商品数は前年より3割以上多い約100種類。

・IHI <7013> [終値241円]伊藤忠 <8001> [終値808円]
 共同でトルコでの大型橋建設を受注。受注金額約11億ドル(約850億円)。2015年納入。

・中国政府系ファンドとみられる「OD05オムニバス」日本株買い増し。
 12月決算会社の6月末大株主を調べたところ
 旭硝子 <5201> [終値713円]1.8%(10位)アサヒグループ <2502> [終値1621円]1.8%(10位)
 昭和シェル <5002> [終値569円]0.5%(10位)10位内株主として初めて登場。企業への目立った接触はなし。

 既存大株主も買い増し。
 キヤノン <7751> [終値3490円]1.6%→1.9%(9位)ブリジストン <5108> [終値1715円]1.4%→1.8%(8位) 
 キリン <2503> [終値1007円]1.5%→1.7%(7位)東燃ゼネラル <5012> [終値862円]0.8%→0.9%(6位)

 OD0の大株主3月末時点で123社推定保有額2兆円超に。
 中国経済成長で積み上がった外貨準備の運用先の多様化進める一環として日本株にも資金の一部振り向けてるようと。

・外国為替証拠金(FX)取引、個人投資家のユーロ買い急増。
 ユーロが対円ですでに割安と見て先行き反発するとの見方に傾いているため。
 「逆張り」の投資裏目に出ればユーロの買い持ち増やした個人投資家は被害被る可能性も。

・レアアース(希土類)反落。7月最高値から4〜20%前後安い。
 価格急騰で国内外の取引量減少する中、一部生産者が滞留した在庫を放出。
 磁石原料のネオジムやジスプロシウムの需給は今後引き締まる公算が大きく値下がりは一時的とも。

・日米欧7ヵ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議9日夜閉幕。
 欧州財政不安が金融市場の混乱や世界経済の減速招くリスク踏まえ、
 各国が債務削減と経済成長の両立に取り組んでいくことで一致。具体策は見えず。

・米株式市場ダウ工業株30種平均大幅下落。8/22以来ほぼ3週間ぶりに節目の1万1000円割り込む。
 欧州債務問題への懸念高まり欧州株大幅に下落。

・ミニブログ米ツイッター、M&A(買収・合併)加速。
 5月に英ソフト関連ベンチャー買収してから毎月1社ペースで買収重ねる。
 8月ロシア投資会社DSTグローバルなどから「大規模資金調達」8億ドルの投資受けたと報じる。(10日 日経新聞)

・バリュー(割安)株投資。
 投資会社ギャベリー・アセット・マネジメント(GAMCO)率いるマリオ・ギャベリー(69)東京に事務所開設。
 2002年春に日本株ファンド立ち上げ、この時期に「本格上陸」割安ゾーンに沈む日本株の投資魅力が高まったとみる。
 「東日本大震災から日本は必ず早期に復興。今が日本株への投資の好機」と意気込む。

・バリューハンター手法分析。最初のポイントは地力・地方・地味の「3地」

 長府製作 <5946> [終値2061円]カナモト <9678> [終値495円]三浦工 <6005> [終値1990円]不二電 <6654> [終値920円]

・「明日のテルモを探せ」高い技術を持ちユニークな事業モデルで海外進出にも積極的もテルモほどメジャーでない企業。
 
 松風 <7979> [終値743円]「人工歯」や「研削材」で国内シェア5割。

 メディキット <7749> [終値25450円]人工透析用カテーテルで国内シェア50%強。

 大学病院など採血管準備装置に強みを持つテクノメディカ <6678> [終値282500円]

 国内医療用白衣シェア6割のナガイレーベン <7447> [終値1160円] 

・「埋蔵金」を探せ。現預金で貯める会社もあれば、株式など他の金融商品に形を変えて温存する会社も。

 アイコム <6820> [終値1752円]無借金の上現預金6月末で281億円。株式時価総額は260億円。

 昭栄 <3003> [終値682円]保有株式キヤノン <7751> [終値3490円]株だけで900万株その時価300億円超。
 昭栄時価総額281億円。その他の株式合計保有株式時価500億円。

 岩塚薬 <2221> [終値2770円]
 保有香港上場中国食品メーカー旺旺集団(ワンワングループ)の株式時価400億円超。時価総額は170億円弱。 

・日経ヴェリタス 「埋蔵金」抱え割安評価企業「超割安」10銘柄

 大和冷機 <6459> [終値394円]リアルネットキャッシュ(実質的な純現金)÷時価総額 1.50倍
 リアルネットキャッシュ301.5億円 時価総額201.5億円 配当利回り2.5%

 ニッセイ <6271> [終値635円]1.44倍 274.2億円 190.0億円 3.2%

 天馬 <7958> [終値707円]1.40倍 301.5億円 215.2億円 2.7%

 北川工 <6896> [終値900円]1.38倍 162.9億円 117.7億円 1.8%

 菱洋エレク <8068> [終値722円]1.35倍 291.6億円 216.0億円 4.1% 

 前沢化成 <7925> [終値797円]1.33倍 165.4億円 124.2億円 3.1%

 ソフト99 <4464> [終値448円]1.33倍 132.8億円 100.0億円 3.1%

 松本油脂 <4365> [終値797円]1.28倍 261.6億円 204.12億円 2.7%

 ササクラ <6303> [終値640円]1.19倍 140.3億円 117.9億円 1.1%

 アイコム <6820> [終値1752円]1.15倍 293.6億円 254.9億円 1.1% 

・バリュー株投資、株価が本来あるべき水準に向け、中長期的に上昇することを大前提とする。
 単に割安という理由だけで投資をしては高い運用利回りは上げられず。
 企業が自ら抱える「埋蔵金」や潜在力をより有効に活用して初めて株価も上昇する。

・欧州債務問題への警戒感から9日、ユーロ安不安、1ユーロ=105円30銭と10年2ヵ月ぶりの安値。
 背景は政府債務と銀行経営への不安が相乗的に高まっていること。
 ギリシャ国債保有する金融機関の損失懸念が台頭。
 ユーロ圏が財政問題に決定打を打てない以上下値リスクを警戒しないわけにはいけないとも。

・市場の関心今月20、21両日開く米連邦公開市場委員会(FOMC)。
 バーナンキ氏長期の米物価上昇率が2%以下で安定していると自信示す。
 QE3で再びドルを世界中に撒き散らせば海外の猛反発は免れない。
 米金融政策と政治の閉塞感が強まる中で、第2の欧米金融・経済ショック防止に向けた動きは鈍い。

・中国株金融引き締め巡って揺れている。上海総合指数9日、前日比0.04%安と2497と小幅ながら続落。
 8月の消費者物価指数(CPI)の上昇率前年同月比6.2%と7月(6.5%)を下回ったのを受け引き締め懸念が後退。
 一時2500の大台回復後も午後は引き締め続くとの見方で売りに押される。

・新興国・資源国の中央銀行間で政策金利据え置く動き目立つ。世界景気の減速懸念が広がってきたため。
 インフレと景気の両にらみで難しい局面迎えている。
 韓国銀行(中央銀行)8日、政策金利年3.25%と3ヶ月連続で据え置いた。
 オーストラリアでは一度後退した利下げ観測が再燃。引き金は失業率の悪化。

・自動車部品各社が系列外取引を拡大。
 完成車メーカー間の競争激化で主力取引先だけに頼らない収益体質を構築する必要高まる。

 ケーヒン <7251> [終値1370円]連結売上高9割のホンダ <7267> [終値2347円]系も
 独ダイムラーから「メルセデス・ベンツ」ブランドの受注獲得。欧州自動車メーカーから初受注。

 デンソー <6902> [終値2351円]トヨタ <7203> [終値2680円]グループにもかかわらず、
 トヨタ向け売上比率5割程度にとどまる。

・会社がわかる 特集エーザイ <4523> [終値3290円]主力「アリセプト」と「パリエット」2製品特許切れ。
 「東アジア・新興国」と「がん」に期待。株価足元で底堅い動きは高水準の配当に対する安心感。
 年150円配当で株価3000円なら配当利回りは5%に。
 強気の中期計画「はやぶさ」では2016年3月期の1株利益を500円近くまで拡大6500円程度へ。市場は様子見。

・海外投資家の売りが日本株相場を押し下げる。8月第5週まで6種連続で日本株売り越し総額1兆1000億円超に。
 6週連続売り越しはギリシャ危機広がった昨年5〜6月以来。
 
 9日の株式市場ファナック <6954> [終値10730円]一時970円安(8%)安の水準に急落。
 
 コマツ <6301> [終値1797円]ツガミ <6101> [終値320円]オークマ <6103> [終値487円]など主要機械株が軒並み年初来安値に。
 日本企業の業績回復シナリオに黄信号がともれば外国人が日本株をさらに売る理由になる。

・OUT Look:今週の株式相場は8500〜8900円の範囲での値動きか。
 米景気減速や欧州金融システムに対する警戒感が根強い。G7も具体策見えず市場の不安払拭にはつながらず。
 日本株指標面の割安が相場を下支えしそうも、翌週に米連邦公開市場委員会(FOMC)開催控え、投資家慎重姿勢は続きそう。
 オバマ大統領8日、4470億ドル(約35兆円)の大規模景気・雇用対策打ち出すも、市場からは与野党攻防が続く議会で成立するか疑問視する声も。
 15日8月の鉱工業生産や9月の景況感指数などの発表。欧州動向次第では相場下振れる可能性も。

・Wall Street:今週の米株式相場は荒い値動きが続きそう。9日ダウ工業株30種平均は300ドル強下落。
 前日にオバマ大統領発表、景気・雇用対策も売り材料になった。
 欧州情勢は今週も市場の懸念材料に。ギリシャなどへの金融支援策めぐり欧州中央銀行(ECB)が割れているとの観測強まる。
 指標面での焦点は15日、8月の鉱工業生産と9月のフェラデルフィア連続の景況感指数に注目集める。

・プロの相場観 向こう1週間の【ブルベア調査】強気派49%(前回比+9)弱気派20%(同-9)中立派31%(変わらず)
 米国や欧州の景気減速懸念は薄れていないが、株価の割安感から目先は反転するとの見方も出ている。
 株価純資産倍率(PBR)が1倍下回る銘柄も続出、売られすぎとの指摘も多い。

・世界市場往来:先週の世界の株式相場は欧州の財政問題や米国景気の先行きに対する懸念からリスク回避の動きが目立ち、
 スペインやドイツなど欧州中心に売りが目立つ。
 6日無制限の為替介入を決めたスイスでは1%以上の上昇。ベトナム今週も好調。
 
・2001年9月11日米国同時多発テロから丸10年 テロと戦う日本企業。

 クボタ <6326> [終値610円]大阪大学と共同で液体爆発物の検査装置を開発。
 酸や強アルカリ危険物も区別。2〜3秒で中身判定。

 日立 <6501> [終値385円]駅や空港で爆発物を瞬時に検知、保有者を監視カメラで特定し、その後の動きも追跡。

 セコム <9735> [終値3570円]
 顔認証システムに力。新システムでは歩きながらでも認証可能に。今年度中の商品化目指す。

 日本セラミック <6929> [終値1525円]赤外線センサーで世界シェア6割。 

 センサー開発オプテックス <6914> [終値1004円]英国など欧州向けの売上高が全体の約4割占める。

・ランキング:震災直前3月10日終値起点。株価上昇下落した銘柄ランキング。

 上昇:1位不動テトラ <1813> [終値172円]騰落率224.5倍 津波で被災した港湾などへの製品需要。

 2位セリア <2782> [終値466000円]98.9% 100円ショップ運営。節約志向や日用品買い置き増。 

 3位グリー <3632> [終値2650円]88.3% 外出減少やすき間時間活用。つながり絆関連。

 7位スタジオアリス <2305> [終値1551円]67.7% 「七五三」前倒し撮影で衣装レンタル代割り引きなど奏効。

 8位ネットワン <7518> [終値206900円]63.3% 
 スマートフォン(高機能携帯電話)普及でデータ通信量急増。通信会社の回線増強投資が進む。 

 下落:1位東電 <9501> [終値394円]▲81.7% 原発事故当事者。他の電力株も総じて軟調。 
 
 2位ミツミ <6767> [終値559円]▲55.7% 任天堂 <7974> [終値13160円]3DS不発。

 3位エルピーダ <6665> [終値493円]▲55.5% 米欧など世界景気の不透明感強まりDRAMなどの市況悪化。

 8位ケネディスク <4321> [終値11970円]▲48.2 
 2008年秋リーマン・ショックで信用危機。東日本大震災機に不動産市況悪化への懸念強まる。

 9位アドバンテスト <6857> [終値892円]▲48.1% 
 約16年ぶりの安値。世界景気の減速などで半導体製造装置などの受注が低迷懸念。(日経ヴェリタス)

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新規公開株

コード  市場   銘柄      幹事証券  公募価格 発行株数  単位株

9/16 <6052> JQS イーピーミント みずほ  1500円  287,500株 100株

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(今日の一言)

週末のNY株式市場は、大幅続落。
欧州債務問題に対する市場不安が高まった。
9.11から10年ということもあり週末で持ち高解消の動きも増幅したようなところも・・・
オバマ大統領が前日発表した4470億ドルの雇用対策について、法案として通るのかという声も聴かれた。

欧州株式市場はFT100種総合指数(ロンドン)は-125.79、
クセトラDAX指数(フランクフルト)も-218.53、CAC40種平均(パリ)は-11.24と大幅反落となって終了。
欧州中央銀行(ECB)のシュタルク専務理事が任期途中で辞任すると伝わったことを受け、
またまた銀行株を中心に売りが広がった。
この辞任はイタリア・スペイン国債買い入れに対する抗議とみられており、
ユーロ圏債務危機への対応をめぐりECB内部で亀裂が深まっていることが浮き彫りに。

コロ朝プレミアム】には週末のあるお話も入っております。
 
米国では9.11から10年での新たなテロなどの警戒感もあったようですが、とりあえず過ぎているようです。
欧米株式市場の下楽は行き過ぎ的な感じも致しますが、あまり偏らず自然体で臨んでいきたいと思います。

今週の日経ヴェリタスはバリューハンター特集。「埋蔵金」銘柄が面白そうです。
日経ヴェリタス 「埋蔵金」抱え割安評価企業「超割安」10銘柄が載っておりました。

欧米株式市場のお幅下落とシカゴ225先物が8500円割れで週末を迎えております。
「9.11」という『特別な日』としての警戒感が過剰反応したようにも考えられますが・・・

オバマ大統領の再選戦略で前回選の再現(リーマン・ショック直後)狙うという方法が気懸りではありますが、
主体性がありませんが日本市場は悪くないというところも・・・

こんな波乱時には買いで取るとなると値上がり銘柄の1日の中での押し目買いで反発売りのような細かい商いも。
一つ一つの利益幅はほんとに少ないですが、本日限定すれば強い銘柄です。(ただ一日の終わりにはフラットに)

トランスジェニック <2342> [終値64100円]国立がんセンターと共同で
新規肺がんマーカーに対する抗体並びその診断応用に関して国際特許出願。

インフォマート <2492> [終値177000円]
フード業界で事実上のインフラ(ASP商談システム)として定着してきたと!?年初来高値ほぼ間近。

ゼンショー <7550> [終値1089円]9月に優待券。週末高値更新してきました。 

日本電産 <6594> [終値6030円]震災時に5730円の安値が瞬間ありますがここで拾って報われない水準ではないと思えます。

東プレ <5975> [終値735円]日足チャートが崩れ気味。売りから入る手も?!

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