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今こそ目利き運用


2021年1月24日(日)雨

・今こそ目利き運用 想定こす株高、光る銘柄はこう選ぶ
ここ数年、1~3月の日経平均株価は前年とは逆の動きになってきた。
経験則に沿えば、今年の年初は下げ相場になるはず。
そう見込んでいた投資家の多くが「急激な株高に取り残された感覚を持っている」。

・今こそ目利き運用 想定こす株高、光る銘柄はこう選ぶ
日経ヴェリタスが昨年末にお実施した高値をうかがうものの、「年初は調整」との予想が多かった。
だが、ふたを開けてみれば2つの「想定以上」が待っていた。
1つは株高のペースの速さ。ジョージア州の上院決選投票を通過すると日経平均は騰勢を強め、7日以降の5営業日で1500円超上げた。
「押し目を待っていた結果、全然変えなかったという投資家は多い」と話す。
もう一つの想定以上は米長期金利の上昇。ワクチン期待に加え、米国での財政出動拡大への思惑で米長期金利は一時1.1%台半ばまで急上昇。
このまま上昇が続けば、株高予想を支えていた低金利の継続という前提が崩れかねない。

・今こそ目利き運用 想定こす株高、光る銘柄はこう選ぶ
20年は二極化をアルファベットの形になぞられた「K字型相場」に乗ることが、有望な投資戦略だった。
コロナ下で進んだデジタル化と低金利を追い風とする成長株を買い、コロナが痛手となる景気敏感株などを売るスタイル。
2つの想定以上はこの戦略の見直しを迫る。

・今こそ目利き運用 想定こす株高、光る銘柄はこう選ぶ
想定より早く金利が上昇していることで、バリュエーション面での成長株の優位性が薄れつつある。
半面、割安に放置されていた景気敏感株には見直し買いが入りやすい。
「成長株には去年と同じ強気では臨めない」と、成長株の持ち株の比率を半分程度に減らしたところも。

・今こそ目利き運用 想定こす株高、光る銘柄はこう選ぶ
日経ヴェリタスはプロの声を参考に対処法吟味。
割安株では「景気回復時の業績改善の勢い」と「利益の質」
成長株では「割高株を補う安定成長力」と「環境意識の高まりへの対応」の4つが、ポイントとして浮かぶ上がった。

・今こそ目利き運用 想定こす株高、光る銘柄はこう選ぶ
全員参加型の相場にはなっていないだけに、なお上値余地が残る。
だが「買うから上がる、上がるから買う」という相場に便乗するだけでは足をすくわれかねない。
今からでも間に合う銘柄選びだからこそ、確かな「選球眼」が必要だ。
ポストK字型相場の戦略を探った。

・今こそ目利き運用 友好な4つの戦略
日本株が想定を超える速さで上昇したため、株高に乗り遅れた投資家は少なくない。
今からでも上昇が見込まれる銘柄を抽出すると、割安株は「業績改善の勢い」と「利益の質」、
成長株では「安定成長力」と「環境対応」がポイント。

・今こそ目利き運用 友好な4つの戦略
割安株、業績改善の勢いで選別 ホンダ、クラレ、住友化学など有望銘柄に
ゴールドマンサックス証券は、アナリストによる業績予想の上方修正の割合(リビジョン)が高く、
来期に2ケタ以上の営業増益を見込む企業を洗い出し、今年の有望銘柄と位置付けた。
目につくのは自動車関連株の多さ。
三井住友DSは、半導体関連の出遅れ株も有望と。
経済活動の再開や次世代通信規格「5G」の普及で半導体産業の国際団体SEMIの需要が高まり、世界的に品薄が続く。

・今こそ目利き運用 友好な4つの戦略
アナリストの業績予想が急改善している株
ホンダ <7267> [終値2851.5円]過去12週のリビジョン13.4% 来期営業増益率57%
豊田織機 <6201> [終値8540円]15.6% 48%
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・今こそ目利き運用 友好な4つの戦略
利益の質で割安脱却予測 建設・商社株に見直し余地
PER(株価収益率)やPBR(株価純資産倍率)といった伝統的な投資尺度は割安さの目安になるものの、
それだけで銘柄研究の実力を見極めるのは難しい。
だが、自己資本利益率(ROE)が高いのに割りあやすになっている銘柄は別。
株主から預かったお金でいかに効率よく稼ぎ出しているかを示すROEは、世界中の投資家が重視する指標。
高ROE銘柄は景気回復のタイミングで見直し余地が相対的に大きいといえる。
ROEが低いと、業績が改善してもPBRが上向かない傾向があり、分水嶺となる水準は8%とされる。

・今こそ目利き運用 友好な4つの戦略
ROE(自己資本利益率)の高い主な割安株
大成建設 <1801> [終値3610円]ROE 16.6% 来期予想増益率18.7% PBR0.98倍
中国電力 <9504> [終値1271円]15.0% 2.2% 0.65倍
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・今こそ目利き運用 友好な4つの戦略
長期安定成長株に投資妙味 モノタロウ、オービック・・・業績のブレ小さく
短期の値幅取りではなく、将来にわたる値上がりを狙う場合、成長期待の高い銘柄への投資が選択肢になる。
ただ、成長株はすでにPBR(株価純資産倍率)などの投資指標で割高になっている銘柄も少なくない。
「高値づかみになる可能性を下げるためには、業績が安定的に高成長する銘柄研究を探すことが重要」と。

・今こそ目利き運用 友好な4つの戦略
業績が長期で安定成長する見込みの銘柄
スコアは1株利益の成長率(5年平均、市場予想)を標準偏差(ブレ)で割った値。利益成長の安定度を示す。
モノタロウ <3064> [終値5200円]スコア17.7 1株利益成長見通し(5年平均、市場予想)19.8% 20年の株価騰落率79.6%
ソフトバンク(SB)<9434> [終値1347.0円]9.2 5.1% ▲11.4%
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・今こそ目利き運用 友好な4つの戦略
環境関連銘柄に成長期待 ウエストHDの株価、昨年3.4倍
テーマ性のある銘柄を選ぶのも地とつの戦略。
テーマ株というと投機色が強いと思われがちだが、脱炭素など環境関連は多くの主要国が重要施策に掲げており、
息の長い相場上昇につながる可能性がある。
昨年秋以降、環境に関連した世界のテーマ型上場投資信託(ETF)への資金流入が加速している。
流入が強まったタイミングは、コロナ禍からの復興局面で環境投資を重視するグリーンリカバリーが意識され始めた時期と重なる。

・今こそ目利き運用 友好な4つの戦略
世界の環境関連ETFに組み入れられている主な銘柄
ウエストHD <1407> [終値5290円]太陽光発電 20年の株価騰落率 3.4倍
レノバ  <9519> [終値4450円]再生可能エネルギー専業 3.4倍
TOTO <5332> [終値6000円]「水回り」の「整備 33.6%
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・今こそ目利き運用
米株高の背景にK字型景気回復 恩恵は富裕層限定、失業率は二極化
歴史的な株高をけん引する米国は、新型コロナウイルスコロナウイルスの最大の感染拡大国という一面を併せ持つ。
外出禁止などで一部の雇用が大きなダメージを受けており、だからこそ米連邦準備理事会(FRB)は当面、大規模な金融緩和を継続するとみられている。
しかし、金融緩和の効果は、ダメージを受けている人々よりもむしろ市場を潤し、これが株高を支えるという皮肉な現象を生む。
「K字型相場」の背景にはK字型の景気回復。
米国の失業率をみると、人種間での二極化が目立つ。白人の失業率は20年12月に6%と、4月のピーク(14.1%)から8.1ポイント下がった。
一方、黒人は失業率のピークが16.7%と高かったうえ、12月時点でも9.9%と低下ペースが鈍い。
「サービス業など相対的に低賃金で働いていた層が、雇用改善から取り残されている」と指摘。
空前の株高が後押しし、米国の家計の純資産は20年9月末で123兆5000億ドルと過去最高になった。
しかし、株式や投資信託の過半は、上位1%の富裕層が保有するとみられている。
株価上昇の恩恵は狭い範囲にしか及んでいない。
K字型の経済回復が続く限り金融緩和は維持され、株価への追い風は続く可能性が高い。
逆に言えば、実体経済や雇用の底上げが確認できれば金融緩和の出口が意識されやすくなる。
その場合、不景気の株高が終わり、景気回復下の株安につながる可能性は警戒するべきかもしれない。

・今こそ目利き運用 テクニカル分析から見る上値は 次の関門は2万9700円に。
日経平均株価の主な節目
3万8915円 史上最高値(1989年12/29)
3万5000円 心理的な節目(90年2/22)
3万円 心理的な節目(90年8/2)
2万9700円付近 25日移動平均から8%程度上方かい離した水準
2万8766円 2016年の安値から1万3814円上げ
2万8631円 22日終値
2万8476円 10日移動平均
2万7556円 25日移動平均
2万4031円 武漢封鎖前の昨年1/22終値

・VIX先物「カナリア」に
株式相場が急落するとき、よく相関を指摘されるのは、米国株の予想変動率を示すVIX。
例えば、コロナショックの起きた2020年3月には80超に急上昇。
VIXは「恐怖指数」と呼ばれることでもわかるように、現実的には市場参加者が株価下落をどれだけ恐れているかを表すとされる。
足元では20台で推移しており、「相場が崩れることを想定する投資家はそれほど多くない」状況。
ただ、VIXが急上昇したときにはすでに株価が大きく動いていることが多く、VIXは異変の兆候をいち早く示す「炭鉱のカナリア」にはならない。
市場関係者が注目するのは、VIX指数先物の建玉の推移。
12日時点では売り建てが買い建てを12万枚近く上回っており、20年2月以来の高水準になっている。
VIXの売り(ショート)が高水準になると、些細なショックで相場が逆回転する傾向がある。
例えば18年10月は、米長期金利の上昇をきっかけに売り建玉の解消が進み、変動率そのものが上昇。
機械的な売りが広がり、世界同時株安を招いた。
この直前のVIX先物は14万枚の売り建て超過になっていた。
18年2月の通称「VIXショック」の際も、17年10月の段階で売り建て超過が17万枚まで膨らんでいた。

・深刻な半導体不足が株式市場と企業業績を揺さぶっている。
減産を余儀なくされた自動車メーカーの株価が総じてさえない一方で、
東京エレク <8035> [終値43510円]やレザーテック <6920> [終値15170円]といった半導体関連企業の株価は
業績拡大の思惑から高値圏で騰落を繰り返す荒れた動きが続く。
「大型投資も見られず見られず、価格の上昇は続く」といった、半導体ショックの長期化を予想する声もf出ている。

・イノベ企業ファイリング アドソル日進 <3837> [終値3195円]セキュリティー基盤、「在宅」に応用
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・記者の目 鉄鋼3社、脱炭素でコスト2兆円増。
世界で脱炭素に向けた動きが加速する中、大きな影響を受けるのが製造業で最も温暖化ガス排出量が多い鉄鋼。
原材料を石炭に比べて割高な水素に変える方法が有力視されており、
日本製鉄 <5401> [終値1305.5円]など高炉3社が新たに負担するコストが日経推計で少なくとも約2兆円増え、このままだと利益を確保できない。
自動車を始め鋼鉄を使う幅広い業種も他人事ではない。
いずれは自動車、造船、建設など幅広い顧客への価格転嫁に動く局面が訪れそう。
鉄鋼が技術開発などの自助努力を徹底すべきなのは言うまでもない。

・ここが知りたい 凸版印刷 <7911> [終値1460円]変革期を迎えている。
紙媒体需要の低迷に伴いデジタル関連へのシフトや海外市場の開拓を急ぐ。
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・MARKET 直近IPO銘柄にマネー回帰
国内の新興株市場に資金が戻っている。
世界の景気回復期待を背景に上昇してきた大型株の動きに一服感がみられる中、
短期筋の個人投資家や一部の海外投資家などが2020年の終盤で新規株式公開(IPO)した銘柄やIT(情報技術)関連銘柄などに資金が振り向けている。
2月には新たに7社のIPOが予定。新興株がさらに活気づく期待も高まる。
松井証券によると、マザーズ銘柄を信用取引で買った株式の含み損益を示す信用評価損益率は21日時点でマイナス10%台まで改善し、
個人の投資余力もある。
緊急事態宣言下で在宅勤務が広がり、個人投資家の物色がさらに活発になる可能性がある。

・外国為替市場で円に下落のマグマが溜っている。
新型コロナのまん延で米国の大規模な金融緩和が長引くとの見方から、
金利面で魅力に乏しいドルを売る反対側で円が買われる円高がじりじり続いてきた。
ただ、2021年の金融市場の焦点は経済がコロナ前の成長軌道に回復するかに移る。
いったん市場で回復が意識されれば、外為市場で逆回転が始まり円安が進む可能性を指摘するころもある。
過去の経験則に習えば、数年ぶりの規模に膨らんだ投機筋の買い越しは、いずれ大幅な円安に転じる前触れと言える。
政治的な思惑も円安を後押しする。
米財務長官に就任予定のイエレン氏は19日の公聴会で「米国は競争的な通貨切り下げを志向しない」と表明。
ドル安を目指したトランプ政権との違いを打ち出した。
円安・ドル高への反転が本格化するかどうか、投機筋の買い越しが解消されるかどうかが1つの物差しになる。

・ランキング:2020年3-11月期に増収率が高かった企業ランキング
1位イオン北海道 <7512> [終値999円]増収率65.6% 巣ごもりで食品売り上げ増
2位ビザスク <4490> [終値4660円]61.5% 社外の専門家仲介にニーズ
3位ローツェ <6323> [終値8680円]44.7% 5Gスマホ半導体産業の国際団体SEMIの需要拡大

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