ESG投資額が35.3兆ドル

2021年7月20日（火）晴れ

・第4の革命　カーボンゼロ　GXの衝撃（1）炭素負債4700兆円が迫る経営転換　主要1000社、50年までに計42兆ドル超「負債」。
温暖化ガス排出を実質的になくすカーボンゼロの取り組みで世界の企業が選別され始めた。
動きが鈍い企業は退場を迫られる。脱炭素を軸に経営を刷新できるか。
グリーントランスフォーメーション（GX＝緑転）が企業価値を決する。

・日本企業の動きは心もとない。
東京電力HD　<9501> ［終値330円］の再生エネ出力は計1000万KWと現時点でトタルを上回るが、
30年代前半までに最大1700万KWと逆にトタルの6分の1。
ENEOSHD　<5020> ［終値461.4円］も30年ごろまでに数百万KW。
ENEOSと東京ガス　<9531> ［終値2056.0円］を足し、ようやくオーステッド（デンマーク）に並ぶ。

・米国、欧州、日本の各政府・期間は19日、中国のサイバー攻撃を一斉に非難。
中国政府とつながるハッカーが世界でランサムウエア（身代金要求型ウイルス）などによる攻撃を行い、
経済活動の脅威になっているとみなし。
バイデン米政権は同盟国とともに中国へ圧力をかけて是正を求める。
日本、英国、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、欧州連合（EU）、北大西洋条約機構（NATO）が中国を非難。

・スズキ　<7269> ［終値4461円］2025年までに電気自動車（EV）に参入する。
小型化、軽量化のノウハウを生かし、まずは主力のインド市場向けに消費者負担で実質100万円台を視野に開発する。
日欧市場にも順次投入する。国内主要メーカーのEVが出そろうことになり、軽自動車含め小型車でのEVシフトが進みそう。
軽サイズの小型EVを巡っては、日産自　<7201> ［終値561.9円］三菱自　<7211> ［終値286円］
ホンダ　<7267> ［終値3457.0円］も開発進めている。
電池を軽サイズの車体に収め、値ごろ感を維持することが開発競争の焦点となる。

・韓国大統領府は19日、東京五輪の開会式に合わせた文在寅大統領の日本訪問を見送ると発表。

・トヨタ　<7203> ［終値9740円］東京五輪大会関連のテレビコマーシャル（CM）を見送る方針明らかに。
最高位スポンサーだが、開催の是非などを巡り世論が分かれる大会運営から距離を置く姿勢鮮明にした。
トヨタ関係者は「今回は企業イメージが低下しかねない」と漏らす。
他の五輪スポンサーも対応に苦慮。味の素　<2802> ［終値2830.0円］6月末、五輪関連のCMを7月に放送しないことを決めた。

・日米欧などが中国のサイバー攻撃の攻撃元だと名指しする異例の措置を取った。
中国の関与が指摘されるケースが各国で相次ぎ、一国での対応には限界があるから。
米政府は今回、50程度の具体的な手口を挙げて注意喚起。
手法は基本的なものが多く、人海戦術も組み合わせて弱点を執拗に攻撃する姿が浮かびあがる。

・厚生労働省19日、中外製薬　<4519> ［終値4149円］の新型コロナウイルス向け治療薬「抗体カクテル療法」の製造販売を特許承認。
国内のコロナ治療薬は4つ目。臨床試験（治験）では入院や死亡リスクが7割減ったとされ、重症化抑制が期待される。
変異ウイルスが広がる中、ワクチン接種に続く新たな「武器」となる。
重症化リスクのある軽度、中等度の患者に使う。

・秋までにある衆院選を前に、与野党で引退・不出馬表明が相次ぐ。
1990年代前半より前に初当選した議員も目立つ。
衆院選で10県の選挙区が減る「10増10減」に備えた動きも垣間見える。

・インターネットのデータ通信量が新型コロナウイルスの拡大に伴い、2年前から2倍に。
23日開幕の東京五輪のオンライン観戦により通信量がさらに増え、速度や画質が局所的に低下する可能性がある。
動画通信サービスやテレワークの利用拡大が背景にある。

・政府19日まとめた7月の月例経済報告で、
景気の総括判断を前月と同じ「持ち直しの動きが続いているものの、一部で弱さが増している」に3カ月連続で据え置く。

・新型コロナウイルス禍で働き方や価値観が変わり、東京から地方に生活拠点を移す動きが生まれている。
住宅価格の上昇や通勤負担でライフスタイルを見直す人も少なくない。
バブル崩壊以降初めて芽生えた「脱・東京」の流れは定着するか。

・オリックス　<8591> ［終値1887.0円］国内外で再生可能エネルギー関連の投資を拡大する。
再生可能エネ開発事業者のM&A（合併・買収）や発電設備の新規開発を通じ、運用資産を今後5年間で2倍の1兆円規模にする。
買収した欧州の開発事業者と資産運用会社が連携し、インフラファンドの立ち上げも検討。

・米ゴールドマン・サックスは日本で、不動産などのオルタナティブ（非伝統）資産への投資を拡大する。
グループで分散していた投資人材を集約し、人材を効率活用することで、幅広い案件に対応できるようにする。
2000年代に活発化していた企業投資も再開へ。
注力するのが不動産で、投資額は従来の年1000億～1500億円から倍増の2500億円規模に。
ESG（環境・社会・企業統治）の観点から、ビルを建て替えでなく、改装通じて入居需要を高める取り組みを始める。
新型コロナで打撃を受けたホテルにも関心。

・中国の通貨人民元の国際化が再び勢いを強めている。
民間銀行が算出する国際化指数は5年半ぶりに過去最高を更新。
2030年までに外貨準備や国際決済の通貨として日本円を超えるとの予想が相次ぐ。

・ニューヨーク市場のWTI（ウエスト・テキサス・インターミディエート）原油先物が日本時間19日時間外取引で下落、
期近物が1バレル70ドルを1カ月ぶりに下回る場面も。
石油輸出機構（OPEC）加盟国にロシアなど加えた「OPECプラス」が18日の協議で、
8月以降の生産量を毎月、日量40万バレルずつ増やすことで合意。
供給不安が和らぐ。

・世界持続的投資連合（GSIA）19日、2020年の世界のESG（環境・社会・企業統治）投資額が35.3兆ドル（約3900兆円）だったと発表。
18年比で15％増。気候変動や人権問題への関心の高まりからESG投資が拡大。
全運用資産に占める比率は18年比2.5ポイント上昇の35.9％となった。

・世界各国・地域の新型コロナ感染者数前日比（死者数）7/19午後4時現在、米ジョンズ・ホプキンズ大まとめ　世界全体42.5万人（6661人）
米国10879（122）インド38164（499）ブラジル34126（948）フランス12532（5）ロシア24480（753）トルコ7580（66）
英国47848（28）アルゼンチン6935（115）コロンビア18206（476）イタリア3126（3）スペイン0（0）ドイツ963（1）

ここから【コロ朝プレミアム】に掲載
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7/22（木）【コロ朝セミナー】特別講演会　櫻井英明氏WEB独演会（ダウンロード）
https://www.directform.jp/form/f.do?id=9060d80a8139de7

8/7（土） 【コロ朝セミナー】8月特別篇 相場の福の神参上（東京・八丁堀）
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・産経新聞社とFNN（フジニュースネットワーク）17，18両日、合同世論調査実施。
菅義偉内閣支持率は前回調査（6/19，20）から4.4ポイント減、39.0％で今年1月以降最低に。
不支持率は3.9ポイント増の55.5％に。
政府の新型コロナウイルス対策を「評価しない」との回答は63.8％、「評価する」の30.4％を上回った。
五輪を「楽しみにしている」47.2％で、「楽しみにしていない」の49.2％と拮抗。

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※記事の後ろの記号は、◎（好材料大）〇（好材料）▲（悪材料）×（悪材料大）など。
ただし、好材料も目先買い物が強すぎるとか、織り込み済みの場合は寄り付き後売られたり、売り気配になる場合も。
同様に悪材料も同じような状況になる場合もございますので注意が必要です。

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公募・売り出し価格

エスコンジャパンリート　<2971> ［終値152500円］14万5282円　申込み7/20-21

サムティ・レジデンシャル　<3459> ［終値130600円］12万4675円　払込日7/20

AIメカテック　<6227> ［IPO］1920円

デリバリーコンサルティング　<9240> ［IPO］950円

新規公開株

銘柄 コード　　市場　　　発行株数　　公募価格　　主幹事証券　注目度

2021/7/20 アシロ　7378 マザーズ　　サービス業　公開株数　4,833,600　公開価格　1,160円　引受証券　野村他　注目度　A
事業内容:弁護士業界とIT(情報技術)を結びつけたリーガルメディアサイトの運営など

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（今日の一言）

海外ＮＹ株式市場は、大幅続落。
新型コロナウイルスのデルタ変異株の感染拡大で新たなロックダウン（都市封鎖）が実施され、
景気回復が頓挫するとの懸念から広範な部門に売りが出た。

ナスダック総合株価指数とS&P500種株価指数の下落率は5月中旬以来、ダウ工業株30種平均は昨年10月以降で最大。

金利に敏感な銀行株が売られ、旅行・娯楽関連の下げが目立った。

フィラデルフィア半導体指数(SOX)は小幅ながらも続落。

ニューヨーク商品取引所（COMEX）の金塊先物相場は対ユーロでのドル高進行が重しとなり、続落。

ニューヨーク商業取引所（NYMEX）の原油先物相場は
石油輸出国機構（OPEC）加盟国とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」の増産決定などを受けて売り込まれ、急反落。

アップル（-2.69%）グーグル（-1.97%）フェイスブック（-1.23%）アリババ（-1.50%）エヌビディア（+3.41%）
ネットフリックス（+0.37%）アマゾン・ドット・コム（-0.67%）バイオジェン（-0.14%）バークシャー（-1.89%）
マイクロソフト （-1.33%）ズーム（-2.15%）テスラ（+0.31%）ラッセル2000（-1.51%）HTG(ハイイールドファンド)（-0.67%）
（米国株の下落の予兆は小型株やハイイールドファンドからの資金流出から始まる傾向もあり価格追加）

3市場（NYSE、MKT、ナスダック取引所）出来高は約120.2億株、過去20日間平均約101.7億株。

欧州株式市場の主要3指数は4日続落。

週明け19日の東京株式市場で日経平均（-1.25％）は4日続落。
東証株価指数（TOPIX）（-1.30％）も4日続落。

東証マザーズ（-1.87％）は4日続落、日経ジャスダック平均（-0.51％）は2日ぶり反落、東証2部（-0.62％）は2日ぶり反落で終了。

東証1部出来高は9億5163万株、売買代金は2兆0666億円。
東証1部騰落数は値上がり217(9％)銘柄、値下がり1,912(87％)銘柄、変わらず63(2％銘柄に。

マザーズ出来高は8330万株、売買代金は1563億円。
マザーズ騰落数は値上がり57(15％)銘柄、値下がり305(82％)銘柄、変わらず9(2％)銘柄に。

東証1部業種別ランキングでは1業種上昇、32業種下落に。
値上がり上位は、医薬品。
値下がり上位は、空運業、鉄鋼、電気機器、非鉄金属、ｶﾞﾗｽ土石製品、金属製品、鉱業、輸送用機器、・・・

東証1部値上がり上位は、ファーマフーズ　<2929> ［現在3375円　+500円］JCVケンウッド　<6632> ［現在268円　+29円］
ERIHD　<6083> ［現在953円　+69円］リズム　<7769> ［現在924円　+49円］

値下がり上位は、ネットマーケティング　<6175> ［現在411円　-63円］岩井コスモ　<8707> ［現在1489円　-215円］
寿スピリッツ　<2222> ［現在6700円　-730円］サーバーワークス　<4434> ［現在4110円　-365円］

三菱UFJ　<8306> ［現在579.9円　-9.7円］みずほ　<8411> ［現在1571.0円　-22.0円］三井住友　<8316> ［現在3712円　-52円］

野村　<8604> ［現在555.0円　+0.3円］大和　<8601> ［現在570.1円　-5.5円］ソフトバンクグループ　<9984> ［現在7342円　-139円］

日経平均株価は、大幅に4営業日続落。
20年7/31以来ほぼ1年ぶりに200日移動平均線を割り込んだ。
朝方は、新型コロナウイルスの感染再拡大への警戒感とともに前週末の米国株式が下落した流れを受け、売りが先行。
一時、下げ幅を縮小も、買いは続かず、再び軟化。
前場終盤には2万7493円（前週末比509円安）まで下落。

後場下げ幅縮小したが、戻りは限定に。
日経平均は小幅ながら200日線を下回り、一段安懸念と押し目買い期待と意見が分かれるところ。

マザーズ指数は、3日続落。
米国株安を受けて東京市場全般が大きく売られ、マザーズ市場も全面安商状。

日経平均株価は200日移動平均線割れは気持ち悪いところも、4日続落（累計1065円　3.7％安）
本日売り物で27100円どころになると、5％超、1600円安となっていったんは自律反転してもよさそうなところも・・・

『相場の福の神』財産ネットの藤本誠之さんの日刊ゲンダイのコラム
『荒れ相場に負けない底力株』
インパクトHD　<6067> ［終値3310円］が載っておりました。
アフターコロナでも更なる活躍が期待できる銘柄。

続きの個別銘柄等は【コロ朝プレミアム】に掲載済
http://www.koronoasa.com/info/

週末は【銘柄研究】配信中⇒　http://www.koronoasa.com/blog/?p=10293

7/22（木）【コロ朝セミナー】特別講演会　櫻井英明氏WEB独演会（ダウンロード）
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余裕のある方は出動してもいいようなところではないかと・・・

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【コロ朝セミナー】特別講演会　櫻井英明氏独演会（ダウンロード）

2021年7月22日（木）配信（収録21日夕刻）

夏から秋相場　4連休で考える事

『東京五輪開幕！！盛り上がれ！ニッポン！！』

株式市場相場の焦点と個別有望注目銘柄解説。

櫻井英明さんの取材力と推理・想像の合わせ技、ご期待ください。

ダウンロード（料金後払い）で覧いただけます。

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2021年8月7日（土）開催　14：20～16:50（開場　14：10）

8月の相場展望と有望注目銘柄 企業訪問強化中

有望銘柄見つけます！！

会場　東京都中央区八丁堀3-17-16　セントラル京橋三立ビル別館703

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● 本資料は、投資判断の参考となる情報の提供を唯一の目的としており、
特定の銘柄について投資勧誘を目的にしたものではありません。
本資料言及した銘柄や投資戦略は、投資に関するご経験や知識、
財産の状況および投資目的が異なるすべてのお客様に、一律に適合するとは限りません。

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